目次
なぜ結婚を焦るのかその理由
友達が次々と結婚してしまう
周りが結婚ラッシュ。結婚式で友人の幸せそうな姿を見て、ご祝儀を置いて帰ってくる。一人暮らしの家に戻ってきたとたん、ふと寂しさを感じてしまうことってありますよね。
それは、まだ自分が友人のように幸せをつかんでいないことを、思い知ってしまうから。そして彼との次のステップを夢見てしまうから。自分だけが取り残されたように感じて焦ってしまうのです。
親が結婚を急かす
電話をしたとき、たまに帰省して会ったとき、口を開けば親が言うのは「結婚はまだなの?」の一言。それがあまりに続くと辟易してしまいます。
心の中には反発心もあり、「最近はみんな晩婚なの」とか「私の勝手でしょ」などと反抗してはみるものの、親の一言はじわじわと後から心に効いてきます。親が本心から心配しているのがわかってしまうんですよね。そして、孫を見せてあげたい気持ちもあります。「待っててね」と落ち着いて対応しましょう。
出産適齢期が過ぎてしまう
女性には期限があります。出産適齢期を過ぎてしまうと、出産が難しくなってしまうのです。出産適齢期も後半に近づいてくると、思わず逆算して数えてしまうでしょう。
プロポーズされてからも、親の顔合わせや式場の予約などがあるからおそらく1年くらい。結婚してから妊娠まで1~2年。妊娠から出産まで約1年。そう、やっと結婚が決まってもそこから3年くらいはかかってしまうんです。高齢出産を避けたいと思うと気が気ではなくなりますよね。
経済的に安定した暮らしをしたい
おひとり様という言葉もちらほら聞き、一人で生きていくことにそれほど抵抗はなくなった昨今。でもたとえ焼き肉店に一人で入りやすくなったとしても、一人で生きていくための生涯年収を稼ぐ自信がないかもしれません。
結婚というのはお互いに支え合えることが利点です。どちらかが病気などで働くことができなくなったときにももう一人がそれを支えられます。一人ではそうはいきません。経済的な安定を考えるとやはりパートナーとは籍を入れたいと思うのです。
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結婚をめんどくさいと感じる理由とメリット、デメリットについて
仕事をやめたい
仕事が忙しいと、家と職場を往復する毎日に少し疲れてしまった、と感じるときがあります。そんなときは退職を考えてしまいますよね。
でも仕事を退職するのも、なにかしら大きな理由がないと踏み出しにくいものです。頭に浮かぶのは「寿退社」の文字。会社ではトラブルがあるわけでもなく同僚とも仲良くやっているので、できれば幸せに円満退職をしたいと願います。
結婚に対しての憧れが強すぎる
子供のころから将来の夢は就職ではなく「お嫁さん」だった場合、結婚していない現状をとてももどかしく思ってしまいます。結婚すること自体があこがれなのです。
将来を思い描いたときに、ウエディングドレスを着ている自分、大好きな人とマイホームを建て、家庭に入り子育てをする自分が思い浮かびます。
なぜ、パートナーは同じように夢を見てプロポーズに踏み切ってくれないんだろう?不安と疑問に心が焦燥感でいっぱいになることもあるでしょう。

結婚を焦る時期には波があるその年齢
結婚を意識しだす20代前半~半ば
結婚を意識し出すのは、会社に就職した20代前半~半ばです。学生時代は独身だらけだった周囲が、既婚者メインへと変わったからです。
就職先を探すのが学生時代の一大イベントだったけれど、次の最大のイベントは結婚なんだと意識し出します。イメージはまだ漠然としているかもしれません。しかし現在の彼氏と、もしくはこれからつきあう人との関係に対して、結婚という言葉が頭に浮かぶようになります。
平均初婚年齢の20代後半
20代後半になると、駆け込み結婚が増えてきます。そのため現代の日本において20代後半は平均初婚年齢となっています。女性にとって年齢が20から30に、30から40にと十の桁が繰り上がるのは恐ろしく感じるものです。
周りの友人たちも結婚ラッシュ。週末には頻繁にご祝儀を持って結婚式へ向かうようになります。この頃に、できれば20代のうちに結婚をして30代前半で安全な出産をしたいと考え始めます。
出産のリスクが高まる30代半ば~後半
アラフォーと呼ばれ始める30代半ばから後半にかけて、女性の頭に浮かぶのは「出産の危機」。プロポーズされてから出産までの道のりを考えると、もう時間がありません。
昔は子供は2~3人ほしいと願っていたけれど、どうやらこのままだと1人が限界かもしれません。彼は子供がほしくないのかしら?それともこのまま別れるつもりなのかしら?もしも今ふられてしまったら、適齢期を過ぎた私とだれが結婚してくれるのだろう。焦燥感に胸が押しつぶされそうになってしまいます。
