目次
胸のリンパが滞る理由
きつい下着の締めつけ
胸にはリンパが流れており、通過するだけではなく体中から集まっている場所でもあるので、滞ると体に老廃物を溜め込みやすくなってしまいます。
滞ってしまう理由の一つに、下着の締めつけによって血行が悪くなり、リンパの流れも悪くさせてしまうことがあります。下着は緩めにつけるようにして、リンパの流れを悪くさせないようにしましょう。
生理前のホルモン変化
生理前になるとホルモンの変化により、体温の変化や血液の流れが滞りやすくなる方が多いです。その影響でリンパの流れが悪くなるケースも多く、滞りの原因となるのです。
女性は必ず月経があるので生理から逃れることができません。そのため、体を冷やさないように血行をよくする生活を心がけることが大切です。そして、リンパの流れもスムーズにするために、マッサージなどを取り入れた生活を意識しましょう。
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冷たい食べ物の摂りすぎ
冷たい食べ物や飲み物の摂りすぎによっても、血行が悪くなりリンパの流れも悪くなります。暑いからといって冷たいものばかり食べていると、体内も冷たくなり内臓に負担がかかります。
体温が低下してしまうと、血液循環作用が弱くなってスムーズに流れず、冷えやむくみの原因となり、老廃物も流しにくい身体になります。リンパの流れにも反映してくるので、体の冷やしすぎには注意しましょう。
運動不足による筋肉の衰え
運動不足による筋力の衰えも、リンパの滞りに関係があります。血行をスムーズにするためには、筋肉や筋肉量も関係してきます。筋肉がないと血行が悪くなり、リンパの流れも悪くなってしまいます。
日々の生活に適度な運動を取り入れることで、リンパの流れを改善させることができます。特に、足のリンパの流れが滞りやすくなるので、運動を取り入れることで足先の血液も心臓へと戻りやすくなり、胸のリンパの流れも改善されていきます。
ストレスや疲れの蓄積
ストレスがや疲れが原因で、血行やリンパの流れが悪くなるケースも。ストレスや疲れが蓄積されると、体内に上手く酸素を取り込めない状態になってしまいます。
ストレスや疲れを解消するためにも、体を冷やさず、深呼吸を心がけて体の緊張を取り、綺麗な酸素を取り込むことを意識しましょう。ストレスが緩和されると、血流も改善されリンパの流れも改善されます。疲労回復作用も出るので、ストレスが緩和されやすくなるアロマなどの香りを部屋に振りかけるのもよいでしょう。
風邪による免疫力の低下
風邪を引くと免疫力が低下し、血行の流れが悪くリンパの流れも悪くなります。風邪を引いているときは無理に改善策を意識せず、ゆっくりと体を休ませて、無理なく栄養補給ができるようにしましょう。
体を冷やしすぎず、元気になってから血行をよくすることを考え、体を温めて血行促進効果のある運動を取り入れていくとよいでしょう。

胸のリンパが痛い時の対処法
濡れたタオルで冷やす
急に胸のリンパが痛くなったときは、濡れたタオルで冷やすと落ち着いてきますが、冷たすぎない濡れタオルを用意しましょう。濡れタオルではなく、冷却シートや氷パックにしてしまうと、血行が悪くなり体温も低下してしまうので、冷たくなりすぎないような温度で冷やすことが、理想的な対処法となります。
痛みがあるときはマッサージを控え、痛みがなくなり落ち着いてからマッサージを再開するようにしましょう。
市販の痛み止めを服用
常に痛みがある慢性的な場合は、市販の痛み止めを服用する方法もよいでしょう。1回の服用量を確認して、1日に必要な量を服用しましょう。
購入するときは、薬剤師の方に声をかけて、自分の症状を伝えてアドバイスをもらった方がよいです。自分に適した薬を進めてくれるので、失敗なく購入することができ対処することができます。
しこりがある場合は病院を受診
しこりがある場合は、自分で何とかしようとせず、すぐに病院で受診しましょう。リンパはしこりができやすい部分ですが、場合によって大きすぎる場合もあります。
病気の早期発見にもつながるので、異変を感じたらすぐに病院へいきましょう。しこりがなくても、痛みが続く場合も病院で受診するようにしましょう。

