ニキビケアに良い化粧品とは?正しいスキンケアで肌トラブルを防ぐ

2017.05.30

ニキビケアに良い化粧品とは?正しいスキンケアで肌トラブルを防ぐ

スキンケア

NADECICA編集部
NADECICA編集部

ニキビができる原因について、ニキビのケアについて、正しい知識を知っているかどうかがニキビの悩みを解消するコツです。ニキの中にもいろいろなタイプがあるので、自分のニキビのタイプに合うケア化粧品を選び、肌質に合う正しいスキンケアを行いましょう。

INDEX

目次

    ニキビの種類と重症度

    ニキビは6段階に分かれる

    ニキビには、6つの段階があります。そして、この段階によって治療の方法も変わっていきます。

    1. 第一段階「白ニキビ」

    ニキビができる初期のもので、白い吹き出物が皮膚にできます。これは、毛穴に分泌された皮脂と、古い角質が溜まってできたもので、この段階で早めのケアをすることが重要になります。

     

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    白ニキビは早い対処が大切。美肌を取り戻す正しいスキンケア方法とは

    2.第二段階「黒ニキビ」

    これは、白ニキビと同じですが、皮脂が溜まりにたまって、毛穴からでてしまった状態で、空気にふれることにより、酸化し黒くなります。この段階では、毛穴の中にアクネ菌は増殖していますが、炎症までには至っていません。

     

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    目立ってしまう「黒ニキビ」改善して美肌を手に入れよう

    3.第三段階「赤ニキビ」

    赤ニキビは、毛穴の中につまったアクネ菌が、増殖してしまい炎症を起こした状態です。赤く腫れたような感じになり、この段階にくると、跡が残ってしまう可能性もあります。

     

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    赤ニキビができてしまったときの対処法。毎日の正しいスキンケア

    4.第四段階「黄ニキビ」

    黄ニキビは、赤ニキビの腫れた状態から、黄色い膿が出てきた状態をいいいます。赤ニキビがさらに悪化している状態ですので、アクネ菌だけではなく、黄色ブドウ球菌という細菌も入り込んでしまっているので、痛みを感じるようになります。

     

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    「黄ニキビ」は炎症の進んだ状態。少しでも早く対処しよう

    5.第五段階「結節」

    そして、さらに第五段階になると「結節」と言われる「紫ニキビ」になります。これは、ニキビの奥にある膿が、深すぎてなかなか出てこない状態です。また、この段階になると、膿と血が混じり合っていますので、ニキビがしこりのように堅く、さわると石のようになります。痛みはやや減ってきますが、ニキビ症状としては重い状態です。

    6.第六段階「結節」

    最後は「のう胞」ですが、これは紫ニキビがさらに悪化した状態です。膿が袋状の中に溜まってできてしまった腫瘍です。

    皮膚科で直すのが基本

    ニキビは、できたばかりのときは、毎日のスキンケアや、市販の薬を塗って治る場合もありますが、段階を経るに連れ(特に、黄ニキビ、紫ニキビ、のう胞)、自分でどうにかしようとしても、更に悪化させてしまう恐れがあります。ニキビ跡が残る原因にもなりますので、跡を残さないためにも、早い段階で皮膚科を受診して、適切な処置を受けましょう。

    【肌タイプ別】ケアの注意点

    乾燥肌:とにかく保湿

    大人ニキビのできる基本原因の一つが「乾燥」ですが、今この「乾燥肌」でお悩みの方がとても増えています。乾燥肌とは、肌の水分と脂分が足りていない状態ですが、洗顔後にカサカサしたり、皮膚がつっぱったり、皮膚がはがれて粉をふいているのは、すでに乾燥している状態です。

    乾燥状態とは、皮膚の内部にある、セラミドという成分が減少した状態。セラミドは皮膚の角質層の中にある、細胞と細胞の間にあって、皮膚の水分を保持する役目があります。乾燥肌のスキンケアの場合、洗顔後が一番、肌が乾燥している状態になりますので、顔を洗ったら、とにかく早めに化粧水をつけることが重要です。このとき、皮膚を傷つけないためにも、化粧水はコットンではなく、手にとりなじませて肌につけるとよいでしょう。

