「ナス」を取り入れたダイエット法。女性にうれしい効果とは

2017.09.06

「ナス」を取り入れたダイエット法。女性にうれしい効果とは

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NADECICA編集部
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皆さんが日々何気なく食しているナス。実はナスには、うれしいダイエット効果が沢山あります。ナスを工夫して取り入れるだけで、ダイエット成功への近道になるはず。正しい知識を持って、日々の食事にナスを取り入れましょう。

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目次

    ダイエットにナスが向いている理由

    カロリーが低い

    ナスのカロリーは、中くらいのサイズ一本で約13キロカロリー。非常にヘルシー且つ、ダイエットに向いている野菜の一種です。おかず一食分をナス料理に置き換えるだけで、大分一日の摂取カロリーを抑えることも。工夫次第によっては、かなり重宝するはずです。

    全体の90%は水分

    ナスは、全体の90%を水分で占めています。そのため、ナスを食べるだけで、身体の水分量も補給してくれるということです。夏には熱中症や暑さで体温が上がっている身体を冷やしてくれる効果も。夏バテ予防にも効果があります。

    色々な料理に合いやすい

    ナスは、和食から洋食まで多様に活躍する野菜の一種。どんな料理にも合いやすいので、とても食べやすくおいしい野菜です。どんな味付けにしてもおいしく食べられるので、一本あると大変便利。さらには、工夫次第によっては、かなりカロリーを抑えられる一品レシピも作れるので、嬉しい点が多いです。

    アイチエイジング効果

    ナスに含まれる「ナスニン」には、高い抗酸化作用の働きがあります。この成分が、体内の酸化を予防し、シワやシミを防いでくれます。さらには、血管の保護や疲労回復効果も。老化の予防を防いでくれるので、若さを保ちたい女性の皆さんの味方となる成分。

    ナスのダイエット効果

    便秘を解消してくれる

    女性にとって、夏は冷えやむくみから便秘が起こりがち。そんな時は、旬の「ナス」を食べて、便秘を解消しましょう。夏の野菜は、水分量が豊富なものが多いのですが、ナスもその一種です。さらには、体内の水分調整や、老廃物の排出を促す効果も。

    何より、便秘によいといわれている効能の正体は、カリウムと食物繊維を多く含む点にあります。そして、ナスの皮に含まれる「ナスニン」という栄養素。これが便秘の改善を促してくれる働きを担っています。

    脂肪が蓄積しにくくなる

    ナスには生活習慣防の予防・改善の効果が期待できる野菜。その効果の一つとして。脂肪が蓄積しにくくなる効果が期待できます。

    ナスには、血圧を下げる働きがあります。そのため、肝臓への脂肪蓄積を防いだり、血管壁へのコレステロールの沈着を防ぐ効果も。他のもナスの皮に含まれる「ナスニン」は、コレステロール値をさげる働きも担っています。

    美肌効果がある

    ナスの皮に含まれている色素成分には、美肌効果があるいわれています。その正体も、実は「ナスニン」の成分の一種。

    ナスの皮には、肌のシミやそばかす、シワなどの肌トラブルに効果的といわれています。特に、夏などの紫外線の影響を受けやすい時期には、エストロゲンが低下し、シミの原因に。予防として、抗酸化作用効果が豊富な「ナス」を摂取することがオススメ。

     

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    悪玉コレステロールを取り除く

    「ナスニン」には、抗酸化作用の働きがあります。この働きによって、結果的に悪玉コレステロールを減らしてくれる働きも促してくれます。悪玉コレステロールを血管内に放置してしまうと、動脈硬化を引き起こす恐れが。

    「ナスニン」に含まれる、抗酸化酸素の働きによって、血中の悪玉コレステロールを減らし、動脈硬化を予防してくれるほか、活性酸素を除去してくれる効果も。

    疲れを回復させる効果がある

    ナスには、疲れを回復させる効果があるといわれています。実は、ナスの皮に含まれる「ナスニン」はポリフェノールの仲間。ポリフェノールは、健康への効果が期待できる成分の一種です。

    ナスニンは、疲れた身体に効果的な栄養素。仕事などから身体の疲れを感じる際には、皮つきのままナスを焼いて食べてみましょう。さらには、目の疲労を改善する効果も期待できます。

