目次
テニスで始めるダイエット
テニスは全身を使うスポーツ
テニスは全身を使うスポーツで、有酸素運動に分類されます。有酸素運動とは、比較的弱い負荷を長時間筋肉に加える運動のことで、体脂肪を減らす効果があります。
有酸素運動は最低でも20分以上運動しないとその効果が得られないのですが、テニスの場合は動いているうちに気付いたら20分は経っているので、ランニングやウォーキングなどの他の有酸素運動に比べて続けやすい傾向があります。
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テニスダイエットを取り入れて楽しく効率的な運動で痩せる方法とは
テニスで得られる消費カロリー
テニスで得られる消費カロリーはどれくらいなのでしょうか。一般的に体重50kgの女性が30分間ラリーをした場合の消費カロリーは108kcalと言われています。これは、20分のジョギングに相当します。
テニスで楽しく運動をしながら、効率的にカロリーを消費します。
教室やサークルを利用する
テニス教室やテニスサークルを利用するのも一つの手です。教室などを利用することで、しっかりと体を動かす機会を得ることができます。また、同じ教室の友達と一緒にテニスをすることで、モチベーションのアップにもなります。
お金はかかりますが、一番続けやすい方法と言えます。また、ダイエット目的でテニスを始めても習ううちに趣味になる可能性もあります。
壁打ちで一人でも簡単ダイエット
相手がいなくても、ラケットとテニスボールさえあれば壁打ちをして一人でラリーを続けることができます。しかし、壁から跳ね返るボールはどこに飛んでいくか初心者にはなかなか予想ができませんし、転がっていったボールを拾いに行くのも面倒です。
スポーツ店に行けば、ボールが飛んでいかないように紐で手首と固定できるものも売っているので、テニス初心者でも簡単に壁打ちをすることができます。
ゲームで楽しくテニスダイエット
「どうしても運動は苦手…」「近くにテニスをする場所がない…」という人はテニスゲームでダイエットを行うことができます。「ゲームでダイエットが出来るの?」と不信に思う人もいるかもしれません。
実は、Wiisportsのテニスでダイエットをすることができるのです。Wiiリモコンを実際のラケットのように動かしてラリーをするので、実際のテニスほどではないにしろ、ある程度のカロリーを消費することができます。

テニスをするとここが痩せる
下半身をよく使うので足痩せに
テニスの試合を思い出してください。かなり下半身を使っているイメージがありますよね。そのため、ぷよぷよとしていた太腿やふくらはぎが引き締まり、すらっとした美しい下半身を手に入れることができます。
「下半身がぷよぷよしていて…」と悩んでいる人は、ぜひ一度テニスダイエットを試してみてください。
ラケットを振ることで腕や背中もよく使う
テニスで使う筋肉は、下半身だけではありません。ラケットを振ることで、普段の生活ではあまり使わない腕や背中の筋肉を使うことができます。
しかし、普段あまり運動をしない人がいきなり無理をすると体を傷めてしまう危険性があるので、自分のペースでダイエットを行ってくださいね。
ひねりが加わるのでくびれが出来る
テニスは、ボールを打つときに腰をひねる動作があります。日常生活で腰をひねる動きをあまりとりません。
しかし、テニスで普段使わない腰の筋肉を使うことで。腰回りが引き締められ、くびれを作ることができます。ラリーをするだけでくびれを作ることができるので、「くびれが欲しいけど、エクササイズはどれも続かなかった…」という人におすすめです。
しっかりと全身を動かすことで脂肪燃焼
テニスは腕、肩、腰、下半身と全身を動かすスポーツです。全身の筋肉をしっかりと使うことで、体内に溜め込んだ脂肪を燃焼することができます。テニスで全身を動かして、美しい体を手に入れましょう。
体重より体のラインを見る
テニスダイエットの場合は、体重が減るということはほとんどありません。それは、脂肪が燃焼した代わりに筋肉がつくからです。筋肉は脂肪よりも重いため、体重だけで見るとダイエットの効果を感じることは難しいといえます。そのため、体重ではなく体のラインで見てください。
筋肉がつくためもともと細身の人は体重が増えてしまいますが、基礎代謝が上がったり、下半身が引き締まったりするので、体のラインはダイエットを始める前よりも美しくなっているはずです。