    そして、保湿後は美容液やクリームでお肌にフタをしてあげることで、乾燥を防ぐことができます。化粧水や美容液にセラミド配合のものを使うのがおすすめです。

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      ニキビケアに良い化粧品とは?正しいスキンケアで肌トラブルを防ぐ
      164-1:乾燥肌

      私は乾燥肌です。乾燥したらまず保湿をするようにしています。お風呂上がりはお肌の水分が蒸発するので、お風呂上がりは洗面台に化粧水を置いておきすぐにつけるようにしています。化粧水だけだとまた水分が足りなくなってしまうので蓋をすることも大切。乳液で蓋をする前にセラミド配合の美容液を使うようにします。また、水分だけではなく、油分も足してあげるとバランスよく肌が保てるので、最後につけると良いと思います。

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    混合肌:低刺激ケアで保湿

    おでこや鼻筋(Tゾーン)は、皮脂が多くべたついているのに、目元や口元、頬の部分(Uゾーン)が乾燥しているのが「混合肌」です。意外に乾燥肌よりも多いといわれるのが、この混合肌タイプです。どうして混合肌になってしまうのでしょうか?

    それは、体質というだけではなく、ストレスや生活習慣、ホルモンバランスの乱れが関係していると言われます。そこに、強い紫外線やエアコンの風などがあたり、刺激になってしまうと、肌は、正常な状態を保てなくなるのです。季節の変わり目など、気温の変化が激しい時期は、特にニキビができやすくなるでしょう。

    混合肌では、化粧品もさっぱりを選ぶか、しっとりを選ぶか迷ってしまいますね。しかし、やはり混合肌でも、基本は保湿です。そして、乾燥している部分は、いつもより、クリームや乳液を少しだけ多くつけておきましょう。

    もしもベタついてきたら、軽く脂分をティッシュでおさえておきましょう。混合肌でも、セラミド成分配合の高保湿化粧品はおすすめです。

     

    オイリー肌:皮脂コントロール。洗顔しすぎNG

    とにかく顔全体がべたついてしまう「オイリー肌」。オイリー肌は、皮脂腺が活発になることで、皮脂が過剰にでてしまいます。もちろん、生活環境やストレスも関係しますが、オイリー肌の場合、生まれもった体質や、男性ホルモンが関係しているといいます。皮脂がたくさんでるので、毛穴も開きやすく、開いた毛穴に古い角質や皮脂が詰まり、細菌が繁殖してニキビができやすくなるでしょう。

    オイリー肌は、余分な皮脂をとることも重要ですが、基本はやはり「保湿」です。洗顔は優しく、脂分が多いからと、ごしごしと洗いすぎないことです。

    そして、乾燥を防ぐため、美容液などにセラミド成分が配合されたものがおすすめです。クリームや乳液などは、つけすぎると皮脂量が増加してまいますので、できるだけ薄くつけながら、バランス良く皮脂コントロールをするとよいでしょう。

    また、食生活でも、脂肪の多いものは、できるだけ控えたほうがよいでしょう。

     

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    毛穴詰まりの黒ニキビの直し方は?皮脂コントロールです健やか肌に

    敏感肌:ひどい場合は必ず皮膚科へ

    顔を洗ったあとや、化粧水をつけたあとに、ヒリヒリとしたり、赤くなるデリケートな「敏感肌」ですが、敏感肌はもともと、肌表面が繊細で小さなことで荒れたり、乾燥しがちです。

    基本は「保湿」ですが、顔を洗うときは、洗顔フォームを洗顔ネットでぬるま湯とともによく泡立てます。そして、優しく包み込むように洗い流します。

    化粧水は手のひらでよく温めてから、乾燥しやすい部分には、優しく丁寧に重ねつけをしていきます。敏感肌にも高保湿成分のセラミド配合の化粧水はおすすめです。敏感肌の場合は、ヒリヒリの原因にもなる、アルコールや香料が配合されていない化粧品を選ぶとよいでしょう。

