目の下の黒いクマは「加齢」が原因。悪化を防ぐセルフケア特集

2017.05.30

目の下の黒いクマは「加齢」が原因。悪化を防ぐセルフケア特集

スキンケア

NADECICA編集部
NADECICA編集部

クマにも種類がありますが、黒クマの原因って知っていますか。それは加齢からくるたるみや乾燥によるシワが原因。早めの対応でしっかりケアすれば、そのクマは改善されるはず。肌に若さと明るさを取り戻すために、日頃からの肌ケアを見直してみましょう。

INDEX

目次

    黒グマって?

    目の下にある黒い影

    黒グマとは加齢や乾燥などで引き起こされる、目の下の皮膚のたるみが黒く影になったものです。分かりやすくいうと涙袋の下側にまた違った袋ができ、その膨らみが黒い影を作り出します。若い頃から涙袋の膨らみが大きい人などは引き起こされやすいので、注意してケアした方が良さそうですね。目の下の膨らみとは逆に、目の下がくぼんでしまって影になってしまっている場合もあります。

    加齢によって目の下の乾燥、シワ、膨らみ、窪みが気になってきたら黒グマができる一歩手前です。加齢によってできる黒グマの大きな原因は乾燥にあります。加齢によってヒアルロン酸やコラーゲン不足し、肌が水分不足になりハリ・ツヤが失われると乾燥によるたるみを作ってしまいます。

    加齢による目の下の筋肉の衰えも黒グマを作る原因です。目の筋肉を鍛えるストレッチを行うと、目に筋力が戻り黒グマも改善されます。さらに血行が悪くなりむくみが出ると黒グマは余計に悪化し、もっと濃い影を作ってしまうのです。

    黒グマ対策をしてもなかなか改善されない場合は、血液の質が悪いということも考えられます。リンパの流れを良くして、老廃物を外に排出してあげるなどの対策をとって黒グマを解消するのが効果的です。リンパの流れを良くするには目のツボを押したり、優しくマッサージをすると良いですね。

    30秒でできる黒グマ診断

    皮膚のたるみを確認するために鏡を持って徐々に上を向いていきます。そのときにクマが薄くなれば黒グマである可能性があります。

    黒グマの正体は皮膚のたるみによってできた黒い影なので、光に当ててクマを引っ張ってみると黒グマかどうか判断できます。黒グマを引っ張ってみて色が薄くなるようであればそれは黒グマです。

     

    黒グマになる4つの原因

    目の使い過ぎによる疲れ

    スマホ、パソコンなどで目を使いすぎると目が疲れて、黒グマを作ることに繋がってしまいます。目を使いすぎると眼精疲労やドライアイになってしまうからです。これらの病気が慢性化すると、血行不良になりむくみの原因となったりしてしまいます。またドライアイになる原因として、加齢による目の筋肉の衰えでまばたきの回数が減ったということも考えられます。

    ドライアイを治らないままほったらかしにしていると、クマがいつまで経っても消えません。目の筋肉の衰えに効果的なのは目の筋トレです。目の筋トレをして筋力を回復させましょう。目を使いすぎたときには目の周りにあるツボを押したり、マッサージをして血行を改善すると良いでしょう。

    加齢による皮膚のたるみ

    加齢によって皮膚のたるみを引き起こしてしまう原因に、目の筋力の衰えがあります。目の筋力の衰えによって今まで支えていた、目の奥の脂肪を支えられなくなります。それによって眼球と脂肪の重さが目の下の皮膚に一気に加わり、脂肪が押し出されると目の下に膨らみができます。

    目の奥の脂肪とは、眼球の下にある眼球を守っているクッションのような役割の脂肪です。加齢ともに重力に負けて、目の下に出てきてしまうのです。加齢によって肌の弾力も低下しているので肌がたるみ、そのたるみの部分に脂肪が溜まっていきたるみを悪化させます。

     

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    目元のたるみは解消できる。おすすめの化粧品と表情筋エクササイズ

    目元の乾燥によるもの

    加齢によって皮膚の水分が失われることで乾燥が進み、コラーゲンなどが減少することによってくぼみができ、その上にある皮膚がくぼみに引きずられて垂れ下がってたるみができるのです。加齢によって肌のバリア機能が弱まると角質層の水分が徐々に失われていき、皮膚のハリや弾力を維持することができなくなります。さらに表情筋の衰えも皮膚にシワを作ってしまいます。表情筋の衰えによって目の下の凹みはさらに悪化してしまうのです。

