ニキビ用の化粧水を選ぶポイントをおさえて、正しいニキビケア。

2017.09.06

ニキビ用の化粧水を選ぶポイントをおさえて、正しいニキビケア。

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

思春期ニキビや大人ニキビなどニキビの悩みはなかなかなくなりません。しかしニキビは正しいスキンケアを行うことで解消することが可能です。ニキビの種類や肌質に合わせてより効果の高い有効成分を選ぶことで、ファンデーションのいらない美肌が目指せます。

INDEX

目次

     

    ニキビは主に2種類ある

    おでこなどにできる思春期ニキビ

    思春期ニキビとは10代の思春期に発生するニキビのことを言います。成長ホルモンが皮脂線を刺激することで皮脂が過剰に分泌され、過剰な皮脂分泌は毛穴詰まりを起こし、アクネ菌を増殖させニキビを誘発します。

    思春期の皮脂分泌は額から鼻筋、そして頬あたりに大きくみられるためTゾーンがもっともニキビができやすい場所となるのです。

    また、ホルモンバランスが整ってくる20代になるとこの思春期ニキビはできにくくなります。そのため思春期ニキビは10代までとされています。

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    思春期ニキビの原因とは?皮脂と生活習慣を整えて、美肌作りを

    あごや首などにできる大人ニキビ

    思春期ニキビをすぎても、またやってくるのが20代以降の大人ニキビ。大人ニキビは思春期の頃のニキビとは原因や出来る場所が異なってきます。

    大人ニキビは思春期ニキビより原因を特定しにくいのが特徴。ストレス、不規則な生活リズム、肌の乾燥、タバコや飲酒、睡眠不足。そして化粧品やスキンケア間違った使いかたも主な原因の一つです。

    そして大人ニキビはUゾーンと呼ばれる、顎からフェイスライン、さらに首あたりにできやすいのです。不規則な生活やストレスは肌のターンオーバーを妨げ古い角質を蓄積させ、毛穴詰まりを起こしニキビを誘発します。

     

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    大人ニキビを治す方法とは?生活習慣を改善して健やかな肌を目指す

    ニキビケアの化粧水を選ぶポイント

    ノンコメドジェニックの製品

    「ノンコメドジェニックの製品」=ニキビに効果的である。と考えている方も多いかもしれませんが、ノンコメドジェニックの製品とはニキビを治すための製品ではなく、ニキビの増殖を防ぐ製品のことを指します。

    コメドとはニキビの一歩手前の状態を言います。コメドを防ぐということはニキビを防ぐことにもつながります。スキンケアなどの基礎化粧品からファンデーションや下地などのメイクアップアイテムのノンコメドジェニックの製品は存在します。ニキビが気になる方はノンコメドジェニックの製品で全て揃えるのもいいでしょう。

    また、ニキビには刺激を与えたいことが大切なことなので、アルコールフリーやオイルフリーなどの製品を選ぶようにしましょう。

    過剰な皮脂を抑えるビタミンC誘導体配合の製品

    ビタミンCは健康的な生活を送るためにも大切な成分の一つ。そしてやはりニキビにもとっても良い効果があります。ビタミンCがニキビにもたらす効果は一つに、ニキビの炎症を抑える抗炎症効果。そしてもう一つはニキビ跡の原因になるメラニン色素を抑える役割を果たします。

    ニキビにとても効果的なビタミンCですが、その成分はとても繊細で化粧品などの水分に含んだり空気に触れると効果を発揮するのが難しくなってしまします。

    ですが、そこで考えられたのがビタミンC誘導体配合の製品です。この水などに溶けにくい水溶性ビタミンC誘導を使用した製品は肌の角質層にまで浸透し、皮脂分泌の抑制や乾燥から肌を守る役割を果たしてくれます。

    そしてビタミンC誘導体配合の製品はあらゆる肌質の方にも効果的なため、思春期ニキビ、大人ニキビにお悩みの方にも使用して頂けます。

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    化粧水で肌美人に。悩みを解決してくれるビタミンC誘導体とは

    ニキビの炎症を落ち着かせる成分配合の製品

    ニキビケア製品によく含まれているグリチルリチン酸は古来から使われている甘草やどくだみに含まれる成分のこと。出来てしまったニキビの炎症を抑える効果があります。

    この成分はさまざまな医薬品にも使用されており、口内炎の治療や風邪薬にも応用されています。そのため炎症を抑える効果は期待出来ますが、ニキビの発生を防ぐという点では効果は見られません。