    ダイエットに有効なナスの成分

    むくみを解消してくれるカリウム

    ナスには、カリウムが含まれています。このカリウムによってむくみ解消に。

    そもそも、むくみが起こってしまう原因としては、身体の中に余分な水分が溜まっている状況が挙げられます。これは、本来身体の中はカリウムとナトリウムで一定のバランスが取られているはずが、塩分の過剰摂取や、身体のカリウム不足によりバランスが崩れてしまう事態が発生します。それにより、ナトリウムの濃度を下げる作用が働き、細胞内へと水分が引き込まれるのです。

    ナスはその状況を改善する働きを担うことができます。ナスに含まれるカリウムが、余分なナトリウムを排出する効果が。これにより、むくみ解消につながるのです。

    代謝酵素に働きかけるコリン

    ナスには、コリンが豊富に含まれています。「コリン」とは、水溶性のビタミン様作用物質。リン脂質の構成物質といわれています。このコリンはダイエットに最適。なぜなら、脂肪の代謝酵素に働きかける役割を担っているのです。

    さらには、消火酸素の補助酵素としての働きも。これにより、糖質や脂質の代謝をサポートしてくれる働きが期待できるということです。

    糖を排出させる働きがあるレシチン

    ナスには、レシチンが含まれています。「レシチン」とは、細胞膜の構成成分。脂質の代謝を促す役割があるため、結果的に余分な糖を身体から排出してくれます。さらには、肝臓や血管などに脂肪が沈着するのを防いでくれる働きも。ダイエット作用の高い効果を発揮してくれます。

    抗酸化作用のあるナスニン

    ナスの皮に含まれる「ナスニン」はポリフェノールの一種。抗酸化作用の働きを促してくれる役割を担っています。抗酸化作用には、うれしい効果がたくさん。

    まず、血流改善や神経伝達物質活性化をサポートしてくれるため、老化や認知症予防に。他にも、血液をサラサラに保ってくれる効果もあるため、生活習慣病の原因となる、過酸化物質の生成を抑制してくれる働き。活性化酸素による、細胞の酸化も防いでくれるので、シミやそばかす、シワなどの肌老化予防にも効果があります。

    糖や脂質の代謝を助けるモリブデン

    ナスには「モリブデン」といった成分が含まれます。「モリブデン」とは、体内の肝臓と肺臓に多く存在。酸化還元反応を助ける酵素の構成成分となっています。モリブデンが不足してしまうと、頻脈や頭痛、夜盲症などの症状が起こる原因に。

    ナスからモリブデンを摂取することにより、糖質や脂質の代謝を助ける働きが期待できます。これにより、貧血を予防してくれたり、食道ガン予防に。

    脂肪を燃焼させるビタミンB1

    ナスは、「ビタミンB1」が豊富。「ビタミンB1」は、水に溶ける水溶性ビタミンのひとつ。糖質からのエネルギーを生産してくれるので、脂肪を燃焼させる働きを担っています。さらには、皮膚や粘膜の健康維持を保つ働きも。身体に必要な栄養素なので、ナスからビタミンB1を摂取することは、オススメです。

    ダイエットに効果的なナスの食べ方

    主食に置き換える

    ナスはカロリーの低い野菜。主食に置き換えるだけで、1日に必要な摂取カロリーを抑えることができます。ナスは割とボリューム感があるので、ひとくち一口をしっかり噛んで食べるだけで満腹感も。

    仕事終わりの夜に、ナスを主食として食べても、低カロリーのためストレスを感じず食事をすることができます。

    食事の前に食べておく

    ナスを食事の前に食べておくことにより、食べ過ぎを防ぐことができます。ナスを事前に食べてから、白米を食べようと思っても、満腹感で通常の量を摂取するよりも少なくなるはず。

    食前に食べておくだけで、お腹もかなり満腹感を味わえるので、食べ足りないといったストレスは少なくなるのではないでしょうか。

    おやつ代わりに食べる

    ダイエットの敵である間食。おやつという誘惑に釣られて、仕事の休憩時間に甘いものを摂取してしまう方もいるのではないでしょうか。

    そのおやつを、ナスに置き換えてみましょう。カロリーが低いだけではなく、水分量もしっかりあるため、夏バテ予防にも。肌に関する美容効果もあるので、おやつ代わりの摂取だけでも、かなりの嬉しい効果が期待。

