ファスティング。正しい準備とやり方を掴んで効率よくダイエットを

2017.09.06

ファスティング。正しい準備とやり方を掴んで効率よくダイエットを

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

ファスティングと聞くと断食を思い浮かべる人も多いのでは。しかし現在の主流は酵素ドリンクやファスティングジュースを飲みながら行う、2日間程度の気軽なものです。デトックス効果や胃腸を休める目的もあるファスティングをあなたも始めてみませんか。

INDEX

目次

     

    ファスティングが体にもたらす効果

    内臓機能の回復ができる

    日常の食生活を続けていることで、体内には毒素など老廃物がたまりやすくなっていきます。その毒素や老廃物を摂取することなく内臓機能を回復させるのには、安全なファスティング、つまり断食や絶食が効果的です。

    一口にファスティングといっても全く何も口にしないわけではありません。酵素ドリンクやファスティングジュースなどを飲みながら過ごす期間になります。

    内臓を休めてあげることで、内臓の機能回復を図る目的としても人気のあるファスティング。ダイエット方法の一つとして定期的に行っている人も多いです。断食中でも酵素ドリンクなどが飲めるので、そこまで辛くないダイエット方法のひとつです。

    蓄積した毒素の排出が促される

    内臓の機能が回復されてくると蓄積した毒素の排出も促されてきます。そのほとんどは便や尿で排泄されていくわけですが、少なくはなりますが汗などで排泄される割合もあります。

    体の中の不要なもの、老廃物や毒素を排出し、体のすみずみまでをスッキリとさせ痩せやすい体へと変化して行く様子を自分で目の当たりにしていくということは、いい経験として記憶に残るでしょう。

    糖質の制限により内臓脂肪が燃焼される

    炭水化物や甘いお菓子などの糖質を制限することにより、内臓脂肪がエネルギー源として使われることになります。内臓脂肪とは、使わずに残ってしまった糖質がインシュリンによって体にためこまれてしまったものを指します。

    糖質といってもファスティング用のドリンクにも含まれているため、完全にカットすることはできませんが今までの食生活の中で過剰に摂りすぎていた分からカットすることは、とても効果的なダイエットであるといえます。

    腸の動きがよくなり便秘を解消できる

    ファスティングをすることによるメリットとしては腸の動きがよくなりぜんどう運動が刺激されて、便秘を解消できるという点が挙げられます。ファスティングをすることで腸の悪玉菌の餌となる食べ物が入ってこなくなるため、善玉菌が優勢になり腸内環境が良くなっていくのです。

    そのため便秘が軽くなってくると必然的に肌荒れも治まり、思わぬ美容効果を実感することになります。便秘はダイエットにも美容にとっても大敵ですね。

     

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    「ファスティングとは」体内の大掃除。腸内環境をリセットしよう。

    正しい味覚を取り戻すことができる

    今までの食生活の中で味付けの濃いものや化学調味料を使った味に慣れてしまっていた人にとっては、ファスティングで舌を休めてあげるということは味覚を取り戻すのにとてもいい機会になるでしょう。

    わずかな期間であったとしても食物を全くとらない生活をすれば、舌にある味覚をつかさどる味蕾(みらい)という部分が修復されて、もともと備わっている正しい味覚を取り戻すことができます。

    ファスティングが終わった後は濃い味付けや化学調味料の味を好まなくなっていることに気が付くはずです。

    ファスティングをする前の準備

    1週間前から消化のいい食べ物に変える

    ファスティングをする上での前段階の準備はとても大切なものになります。その理由は、いきなり断食を始めてしまうと体に負担を与えてしまう危険もありますし、解毒作用などの断食のメリットを最大限に引き出すことが難しくなってしまうためです。

    1週間前からは炭水化物や糖類の摂取を控え、低GI値食品と呼ばれる血糖値の上昇を穏やかにしてくれる食品を積極的に摂るようにします。例えば、豆やイモ、海藻、キノコ、発酵食品、野菜、ナッツなどです。

    準備期間にしっかりとした体作りをしておくことで、ファスティングのより一層の効果を実感することができるでしょう。

    有酸素運動と筋トレを行う

    無酸素運動である筋力トレーニングをした後で有酸素運動をすることは、とても効率的なダイエットにつながります。筋力トレーニングで脂肪を燃焼させやすい体に整えておき、軽いジョギングやウォーキングなどの有酸素運動をすることでたまった脂肪を燃焼させることができるのです。