     

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    目元の乾燥対策は保湿ケア。ハリ感アップでマイナス5歳若返る

    冷えや塩分の摂り過ぎによるむくみ

    体を冷やしたり塩分を摂取しすぎたりすると、血行不良になり体がむくんでしまい目の下のクマを作り出す原因となってしまいます。塩分を過剰に摂取すると内臓の動きも弱まり、血行不良に繋がります。冷えや塩分の摂り過ぎで血行不良になってしまった場合は、身体の温まる食材を食べたり運動をするなどして身体を温めてあげると良いでしょう。

    身体を温める方法として足湯が効果的ですよ。足は第2の心臓と呼ばれているくらいなので、足を温めると血行がとても良くなります。血行を良くすることで身体にはさまざまな良い効果があるんです。自宅でバケツなどを用意すれば簡単にできるので試してみましょう。

     

    黒グマを治す方法

    目元の筋トレでたるみを改善

    目元の筋肉は日常生活ではあまり使われていません。目元の筋力は加齢によって衰えてきてしまうものなので、目元の筋トレを時間のある時などに行いましょう。目元の筋力を鍛えることによって黒グマ解消が期待できますよ。

    1. 左右、上下を交互に見て目を動かします。1つ見る方向につき5秒くらいじーっと見ましょう。この時目の筋肉が伸びているを感じられると成功です。
    2. 目を閉じたり開いたりを繰り返します。この時思いきり目を閉じたり開いたりして、目の筋肉を動いてることを確認してください。5秒間隔で3回くらいやると効果的です。
    3. 眩しい時の目をして、人差し指で上瞼を眉毛の位置まで引っ張り5秒間ほどキープします。5回程続けて行いましょう。

    手で刺激を与えるマッサージは逆効果?

    血行を良くするのに目元をマッサージするのは効果的ですが、やりすぎると良くありません。目の下の皮膚は他の場所の皮膚と比べてとても薄いからです。薄い皮膚に必要以上に摩擦を加えてしまうと、メラニン色素が発生して茶グマの原因となってしまうこともあります。さらに摩擦を加えることで、シワ、しみ、乾燥といった肌のトラブルを引き起こしてしまうのです。化粧を毎日することで刺激が毎日与えられている箇所でもあるので、それ以上に刺激を与えるのは少し避けた方がいいですね。化粧をしない日などにアイマッサージをすると良いです。目元の筋トレだと直接刺激を与えないので、毎日できそうですね!

    アイクリームによる目元の保湿

    1.キラリエ アイクリーム3

    ビタミンAの一種で、肌を健康に保つ役割を持つレチノール配合されており、乾燥でシワシワになってしまった肌をしっかり保湿します。また「抗酸化作用や肌の細胞を元気にしてくれる効果」をもつ、トリネコ樹皮エキス・有機ケイ素・ビタミンBなどが、たるんでしまった目の下の皮膚や黒グマにハリと弾力をもたらしてくれます。さらには、4種のオイルや、メープルウォーターも配合。オイルが目元をやさしくケアし、メープルウォーターに含まれるナイアシンの体内でコラーゲンの生成をサポートする働きによって、肌のハリに期待できますね。

    2.グラシュープラス

    ヒアルロン酸は肌の水分を保持してくれる効果がありますが、この商品には高分子ヒアルロン酸 スーパーヒアルロン酸 低分子ヒアルロン酸と、3種類のヒアルロン酸が含まれています。まさに保湿に特化したアイクリームですね。

    さらに保湿で有名なナノ化セラミド配合で肌の奥まで浸透し、水分の蒸発を防ぎながら乾燥から肌を守ります。有効エキス配合により、シミ、くすみ対策もバッチリで美白効果が期待できます。

    イッティ / Belle Eau
    グラシュープラス
    1,620円

    3.すこやか素肌 尿素のしっとり目もとクリーム

    尿素、ヒアルロン酸、セラミド配合で肌に優しく、保湿もしっかりとしてくれます。尿素は体内にある天然保湿成分なので、安心して使えますね。ヒアルロン酸には水分を保持する力、セラミドには水分を蒸発させない効果があります。さらっとしているのに、しっかりと染み込んでいくのを実感できる使い心地です。