半分あきらめの40代
40代に入ると、生涯おひとり様という可能性がみえてきます。出産できる可能性も限りなくゼロに近くなり、結婚というよりも一人で生きていくための準備を考え始めます。
それまで結婚資金として貯めてきたお金で、アパートを引き払い思い切ってマンションを買うかもしれません。安定しない職業で収入に不安を感じる場合は、水面下で転職活動に入る場合もあります。そう、40代は結婚も転職もかなり難しくなったことを実感する年代なのです。

彼に結婚を焦っている女と思われる言動
結婚後の話ばかりする
お互い社会人なので、なかなか会う機会が少ない二人。彼としてはせっかくの彼女との時間を、楽しく過ごしたい。でも最近彼女は会うと結婚の話ばかり。男性側の立場に立って考えると、結婚という一大イベントをリードしなければならない立場です。
プロポーズだけではなく、指輪や親との顔合わせ、式場まわりなどさまざまな行事が続きます。仕事で忙しく余裕がないときには正直「うざい」と感じることも。彼女から毎回結婚の催促を受けるようになると「なに焦っているんだろう」とマイナスにとらえられることもあるでしょう。
将来設計を勝手にたてる
「もしも結婚したら、子供は何人ほしい?私は2人かな」「結婚したら、会社はやめてもいいかな」「結婚したら一軒家に住んで、猫とか飼いたいな」こんな風に、将来設計を語っていると、嫌でも男性は彼女が結婚を意識しているのを実感します。
もしも彼がその会話を一緒に楽しんでくれるなら、結婚に対して脈ありです。でもそうでない場合、彼は結婚に対する圧力と彼女の焦りを感じています。
すぐに家族に紹介したがる
家族に紹介するタイミングって難しいですよね。気軽に紹介できる人もいるかもしれませんが、やはり家族に紹介するというのは結婚前提のつきあいを宣言するようなものです。
家族に紹介したいと言われたとき、男性の頭の中にはふと「お嬢さんをお嫁にください」というドラマのようなシーンが脳裏に浮かんでしまいます。付き合いはじめてすぐに紹介するのは早すぎるかもしれません。つきあって1年くらいは様子をみるといいでしょう。

結婚を焦り過ぎて後悔したこと
婚活ばかりで心身ともに疲れ果てた
昔はお見合い制度や、お節介なおじさんやおばさんの紹介など結婚相手と出会う機会がありました。でも、現代は自分で探すほかありません。インターネットの婚活サイト、結婚斡旋所、婚活パーティーなどに平日の夜も休日も忙しく動きまわり、なんだか心身ともに疲れを感じてしまうこともあるでしょう。
婚活はある意味就職活動と似ています。お互いのマッチングの問題なので、断られ続けることも。なんだか人格を否定されている気になってきますが、焦らず自分のペースですすめましょう。
妥協して付き合ってすぐに別れた
結婚したいとばかり思っていると、相手に対するハードルがだんだん下がってきてしまいます。少し良いかもと思った人ともつきあい、やっぱり違うとすぐに別れる。これを繰り返しだしてしまうと、さらに結婚が遠くなってしまいます。
まずは自分が譲れない、相手に求めるポイントを書き出して再確認してみましょう。年収、年齢、職業、性格など重要視する順に並べてみます。例えば相手に求めるラインを年収1千万から600万に変更するのはよいでしょう。でも、やさしい性格とか、趣味があうという項目は変更しないでおきましょうね。
ハードルを下げ過ぎて軽い女に見られた
相手へのハードルを下げすぎると、軽い女とみられることもあるので注意が必要です。男性は、恋人にする女性と結婚を考える女性を分けて考える生き物です。
相手にあまり軽く見られると「遊んでから別れればいいや」と思われてしまうことも。その場合は、2~3年ほどムダにして結婚には至らないという最悪の事態も。女性も、20代後半に入ってきたら出産期限の問題が出てきます。結婚までの道のり、遠回りしたくはありません。
彼に結婚を迫り重い女だと振られた
男性と女性では結婚の重さが違うものです。女性は出産という命の危険に関わる問題を抱えているので、結婚に対して真剣にもなるし焦ります。
対して男性はのんきなものです。女性がなにをそこまで焦っているのか理解できないのです。男性にとっては仕事も重要。仕事の疲れを彼女で癒やされたい。そんななか結婚を何度も迫ると、彼女といることに疲れを感じ、重い女だとマイナスのイメージを持ってしまいます。
結婚したいと思わせるような楽しい時間を過ごすことを、まずは重要視しましょう。

焦って結婚して結局離婚した原因
価値観が違った
共に長いあいだ一緒に暮らす中で、価値観が違うと相手に対してしっくりこないことが増えてきます。価値観が違うというのはどういうことでしょうか?