    順番としては筋力トレーニングを先にした方がいいとされています。筋肉量を落とさずに脂肪を効率的に落としたい人におすすめのトレーニング法です。

    有酸素運動は20~30分以上行うことで、効率よく脂肪を燃焼することができます。

     

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    ダイエットには有酸素運動がおすすめ。効果アップの方法や注意点も 

    運動後にプロテインを摂取する

    運動後45分以内にプロテインでタンパク質を補給をすることは、傷ついた細胞を再生させるのにはとても有効な手段です。なぜ45分以内かといいますと、筋肉を形成しやすい時間帯であるためです。

    栄養バランスが悪かったり極端な食事制限をしていると陥りがちなのがタンパク質不足。栄養不足な体は代謝も落ちてしまい、ダイエットには向かない体になってしまいます。運動後は水分共々栄養もきちんと補給して、代謝の良い痩せやすい体を作っていきましょう。

     

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    ダイエットプロテインで代謝アップ。効果的な飲み方で美しくなろう 

    整体やエステで体をほぐしてもらう

    体のコリやかたくなっている部分を専門の施術者にほぐしてもらうのは、とても気持ちのいいものです。それだけではなく、リンパの滞っている流れもよくしてくれるので老廃物や毒素を排出するのに役立ちます。

    ファスティングを成功させるためには代謝の良い体作りを準備期間にしておかなくてはなりませんので、そのことを意識して整体やエステなどを利用してみましょう。

    お酒やアルコールの摂取をやめる

    ファスティングの準備期間中にアルコールを摂取してしまうと、肝臓に負担がかかり酵素がたくさん使われてしまいます。もともとファスティングとは、内臓を休め消化酵素を使わずに過ごすことで代謝酵素を活性化させ痩せやすい体を作る目的があります。

    そこへアルコールという肝臓に負担のかかるものを摂取することは、ファスティングの効果を半減させてしまいかねません。お酒はファスティングが終わってから、楽しむようにしましょう。

    ファスティングマイスターへの相談

    家庭でファスティングを実施するにあたって、準備期間や回復食期間を含め分からないことがたくさんあると不安になってしまうもの。そんな時に頼れるのが、ファスティングを理解し実践しているファスティングマイスターへ相談をすることです。

    ファスティングマイスターとは一般社団法人である、分子整合医学美容食育協会の登録商標となっておりその資格を取得することでファスティングや美容、健康、食育などの総合的な深い知識を持つ人達のことです。

    ファスティングの安全なやり方

    週末の2日間限定で行う

    ファスティングが日常の仕事などと重なる場合は、週末の2日間だけをファスティングに当てて集中できる状態で行うことが大切になってきます。平日の仕事のある曜日などにファスティングを行ってしまうと、断り切れない誘いがあったり休日以上のストレスがかかってしまったりと、障害が多いのが事実。

    ファスティングは一般的には3日間で行うものだと考えられていますが、半日から2日間程度でも効果が出ている人はたくさんいます。

    自分のスケジュールに合った日取りを決めてファスティングの準備などを含め、進めていきたいですね。

    固形物の食品は一切摂らない

    ファスティング中に固形物の食品を一切取らないことで、本来の目的である胃腸を休めることが可能になっていることを忘れないようにしてください。固形物を食べてしまっては、ファスティング、つまり断食ではありませんし効果も半減してしまいます。

    本末転倒にならないためにも、準備期間をしっかりと設け、ファスティングに適した体作りをしておきたいものです。

    お腹が空いたら置き換えの飲み物を摂る

    ファスティングでよく用いられているものに、酵素ドリンクなどのダイエット効果、便秘解消効果などが期待できる食品酵素を多く含んだ飲料があります。

    ファスティング中は固形物を一切口にすることはできません。空腹を感じたら酵素ドリンクを飲むことで栄養を補給します。1日に飲む量は、1.5~2リットルくらいが目安になります。

    水分は多めに補給する

    脱水症状を起こさないためにも、水分補給はこまめに行います。理由としては食事を一切取らないため塩分が不足気味になります。塩分の不足は水分をためこむことができずにすぐに体から水が抜けてしまうため脱水症状を起こしやすくなるのです。