    赤く炎症したニキビにお悩みの方は商品を購入する際にまず、このグリチルリチン酸の成分が含まれているかをチェックしてみましょう。

    セラミドなどの保湿成分配合の製品

    乾燥は大人ニキビにとって大敵。思春期ニキビを抑えるようなスキンケア商品は皮脂を必要以上に取り除く成分が含まれているため乾燥しやすくなるので使用はやめましょう。保湿力が高い成分にはセラミドが人気。セラミドは肌の表面だけでなく肌内部の角層にまで浸透していくため水分をたっぷり溜め込み保湿が出来ます。

    年齢を重ねると肌がもともと持っている角層のセラミド含有量が失われていき肌の水分保持が困難になり乾燥肌になりやすくなります。そのため外からセラミドをしっかり与えることも大切なのです。

    また有効な保湿成分にはプラセンタやヒアルロン酸も注目の成分。ヒアルロン酸は肌の表面を保湿するのに役に立ちます。しかし分子が大きいためにセラミドのように角層にまで浸透しにくいという難点があります。

    また英語で「胎盤」を意味するプラセンタも保湿力が高い成分です。特に「馬プラセンタ配合」のものを選びましょう。このプラセンタはアンチエイジングの効果が高いので乾燥や年齢肌でお悩みの方にぴったりの成分。

    大人ニキビに悩む方は皮脂分泌が過剰になる傾向にありますが、これはインナードライが原因である場合がほとんど。肌の表面だけ潤っていても内部が水分不足の状態だと乾燥肌であると言えます。大人ニキビには特に保湿が必要です。肌内部までしっかり潤うセラミドなどの保湿成分配合のスキンケア製品を使用しましょう。

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    セラミドってホントに効果があるの?いつまでもハリのある肌を

    ニキビ跡のタイプによって効果の高い成分が違う

    ニキビの炎症を抑える有効成分がありますが、なかなか治らないニキビ跡に悩む方も多いのではないでしょうか?ニキビ跡は治らないとあきらめずにしっかりとケアをすることで改善されます。

    赤みが気になるニキビ跡

    保湿力が高く、美白効果が高い成分がおすすめ。とくに抗炎症効果、美白効果が高いビタミンC誘導体が入っているものがよいでしょう。保湿成分ではヒアルロン酸やコラーゲンが含まれているものを選びましょう。

    赤みが出ているニキビ跡はまだ軽症な状態なので、しっかりケアして保湿をすることで肌のターンオーバーが正常に行われ比較的に時間がかからずに治すことが可能です。

    ダメージにより色素沈着したニキビ跡

    赤いニキビ跡だったものが紫外線などのダメージを受けてメラニン色素が沈着してしまった状態。これらのニキビ跡には美白成分があるものを選びましょう。赤ニキビ跡と同じくビタミンC誘導体、さらには高い美白効果が期待できる「ハイドロキノン」もよいでしょう。

    頑固なクレーターニキビ跡

    保湿成分がしっかりしたものはもちろんですが、ピーリング効果のある成分が含まれる化粧水や洗顔などがおすすめです。まずは肌のターンオーバーを促進させることを意識しましょう。また保湿、美白、抗炎症効果と全てに効果が高い「水溶性プラセンタエキス」も効果的です。

     

    ニキビケアにおすすめの化粧水

    ルナメアAC スキンコンディショナー

    大人ニキビの原因となる毛穴のトラブルに着目したルナメアACシリーズ。このスキンコンディショナーはニキビ対策成分アクネシューターが肌にしっかり浸透。みずみずしさとしっとりさを感じるテクスチャーは肌を滑らかに整えてくれます。4種の植物エキス「ハーバルモイストエキス」配合で長時間うるおった肌をキープ。

    オルビス 薬用 クリアローション M(しっとりタイプ)

    紫草という植物の根から抽出したエキスやグリチルリチン酸のの成分である甘草エキスで女性特有の周期ニキビや肌荒れをしっかりケア。ニキビが出来やすいのに乾燥もきになる方にオススメの大人ニキビを刺激せずにしっかり浸透する化粧水。ニキビの根本原因にしっかりとアプローチ。

    アルビオン 薬用スキンコンディショナー エッセンシャル

    「スキコン」の愛称で親しまれているアルビオンの1974年の発売以来のロングセラー商品。ニキビ以外の肌悩みにもおすすめの化粧水。

    うるおい成分ハトムギエキス配合で季節の変化によるダメージや年齢による肌の変化にも積極的にサポートし皮脂と水分のバランスを整えてくれます。また110ml、165ml、330mlとサイズ展開も豊富なため自分にあった容量を選ぶことが可能。