    また、かゆみや痛みをともなう場合もありますが、そういった場合は、皮膚が薄くなっていたり、さらに乾燥や紫外線など、外からの刺激でひどくなる場合もありますので、皮膚科で診てもらうことも大切です。

     

    【悩み別】ニキビケア化粧水ランキング

    大人ニキビにおすすめ化粧水TOP3

    【TOP 1】オルビス 薬用 クリアローション M ( しっとりタイプ ) 180ml 1,500円

    しっとりタイプなのに、手にとったときからサラサラしていて、つけるとしっとり、すぐにさらっと肌になじんでいきます。赤みのあるニキビにつけても、翌朝は赤みが消えていたり、荒れもおさまったりと、肌質を選ばず使えることも、幅広い年代の方に人気の理由の一つです。
    オルビス 薬用 クリアローション M ( しっとりタイプ ) 180ml 1,500円

    【TOP 2】ドクターシーラボ VC100エッセンスローション 150ml 4,700円

    化粧水なのに、美容液のようなしっとり感で、肌にしっかりと浸透していきます。肌につけあと、もっちしとした肌触りになり、つけ心地も良いです。香りも柑橘系の良い香りがします。

    特にビタミンC誘導体が、肌に深く浸透し、毛穴の皮脂をおさえ、酸化防止をしてくれることで、毛穴をひきしめてくれ、抗酸化作用によって、ニキビの炎症を沈めてくれたり、肌の再生(ターンオーバー)機能の促進により、できてしまったニキビを徐々に目立たなくさせます。
    ドクターシーラボ VC100エッセンスローション 150ml 4,700円

    【TOP 3】ノブ ACアクティブ フェイスローション 135ml 3,000円

    テカリやべたつきをおさえてニキビを防ぐ、しっとりタイプの化粧水です。ニキビの原因菌であるアクネ菌の増殖をおさえ、さらにビタミンもしっかり補給されます。また、紫外線によるメラニンの生成を抑える成分の、ビタミンC誘導体配合で、シミやそばかすを防ぎます。敏感肌にも使え、しっかりニキビケアをしながら美肌も目指せる化粧水です。
    ノブ ACアクティブ フェイスローション 135ml 3,000円

     

    思春期ニキビにおすすめ化粧水TOP3

    【TOP 1】なめらか本舗 豆乳イソフラボン含有の化粧水 200ml 972円(税込)

    白くとろっとしたとろみが特徴で、もちっとして、手にくっつく感じですが、べたつく感じはありません。肌に浸透した豆乳のイソブラボンの成分が、肌の内側からハリや潤いを発揮して、ふっくらもちもちの肌に仕上げます。

    角質層に浸透することで、肌の細胞間までしっとりと水分を保つことができ、肌を保湿します。また、大豆のイソフラボンの成分がホルモンバランスを安定させるといわれているため、乾燥や生理前のニキビには、特におすすめです。
    なめらか本舗 豆乳イソフラボン含有の化粧水 200ml 972円(税込)

    【TOP 2】ナチュリエ スキンコンディショナー(ハトムギ化粧水) 500ml 650円

    天然成分のハトムギエキス配合の化粧水です。ハトムギは、血流を良くして、肌の新陳代謝を促してくれますので、肌の再生が早められることで、成長の早い思春期のニキビにはおすすめです。手にとっても水のようにサラサラしていて、つけた感じもさっぱりしています。

    なんども重ねて肌にしみこませることで、みずみずしく潤います。刺激が少なく肌にやさしいので、敏感肌の方にもおすすめです。お値段もお手頃で、毎日遠慮なくたっぷりと使えるところが、とても嬉しいですね。
    ナチュリエ スキンコンディショナー(ハトムギ化粧水) 500ml 650円