    また、脂肪を燃焼する上でも水分はとても重要な役割を持っています。脂肪がエネルギーとなって燃焼されるために必要な酵素を助けるのが、水分なのです。

    ファスティング中に摂りたい水分量は1日で3~4リットル程度を目安にします。

    果糖以外の糖分が入った清涼飲料水は禁止

    清涼飲料水にはたっぷりと糖分が配合されています。角砂糖何個分などといった表記のされ方を見たことがある方も多いでしょう。糖分だけではなく、保存料や着色料、人工甘味料なども含まれているものが多い清涼飲料水。消化器官の負担になるだけではなく、ファスティングの目的の一つでもあるデトックスの面から見ても避けたいものばかりです。

    ファスティング中だけではなく準備期間中や復食期間中にも避けたい飲み物です。

    体調が悪くなったら中止する

    準備期間を経てせっかく順調に行っていたファスティングも、体調を崩してしまう場合があります。栄養不足による頭痛やめまい、物事に集中できないといった症状が出てきます。そのような症状が長く続いたり、辛さが改善されないようであればファスティングを中止するようにします。

    健康を害してしまってはファスティング本来の目的からも外れてしまいます。体調が戻り次第、また挑戦するようにしましょう。

    ファスティングの置き換えに適した飲み物

    栄養が豊富な酵素ドリンク

    胃腸を休めながらも必要最低限の栄養素は摂取できる酵素ドリンクは、ファスティング中に飲める飲料として人気があります。野菜や果物を発酵させて作られている食品酵素を多く含んでおり、適切な飲み方でダイエットの強い味方になってくれます。

    ファスティング中は栄養が摂取できず体調を崩しやすいので、酵素ドリンクで栄養分を補給し、代謝のよい痩せやすい体を作っていきたいですね。

    果物や野菜のジュース

    ジューサーやミキサーを持っているのなら果物や野菜の新鮮なジュースを作って、ファスティング中の置き換えドリンクにするのもいいでしょう。バナナ、キウイ、小松菜、などジュースに適した食材を用意して自分なりに工夫するのも、楽しくファスティングをやって行く上では大切な工夫のひとつです。

    生の野菜や果物には酵素やビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれておりダイエットにはとても効果のある食材だといえます。

     

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    ファスティングで野菜ジュースを上手に使って健康面をサポートしよう 

    無糖の飲むヨーグルト

    加糖タイプのものは多量の砂糖が含まれているのでファスティング中には選ばないようにします。無糖タイプの飲むヨーグルトでしたらコンビニなどでも手に入りますし、空腹感を紛らさせてくれる濃厚な口当たりなのでどうしても何かが食べたくなってしまった時に、役立ってくれます。

    その上、美肌効果や便秘改善効果もあるためファスティング中には是非取り入れたい食品のひとつですね。

    酵母菌が配合されたコンブチャ

    紅茶でできた発酵酵母菌を含んだ飲料で、ファスティングドリンクとして人気です。酵素以外にも乳酸菌やビタミン、ミネラルなどが豊富でダイエット中の人、美容効果を求める人などにおすすめです。

    紅茶が嫌いな人には少し飲みにくいかもしれませんが、ダイエット効果はとても高いものがありますのでファスティングを機会に飲んでみるのもいいでしょう。

    粉末から作るグリーンスムージー

    粉末タイプのグリーンスムージーを置き換えドリンクとして用いるのもおすすめです。持ち運びに便利で、栄養素も豊富。話題の美容成分を含むチアシードなどの手に入りにくい素材が配合されているのもメリットです。

    水に溶かしてシェイクするだけで出来上がってしまう手軽さも魅力のひとつ。ファスティングに上手に取り入れて、健康的に美しく痩せていきたいですね。

    ダイエットに効果のある酵素ドリンクの選び方

    主成分が糖分ではなく酵素になっている

    成分表のいちばん上に果糖やブドウ糖、~エキスと表記のあるものは選ばないようにします。理由は糖分を多く加えることによって飲みやすい味に加工したり、酵素ドリンク自体の生産コストを抑える目的で配合されているからです。