たとえば、一緒に海に潜ったとします。珊瑚礁を見て「美しいな」と純粋に感動しているあなたの隣で、パートナーは環境破壊について理論的に語り始めます。女性がただ一言ほしい「きれいだね」の共感を得られません。他にも趣味や、食べ物などいろいろな場面でズレが多いと、妥協するのに疲れてきてしまいます。
金銭感覚が違った
金銭感覚の違いはとても大きな問題です。女性が将来かかる費用を見すえて節約をしている傍らで、家計を逼迫するほど散財されたらどんな気分になりますか?
男性と女性はお金の使いかたも異なれば、価値観も異なる場合があります。結婚する前はなかなか気まずくて話を切り出せないかもしれませんが、相手のだいたいの収入や、現在持っている貯金額などはさりげなく知っておくと良いかもしれません。高収入でも貯金がゼロなら危険です。
家事に非協力的だった
結婚前は実家暮らしという男性ほど、家事に非協力的な人が多いので気をつけましょう。実家では母親が料理に洗濯にとしてくれているので、男性はそれが当たり前になっていて家事の苦労を知りません。
下手をすると、結婚後に共働きの上に家事もすべて女性という羽目に陥る場合も。多少費用がかかったとしても同棲を切り出して結婚前の数ヶ月、相手の家事貢献度を見てもよいかもしれません。
態度が変わった
釣った魚に餌はやらない、という言葉があります。女性に尽くすタイプだった男性が、結婚後急になにもしてくれなくなることを揶揄した言葉です。
俗語になるくらいなので、世間には頻繁に起きていることなのでしょう。それまで誕生日にはプレゼントを送り、デートのセッティングなどもリードしてくれていたのに、結婚したら「おい、飯」の旦那。「だまされた」と女性が離婚を考え始める原因となります。
浮気された
浮気する男性は、一度だけではなく二度三度繰り返すと言います。また、女性にはなかなか想像もできませんが、奥様が妊娠中などで夜にさみしい場合なども、男性とは浮気をしてしまう生き物です。
浮気が発覚したときには、相手を責めるだけではなく「私のどこが悪かったの」と、どうしても自責の念を伴ってしまうものなので余計につらい。そして、裏切られた思いはなかなか忘れられません。関係の再構築が難しくなり、離婚へと簡単に結びつきます。
自分の時間が無くなった
自分の時間を大切にしてきた女性にとって、結婚後の、特に子供が生まれてからの日常は180度変わったものとなってしまいます。自分のために使う時間はほぼゼロ。家族のために尽くしている気分になることもあるでしょう。
子供と過ごす時間、夫のために食事を作っている時間を「これも私の時間」と割り切れれば良いのですが、そうではない場合独身時代が恋しくなるかもしれません。
相手の家族とうまくいかなかった
結婚とは、当事者同士だけではなく家族を巻き込んだ問題です。例えば相手の職業が医者(それも大学病院の院長の息子など)の場合、孫の将来は医者だと決めてかかったり、結婚式の規模や内容全部に口を挟んできたりすることもあるでしょう。
また普通の家庭だったとしても、夫がマザコンで母親もそんな息子を甘やかすという関係かもしれません。嫁姑問題は昔からあるものですが、腹に据えかねて離婚を選ぶカップルも後を絶ちません。
一緒に居ることがストレスだった
理由は漠然としていても、一緒にいることにストレスを感じる場合もあります。つきあっている時点で気づくことが多いのですが、妥協して結婚してしまった場合など結婚後に気づきます。
一人になりたい時間を作ってくれなかったり、あまりにも毎日のように夜に求められたりすると相手と一緒にいることが辛くなってくるでしょう。理由が漠然としている分、相手が「悪いところがあればなおす」と縋りついてきても、よけいに嫌気がさすことも。別居への道しかありません。

結婚して得られるものもある
一人じゃないという安心感
家に帰ってきたときに「おかえり」と待っていてくれる人がいるのは、うれしいものです。二人で支え合う安心感と安定感はとても大きい。それは年を取るごとにきっと増していく心の満足です。
逆に年を取ったときに一人だったら、将来のこと、金銭のこと、健康状態など一人ならではの不安がつきないでしょう。結婚して得られるもの、それは大きな安心感です。
子供を持てる喜び