    ナスを使ったダイエットで気をつけること

    ナスは油を吸いやすい

    ナス料理をする方は、ご存知かと思いますが。ナスは、スポンジのように油を吸い取ってしまうなんてことも。せっかくダイエット作用の高い野菜ですが、油を大量に吸い込んだナスを摂取するのは、逆効果。コレステロールの過剰摂取にも繋がってしまいます。

    そんなナスも工夫によっては、脂分を調剤することができます。ナスを調理する際には、ナス全体に油を絡めてからラップをし、電子レンジで温めてみましょう。これだけで、ナスが過剰に油を吸い込むことがなくなります。

     

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    食べ過ぎは体を冷やす

    ナスは、全体の90%を水分量で占めています。そのため、過剰に摂取しすぎると身体が冷えてしまう恐れが。「秋茄子は嫁に食わすな」という言葉があるほど。妊婦の方などは余計に、ナスの食べすぎを気をつけなければなりません。

    ヘルシーな調理方法がおすすめ

    ナスは、油や調味料を含みやすい野菜。そのため、思った以上に味が濃くなってしまったなんてことも。ナスでレシピを一品作る際には、ヘルシーで薄味な調理を心がけてみましょう。

    ナス自体にも、おいしい味はしっかりついています。さらには、水分量が多い分、味も染み込みやすい。ナスの良さを活かしたレシピの工夫をするだけで、おいしくヘルシーなナス料理が食べれるはず。

    よく噛んで食べる

    ナスは、大変柔らかい触感を持っている野菜。ついつい忘れてしまいまがちですが、ナスは柔らかいので噛むことを忘れないように心がけましょう。沢山噛むことによって、満腹感を感じることができます。食べ過ぎも予防できるので、よく噛んで食べることはいい事ずくめ。喉を詰まらせてしまっても大変なので、食べる際には、気を付けましょう。

    栄養素を逃がさない

    ナスはできるだけ切ったらすぐに調理することを心がけましょう。ナスニンなどのポリフェノールには、空気に触れると酸化しやすくなり、黒く変色しやすい成分。野菜を切った後に、色が変わったことを実感することもあるのではないでしょうか。

    酸化を防ぐためには、水にさらすことが一般的。ですが、さらしすぎるとせっかくの嬉しい栄養が水に流れてしまうことも。できるだけ、ナスを切って時間を置くのは控えましょう。

    ダイエットにおすすめのナスのレシピ

    シンプルに焼きなす

    ナス本来の味を楽しめるのは、シンプルに焼く調理方法。食べやすい形に切るのでもよし。ナス一本丸ごと焼くのもおいしいと思います。また、どんな調味料でも美味しく食べれる方法なので、お気に入りの味を見つけてみてください。

    焼く前は、縦に一本浅い切り目を入れておきましょう。火の通りも早く、皮がはじける心配がありません。皮の栄養がたっぷりなので、おいしく食べましょう。

    千切りにして生で食べる

    実は、ナスは生で食べることもできる野菜。調理法にびっくりしてしまう方もいるかもしれませんが、とても簡単でシンプルにできるので、とてもおいしい時短料理の一品です。

    生で食べるナスは、できるだけ新鮮なものを選ぶようにしましょう。ナスの千切りができたら、水にさらして、1~2分程度灰汁抜き。その後、水を切り好きな味で調えてください。かつおぶしとポン酢や醤油の組み合わせがオススメ。

    浅漬けにする

    定番のナスの浅漬けレシピ。調味液を作ってビニール袋やタッパで漬けるだけで簡単にできるので、とてもオススメ。

    調味液は、お好みでいろいろ工夫してもおいしいと思います。お酢と白だしやめんつゆを使うのが定番。わさびや赤唐辛子で味にアクセントを付けるのも。自身のお気に入りの味つけを見つけてみましょう。