    そのような糖分の多い酵素ドリンクを飲んでいたら、ファスティングの効果は半減してしまいますしリバウンドの心配も出てきます。

    原料の素材名が上から順番に表記されているものを選ぶといいでしょう。

    香料や着色料が無添加

    香料や着色料、保存料などの添加物が体に入ってしまうと酵素の働きを阻害してしまう場合もあるため、添加物の多い酵素ドリンクは選ばないようにしましょう。

    体内の酵素を無駄遣いしないようとっておくために酵素ドリンクを飲んでいるのに、酵素の働きを阻害してしまうとファスティング本来の目的を見失ってしまいます。

    なるべくなら無添加の酵素ドリンクを選び、ファスティング中のドリンクとして活用していきたいですね。

    原材料の種類が多くて栄養が豊富

    ファスティング中の栄養源になるのは酵素ドリンクだけです。その酵素ドリンクが少ない数種類の原材料しか用いていない物であれば、迷わず原材料の種類が多くて栄養が豊富な酵素ドリンクの方を選び直してください。

    理由はファスティング中の栄養補給の目的からと、栄養不足は後にリバウンドを招くことがあるためです。栄養不足を解消してファスティングを軌道に乗せていきましょう。

    余計な美容成分が含まれていない

    プラセンタやビタミン、ミネラルなどの美容成分を含んだ酵素ドリンクも多く販売されています。ですが、余計な美容成分が含まれているとその成分を消化するのに酵素が必要になり、ファスティングの効果も下がってしまいます。

    できるだけ添加物や余計な美容成分の含まれていない、純粋な酵素ドリンクをおすすめします。

    カロリーが低い

    ファスティング中の飲料として、カロリーが低いということはかなり重要な要素です。高カロリーの砂糖たっぷりのドリンクを飲んでいてもあまり痩せないであろうことはすぐに想像できます。

    低カロリーで栄養価の高い酵素ドリンクを用いてファスティングを成功させましょう。

    ファスティングにおすすめな酵素ドリンク

    ララココ ピュアネス酵素ドリンク

    野菜、果物、野草を217種類も使用したアップル味の酵素ドリンクです。ファスティングにも最適ですし、置き換えダイエットで1食をこのピュアネス酵素ドリンクに置き換えてもいいですね。

    食物発酵エキスが93.2%も高配合されています。酵素の活性に不可欠な補酵素も配合。美味しい味と空腹対策で全面的にダイエットをバックアップしてくれる頼もしい酵素ドリンクです。

    ベルタ ベルタ酵素ドリンク

    酵素数165種類を誇る、ベルタ酵素ドリンク。熱、酸に強く低分子で知られているエンザミン(納豆菌類発酵代謝エキス)が配合されています。糖質ゼロで飲みやすいピーチ味です。

    1食あたりが113円とコストパフォーマンスもいいのが魅力ですね。

    ベジライフ 美的90選ベジライフ酵素液

    野菜、野草、果実、海藻類など90種類の成分がギュッと詰め込まれた、ベジライフの美的90選ベジライフ酵素液は長期間しっかり発酵された、低カロリーの酵素ドリンクです。1食分のカロリーが14.2キロカロリーとなっています。

    置き換えにも便利なドリンクで、大幅なカロリーカットができるのに栄養はしっかり取れるというからうれしいですね。

    酵素女神 酵素女神555

    たっぷりと720ミリリットルに希少5年天然熟成植物酵素が400種も入った酵素ドリンク酵素女神555。飲み方は簡単、原液50ミリリットルを目安に水やお湯、炭酸水、牛乳や豆乳などで割って飲むだけです。

    保存料や着色料などはすべて無添加です。しっかりと栄養補給をしながら生活改善、体質改善を目指している人におすすめです。

    GemCEREY G酵素プレミアム

    106種類の野菜と果実を素材本来の形のまま使用した酵素ドリンクです。酒蔵にしか生息しない酵母菌が使われており、もともとは酒蔵で働く人の健康を守るためのものでした。

    沖縄の黒糖が配合されていて、自然な甘みで美味しく頂けます。

    株式会社エリカ健康道場 優光泉酵素

    九州産野菜を中心に60種類の材料を発酵させた、砂糖もエキスも無配合の原液100%の酵素ドリンクです。スタンダード味と梅味の2種類があります。水や炭酸水で割ったり、ヨーグルトに混ぜても美味しく頂けます。

    ファスティングの専門家が独自に開発した酵素ドリンクで、完全無添加なので小さな子供からお年寄り、妊娠中の女性まで幅広く飲むことができます。

    ファスティングに使うジュースの作り方

    専用の低速ジューサーを使う

    ファスティングに用いるジュースを作るのなら、高速ジューサーではなく低速のジューサーを選ぶ必要があります。高速ジューサーだと酵素が空気に触れたり熱にさらされたりして、壊れてしまう場合もあるからです。