子供を産んで育てることは、とても大きな喜びとなります。子供嫌いだった人も、なぜか自分の子供はかわいく見えてしまうもの。それに、子供の成長と共にさまざまなイベントが発生するので、日々の生活が色鮮やかになります。
子供を育てているつもりで、実は自分が育てられていると感じることも少なくないでしょう。子供と共に成長できる未来。それが結婚にはあります。
相手を許す寛容さが生まれる
結婚生活は、つきあっていた頃のように格好をつけているだけでは成り立ちません。お互いのアラも見えるし、我慢できないことも出てきます。
大切なのは、半分目をつむる気持ちで相手を見ること。そして納得できないことも受け入れようと努力すること。結婚は自己修行のようなものですが、毎日の生活を通して相手を許す寛容さが生まれます。
家族を守るという強い心
結婚生活は楽しいことだけではなく、辛いことや悲しいことも生じます。その難関に自分が試されているような気分になることでしょう。
子供がいじめにあっている。夫が失業した。そのときに自分になにができるのかを真剣に考え、実行しなければなりません。自然と家族を守るという強い心がうまれます。誰かに頼るだけではなく、頼られる存在となることができるのです。
経済的な安定感
一人だけでは、生涯収入を稼ぐことに不安を覚えることがあります。年をとってからリストラされたり、健康に不安を抱えたら国に頼るしかなくなってしまうかもしれません。
その点、結婚生活はお互いを支え合うことで成り立ちます。どちらかが病気になっても元気なほうが支えればよいのです。経済的に安定することは、将来の安心感を買うことにつながります。心が安まり穏やかな日々を過ごせることでしょう。
新しい人間関係
結婚するということは、相手の人間関係の渦に巻き込まれるということ。家族はもとい、子供が生まれた後などはママ友だったり、家族ぐるみで同僚とバーベキューをしたり、近所づきあいが発生します。
マイホームを持てば、地域の自治会への参加、子供がいればPTAのようなものに参加も必要でしょう。面倒くさいと思うかもしれませんが、そのような社会活動に参加することによって自分自身の成長もできます。新しい出会いも、これまでの生活を一変するようなステキなものですよ。

結婚を焦って失敗しない為の方法
相手の中身をしっかりと判断する
結婚を失敗しないために、外見や収入などステータスばかりではなく人柄もしっかり見ることが大切です。ずっと一緒にいる人だからこそ、楽しく話が弾み、ストレスをため込まずにいられる人を見つける必要があります。
また、男性は結婚前と後で性格が変わることがあります。特にギャンブルや酒、そして暴力は後から気づいても遅すぎです。事前に把握しておきましょう。
冷静に判断する余裕を持つ
焦るあまり正しい判断できず、失敗に繋がることがあります。適齢期も後半になってくると、自分の理想をキープするよりも、とにかく結婚というゴールインに入りたくて仕方がなくなってしまいます。
そんなときに自分を好きだと言ってくれる男性が現れたら、そしてプロポーズをされたら、思わず相手の気持ちに応えてしまうのではないでしょうか。一旦立ち止まって、「本当にこれでいいの?」と自問自答する冷静さを持ちましょう。
結婚に過度な期待をしない
あこがれる気持ちが強すぎるのも、良くありません。ガッカリ感というのは、理想を裏切られたから出てくるもの。はじめから期待しなければガッカリしないのです。
結婚は良いこともあるが、大変なこともあると知っておきましょう。年収が高いことに惹かれて結婚しても、リストラされて無職になるかもしれません。子育てを楽しみにいたのに子供が授からないこともあります。期待せずにいる。それも幸せな結婚へのひとつの道です。
自分の気持ちを相手に伝える
相手に不満な部分や、我慢できない習慣などがある場合、結婚前に素直に自分の気持ちを相手に伝えてみることも大切です。改善してくれるなら、相手はきっと結婚後に同じように問題点がでてきても話を落ち着いて聞いてくれるでしょう。
なにより結婚前に、相手が素直な気持ちを受け止めてくれる人だとわかるのは大きな収穫です。我慢や忍耐を覚える結婚生活よりも、お互いに素直に気持ちを話して解決するほうがステキですよね。
妥協はほどほどがちょうどいい