    ベネフィーク マルチコンディショニング ローション

    これ一本でニキビや気になる肌荒れをマルチにサポートしてくれる薬用化粧水。有機栽培、無農薬にこだわった「オーガニックカミツレエキス」配合でホルモンバランスの変化がみられる20代のゆらぎ肌に効果を発揮。さっぱりした使用感ながらしっかりと保湿力のある万能な化粧水です。

    DHC 薬用Qローション

    日常生活の中で受けやすい紫外線のダメージや乾燥などの肌トラブルを集中的にケアする薬用化粧水。こちらの薬用Qシリーズは、アンチエイジングには欠かせないコエンザイムQ10を10倍濃度で配合したシリーズ。

    さらにビタミンC配合で美白効果、また保湿成分配合でつけた瞬間から肌にしっかり浸透していくのを感じることが出来ます。乾燥や小じわも目立たなくさせ、いつまでも若々しい肌へと導いてくれます。無香料、無着色で肌にやさしいのもポイントです。

     

    ニキビケアには乳液も大切

    水分を肌に閉じ込める

    ニキビ肌の人は皮脂分泌が過剰になりやすい傾向にあるため、乳液などのしっとりとしたスキンケアは避けがち。

    しかし皮脂の過剰分泌にはインナードライが原因になっている可能性が大きいのです。乾燥が原因によって肌がテカリやすくなるタイプの人はインナードライだと言えます。これは水分量と油分のバランスが取れていないことが原因。

    乾燥対策や水分を補うために化粧水をたっぷり使って肌に浸透させる方は多いと思いますが、しっかり化粧水で潤ったと感じてもスキンケアをそこで終了すると、知らずに水分が蒸発して乾燥した肌になってしまします。

    乳液などの油分が含まれるスキンケアはこの水分の蒸発を防ぐため肌にフタをすることが可能になります。「乳液は肌がべたつくから使わない」などと感じる方は塗りすぎが原因か、もしくは肌にあっていない乳液である場合があります。油分が少なめのさっぱりタイプの乳液を使うなどして自分に合うモノを見つけましょう。

    外的刺激に強くなる

    化粧水をしたあとに、肌にフタをしてくれる乳液ですが、それ以外にも重要な役割を果たします。肌は外的刺激を受けやすくとってもデリケートに出来ています。乳液を使用すると肌に一つ膜を張った状態になるため、さまざまなトラブルを避け肌を強く保ってくれるのです。

    乳液などを使ってしっかりとした保湿をすることで、バリア機能を高める効果が発揮されます。

    化粧水の浸透を助けてくれる

    乳液の中には化粧水の後につけるモノもあれば、先行型乳液といい化粧水の前につける乳液もあります。年齢やストレスを受けた肌の表面はターンオーバーが正常に行われていないため、古い角質が溜まっていきます。この状態の肌に化粧水で水分を与えてもなかなか浸透してくれません。

    しっかりと水分を肌に浸透させるには肌表面を柔らかくすることが重要。先行型乳液ではこの肌を柔らかくする効果を存分に発揮するのです。乳液で柔らかくなった肌は化粧水などの水分をたっぷり吸い込みます。乳液には次のスキンケアの浸透を助ける効果もあるのです。

     

    乳液選びのポイント

    皮脂が多い人や部位は油分は少なめのもの

    乳液は肌の保湿において必要なスキンケアの一つですが、皮脂の多い人や部分的に皮脂が出やすい人は油分が少く、さっぱりとした使い心地の乳液を使用してください。

    使用感としては肌馴染みがよく伸ばしやすいさらっとしたタイプがおすすめ。さらにはニキビの炎症に効果的な有効成分であるグリチルリチン酸が配合されたのものを選ぶとより効果的です。逆に皮脂が少ない場合は高保湿タイプの乳液を選んでください。

    乳液が苦手な人はジェル乳液がおすすめ

    脂性肌の方や思春期ニキビでお悩みの方はジェルタイプの乳液もおすすめです。「テカリがきになるから乳液は苦手」という方でも保湿は必須のスキンケアのステップ。

    ジェルタイプの乳液であれば油分が少なく使い心地もさらっとして保湿力もあるので汗をかきやすいシーズンでも安心して使えます。さらにニキビ跡などに悩んでいる方は美白有効成分含まれるジェル乳液を使用してみましょう。