    専用の低速ジューサーならば、ゆっくりとしたスピードでまるで石うすでひくかのように果物や野菜をすりつぶして行くので空気に触れたり熱にさらされることなく、生きたままの酵素を搾り取ることができるのです。

    丁寧に作られたファスティング用酵素ジュースは栄養価も高く、ファスティング中の栄養補給にもぴったりですね。

    新鮮な果物や野菜を選ぶ

    古くなった果物や野菜では栄養素が壊れている場合もありますので、新鮮なものを用意するようにします。ビタミン類は日にちと共に少なくなって行ってしまいますので、できるだけ新しいものをその日のうちに使うようにしましょう。

    野菜や果物がたくさん余ってしまわないように、使い切れる分だけを買うようにするのも方法のひとつです。

    食材は皮がついた状態でカットする

    一般的に果物や野菜は皮と果肉の間に栄養素がたっぷりと入っているといわれています。その部分を切り落としてしまうのはとてももったいないもの。皮のままジューサーに入れてジュースとして絞ってしまいましょう。

    皮ごと使うため残留農薬の心配もあるので、使う前には良く水洗いすることが大切です。

    砂糖や塩などの調味料は加えない

    ファスティング中は胃腸の負担になるような調味料の類は使わないようにします。砂糖はダイエットには向きませんし、塩分を摂りすぎるとむくみが気になります。

    果物や野菜本来の美味しさをファスティングジュースでは味わうようにし、調味料から離れたファスティング期間を満喫したいですね。

    消化の負担が少ない豆乳で割る

    味にバリエーションをつける時に牛乳で割るよりかは、ファスティング中は消化の負担が少ない豆乳で割る方をおすすめします。牛乳は動物性タンパク質なので消化吸収に時間がかかりますし、中にはお腹を壊してしまう人もいるのが事実。豆乳であれば、消化にそこまでの負担はかからないのでファスティングには適した飲み物であるといえます。

    ファスティングジュースに使いたい野菜と果物

    栄養豊富なチンゲン菜

    チンゲン菜には体内でビタミンAに変換されて使われるベータカロチンが豊富です。ビタミンAには粘膜や皮膚の健康を維持する働きがあります。カルシウムも豊富に含んでおりファスティング中のイライラを解消してくれる働きも期待できます。

    カリウムも豊富でむくみ対策にもいいですね。ビタミンCも含まれており、栄養価の高い野菜です。買い求めやすい値段なので、積極的にファスティングジュースに使いたい野菜のひとつです。

    鉄分が多いほうれん草

    ベータカロチンを多く含んでいるほうれん草。のどや肺などの呼吸器を守る働きももっています。マンガンと共に鉄分も多く含んでいるので貧血の人におすすめしたい野菜です。

    カルシウムやカリウムなど他のミネラル類も豊富で、調理しやすく栄養価の高い野菜です。

    カルシウムの多い小松菜

    カルシウムや鉄分においてはホウレン草の上を行く小松菜。アクがなく下ごしらえのいらない気軽に使える野菜としても人気です。

    ベータカロチンを含む緑黄色野菜で、ファスティングジュースに果物と一緒に入れても味が突出することがないので使いやすい野菜です。ビタミンやミネラルが不足しがちになるので小松菜で補給するのもいいですね。

    ポリフェノールが豊富なリンゴ

    皮に多く含まれているリンゴのポリフェノール。活性酸素を抑制したり、コレステロールを取り除いてくれる働きを持っています。

    またペクチンと呼ばれる食物繊維も豊富なので整腸作用が期待できます。便秘改善にはとても役に立ってくれる果物のひとつですね。

    カリウムの多いバナナ

    体内の水分調節に欠かせないミネラルであるカリウムを多く含むのが、バナナです。むくみの予防にもなりますし、筋肉のけいれんを防ぐ効果もあります。

    糖分も多くエネルギー源として補給するには最適な果物です。口当たりもよく、ファスティングジュースにも向いている食材です。

    ビタミンの豊富なオレンジ

    オレンジにはビタミンCが100グラム中に40ミリグラムも含まれています。ビタミンCはたくさんの効能を持つ栄養素です。活性酸素の抑制、美白効果、コラーゲン生成に関わる働きなどたくさんの効能があります。