    【TOP 3】オルビス アクアフォースローション M(しっとり) 180ml 1500円

    角質層の中の水分量と、長時間保湿にこだわってつくられた化粧水です。皮膚のすぐ下にある角質層という部分の水分量を高く保ったまま、もちもちっとした調子のよい肌を持続させます。それにより、朝起きたときや、夕方まで、潤いが長くキープできます。
    オルビス アクアフォースローション M(しっとり) 180ml 1500円

     

    ニキビ跡のケアにおすすめ化粧品

    赤みが残った人におすすめ

    赤みのあるニキビ跡のケアには、サンフラワー油、オリーブ果樹油、グレープフルーツ果皮油などの、100%天然成分由来成分で、お肌にやさしく潤ってくれる「クナイプのクナイプビオオイル」がおすすめです。
    この商品はオイルですが、さらっとしていて、オイル特有のベタつき感もなく、潤いが続きます。
    赤みがあるニキビには、炎症や傷口の再生が正常に行わなければなりません。そこで、肌の再生(ターンオーバー)を整えてくれるのが、グレープフルーツのエッセンシャルオイルです。
    クナイプのクナイプビオオイル

    色素沈着(シミ)が残った人におすすめ

    ニキビ跡で色素沈着(シミ)が残った人におすすめの化粧品は「メンソレータム メラノCCの薬用しみ集中対策美容液」です。
    すぐに浸透するのでベタつきませんし、少したつとサラサラになります。
    保湿がしっかりある感じではないため、まずは、化粧水で保湿をしっかりしたあとに、数滴なじませるような感じで使うとよいでしょう。
    活性型ビタミンCと、血行促進成分でもある、ビタミンE誘導体が配合されていて、これらの成分が肌へ働きかけます。
    メンソレータム メラノCCの薬用しみ集中対策美容液

    でこぼこクレーターが残った人におすすめ

    ニキビ跡がクレーターになってしまった人におすすめの化粧品は「ビーグレン Cセラム」です。
    少しとろみがあります、すうっとのびて浸透します。そして、しばらくたつとサラサラの肌触りに変わります。
    美容成分ビタミンCが、高濃度で配合された美容液で、つけると角質層の奥に入りこみますが、ビーグレン独自の、Qusome(キューソーム)という浸透テクノロジーが、角質層の奥で安定させ持続させることで、肌の再生(ターンオーバー)を整え、健やかな肌へと導きます。
    ビーグレン Cセラム/

     

    ニキビ予防に持っていたい化粧品

    フェイシャル トリートメント エッセンス(SK-II)

    「フェイシャル トリートメント エッセンス(SK-II)」は、ニキビのおもな原因でもある乾燥や、毛穴のつまりを防いで肌を整えます。SK-IIの3種のAHA成分(α-ヒドロキシ酸、クエン酸、乳酸)は、角質ケアの成分であるため、そのピーリング作用によって、毛穴の皮脂を溶かします。また、SK-IIの独自の成分ピテラ(※)が、肌の細胞を整えて、キメの細かい肌をつくります。このピテラという成分はSK-IIの化粧品のみに配合されています。

    (※)ピテラに配合されている成分、ビタミンC、ビタミンE、アミノ酸、ミネラル、有機酸。
    フェイシャル トリートメント エッセンス(SK-II)

    薬用スキンコンディショナー エッセンシャル(アルビオン)

    抗炎症作用のある、グリチルリチン酸配合の「薬用スキンコンディショナー エッセンシャル(アルビオン)」は、薬用の化粧水。くずれがちな肌のバランスを整えてくれます。さっぱりタイプですので、乳液やクリームと併用して使うこともおすすめです。

    薬用スキンコンディショナー エッセンシャル(アルビオン)

    ニキビケアに役立つ美容グッズ

    サークルピーリングプロ(ヤーマン)