    保湿に特化したアイテムを選ぶ

    水分と油分のバランスが取れた肌は、肌トラブルが起きにくく、ニキビもできにくいので理想の状態。特に水分保持は難しく、乾燥した肌では大人ニキビの原因にもなります。

    30代をすぎた肌は乾燥が原因で、小じわやシミができやすくなります。体内でコラーゲンを作ることもできにくくなるためたるみなども生じます。そのため肌には刺激を与えずしっかりとした保湿対策が必要で、乳液の選びかたにも高保湿成分配合のものを選ぶなどして対策をしましょう。

     

    ニキビケアにおすすめの乳液

    エクサージュ エクサージュホワイト ピュアホワイト ミルク II

    アルビオンを代表する先行型の乳液。こちらのシリーズはビタミンC誘導体配合。夏などの紫外線ダメージを受けやすい時期に効果的なメラニン色素の生成をやわらげシミやそばかすを防ぎます。

    とくにこのミルク?はしっかりとコクのあるテクスチャーはさらっと馴染むのに保湿力抜群。肌の水分と油分のバランスが整ったみずみずしい肌へ導いてくれます。

    エトヴォス セラミドスキンケア モイスチャライジングセラム

    抜群の保湿力があるヒト型セラミドをバランスよく配合したとろみのある保湿美容液。水分が足りない肌は表面だけうるおって肌の中は乾燥するインナードライな肌に。インナードライの肌はUゾーンのニキビを発生しやすくしてしまいます。

    セラミドは水分を保持する能力にたけた、とっても優秀な保湿成分。とくにヒト型セラミドは人が本来持つセラミドと同じ成分のため肌なじみがとっても良いのです。この一本で美容液と乳液の二つの役割を果たしてくれます。

    クリニーク ドラマティカリー ディファレント モイスチャライジング ジェル

    軽い付け心地で化粧水の浸透を高めるクリニークベストセラーのジェル乳液。ヒアルロン酸配合でしっかりと水分を補給。また皮脂性の肌やベタつきが苦手な方にはうれしいオイルコントロール機能も。保湿と油分のケアをバランスよく整えることができるジェル乳液です。

    資生堂dプログラム アクネケア エマルジョンR

    大人ニキビを防ぎながらケアする薬用乳液。肌のバリア機能の乱れによって毛穴詰まりを起こした肌は、ニキビの原因に。こちらの商品は肌バリアを整えニキビができにくい肌をサポート。さっぱりとした使用感でみずみずしくニキビをケアしてくれます。

     

    化粧水や乳液をつける上でのポイント

    数回にわけてハンドプレスする

    普段何気なくつけていた化粧水も正しい使いかたで使うと、よりうるおいに満ちた肌に近づけます。手でつける場合は必ず清潔な手の状態を保ってください。

    適量の半分ぐらいを手に取り人肌で温めるように手の全体に伸ばします。数回に分けて手のひら全体を使って化粧水を伸ばします。順番としてはまず乾燥しやすい頬や顎から、次に額や鼻へとつけていきましょう。とくに乾燥が気になる部分には重ねてつけるのが効果的。

    化粧水が全体に行き渡ったら数回手のひら全体でハンドプレスをして肌の奥まで浸透させていきます。手が肌に吸い付き、肌が冷たくなったらしっかり浸透したサインです。

    洗顔後はなるべく早めにつける

    洗顔をした後の肌は皮脂や水分がすっかり落ちて、無防備な状態に。やさしく洗顔をしたとしても洗顔後は肌がリセットされた状態になっているので、放置しておくと乾燥や思わぬ肌トラブルの原因に。

    洗顔後早めのスキンケアを意識してみてください。目安としては「3分以内」に行いましょう。素早くスキンケアをスタートすることで保湿の行き届いた肌を目指せます。

    ピーリング系の化粧水はコットンでふき取る

    「剥がす」などの意味があるピーリングですが、その名のとおり肌のターンオーバーには欠かせない古い角質を取り除く役目を果たしてくれます。

    洗顔後すぐに使用するピーリング系の化粧水はコットンでやさしくふき取ることで、洗顔だけでは落としきれなかった汚れも取り除いてくれます。ですが、ピーリングの刺激は強いので保湿はしっかり行ってください。

    乳液は部位によって量を変える

    保湿力が高い乳液ですが、肌の状態によって部分的につかう量を調節してみましょう。とくにTゾーンなどは自然と皮脂分泌が活発なのでつけすぎはNGです。薄い膜をはるイメージで薄くつけましょう。