妥協するポイントというのがあります。例えば年収。年収1000万越えの男性はそうそういないので、出会う機会を多くする点でも600万くらいには妥協したほうがいいかもしれません。
でも、性格や価値観の違い、相手がギャンブルや借金持ちなど、どんどん妥協しすぎると好きでもない人と結婚することになってしまいます。そして結局我慢できずに失敗する原因になります。妥協もほどほどがちょうどいいですね。

間違わない結婚相手のチェック項目
金銭感覚が似ているか
金銭感覚が似ているかどうかは、結婚生活において極めて重要です。相手の男性が、お金をギャンブルやお酒、趣味のものにつぎ込んでしまうようなタイプでしたら、きっちり小遣い制にするなどお金の手綱は女性が握らないと危険ですね。
二人のお財布が、一つになるのが結婚です。結婚前にお金のことをいろいろ聞くのは失礼な気がしてしまうかもしれません。でも、相手の収入や貯金の額は知っておきたいところです。
相手の家族関係は良好か
なかなか結婚前に見えにくい部分ではありますが、家族関係も重要です。家族は、その人が育った生活環境そのものです。そして、結婚して家族となれば、その人間関係の中にあなたも巻き込まれることになります。
つきあいにくい性格の親がいるとか、家族間になにかしらのトラブルを抱えている場合は、事前に確認しておきましょう。また、相手が資産家だったりすると跡継ぎをほしがったり、嫁に対する要求が厳しかったりするので、両家に溝ができやすいかもしれません。
将来設計をしっかり持っているか
できちゃった婚などの場合、将来設計がないまま結婚生活に踏み切ることになってしまったりします。二人での話し合いができていないため、将来設計にズレが生じそれが別れる原因になってしまうことも。
また現在高収入の職業に就いていても、彼の夢が脱サラだったりするとあなたがイメージしていた未来と現実が大きく食い違う可能性もあります。職業や貯金、ほしい子供の人数など聞く機会があればさりげなく聞いてみましょう。
趣味趣向が合うか
夫婦というのはお互いを助け合うものなので、相手が欠けているものを埋め合わせる関係は素晴らしいものです。だから、お互い違うところがあってもいい。
でも、お互いに趣味や趣向が合う点があるかどうかは大切です。同じ趣味があればきっと会話は弾みます。また旅行に行くのでも行きたい場所が重なっていればお互いに楽しむことができます。食べ物の好みもそうですね。同じものを見ておなじ感想を持つことができると、一緒にいることにストレスを感じないでしょう。
長時間一緒にいて疲れないか
恋愛しているころは、胸がドキドキしたり恋の駆け引きに一喜一憂しているのが楽しいものです。でも、結婚生活は長丁場。ジェットコースターのような日々では疲れてしまいます。
家は憩いの場。相手と一緒にいることがストレスにならないのが一番です。お互いが無言で一緒にいても、同じ場所にいるだけで幸福を感じられる。そんな関係が結婚生活にとってはベストなのではないでしょうか。
友達関係は良好か
友達関係を見ると、その人となりは見えてくるものです。男性で、同性から好かれているようなタイプはつきあっていて安心ができるでしょう。逆に女友達が多く、同性からあまり好かれていない場合は女性にばかりいい顔をしている浮気性のタイプであることも。
二人だけでデートをするだけではなく、たまにはグループで遊んでみると、普段見えなかった彼の本当の姿が見えてくるかもしれません。バーベキューやグループで遊ぶアウトドアスポーツなどに誘ってみるのも面白いでしょう。
女性関係はきちんとしているか
結婚後に浮気性が発覚すると、離婚へ発展する可能性がぐっと高まります。女性関係はきちんとしているか気になるところですよね。
つきあっている女性から過去の女性関係について聞かれても、彼は何事もなかったかのように良いことばかり話すでしょう。男性の友人にこっそり聞いてみるのも一つの手です。詮索しすぎない程度に探りを入れてみましょう。

彼に結婚を決意させるための方法
結婚を焦っていると思わせない
結婚を焦っていると思われてしまうと、逆に重い女だととらえられてしまいます。枕元に結婚情報誌を置いたままにしておくのはやめましょう。