    摩擦によるダメージによってくすんでしまったお肌をどうにかしたい!というときに便利な、汚れをくるくるとすくいだしてくれるアイテム。

    1秒間に約90,000回の超音波振動により、肌に負担をかけずにやさしく、毛穴につまった古い汚れや角質を浮き上がらせます。

    手で洗う洗顔よりも、ついこすりすぎて肌を傷つけるという心配がありません。また、イオンの刺激で、肌をひきしめ、化粧水などを角質層のすみずみに届けてくれます。
    サークルピーリングプロ(ヤーマン)

    Re;Born+(リボーン)

    本格エステのような美容液と美顔器です。Re;Born+(リボーン)は、肌の深い部分にしっかり届ける機能をもつ美顔器と、肌の再生(ターンオーバー)機能を正しく整える、美容成分、ヒト幹細胞培養液が、皮膚の角質層まで浸透しながら潤います。この美容液と美顔器により、健やかな肌づくりができます。

    Re;Born+(リボーン)

    【大人ニキビって?】顎やフェイスラインのニキビ

    大人ニキビの原因

    年をかさねるごとに、新陳代謝も悪くなりますが、このとき、肌の再生(ターンオーバー)も低下すると言われています。肌の再生(ターンオーバー)は、20代ではおよそ1カ月くらいかかるといわれていますが、ターンオーバーが遅くなることで、古くなった角質が、どんどん毛穴をつまらせていきます。

    また、肌の乾燥によって、毛穴をつまらせてしまった角質が堅く厚くなり、この毛穴に、アクネ菌(ニキビの原因菌)が侵入することで、炎症がおき、大人ニキビができてしまいます。

    大人ニキビの場合は、原因が一つではありません。生活の乱れやストレス、睡眠、女性ホルモンの乱れなど、多岐にわたります。

    改善効果が高いのはビタミンC

    ニキビにはビタミンCが効果的だというのは、どこかで聞いたことがあるかと思いますが、それは、ビタミンCの抗酸化作用によるものです。

    抗酸化作用の働き

    肌の再生(ターンオーバー)を正常にする
    ストレスの軽減
    美肌を保つためのコラーゲン生成を促す
    免疫力を高める
    抗炎症作用

    などがありますが、ニキビにはとても良い作用ばかりですね。

    しかしビタミンCは、体内にためておくことができないため、食事やサプリメントから、とるしかありません。

    また、ビタミンCは、肌に直接吸収させることができません。そのため、ビタミンC誘導体といわれる成分として、化粧水や美容液、クリームなどに配合されていますので、化粧品などから肌の角質層まで浸透させていきます。

    大人ニキビに不向きの化粧品は?

    大人ニキビには不向きの化粧品もあります。それは、皮膚を乾燥させる作用がある硫黄成分配合の化粧品や、サリチル酸という、殺菌作用が強く乾燥させやすい成分の入った化粧品、そして思春期ニキビのための化粧品は、ニキビをさらに悪化させてしまう恐れがあるので、大人ニキビには使わない方がよいでしょう。

     

    【思春期ニキビって?】過剰皮脂によるTゾーンのニキビ

    思春期ニキビの原因

    思春期ニキビは、10代のホルモンが活発な時期にできるニキビのことで、おもに、Tゾーンと言われるおでこや鼻、あごのラインにニキビができます。活発な成長ホルモンの働きで、皮脂が過剰に分泌されることにより、毛穴に皮脂がたまり、アクネ菌が繁殖してニキビになります。

    改善効果が高いのは大豆イソフラボン

    思春期のニキビの原因は、過剰な皮脂の分泌ですが、これは、男性ホルモンが活発になるためにおこるとされています。そして、大豆イソフラボンには、この男性ホルモンをおさえる作用があるのです。

    男性ホルモンは、男性だけに分泌されるホルモンではなく、女性にも分泌されますが、イソフラボンには女性ホルモンに似た作用があるため、イソフラボンをとることで、男性ホルモンをおさえ、肌をきれいに整えたり、皮脂をおさえてニキビをできにくくしてくれる働きがあります。

    また、大豆イソフラボンは食事からも摂取できます。豆腐や納豆、豆乳に含まれますので、適度に食べるとよいでしょう。

    思春期ニキビに不向きな化粧品は?