    温野菜にする

    おつまみの一品にもなるナスの温野菜レシピ。時短で作れるので、仕事で疲れた夜の一品にもオススメ。

    ナスをお好みの形にスライスし、ラップをかけて電子レンジで4分ほど温める。そのあとに味付けをします。ポン酢や醤油ベースの味付けがシンプルでよいかと思います。お好みで、ごま油や大根おろし、一味などをかけてもOK。

    スープ料理にする

    トマトスープなどのスープ料理にぴったりなナス。しょうがやトマトで味つけをし、ナスを具材とするだけで、一石二鳥のダイエット効果が期待できます。スープを飲むだけでも、かなりの満腹感を感じることも。食前の一杯や、一食置き換えして飲むだけでも満腹感を感じながら、カロリーを抑えることができるのでオススメ。

    かさ増しに使う

    ナスの一品料理もオススメですが、かさ増しに使う方法も。ヘルシーな上、工夫によっては節約にもなるので、浮いた分を美容費にかけることもできます。

    かさ増しレシピとしては、ハンバーグや丼ごはんなどがおいしく食べれるのではないでしょうか。ダイエット中だけど、お腹いっぱい食べたい、なんて日にはナスのかさ増し料理を作ってみてはいかがでしょうか。

    ナスと相性の良いダイエット食材

    リコピンを含むトマト

    トマトを使ったナス料理としては、甘酢炒めなどが挙げられます。トマトには、「リコピン」といった成分が豊富。「リコピン」とはカテロイドの一種。カテロイドは抗酸化効果が高いことで知られていますが、中でも「リコピン」は抗酸化力が強いといわれています。

    その効果として、血糖値を下げてくれたり、動脈硬化の予防が挙げられます。さらには、美肌効果やダイエット効果も高いので、女性には嬉しい食物。

    食欲を調整するオリーブオイル

    オリーブオイルでナスを炒めてもよし。マリネにしてもよし。どんな調理方法でも美味しく食べれるオリーブオイル。そんなオリーブオイルには、食欲を調整する効果が期待できます。

    食欲抑制に働くホルモンは「セロトニン」と呼ばれています。オリーブオイルを食事の際に使うだけで、セロトニンの血中濃度が上昇し、満腹感が高まるのです。

    脂肪を燃えやすくするえごま油

    ごま油の成分は、リノール酸、オレイン酸で占めています。この成分は血中のコレステロールを下げたり、動脈硬化や肥満予防の働きをしてくれます。

    その為、普段使っているサラダ油をごま油に変えるだけでも効果あり。他にも食前一時間以上前に大匙1~1.5杯のごま油を飲むことでも効果が期待できます。脂肪の燃焼効率をよくするために、食前にごま油を取り入れてみましょう。

    高タンパク質の赤身肉

    ナスと一緒に炒めて食べてもおいしい赤身肉。ダイエット中こそ肉を食べろ。と言われているほど赤身肉には、女性に嬉しいダイエット効果が沢山あります。

    ダイエット中はたんぱく質が不足しがち。そのせいで、思ったように脂肪が燃焼されず、ダイエットがうまくいかないなんてことも。赤身肉には、たんぱく質の中でも動物性のたんぱく質。これが身体に吸収しやすいのです。カロリーも大変ヘルシーなので、ダイエットの味方になってくれる食物です。

    代謝を上げるショウガ

    ダイエットに取り入れられるほど、ショウガはダイエット効果が高いことで有名。料理のアクセントとしても使いやすい食物。そんなショウガを食べることによって、代謝が上がりやすくなるといわれています。

    ショウガを食べると身体がぽかぽかするのを感じたことがある方もいるのではないでしょうか。これには、「ジンゲロール」や「ショウガオール」といった成分が働いています。血管を拡張させてくれるので、じわじわと血行が良くなります。ダイエット中の冷え性にお悩みの方には、とてもオススメ。

    ナスを食べてスリムになろう

    美味しい食べ方が何通りもあるナスレシピ。ナスにはこれほどのダイエット効果があるので、積極的に取っていきたい食物。料理次第によっては、ストレスなく続けられるのではないでしょうか。早速今日から、工夫してナスを取り入れ、理想の体型を目指していきましょう。

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