胸のリンパケアで得られる効果
バストのハリやサイズがアップ
胸のリンパケアを正しく行うことで、バストのハリやサイズをアップさせることができます。強く刺激してしまうと炎症を起こしてしまうので、強すぎない程度の力加減でリンパの流れをよくしてあげましょう。
体が冷えているときではなく、入浴中やお風呂上りの血行がよいときにリンパをケアすることで、流れがスムーズになります。次第にハリやサイズアップ効果がでるので、継続して行いましょう。
頭痛や肩こりの改善
胸のリンパケアを行うことで、頭痛や肩こりの改善にもつながります。胸の滞っていた老廃物を流すことができ、血行も改善されるので自然に肩こりの症状は緩和されていきます。
頭への血流もよくなるので、片頭痛の症状も改善されやすくなり、胸だけではなく体の血流の改善にも効果的です。胸のリンパをケアするだけで、改善される部分も増えるので、しっかりケアしましょう。
生理痛の緩和
胸のリンパケアを行うと、生理痛の緩和にも効果的です。リンパの流れがよい状態だと体に老廃物を溜め込みにくく、代謝もよい状態なので生理痛が緩和されます。
生理痛の痛みを消すことはできませんが、痛みを和らげる効果があるので、体を冷やさず血行やリンパの流れをよくするようにお手入れを続けましょう。血行がよくなりリンパの流れが改善されると、生理痛の痛みも軽くなります。痛み止めの薬を使用しなくてもよいほど、改善される方も多いです。
顔のむくみの解消
胸のリンパの流れをスムーズにさせることで、顔のむくみもスッキリと改善させることができ、透明感のある肌へと導くことができるので、美容効果もアップします。
顔や首に溜まりやすい老廃物を流すことができるので、小じわケア効果も高まります。リンパは老廃物を流すので、流れをよくさせることで綺麗な体へと改善させることができます。
ストレスの解消効果
胸のリンパの流れがよくなると、体の老廃物を流す機能がしっかり働くようになるので、体のコリも流すことができ代謝もアップします。
体が冷えにくく血行促進効果も高まり、首から上に流れる血行もスムーズになるため、ストレス解消効果も高まります。深呼吸をしながらマッサージを行うと、さらに効果的です。香りのあるマッサージクリームを活用すると、リラックス効果も高まるので、癒しの時間を充実させることができます。

胸のリンパの循環をよくする方法
自分でリンパマッサージ
胸のリンパの流れをよくするには、自分でマッサージをする方法が効果的です。強すぎず、流れに沿ってマッサージを行うことで、流れを改善させることができます。
急にマッサージするのではなく、リンパが流れている部分を擦って温めてから行うと効果的です。また、入浴中などの代謝がよいときに行う方法も、効果的にケアすることができます。
リンパの流れをよくするツボを押す
リンパの流れを改善させるツボを刺激する方法もよいでしょう。ツボを急に刺激するのではなく、ゆっくりと指圧するような感じで、ゆっくり押してゆっくり離すようにしましょう。
押しているときは息を吐き、吸っているときは指を離すというように、深呼吸に合わせて指圧すると血行促進効果も高まり、リンパの流れも改善されやすくなります。
エステでリンパマッサージを受ける
エステを利用して、リンパマッサージを受ける方法もよいでしょう。1度エステで施術を受けることで、自分でもマッサージの仕方を学ぶことができ、自宅で実践しやすくなります。
プロの施術を体験することで、自分でも効率よくリンパケアを行うことができるようになります。力加減や施術の順序なども参考になるので、余裕がある方は利用してみることもおすすめです。