    思春期ニキビは、皮脂が過剰に分泌されてできるため、いくら乾燥しないようには保湿が大事、とはいえ水分と皮脂バランスは大切です。

    高保湿成分が配合された化粧品は、潤いすぎてしまう場合があり、思春期ニキビでは、おすすめではありません。

    どちらかというと、オイルフリーやさっぱりタイプのものを選ぶとよいでしょう。しかし、アルコールが配合されているものは、ニキビにとっては刺激となり、赤くなったり、悪化させる場合もありますの、できるだけ避けたほうがよいでしょう。

     

    悪化させてしまう「ありがちな間違い」とは?

    肌タイプ理解していない

    自分がどの肌タイプなのかをわかっていないと、間違った化粧品や、スキンケアをして、かえって肌を傷つけてしまうことがあります。

    肌タイプは大きく分けると「乾燥肌」「オイリー肌」「混合肌」に分かれます。自分がどの肌タイプなのかをチェックする場合、洗顔後の肌の状態をみます。洗顔後、タオルで拭き、15分くらい放置します。そして、その後ヒリヒリしたり、かさついたりする場合は「乾燥肌」、ベタベタしている場合は「オイリー肌」、Tゾーンはべたつくが、Uゾーンは乾燥している場合は「混合肌」というふうに分けられます。まずは、自分の肌質を知るということが大事です。

    自分でニキビを潰す

    ニキビができたからと、つい潰してしまうと、炎症して赤く腫れ上がる可能性があります。手指の雑菌が付着して、さらに化膿したり、深く傷つけて、クレータのようになってしまったり、ニキビ跡になる可能性もありますし、多くの場合、ニキビが再発しやすくなりますので、つい潰してしまわないようにご注意ください。

    皮脂を洗い流しすぎる+補わない

    ニキビの原因が皮脂の過剰分泌だからと、洗顔のとき、必要以上に顔を洗ったり、何度も洗いすぎるのは、かえって皮脂を落としすぎる原因になります。お肌の水分保持は、適度な脂分があってこそ整って潤いますので、洗いすぎたり、こすりすぎたり、余計に乾燥させないようにしましょう。

    また、皮脂が多いからと勝手に決めつけないで、洗顔後は、きちんと化粧水で保湿をし水分を補い、クリームや美容液でフタをするということを心がけましょう。

    ニキビの上から厚塗りメイク

    ニキビを隠そうとして、ニキビの上から、ファンデーションやコンシーラを、何度も重ねづけしたい気持ちはわかりますが、少し注意が必要です。ニキビの上から化粧品を塗ると、かえって悪くなりそうな気もしますが、ニキビ跡はシミになりやすいので、紫外線予防のためには化粧は大切です。まったく化粧をしないで出かけるよりは、化粧をしたほうが良いのです。

    まずは、保湿をしっかりします。そして、厚塗りにならない程度にしましょう。何度もニキビにふれたり、厚塗りをすることで、乾燥させ、不潔になり、ニキビを悪化させてしまう場合もあります。

     

    清潔さと保湿でしっかりニキビケア

    ニキビはいつできてしまうかわかりません。ですが、突然できたニキビも、自分の肌質を知り、それに合ったニキビケアをしていくことで、その後のニキビの状態が変わっていきます。また、ニキビができる基本原因が、皮脂の過剰分泌や乾燥によるものだとわかっているだけでも、毎日のスキンケアで早めの対処ができますね。

    まずは、正しく洗顔をし、洗顔後はすぐに保湿、その後、美容液やクリーム、乳液でフタをするといった、基本のスキンケアを行い、肌を清潔に保つことで、ニキビのできにくい肌になっていくでしょう。そうして、日々の食事や、睡眠時間など、生活習慣やストレスをためない生活つくりだけでなく、適度に運動もとりいれながら、体の内側からも整えていくということは、美肌を保つために必要なことではないでしょうか。

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