    反対に大人ニキビが発生しやすいUゾーンは乾燥しがち。そのためつけすぎはよくありませんが、少し多めに塗ってしっかり保湿しましょう。

     

    化粧水や乳液をつけるときの注意点

    保湿化粧水は素手でつけるほうがいい

    保湿に特化した化粧水はコットンでつけるよりも素手で温めるように意識しながら、拭き取り化粧水の場合はコットンで使ったほうがより良い効果を得られます。

    とくに乾燥が気になって高保湿の化粧水を使っている方は、素手で肌に触れることによって自分の肌状態をしっかりと認識することができます。さらに手の温かさを使って浸透させるハンドプレスは一時的に毛穴をひらき、肌内部への保湿成分の浸透をスムーズにしてくれます。

    叩いたりこすったりして肌を傷つける

    顔の皮膚はとてもデリケートにできており、刺激などでもニキビを誘発する場合があります。コットンでつける方法はまんべんなく化粧水を行き渡らせることが可能であると言われていますが、肌は少なからず摩擦よりダメージを受けます。

    さらにパチパチと肌を叩いてつける方法も肌に与えるダメージが大きいため、やさしくハンドプレスをして化粧水を浸透させましょう。

    乾燥部分を念入りにつけるはNG

    頬や口周りなどとくに乾燥しやすい部分には化粧水や乳液を念入りに重ね付けしたくなりますが、少し多めに塗布するのは効果的ですが、乾燥しているからといってその部分は厚塗りするのはかえって肌によくないのです。

    乳液や化粧水の量は適量を守る

    それぞれの製品には適量が記載されています。もちろん乾燥が気になるなどで少し多めにつけたりすることはありますが、基本的には適量を意識して塗布しましょう。

    多いからいい、少ないからダメというわけではなく、多すぎるとかえって肌トラブルを引き起こす可能性があります。

     

    ニキビケアで注意すること

    顔も手も清潔にする

    スキンケアをする場合は必ずはじめに、手や顔を洗ってから化粧水や乳液をつけるようにしましょう。また頬杖などをする癖がある人もニキビにはNG。できるだけ肌は清潔な状態を保ってください。

    洗顔のしすぎは肌に必要な皮脂まで落としてしまう

    肌を清潔に保つためになんども洗顔をするのはニキビを誘発する可能性があります。洗顔は多くても1日2回。肌には必要な皮脂がありそれを取り除いてしまうと、肌が「うるおいが足りない」と勘違いし、余計に皮脂を分泌させてしまうのです。

    また日中に皮脂が気になるからといい、あぶらとり紙で必死に皮脂を取るのも肌には悪影響。皮脂分泌を過剰に行うことは毛穴詰まりの原因を作り、新たなニキビを発生してしまいます。どうしても気になる場合は軽めのティッシュオフで十分です。

    ニキビを触らない

    不衛生な環境ではニキビは一向によくなりません。炎症したニキビができたときなどはついつい気になって触ってしまう場合もあるかと思いますが、刺激はニキビの悪化やニキビ跡になる要因になります。

    またニキビを潰す行為は治りを遅くするだけでなく、ニキビ跡の原因にもなります。炎症するニキビは治すのに時間はかからないですが、一度ニキビ跡になると治療に時間がかかり何かと厄介です。ニキビにはなるべく触れないのが一番ですが、触れるときは必ず清潔な手で触れてください。

    髪や服で隠そうとしない

    できてしまったニキビは鏡でみるのも嫌ですし、ましてや人目に触れるのも避けたいですよね?しかし早く治すため、さらなるニキビを発生を防ぐためには髪や服などで無理に隠すのはやめましょう。服などで一旦は隠すことができても、生地にこすれて刺激の原因になります。

    濃いメイクでニキビを隠しすぎない

    ニキビが気になるときはコンシーラーを駆使したり、ファンデーションを厚め塗ってみたりと隠すのに必死になりがちですが、そういった行為はニキビに悪影響。

    それでも外出する用事があるなど、どうしてもニキビを隠したいときはなるべく毛穴詰まり、ニキビケアできるメイクアイテムを選んで使用してください。

     

    正しい保湿ケアでニキビやニキビ跡のない肌に

    思春期ニキビは皮脂の過剰分泌、大人ニキビは乾燥や生活環境から発生するのが原因と考えられますが、どちらのニキビも正しい保湿ケアは美肌には欠かせない要素。

    しっかり水分と油分のバランスがとれた肌はニキビが発生しにくく、またニキビ跡にもなりにくいのです。自分の肌状態をしっかりと理解して、正しいスキンケアを行ってください。

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