胸の痛みをとるリンパマッサージのやり方
鎖骨リンパ節のマッサージ
1.鎖骨の内側から外側に向かって指でさする
鎖骨リンパ節は、体のリンパが集まる場所。この部分を内側から外側に向かって指でさすることで、血行とリンパがスムーズに流れ、体のリンパも流れやすくなります。
右手で左の鎖骨を、左手で右の鎖骨を擦るようにすると、効率よくマッサージすることができます。
腋窩リンパ節のマッサージ
1.手を握り締めてわきに押し込む
手を握り絞めてわきに押し込むことで、程よくわき下のリンパを刺激することができ、血行の促進効果も高まります。わきを締めると痛みがありますが、刺激した後は血行が流れる感じがしてスッキリします。
痛気持ちよい程度の加減で行うことで、マッサージ効果を高めることができます。
2.わきの外側の筋肉を手で掴み揉み解す
わきの外側の筋肉を手で掴み、揉み解す方法も効果的です。わきの外側の筋肉は硬くなりやすく、脂肪もつきやすい部分です。血行を促進させることでリンパの流れもスムーズになり、肩こり解消にもよい効果が出てきます。
急に掴んで揉み解すのではなく、肩を回したり軽く擦ってから行うとマッサージしやすくなります。

マッサージの効果を高めるポイント
お風呂上りなど体の温かいときにする
お風呂上がりなどの体温が高いときにマッサージを行うことで、血行促進効果がアップして、リンパの流れもスムーズになります。
自分で簡単に届く範囲で、思い立ったらすぐにマッサージできる部分なのですが、血行がよいときに行うことで、効果をさらに高めることができます。血行が促進された状態でも、呼吸をしながら行うことがポイントです。
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前後に水分を補給する
マッサージを行う前後に、水分を補給することも効果を高める方法の一つです。前後の水分補給は代謝アップさせる作用があり、エネルギーを燃やしやすい状態なので、燃焼効果も発揮されます。
飲みすぎはNGで、少量を飲むことがポイントになります。できれば水ではなく、白湯を飲むとさらに効果が発揮されやすく、代謝もよくなり体機能も高めることができます。
クリームをつけて摩擦を減らす
クリームをつけて摩擦を減らす方法も、マッサージ効果を高めることができます。普通の保湿クリームでもよいのですが、温感ジェルなどの商品を利用することで、血行促進された状態を維持することができます。
温感ジェルになるとベタつきなどもあるので、自分が使いやすいタイプの商品を利用することが大切です。マッサージを効率よく行うためにも、クリームやジェル選びも大切になります。
適度な運動やストレッチをする
適度な運動やストレッチを取り入れることで、マッサージ効果を高めることができます。寝る前はストレッチを、入浴中に行う場合は、入浴の前後に軽い運動を行うことで、マッサージ効果を高めることができます。
血行を促進させることでリンパの流れもよくなり、老廃物を溜め込みにくい体へと改善されていきます。老廃物をしっかりと流すことができるので、太りにくく痩せやすい体へと導く効果が表れてきます。
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マッサージの効率を上げるボディクリーム
エクシア AL エクシア AL フェイス&ネック マッサージクリーム SV
顔や首元までケアできるマッサージクリーム。スッキリとした顔立ちと、くすみのない明るい肌へ導きます。適度な厚みを保ちながら、なめらかにのび広がるベースなので、素肌と一体化するような仕上がりに。
口コミ評価も高く、デコルテ全体にも使用でき香りもよく、リラックス効果も得られるという声も多い商品です。リフトアップ効果もあるので、1つは持っておきたいマッサージクリームという声も。
クシオ バターブレンドミルク&ハニー
24時間うるおいをキープできるボディクリーム。有機ハチミツがたっぷりと配合され、濃厚なハチミツの抜群な保湿力で肌を守ります。ピーリング効果もあり、もっちりとした肌へと導きます。
さらに、とろけるような甘い香りで疲労回復効果もあり、リラックス作用もあるのでお休み前のお手入に最適です。デコルテだけではなく身体全体に使用できるクリームなのも魅力の商品です。
クレ・ド・ポー ボーテ クレームドマッサージュ
新成分のシグナディレクターや、肌荒れ防止有効成分プラスミンコントローラー配合され、加齢や外的刺激によってできた小じわケアにも。肌の明るさが際立ち、ハリのある肌へと導くマッサージクリームです。
デコルテマッサージだけではなく、足のむくみケアにもよく、乾燥が気になる部分に使用するのもよい商品。マッサージ効果があるので、マッサージが苦手な方にもおすすめできる商品です。