    ファスティングジュースにたっぷりと取り入れ、ビタミン補給をすれば美容面でもうれしいことがあるでしょう。

    ファスティングに便利な市販のグリーンスムージー

    ナチュラル ヘルシー スタンダード ミネラル酵素グリーンスムージー

    厳選された約200種類の野菜とフルーツを原料とした粉末タイプのスムージーです。1日分は約6グラム(付属のスプーンで約2杯分)、約200ミリリットルの水または牛乳などで割って飲みます。

    ミネラルが豊富で酵素もたっぷりと含まれているので、ファスティングやダイエットには最適な飲み物です。

    からだのレシピシリーズ 生酵素グリーンスムージー

    222種類の植物発酵エキスが配合された生酵素グリーンスムージーです。ダイエットにもうれしい食物繊維入り。コラーゲン、プラセンタの美容成分も配合されています。

    1日6~12グラム(付属のスプーンで約2~4杯)を目安に、200ミリリットル程度の水と一緒に付属のシェイカーで作ります。溶けやすいパウダーを使用しているので簡単に作って飲むことができます。

    エンナチュラル グリーンスムージー

    アサイーやケールなどの野菜&フルーツを合わせて18種を採用しているスムージーです。合成保存料、合成着色料、合成甘味料不使用で体もよろこぶドリンク。

    活性酵素や乳酸菌なども配合されており、体の内側からのキレイを目指します。

    ?グリーン酵素スムージー

    180種類の酵素にプラセンタを配合したダイエットにも美容にもうれしい酵素スムージーです。水にさっと混ぜるだけで完成するので、忙しい朝にもぴったり。

    1杯で1日分のビタミン、ミネラル、食物繊維を摂取することができます。味はアップルマンゴー風味で口当たりも良く、続けやすいのも魅力です。

    美女と野ジュース 美女と野ジュース (マンゴー味)

    約82種類の野菜、果物、海藻を原料とした粉末タイプのスムージーです。スーパーフルーツのアフリカンマンゴーも配合されています。腹持ちが良く低カロリーなのも特徴です。

    おからパウダー、サイリウム入りでスプーン1杯分が約20キロカロリーと低カロリーになっています。

    ファスティング中の水分補給にぴったりの飲み物

    満腹感のある炭酸水

    炭酸水を飲むと胃が膨らむので、早い段階で満腹感を得られます。食事の前にコップ1杯程度の炭酸水を飲んでおくのもおすすめですし、ファスティング中ならちょっと小腹がすいた時などの水分補給に炭酸水を飲むことで、満足感を得やすくなります。

    ファスティング中なので、甘味料や着色料などの添加物が入っていない炭酸水を選ぶようにします。

    ミネラルが豊富な天然の硬水

    カルシウムとマグネシウムを豊富に含んでいる水のことを硬水と呼びます。ファスティング中はミネラル不足になりがちです。そのミネラルを補うのに硬水は適しています。

    代謝の促進、便秘の緩和、脂肪の吸収を抑制する働きを持つ硬水を、ファスティングにも上手に取り入れて痩せやすい体を作っていきたいですね。

    ノンカフェインの麦茶

    夏場によく飲まれている麦茶ですが、ノンカフェインなので子供やお年寄りの水分補給にも適している体に優しい飲み物として人気があります。カリウムやビタミンB群も豊富に含まれています。

    ダイエットだけではなく美容面が気になる方にもおすすめできる、ノンカフェイン飲料です。

    ファスティング中に水分補給が必要な理由

    肝臓の機能が潤滑になる

    体にたまった余分な脂肪が代謝される時、一度脂肪は肝臓に集められます。そして代謝を行ってから全身に運ばれて、まんべんなく燃焼します。

    その際必要になってくるのが水です。肝臓が酵素の力を使って脂肪を分解する時に、水分を使います。この水分が不足してしまうと代謝がうまく行われなくなってしまうのです。

    肝臓の機能を潤滑にするためにも、こまめな水分補給を心がけたいものです。

    ケトン体の影響で体が酸性になるのを防ぐ

    肝臓で脂肪が代謝された後にできる物質に、ケトン体というものがあります。これは脂肪の燃え残りといってもいいもので、ファスティング中は体内に増え、ケトーシスと呼ばれる体の状態を作り出します。

