目次
愛犬と一緒に散歩ダイエット
愛犬と歩く消費カロリー
愛犬と散歩をすると消費されるカロリーは30分で60前後といわれています。もっと効果を上げたい方は散歩前に筋トレをとりいれ脂肪燃焼をしやすくしたり、歩きながら犬が歩きにくくならない程度に手の振りを大きくするなど調整しましょう。
ダイエット効果が出る時間
歩き方や速度によっても異なりますが、ウォーキングにより脂肪が燃焼し始めるのは開始後20分といわれています。犬の散歩の時間も目安が最低30分なので、普段運動になれていない方はまずは20分以上を目標に始めましょう。
最初は汗をかいていなくても、脂肪燃焼が始まる20分を過ぎた頃から汗がではじめる場合もあるのでタオルなど汗を拭くものを忘れずに持参しましょう。
小型犬と大型犬の歩ける距離の差
小型犬と大型犬で歩ける距離や運動量は異なり、また犬種によっても違ってきます。大型犬は1時間くらい、小型犬は30分くらいが理想といわれています。
季節によっても疲労度は人間と同じく異なるので、犬の様子をよく配慮し余りに疲れているようでしたら時間を短縮し、逆に散歩後も家の中や庭を活発に走り回るようでしたら少し時間を延ばしてあげましょう。
散歩ダイエットに最適な時間
散歩ダイエットには早朝がおすすめです。朝に運動をすることで一日のスイッチがオンになり、仕事のやる気アップにも。朝は疲れるから避けたい、汗をかくから運動はしたくない、という方はまずは休日に行い慣れてきたら休日以外も行うといいでしょう。
日の出ている時間に歩く時は夏場は特に日焼け止めを忘れず塗りましょう。
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散歩ダイエットはすぐ始められる。準備不要でゆったり近所を歩くだけ
最適な服装は歩きやすいもの
散歩で大切なのは歩きやすさです。ウォーキングに適していない服装で散歩をすると動きにくかったり、汗をかきにくいなど問題が起こります。長時間歩くことを想定し、なるべく軽く汗を吸収しやすい生地のものを身につけましょう。
カバンも、なるべく両手が空くものを使用するのがおすすめです。万が一何かあった時に犬を抱えることができますし、両手が空いていた方が歩きやすいのでダイエットの効率が上がります。汚れても洗える素材のものだとなおいいですね。
犬とおそろいのバンダナを巻いてみたり、同じ柄の洋服を身に付けてもモチベーションのアップになったり、絆も深まりそうですね。
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愛犬と散歩するダイエットのメリット
飼い主と犬どちらも運動不足が解消される
犬と一緒に散歩をすることで一緒に運動不足解消になります。自分だけ通勤などで歩いていても犬の運動不足となり筋力低下や怪我をしやすくなりますし、逆に犬をドッグランなどで遊ばせるだけだと自身は運動不足になってしまいます。
一緒に運動を為ることで効率も良く一緒に運動不足解消ができ、健康な体を目指せます。
習慣となるので継続できる
犬の散歩は必ず毎日行うもの。その為、やらなければならない責任感から、習慣化しやすいのも特徴です。1人だと運動がいやになってしまったりすることもありますが愛犬と一緒なら日々の楽しみにもなりそうです。
散歩をねだったり散歩が好きで行きたがる犬も多いので運動をしたくない時でも、そんな可愛い愛犬の顔を見れば頑張れそうですね。
歩く速さが分かりやすい
1人でウォーキングをしていると速度がわかりにくく、つい早足になってしまったり日によって早さにばらつきが出ることも。
犬と一緒に散歩をするとある程度ペースも定まり、速く走れば犬も走ってしまうので無理をしすぎないスロージョギングをするときの目安になります。
リラックス効果も
犬と散歩をすることでリラックス効果も。ほとんどの犬が毎日散歩を楽しみにしているので散歩をしてあげるとうれしそうな表情を見せてくれます。うれしそうな愛犬の姿を見ると、疲れているときでも癒やされ、運動の励みにもなります。
散歩のときには家にいる時とまた違った表情や可愛い顔を見せてくれるので、軽いものであればカメラを持ち歩いてもいい写真が撮れるかもしれません。
愛犬との絆を強くすることも
犬と一緒に散歩をし、コミュニケーションをとることで絆も深まります。散歩に連れて行くだけでも懐き具合が違いますし、運動を共にするとさらに一緒に頑張った達成感も共に味わえます。
犬は非常に頭のいい動物なので散歩に行ったことや、一緒に頑張ってたくさん歩いたことなどをきちんと覚えていてくれます。
愛犬と共に目標を目指せる
今日は何分歩く、どのくらいの距離歩くなど目標を決めるとモチベーションもよりあがります。愛犬も体力がつくと歩ける距離も長くなり疲れにくくもなるのでそういった変化を見るのもうれしいですね。
自身の目標と、愛犬の目標がいいバランスで保てるよう無理の無い目標設定をしましょう。
免疫が上がり体が丈夫に
毎日散歩をすることで心肺機能が鍛えられ、疲れにくい体に。また、新陳代謝が上がることで巡りがよくなり免疫力が上がります。
風邪を引くなど体を壊すことも少なくなるので健康維持にとても効果的です。できるかぎり愛犬にも長生きをしてほしいものですよね。人間と同じく犬も運動により健康な体に近づくので、一緒に健康で過ごせる時間もより長くなります。

