日焼け止めをしっかりつけさらさらに。綺麗な肌でいるためのポイント

2017.09.04

日焼け止めをしっかりつけさらさらに。綺麗な肌でいるためのポイント

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

日焼け止めを塗っているけどべたつく、種類があって自分にどれが合っているかよくわからないなど疑問を持たれている方。日焼け止めは、TPOによって使い分けることです。肌に合っている日焼け止めを選んで綺麗に日焼け対策をとりましょう。

INDEX

目次

    日焼け止めの正体

    紫外線をブロックしてくれる

    肌老化の90%は紫外線による光老化です。紫外線はメラニン色素を蓄積させシミの原因になるだけではなく、肌表面のコラーゲンを分解してしまいます。その結果、シワにもつながり、乾燥、肌トラブル、ハリのない肌へ進んでいきます。

    日焼け止めを正しく使うことによって、紫外線を浴びても肌へのダメージを最小限に抑えることができ、肌の老化を予防することにつながります。

    シミを防ぐSPF

    SPFはサンプロテクションファクターの略で、主にシミやそばかすの原因になる、紫外線B波をブロックする効果があります。この数字が大きいほど効果が高くなります。B波は肌表面が赤くなる炎症を引き起こし、肌表面に発生した活性酵素は、紫外線を浴びなくても過剰なメラニン色素をつくり、やがて色素沈着となります。

    日焼けを防ぐPA

    PAは、プロテクショングレイドオブの略で、主にシミやたるみの原因になる、紫外線A波をブロックする効果があります。このA波は、肌の奥深いところにある真皮にまで届き、肌内部に活性素を作りだします。

    すると、DNAを傷つけたり、コラーゲンやエラスチンも破壊するため、肌老化を招きます。窓ガラスや雲も抜けるため、曇りの日や室内でも注意が必要です。

    紫外線の強さと量

    紫外線の量は常に変化しています。夏は紫外線の量が多いと思っているかもしれませんが、夏と同じく春にも強くなります。冬の乾燥で弱った肌に、急に春になり紫外線の量が増えるため、肌ダメージは大きく、注意が必要です。

    紫外線の量は、紫外線の強さとその時間の長さです。紫外線は、1年で6月から8月までがもっとも強いです。そして、高地ほど強くなり、また、日中の中でも昼間が一番強くなります。

    タイプで選ぶ日焼け止め

    白くならないジェルタイプ

    保湿力があり、さらっとしていて乾燥肌の人、べたつきが気になる人におすすめです。塗った後からさらっとしていますので、べたつきが気になりません。伸びが良く、塗りムラになりにくいので、凹凸部分から身体全身に使いやすいです。

    白く残ることもないので、洋服を着るときに汚すことなく安心して使えます。潤い効果が高く、紫外線から肌を守ってくれます。

    こまめに塗り直せるパウダータイプ

    パウダータイプの日焼け止めは、メイク後に肌にのせることで化粧を崩さずにUVケアができます。ファンデーションの仕上げにも使え、皮脂を抑えてキメの細かい肌にしてくれます。テカリや化粧直しにも使用でき、外出先での手入れにおすすめです。

    敏感肌に使えるものも多く、赤ちゃんやお子様にも安心して日焼け対策ができます。

    肌になじみやすいミルクタイプ

    ミルクタイプの日焼け止めは、伸びが良く肌になじみやすいのが特徴です。ノンケミカルのものが充実しており、肌に優しい処方になっています。肌に負担をかけたくない方や、普段少し外出するときに使いたい方、乾燥肌や敏感肌の方におすすめです。赤ちゃんや、お子様の公園遊びなどの使用にも安心して使えます。

    しっとり保湿のクリームタイプ

    クリームタイプの日焼け止めは、しっかりと肌に密着するため、他のタイプよりも崩れにくくUV効果が長く持続します。汗にも強いため、夏の強い紫外線を受けるスポーツや、海などの時におすすめです。しっとりしているものが多く、肌によくなじむので、化粧下地としても使えます。

    油分が多いため肌荒れやニキビの原因になることもあるので、使用後はしっかりクレンジングしたり、石けんで落とすようにしましょう。

    持ち運びに便利なスプレータイプ

    スプレータイプの日焼け止めは、シュッと肌に吹きかけて使用するため、塗りにくい背中や、えりあし、頭皮などにも使えます。また、化粧後の塗りなおしにも便利。吹きかけるだけでは塗りムラになりやすため、塗るタイプの日やけ止めと併用して使用するとよいでしょう。