ただ、結婚を考えていないように思われるのも問題です。都合の良い女にならないように、彼にとっての唯一無二の女性になれるよう努力をすることが大事です。もしもさりげなく結婚願望があることを伝えたいならば、「いつかは・・・」と焦っているのではないことをアピールしておきましょう。
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結婚したくないという男性と結婚する方法。理由を知って対策をたてる
褒め上手になる
男性は意外に簡単な生き物です。プライドを傷つけられれば怒るし、褒められれば褒めてくれた相手のことをすぐに好きになってしまいます。
相手に対して不満があったりするときでも、ストレートに悪口を言うのはNGです。褒め上手の人は、相手の言動を一度受け入れ、それを伝えるのがとても上手。「××は、○○くんの良いところでもあるんだけどね」なんていう切り返しで、素直に直してほしいことを伝えるなんていう裏技も使えます。
優しいサポートを忘れない
男性はやはり自分が主導権を握り、女性にはサポートに回ってもらいたいと考えているものです。何かをしようと思っているときに、やたらと反対されたり冷たい態度を取られると気持ちが離れてしまいます。
男性が仕事でもプライベートでも何かに対してやる気になっているときには、やさしいサポートを心がけましょう。特になにができるというわけではないときも、「応援しているよ」「がんばってね」と背中を押すだけでも心のサポートになりますよ。
彼のよき理解者になる
だれでも、自分のことを認めてもらえればうれしいものです。相手がなにを考えて、どのように行動しているのかをよく知りましょう。聡明な女性は、納得いかないことがあっても一度受け入れて相手の立場で物事を考えることができます。
彼のよき理解者になるということは、なにもすべてを受け入れてYESマンになれというわけではありません。もちろん相手が間違っていることもあれば、あなた自身受け入れられないような意見もあるでしょう。そのときにはよく考えたうえで率直にそう伝えればよいのです。
家事一般がそつなくできるようになる
住み心地の良い家づくりは、なんだかんだ言ってもやはり女性の力が大きいでしょう。料理ができない、片付けもできない、洗濯ものもたためないでは、男性もがっかりしてしまいます。
苦手なものがあるのは仕方ありませんが、家事一般できるようにしておきましょう。特に、家庭的な和食を作れる女性は人気が高いです。肉じゃがや炊き込みご飯は、料理が上手そうにみえるうえに意外に簡単。覚えておいて損はありません。
経済観念をしっかり持つ
共同生活において、共通のお金の管理はとても重要です。結婚式、妊娠、出産、子育て、学費、親の老後、マイホームの購入などなど、結婚生活にはお金がかかります。それらのイベントを難なく乗り切るためには、どうしてもお金の勉強が必要になってきます。
知っておかないと損する情報はたくさんあります。出産一時金のように、申請すれば出産費用がほぼまかなえる額の補助金をもらえたりします。経済観念をしっかり持てる女性は良妻と呼ばれるでしょう。
期限を伝える
自分自身が子供を望んでいる場合など、ゆっくりとしていられない場合もあるでしょう。30代も半ばを過ぎたら1年、2年の遅れが致命的になってしまいます。
そのときには素直にそのことを伝えてみましょう。男性は女性のそういう体の仕組みには疎いものです。彼も子供を望んでいるのなら真摯になって話をきいてくれ、それが結婚へのきっかけとなるかもしれません。
また結婚したいという押しつけよりも、○年たってもこのままなら別れるという余裕を見せたほうが、意外に彼のほうが焦るかもしれませんよ。

冷静さを失わずに最良の伴侶を見つけよう
結婚は、踏み切ってみないと結局のところなにが正解なのかはわかりません。事前にできることは、焦らず自分の胸に手を当てて「本当にこれでいいの?」と自分自身に問いかけてみること。
妥協しすぎていないか。自分は本当に一生相手と添い遂げられる自信があるのか。心の中に「できる」という言葉が浮かんだなら、できることは限られています。結婚したいと相手に思われるような女性になっておくことです。あなたに魅力があれば、結婚に手が届くでしょう。ぜひ最良の伴侶を得てください。