    ケトーシスとはケトン体の濃度が上がった状態で、体は少し酸性に傾きます。酸性に傾いた体ですと頭痛などの症状が出る場合があるため、酸性濃度を薄めるためにも水分補給が大切になってくるのです。

    体から水分が抜けやすい状態のため

    ファスティング中は食事をとらないので塩分も摂取することができません。塩分が足りない状態だと水分保持をすることが難しくなり、体から水分が抜けやすくなってしまいます。

    その分脱水症状を起こしやすくなるため、水分補給を忘れないようにしましょう。

    ファスティング中の食欲を抑える方法

    コップ1杯の水をゆっくりと飲む

    ゆっくりと水を飲むことで胃に食べ物が入ったと思わせ、脳の満腹中枢を刺激し、満腹感を得る方法があります。人間の体は、体内の水分が減った時でも空腹を感じるようにできており、水分が減ると血液の流れも悪くなってしまいます。

    脳は血流を良くしようとして食欲を増進させます。そこでゆっくりと水分を摂ることで、脳の満腹中枢を刺激し、食欲を抑えることができるというわけです。

    PCの壁紙をブルーに変える

    青い色というのは消化器官の働きを抑える効果があるといわれています。PCの壁紙をブルーにすることでリラックス効果も得られますし、食べすぎることも防げるので一石二鳥の効果がありますね。

    ストレスが原因の食欲にはブルー系が効果がありますし、ラベンダーなどはリバウンドが気になる人におすすめのカラーだといわれています。

    ハーブ系の香りを嗅ぐ

    ハーブ系だとフェンネルの香りが食欲を抑えてくれる効果を持っています。その他にもシダ―ウッドやサンダルウッドなどが気持ちを落ち着けてくれ、食べたい欲求を抑えてくれます。

    食欲がコントロールできなくなりそうな時は、心を落ち着ける目的も含めてアロマ効果でリラックスタイムを作るといいでしょう。ファスティングを成功させるための重要な手段のひとつだといえます。

    食欲を抑える耳のツボを押す

    耳には食欲を抑えるツボを始めとし、胃や腸に関するツボがたくさん集まっています。どこか1点だけを探し出してツボ押しすることは少々難しいので、耳全体を気持ちが良い程度に引っ張ったり押したりするだけでも効果はあります。

    痛むほど強く押してしまうと効果がありませんので気を付けましょう。

    いつもより早めに就寝する

    早く寝て早く起きることは健康や美容にもとてもいいことです。いつもより早く寝ることで、辛い食欲と向き合わなくても済みますし、セロトニンという物質が分泌されやすくなりますので満腹中枢の働きも良くなり、激しい食欲が湧いてこなくなるでしょう。

    ストレスをためずにしっかりとした良質な睡眠をとることを心がけるだけでも、食欲は自然に抑えられてきます。

    体を動かして血糖値を上げる

    軽いジョギングやウォーキングなどをすると、アドレナリンという物質が分泌されます。するとグリコーゲンとして肝臓に蓄えられていた糖が血液中に出てくることにより、血糖値が上昇します。血糖値の上昇により空腹感が抑えられるというメカニズムです。

    どうしてもお腹が空いて辛い時はストレッチやヨガなどの軽い運動をして、空腹感を抑え、ファスティングを成功へと導きましょう。

    ファスティングの効果を高める運動

    息が切れない程度のジョギング

    軽く流すくらいでちょうどいいファスティング中のジョギング。あまりに速く走りすぎてしまうと息が上がってしまうので有酸素運動ではなく無酸素運動になってしまい、筋肉を鍛える運動になるためおすすめできません。

    しっとりと汗ばむくらいの運動の強度のジョギングを20~30分続けられればちょうどいいでしょう。

    軽めのウォーキング

    脂肪を効率よく燃焼したいのなら、有酸素運動がおすすめです。軽めのウォーキングも有酸素運動に入ります。息が弾んでしまうほど速く歩くのではなく、会話ができる程度の速さで歩くとちょうどいいでしょう。

    ジョギングと同様、脂肪が効率よく燃焼し始めるまでに20分くらい時間がかかるので運動自体を20~30分程度行えるといいですね。

    自宅で踏み台昇降運動

    雨が降ったりして外出できないような時でも自宅で手軽にできるのが、踏み台昇降運動です。身長などにより適宜、調整しますが10~20センチの高さの踏み台を用意します。踏み台に右足から乗せ右足から下りる、左足から乗せ左足から下りるという運動を繰り返します。