毎日30分でも効果がある
食事前に散歩を行えば食べ過ぎを防ぐ
食事の前に散歩などの運動をするとアドレナリンが分泌されるので、その後の食べ過ぎを防ぐことができます。ただし激しい運動をしすぎてしまうとかえって食欲が増してしまうこともあるので気をつけましょう。
むくみが解消される
散歩をすることで老廃物が流れやすくなり、むくみも解消されます。散歩が終わった後に入浴時などを使ってマッサージをするとより効果を得られ、疲れもとれやすくなります。
体に水分が足りない状態になるとむくみの原因になるので、散歩をするときは必ず水分補給をしましょう。一気に飲んでしまわないように、こまめに少しづつ飲むことが大切です。
巡りがよくなり頭がすっきりする
散歩をすることで全身の血の巡りが欲なり、頭がすっきりします。考えごとをするときにも歩くことは効果的です。
考えてもアイデアが思いつかないときなどに歩くとすんなりいいアイデアが思いつくことも。閉じこもって考えるよりも外の空気を吸いながら歩くことも大切です。
体を軽く動かすことでストレス発散にも
歩くことはストレス発散にもとても効果的です。ものごとがうまくいかずどうにもならないときは是非ウォーキングをしてみてください。外の景色を見ながら新鮮な空気を吸い、体を動かすことで心の不安定さが取り除かれることもあります。
また、日々スマートフォンやパソコンを触る時間が長い方は、スマートフォンを持たずに是非ウォーキングをしてみてください。いつもと違った発見があったり、眼の休息にもつながります。
チリも積もれば山となる
犬の散歩は消費カロリーはジョギングなどに比べると少なめですが、0ではないので何もしないより断然結果が違います。
自分だけの運動だと気が乗らなかったり、面倒になりやめてしまうという方も、愛犬と一緒であれば散歩は毎日欠かせないですし、モチベーションも上がりそうですね。
たまに激しい運動をするよりは、小さな運動を毎日行う方が結果に繋がりやすく、長く続けられるので散歩をダイエットのために行っている方も多いです。

より痩せやすいように
犬と共に低脂肪高タンパク質の食事に
ダイエットをしつつ筋肉をきちんと付けるには高タンパク質で低カロリーの食べ物が大切です。特にササミや馬肉は高タンパク質で低カロリーな食品の代表です。
食生活を見直すことでよりダイエットの成果が出やすく、健康的な体を目指せます。これを機にササミや馬肉を使った手作り食を愛犬に作ってあげてもより愛情が深まりそうですね。
愛犬が散歩中に止まったらストレッチ
犬は気になるものがあったときなど、さまざまな理由で立ち止まります。その際一緒に急に立ち止まってしまうと心臓に負担がかかるのでゆっくり立ち止まり、ついでにストレッチを取り入れましょう。
ストレッチ中は歩いているとき以上に集中しがちなので犬がそばから離れないよう気にかけるのも忘れずに。
散歩前に軽くウォーミングアップをしておく
散歩前に全身ストレッチをし、体をほぐしておきましょう。ランニングと比べ散歩は体の負担が少ないですが、特に普段運動に慣れていない方だと体を痛めてしまう原因に。
犬の準備ができてからだと犬を待たせてしまい不満を生んでしまうこともあるので、自身のウォーミングアップが終わってから犬の準備をするといいですね。この流れを習慣化すると犬も覚えてくれます。
犬も人間と同じく急な運動は体に負担がかかるので寝ていた場合などは特に急に走り出すことのないよう、声をかけるなどし少しゆっくり歩いてから散歩を始めましょう。
余裕ある日に広い場所で一緒にダッシュ
時間と体力に余裕があるときは広い公園などで一緒にダッシュをしても気分転換や、より高い脂肪燃焼効果を目指せます。その際は周りに配慮し、走る際にも犬のリードは外さないようにしましょう。
長さが調整できるリードを使うと便利ですね。走るのに夢中になり犬の首に負担がかからないように気をつけましょう。
基礎代謝を上げる
基礎代謝が上がると普段生活をしているだけで消費されるカロリーが多くなります。継続的に運動を続けたり、マッサージを取り入れることで基礎代謝を上げることができます。
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基礎代謝が低い人の特徴は?生活習慣の見直しで健康的な体へ
散歩前にコーヒーを一杯
コーヒーに含まれるリパーゼという成分は脂肪燃焼に効果があるといわれています。散歩前に脂肪燃焼する飲み物や食べ物を摂取してもダイエットのサポートをしてくれます。
他にもショウガや唐辛子にも脂肪燃焼効果があるので食事に取り入れてもいいですね。