テニスでダイエットを行うメリット
ラケットさえあれば始められる
テニスダイエットのメリットはラケットさえあれば始められるという点です。シューズなど、必要なものは他にもありますが、とりあえずラケットさえあれば始めることができます。ラケットはだいたい2万ほどでそれなりのものが買えます。他のダイエットと違って高いダイエット器具を買う必要はありません。
心肺機能が鍛えられて疲れにくい体に
テニスを続けていると、心肺機能が鍛えられます。心肺機能が鍛えられると、体を効率よく使うことができ、酸欠が起こりにくくなるので、疲れにくくなります。「最近、すぐに息切れしてしまう…」と感じている人は、心肺機能の低下が原因かもしれません。
ラリーを続けることで体力が付く
テニスで基本となるラリーはかなりの体力を使います。ボールが飛んでくる方向に向かって走って行って、ボールを打ち返すことを繰り返すことで、自然と体力を身に着けることができます。
年とともに体力は衰えていきます。体力が衰えると、免疫力が下がり、風邪をひきやすくなってしまいます。ダイエットだけでなく、健康面でも体力をつけることは重要なことです。
代謝が上がり痩せやすく免疫が上がる
運動を続けていると、基礎代謝があがります。基礎代謝とは、何もしていないときに消費されるカロリーのことです。つまり、基礎代謝が高いということは何もしていなくても痩せやすい体ということです。
また、基礎代謝が上昇すると免疫力もあがります。痩せやすい体と免疫力を手に入れることが出来るテニスダイエットはまさに一石二鳥です。
軽いラリーでもむくみがスッキリする
女性に多い悩みが「むくみ」です。立ちっぱなしの仕事や座りっぱなしの仕事が多いと、足がむくんでしまいます。しかし、軽いラリーを行うだけで滞っていた血の巡りがよくなり、老廃物がリンパへ流されるので、むくみをすっきり改善することができます。
?テニスを通す仲間が増える
テニスを通すことで、仲間が増えます。仲間が増えると、ダイエット目的で始めたテニスでもより楽しく続けることができます。テニス仲間とカフェでおしゃべりをしたり、ランチをしたり、新たな「友達」を作ることができ、自分の世界が今までよりもぐっと広がることと思います。
プレイをすることでストレス発散に
スポーツはストレス発散に大変効果的です。ストレスの多い現代社会、ストレスを感じずに生きていくことはほとんど不可能です。ストレスを感じるのは仕方のないことですが、そのストレスをためこまないようにしましょう。ストレスがたまると、睡眠障害や肌のトラブルなど多くの悪影響が出てきます。
テニスをすることでストレスを発散し、健康で美しい身体を手に入れましょう。
友達同士でも始められる
テニスには「シングルス」と「ダブルス」があります。ダブルスは、二人一組で前衛と後衛に分かれて行うものです。そのため、友達同士で始めることもできます。
友達と一緒に始めることで、モチベーションが下がったときでも励ましあうことができ、一人でするよりもテニスを続けやすくなります。
マイペースなラリーでも結果が出せる
ひとくちに「ラリー」と言っても、激しいものからゆったりとしたものまで、さまざまです。しかし、マイペースなラリーでも効果はしっかり出るので、「運動があまり得意ではないから、効果は出ないかもしれない…」と悩んでいる方でも安心して行うことができます。
しっかりと汗がかけるのでデトックス効果も
テニスをしているとかなりの汗をかきます。汗が出ることで、体内の老廃物を体外へ排出するデトックス効果が期待できます。体内の老廃物を外に出すことで、基礎代謝が上がり、痩せやすい体を手に入れることができます。また、血液やリンパの流れもよくなるので、むくみを解消することができます。
自宅でも鍛えたい
自宅でも筋トレなどで体を鍛えることができます。テニスをするには、どうしても専用のコートが必要となります。しかし、スクワットなど自宅でもできる筋トレを行い、テニスをするときの「土台」を作っておくことで、ダイエットを効果的に行うことができます。
素振りで腕を鍛える
「素振り」は自宅で簡単に行うことができるトレーニングの一つです。素振りをすることで、腕を鍛えるだけでなく、フォームを改善することができます。
素振りをするときは周りに誰もいないか確認して十分なスペースをとって行ってくださいね。
持久力を鍛えるために足をよく使う
テニスは持久力が勝負です。止まっているときにスクワットやかかと上げを行ったり、エレベーターではなく階段を使ったり、歩くときのスピードをあげたりして、意識的に足を使ってください。このように足を鍛えることで持久力が身に付けることができます。
インナーマッスルを鍛えてさらにスレンダーに
テニスではインナーマッスルを鍛えることができます。インナーマッスルとは、身体の中心部分に近い筋肉の総称です。インナーマッスルを鍛えることで、引き締まったスレンダーなボディを手に入れることができます。
また、深層筋とよばれるこれらの筋肉は、鍛えることで姿勢が良くなったり、代謝がよくなって太りにくい体を作ることができます。

外で自宅で気を付けること
水分補給を忘れない
水分補給はこまめに行ってください。テニスに熱中していると、水分補給を忘れてしまうことがあります。熱中症をおこさないためにも、喉が渇く前に水分を補給してください。事前にケータイのアラームをセットして、アラームが鳴ったら水分補給をするというように工夫して行ってくださいね。
周りにラケットがぶつからないように
テニスはラケットを大きく振ります。そのため、必ず周りの安全を確認してから行ってください。ラケットがぶつかると、かなりの大けがを負ってしまいます。自分も相手もけがをしないように楽しくテニスをしてください。
しっかりとストレッチを行う
運動前と運動後は必ずストレッチを行ってください。運動前にストレッチを行うことで、筋肉をほぐし、故障を防ぐことができます。準備体操や準備運動など、自発的に行っている人も多いと思います。
しかし、運動直後の「クールダウン」のストレッチは運動経験者意外にはあまり知られていません。クールダウンを行うことで、疲労を軽減したり、回復を早めたりする効果があります。
体が冷えないように汗ケアをしっかり
テニスをしているとかなりの汗をかきます。しかし、汗をそのままにしておくと汗が体の熱を奪って気化し、体を冷やしてしまいます。タオルで汗をこまめに吹くなど、汗のケアはしっかり行ってください。
汗拭きシートを常備しておくと、運動後でもすっきりとした爽快感を得ることができます。

エネルギッシュに鍛えてすらっとボディに
「今まで、いろんなダイエットを試したけどどれも続かなかった」「楽しいダイエットはないかな」という人におすすめです。テニスダイエットでは、楽しく体を動かしながら脂肪を燃やし、代謝をあげ、痩せやすい体を作ることが可能です。
脂肪の代わりに筋肉がつくので、脂肪が少なくほどよく筋肉のついたすらっとしたボディを手に入れることができます。テニスダイエットで楽しく美しい体を手に入れましょう。