    踏み台昇降運動も有酸素運動ですので、目安としては20分以上続けると効果的です。慣れないうちは10分程度から始めてみてもいいでしょう。

    ストレス解消になるヨガ

    自分の呼吸を意識しながら体のかたくなった筋肉やコリをほぐして、汗をかくヨガもファスティング中の運動には最適です。血流が良くなる効果もあり新陳代謝もアップ。痩せやすい体作りが可能です。

    深い呼吸を行うことでストレス解消にも役立ちます。自分のペースで進めることができ、健康増進のためにもいいことから継続して日常の運動に取り入れている人も多いです。

    お風呂上りと就寝前のストレッチ

    むくみや冷え性にもいいとされるストレッチ。お風呂上がりや寝る前に取り入れると効果的です。お風呂上りは血行も良くなっているので、代謝も上がっています。その状態でストレッチをすることは、普段ストレッチをする時よりも消費カロリーが上がるので痩せやすいといえます。

    お風呂で温まった体は、かたくなった筋肉もほぐれやすくなっておりストレッチの効果も高まっているので、タイミングとしてはおすすめです。

    また、寝る前のストレッチも質の良い睡眠を得るのにはとても効果があります。部屋の照明を少し落としてリラックス効果を高めながら行いましょう。質の良い睡眠は成長ホルモンの分泌を促すため、肌の再生や筋肉の定着、基礎代謝アップなど嬉しい効果がたくさんあります。

    ファスティング後の回復食の取り入れ方

    負担のかからない流動食から始めていく

    ファスティングを行っていた体は例えるならば飢餓状態です。どんな栄養素でも吸収してしまう状態のところへ普段の食事にすぐに戻してしまうと、結果的にリバウンドにつながってしまいます。

    そうならないためにも、体に負担のかからない回復食の期間を大切にしなければなりません。消化器官への負担が少ない流動食として、重湯やお粥などがおすすめです。みそ汁もお腹には優しい発酵食品なので献立に加えてみましょう。

    食品添加物や刺激物を控える

    ファスティング中にせっかく排出した食品添加物などの体に不要なものを、回復食に取り入れるのは非常にもったいないことです。せっかくきれいになった体や内臓器官を維持するためにも、添加物や刺激物で胃腸に負担をかけることのないようにしましょう。

    カフェインや唐辛子、アルコールなどの刺激物、脂っこい食事などは回復食としては不向きです。

    肉類は回復食期が明けてから摂取する

    肉類は消化に時間がかかるので胃腸にとっては負担の大きい食品です。回復食期中の胃腸にとってはまだまだ不安要素の強い献立ですし体調を崩すことも考えられますので、回復食期があけてから食べるようにします。

    魚も同様で脂の乗った部分は消化に悪いので回復食としては考えずに、回復食後の献立として捉えておいた方がいいでしょう。

    よく噛んでゆっくり食べる

    久し振りの固形物ですが、よく噛まずに急いで食べてしまっては消化に悪くリバウンドの可能性も出てきます。食事はゆっくりとよく噛んで食べることが基本。

    素材そのものの味を味わいながら、時間をかけて食べることで満腹中枢も刺激され満腹感を得られますし、少ない量の食事でも満足感が得やすいです。

    回復食期はファスティングと同じ期間必要

    ファスティングを3日間かけて行ったのならば、回復食期も同じく3日間かけて行うものだということを覚えておいてください。回復食のはじめは重湯やお粥のような流動食から始め、徐々に固形物に変えていきます。ゆっくりと時間をかけて行うのが、リバウンドを防ぐカギです。

    回復食期の目的はファスティングで休めていた内臓器官を、少しずつ普段の状態に戻していくことなのです。回復食期を設けて丁寧に過ごすことで、体調を崩してしまうこともリバウンドしてしまうことも両方を防ぐことができます。

    定期的なファスティングで体も心もリフレッシュ

    たった一度のファスティングでは思うようにデトックスや体重減少に結びつかない場合もあります。ファスティングとは、自分の体の調子を考えながら定期的に取り入れることで、より一層の効果を期待できるものです。

    1~2日程度のファスティングならば週末の休みを利用して行うことができます。体のデトックスが進むと気持ちの面でもスッキリとしリフレッシュ効果を実感できるでしょう。

    日常にファスティングを取り入れて、健康な体と心を維持していきましょう。

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