散歩するうえで気をつけるべきこと
愛犬の体調に気を付ける
愛犬は体調が悪くなっても口に出せないので、散歩に夢中になりすぎて犬の体調の変化に気が付けないなんてことの無いよう、常に気にかけてあげましょう。
息が荒い状態が長く続いたり、鼻先が乾いているなど体調が悪いサインをだしている場合があります。
長く歩くときは水分を持ち歩き、こまめに与えてあげましょう。真夏の時期は犬用の冷却グッズも売っているのでそういったものを使用してもいいですね。
夏場の散歩時間に注意
夏場の犬との散歩は特に注意が必要です。犬は人より地面に近く、また、体温も高い為、日射病になりやすかったり肉球をやけどしてしまうことも。
昼間の日光が強い時間は割け、早朝や夕方でもできるだけ日陰の土の上などを歩かせてあげましょう。自然の中を歩くときは虫が多い場合もあるので犬にも使用できる虫除けグッズなどを使ってあげると安心です。
ダイエットも大事だけど散歩マナーを忘れずに
ウォーキングに夢中になりすぎて、犬の動向に気づけないなんて事の無いよう気をつけましょう。他人の家の外壁に粗相をしてしまう、ガーデニングにいたずらをしてしまうなど無いよう常に注意をしマナーはきちんと守りましょう。
吠え癖がある犬はしつけで治すことが大切ですが、もし通行中の方に吠えてしまったときには謝罪をしトラブルを防止。自分や犬だけで無く周囲の方への配慮もとても大切です。
犬のペースを忘れない
犬にも人間と同じように年齢による体力の違いや骨格の違い、性格の違いなどがあります。それぞれ歩ける距離やスピードが異なるので犬のペースを忘れず、配慮してあげながら散歩をしましょう。
無理をさせすぎると犬の体調に変化が及んでしまったり、散歩をいやがる犬になってしまうことも。お互い無理なくリフレッシュしながら運動ができるよう自身も無理をしないことも大切ですが犬のペースも大切にしてあげましょう。
犬にも周りにも気を付けて
外を歩いていると、犬が苦手な方や、アレルギーを持った方も歩いています。ウォーキングに夢中になり、犬が周りの方に不用意に近づかないよう気をつけましょう。
また、犬を連れていると子供が触ろうと近づいてくることも。アレルギーをもっていても子供だと自分で言えない可能性もありますので、近くに親がいるか確認し、親に大丈夫か許可を取ってから近づいた方が安心です。
また、車道の近くを歩く時は犬を歩道側にし、不意に飛び出さないよう気をつけましょう。車のクラクションや、救急車などのサイレンが聞こえたときなど、犬は思わぬ方向に急に走り出すこともあるので注意が必要です。
きちんと褒めてあげることも大切
犬は飼い主に褒めてもらえるととても喜びます。たくさん歩いたときにきちんと褒めてあげたり、おやつをあげるなどしコミュニケーションをとりましょう。

さらに散歩を楽しくする工夫
雨の日の散歩にレインコート
雨の日に散歩をするときには自身の防寒対策をすることはもちろん、愛犬の防寒、防水対策も忘れずに行いましょう。レインコートを使えば両手が使えるので傘を使うより歩きやすくなります。
犬用のレインコートもあるので着せてあげると雨などの水が苦手な犬も散歩に行きやすくなります。
散歩から帰ったあとは風邪を引かないようにタオルで拭いてあげたり、ドライヤー等で乾かしてあげてください。特に幼い犬は自分で体温調整ができないので体調の変化にに配慮し、雨風が強い日は散歩を控えましょう。
ちょっと寄り道愛犬とお茶タイム
ペットと一緒には入れるお店が徒歩圏内にある場合はそこを目標にし少し長めに散歩をするのもいいでしょう。多少お金はかかってしまいますが、目標があれば頑張れる方にはさらにやる気がアップします。
ただし、そこで甘いものを頼んでしまうとダイエットが無駄になってしまうこともあるので注文するメニューはできるだけカロリー控えめのものにしましょう。
飼い主友達を作る
散歩が一緒にできる飼い主友達を作るのも利点がたくさんあります。家と家の間の中間地点を待ち合わせにすることで一人で行うよりも習慣化することができますし、犬同士も仲良くなると犬のストレス発散にもなります。
情報共有もできるので犬の健康について相談したり、自身のダイエットについても情報が聞け、さらに効果を高めることができるかもしれません。