    石澤研究所 / すこやか素肌
    尿素のしっとり目もとクリーム
    1,620円
    • 3

    美容整形での黒グマ治療

    どうしてもクマが消えない場合は、美容整形で黒グマを治療してしまうのも良いですね。一番簡単な方法は目の下にヒアルロン酸の注射を打つことです。ヒアルロン酸を目の下のたるみに注入することによって、肌にハリが取り戻されて黒グマが解消します。

    ヒアルロン酸の代わりに自分の脂肪を注入する方法もあり、こちらの方が定着が良く長持ちします。他にも黒グマの原因である脂肪を取り除く方法もあります。下まぶた裏側を少し切開して脂肪を取り除くので傷跡も表面に残りませんし、しっかりとクマの原因を解消することができます。

     

    メイクによる黒クマの隠し方

    薄い黒クマ|コンシーラーで目立たなくする

    1.カバーマーク ブライトアップファンデーション Y-1

    黒グマを隠すのには光沢のあるコンシーラーを使って、目の下にハリを出すことをが重要です。このカバーマークのブライトアップファンデーションは特殊パウダーが配合されており、黒グマをぼかしながらツヤを与えてくれる優秀なコンシーラー。長時間経っても乾燥せず潤いが続き、目元にしっかりとフィットしてヨレません。

    カバーマーク
    カバーマーク ブライトアップファンデーションY-1
    3,780円

    2.ボビィブラウン インテンシブ スキンセラムコンシーラー

    エイジングケアしながら黒グマを隠してくれるコンシーラー。冬虫夏草、インディアンツリーエキス、チシマザサ水というスキンケア成分が、たるみやシワに作用しハリのある美しい目元を作ります。さらにこのコンシーラーをつけることでコラーゲンも生成してくれるので、エイジングケアしたい人にはぴったりなコンシーラーですね。カラーバリエーションも豊富なので黒グマで悩んでいる人は、肌よりワンランク明るい色を選んで光で飛ばしましょう。

    ボビイ ブラウン
    ボビィブラウン インテンシブ スキンセラムコンシーラー
    4,794円

    3.ケサランパサラン

    オレンジ色とイエロー色のかわいいパッケージに入ったコンシーラーです。オレンジ色は主にクマを消すのに役立ちます。そのあとにイエローのコンシーラを重ね付けすることによって、目の下にツヤができハリのある目元になるため、黒グマもきれいに隠すことができます。柔らかいテクスチャーでつけ心地もなめらかで、良くなじみ目元にフィットします。イエローのコンシーラーはハイライトとして、他のパーツにも使えるので便利ですね。

    • 目の下の黒いクマは「加齢」が原因。悪化を防ぐセルフケア特集
      目の下の黒いクマは「加齢」が原因。悪化を防ぐセルフケア特集
      143-1:メイクによる黒クマの隠し方

      大事なデートの朝、鏡をみてぎゃー!クマが!クマがあるー!ってことありますよね。コンシーラーで目立たなくすることもいいですが、私はハイライトを使います!あまりパール感やキラキラ感が強いとパーティっぽいので少し控えめなものが普段使いにはいいと思います。光の効果で飛ばしてくれて目立たなくなります。ハイライトを使うことで顔に立体感も生まれるのでお試ししてみてください。

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    濃い黒クマ|はっきりした色のアイメイクで視線を誘導

    濃い黒クマだと、コンシーラーで隠しきれないこともありますよね。そんなときは濃い色のアイシャドウを塗ったり、アイライナーを少し濃くしましょう。そうすることで目線をクマ以外の場所に誘導することができます。黒グマを隠すのにはメイクが終わった後に、少しパール感のあるハイライトをサッとひと塗りしてあげると光で反射して目立ちにくくなりますよ。

     

    今日から黒グマ改善、始めてみよう

    黒グマは加齢と共に目の下に出てきてしまうのでしょうがないものです。ですが、筋トレ、血行を良くする、アイクリームでお手入れなどをしていけば少しずつ改善していきそうですね。優秀なコンシーラーもあるのでメイクで隠すこともできますね。目の下の皮膚はとても薄いの、摩擦を与えないように気をつけて過ごすことで黒グマを予防できそうです。黒グマ対策を早速実践して、ハリのある目元を取り戻しましょう。

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