胸を大きくするのにおすすめのツボ
女性ホルモンの働きを促す壇中
左右の乳首を結んだ線の真ん中に位置するツボ。指で押さえて少し痛みを感じる部分が壇中。ゆっくりと少しずつ強めに3秒間押し続けます。力をゆっくりと抜きながら指を離します。5回ほど続けて行いましょう。
壇中は、女性ホルモンに関係のあるツボでもあり、美肌作りやストレスの緩和にも効果的です。女性ホルモンの働きを促し、バストアップに欠かせないツボの一つです。
乳腺が発達する天溪
乳首と同じ横のラインの高さに位置するツボ。左右両方にあり、骨と骨の間で少し痛みを感じるところが天溪です。親指を使って、左右の乳房を持ち上げるように天溪から内側に向かって押します。
左右のツボを同時に押し、ゆっくりと行うのがポイントになります。このツボは乳腺を発達させる効果があるので、毎日刺激することでボリュームのあるバストへと導きます。
バストにハリをもたらす渕腋
バストのハリをアップさせるには、渕腋を刺激しましょう。乳首から10センチ程外側にあり、脇の下にあります。軽く押して痛みを感じるところが、渕腋というツボです。
押し方はゆっくりと、親指で両方同時に押します。痛みを感じますが、押した後はスッキリと気持ちよいです。このツボは肌のハリが改善され、背筋を伸ばし姿勢を正しくキープするサポートをしてくれるツボでもあります。血行もよくなり、栄養をバストに運びます。
女性ホルモンの分泌を助ける乳根
乳頭から指2本分程下にあり、第五肋骨間に位置するツボ。ツボを3秒押し、ゆっくりと離す動作を数回繰り返しましょう。
バストアップに欠かせない女性ホルモンが分泌されやすくなるツボです。リンパの流れが促進され、バストアップ効果が発揮されやすくなります。産後の母乳が出にくい場合は、このツボを刺激すると出がよくなります。

女性ホルモンを整えるために
無理なダイエットをしない
無理なダイエットは、女性ホルモンの乱れや低下につながり、血行が悪くなりリンパの流れも悪くなりやすいです。ダイエットを行うなら、栄養バランスや適度な運動も考えた計画的な取り組みが大切です。
計画的にダイエットを行うことで、健康的で美しく痩せることができ、代謝を落とさず取り組むことができます。無理なダイエットは、決して行わないようにしましょう。
タバコを吸う習慣をなくす
タバコは血行を悪くさせ、体機能を低下させます。末端神経に血行が通いにくくなるので、体は冷えやすくむくみが出ます。タバコを吸う習慣をなくすことで、健康と美容を保てる生活を維持できます。
リンパの流れも滞りにくく、自分本来のイキイキとした体調をキープすることができるので、タバコを吸わない生活へと改善させていきましょう。
靴下を履いて末端神経を温める
体は温かくても、足が冷えていることがあります。末端神経が冷えていると、足のむくみや体の冷えを解消することがむずかしくなります。
靴下を履いて末端神経を温めることで、心臓へ戻る血流が改善され体が冷えにくく、リンパの流れも滞りにくくなります。靴下を履いただけでも、女性ホルモンを安定させる効果が出て、代謝アップ効果も発揮されるので、体調を見ながら試してみましょう。

定期的な胸のケアでリンパのはれを予防しよう
胸のリンパをマッサージすることで、バストアップや胸のハレを予防することができます。胸のリンパは体のリンパが集まる場所なので、滞りなくマッサージを行うことで、血行を促進させ老廃物を流せる体へと改善させることができます。
女性ホルモンの分泌もよくなり、体の冷えやむくみを解消へと導くことができます。体が温められた入浴時などが効果的で、寝る前のマッサージは疲労回復やリラックス効果も高まり、よい睡眠ができ目覚めもスッキリします。