歩き方を工夫する
しっかりとスニーカーを履いて
散歩をするときも、ウォーキングやジョギングと同じくきちんと専用の靴を履きましょう。足を痛めないようにするなどの目的もありますが、犬と一緒だと思わぬアクシデントで犬が走り出してしまったり逃げてしまうことも。
そういったときにすぐに対応できるように歩きやすい靴で備えておくことも大切です
姿勢はまっすぐ
犬を連れているといつもより前屈みになってしまいがちですが、無理な姿勢を続けているとくせになってしまったり、体を痛めてしまいます。
きちんと姿勢をまっすぐ保ち、犬の様子に気を配りながらも前を見て歩くようにしましょう。もしスマートフォンや携帯電話を持ち歩いていて、着信などがあり使用しなくてはならないときは必ず立ち止まり、犬の安全が確保できる場所に移動しましょう。
大型犬と一緒の時は大股やスロージョギング
大型犬は小型犬よりも多くの運動量が必要となり、1日2回、30~60分の散歩が必要といわれています。犬の歩幅に合わせて大股で歩いたり、スロージョギングにするなどし、お互い歩きにくくないよう調節しましょう。
小型犬と一緒の時はひねりを加えた歩き方を
小型犬は散歩があまり必要ないともいわれていますが、小型犬でも1日2回、30分程の散歩は必要です。筋肉を付けるなど体の為にはもちろん必要ですが、外の空気を吸わせ、家族以外の人や犬と触れあうことで犬のストレス発散や、無駄吠え防止のしつけにもなります。
犬の歩くスピードに合わせた歩幅で歩き、必要に応じてひねりを加えた散歩で運動不足解消をしましょう。

散歩に便利なアイテム
散歩の必需品のリード
犬の散歩にはリードは必需品です。犬が道路に飛び出し怪我をしてしまったり行方不明になることを防ぐだけではなく、不意に他の犬や人に噛みついてしまう危険性を回避できます。いくら懐いていたりしつけができていてもリードは必ず装着しましょう。
何本か所持し気分や季節によって帰るのも楽しいですね。リードにもボタンなどの切り替えで伸びるタイプなども売っているので広いところで遊ばせるときはおすすめです。また、切れそうになっていたら交換する必要があるのでこまめにチェックするようにしましょう。
運動量が多い犬やぐいぐい前に引っ張りやすい犬にはハーネスを使って全身支えるようにしてもいいですね。
夜の散歩にライトや反射板
夜間に散歩をする際は犬の首輪やリードに、ライトや反射板を付けましょう。特に車や自転車が通る道を歩くときには注意が必要です。
運転をしている方は犬が見えないことがほとんどなので思わぬ事故につながることも。せっかくの愛犬との大切な時間に事故が起こってしまうことの無いよう細心の注意を払いましょう。
また、通行人の方から見ても暗いと犬が見えにくく驚かせてしまいトラブルに発展してしまうこともあります。ライトや反射板を付け犬の位置をわかりやすくすることで、トラブルを事前に防ぐこともできますね。
どのくらい歩いたか確認犬用の歩数計
何歩歩いたのか把握するために、犬用の万歩計を使用しても目標設定がし易くなります。犬専用の万歩計も売っているので装着をすると犬がどのくらい歩いているのかより正確にわかります。
留守中につけていても、留守の間どのくらい動いているかを把握できるので便利ですね。
ただし、小型犬の場合は特に装着することで犬が歩きにくくなってしまうことの無いよう気をつけましょう。
犬と遊べるグッズで脂肪燃焼
犬と遊べるボールや、フリスビーなどを使って時間がある時には遊ぶのもダイエットにも効果的です。
投げて持ってきてもらうのを繰り返すことで犬とのコミュニケーションにもつながりますし、投げることで二の腕のシャエイプアップにも。犬によっておもちゃの好みも違うのでペットショップに行き好反応なものを選んでも楽しいですね。

愛犬と一緒に毎日元気に幸せライフ
一人で運動をするよりも愛犬と共に運動をすることで持続もしやすく、楽しくダイエットをすることができます。自分も犬も散歩が楽しくストレス発散もできる時間になるように、無理の無い範囲で毎日続けられるといいですね。愛犬と一緒に健康的で理想の体を目指しましょう。