    素肌のようにさらっとしていて、逆さでも使えますので、塗りにくい部分まで吹きかけられます。汗をかいた後でも使用できるのでスポーツにもおすすめです。

    日焼け止めの成分

    紫外線吸収剤不使用のもの

    紫外線吸収剤は伸びが良く紫外線防止効果が高いのが特徴です。吸収した紫外線を熱エネルギーに変え、肌への紫外線が浸透するのを防ぐ成分がはいっています。しかし、化学成分が多く含まれているので肌への負担が大きく注意が必要です。

    紫外線吸収剤不使用のオーガニック製品ものは、肌への負担を最小限に抑えることができます。ですが、紫外線をカットする効果は低いので、日常使いにおすすめです。

     

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    紫外線吸収剤が肌を乾燥させる原因に?日焼け止めの失敗しない選び方 

    肌への負担が少ないパラベンフリー

    紫外線収集剤不使用、パラベンフリーの日焼け止めは、防腐剤不使用で、肌への負担が少ないのが特徴です。敏感肌の方や赤ちゃんにも使えて、使用している成分は、天然由来100%のものが多いです。

    パラベンとは、化粧品に雑菌など入って繁殖させないため、品質の良い状態を長持ちさせるために良い効果を発揮しますが、肌にとってはよくない成分なのです。肌の弱い方がパラベン入りを使用することにより肌トラブルを起こすこともありますので注意しましょう。

    日焼け止めの使い方

    使い方で効果を上げる

    日焼け止めのSPFは現在の最大が50+です。選ぶときはTPOに合わせて数値を選ぶ必要があります。数値が大きいほど肌への負担が大きいです。数値が大きければ安心なわけではありませんので注意しましょう。

    目安

    日常生活を送る:SPF20程度、PA+~PA++

    仕事で外出がある:SPF30程度、PA++~PA+++

    海やレジャー、スキー場、長時間の外出:SPF50または50+、PA+++

    こちらが目安です。数値を使い分け、日焼けを正しく防ぎましょう。

    特に気をつける場所

    海などで鼻の頭が皮むけたなど聞いたことがあるとは思いますが、顔の中でも特に日焼けしやすい部分は、鼻、頬、おでこなど、より高い部分です。汗をかくので、こまめな塗り直しが必要です。

    油断しやすいところが、手の甲です。長袖を着ても出てしまうところです。シワやシミなど年齢が分かりやすい部分でもありますので忘れずにカバーしましょう。

    日焼け止めの塗り直し

    日焼け止めの効果をあげるには、塗り直しが効果的です。朝の化粧後に塗ればそれでいいというわけではなく、必ず塗りなおしましょう。パウダータイプやスプレータイプが使いやすくおすすめです。レジャーではなく、普段使いにはSPF30くらいがいいでしょう。

    50ほどのあまり数値が高いのもを毎日頻繁につけていると肌負担が大きく、ニキビなどの原因になりますので気をつけましょう。ポイントは、こまめに塗りなおすことです。

    塗る頻度

    日焼け止めをまんべんなくつけたつもりが、何時間も外にいると汗や摩擦などで取れてしまって、家に帰ると、黒く焼けてしまっている部分と白い部分が出来てしまうことがあります。おすすめは2~3時間おきに塗ることです。

    日焼け止めのSPF効果が切れてしまうのではなく、触れることや、汗などで落ちてしまうため、再度塗り直しが必要になります。

    保湿はしっかりと

    日焼け止めをつける前は、まず、肌を清潔にすることから始めます。汗やべたつきが残っていると日焼け止めの成分をうまく皮膚に塗ることができず、紫外線をブロックすることができなくなります。次に、化粧水や乳液でしっかり保湿することが大切です。

    化粧水、乳液をつけてから5分ほどおきます。しっかり肌に入ってから日焼け止めをつけるように。日焼け止めは肌に刺激があるのできちんと保護してからでないと肌トラブルの原因になりますので注意しましょう。

    さらさらの使い心地でおすすめの日焼け止め

    アクセーヌ スーパーサンシードEX

    高い日焼け止め効果があり、UVカット粒子が肌表面に隙間なく密着。紫外線吸収剤を含まないノンケミカルで安心して使えます。アルコールフリーで肌の刺激が少ないです。ウォータープルーフで水にも強いので海やプールなどのレジャーにもおすすめです。

    緩めのクリームで伸びが良く、白浮きせずに、化粧下地としても使えます。

    雪肌精 ホワイトccクリーム

    保湿成分配合で、透明感があり、化粧下地としても使えます。美容液、乳液、クリーム、日焼け止め、化粧下地、ファンデーションの6つの機能。「雪のうるおいエッセンス」がツヤ感を演出し、毛穴や色むらを自然にカバーし、カバー力とすっぴんメイクを実現します。

    やや明るい自然な肌色、普通の明るさの自然な肌色の2種類を選べます。

    アネッサ パーフェクトUVアクターブースター

    美肌エッセンスを配合しているので、しっかり日焼けをカバーしながらスキンケアできます。石けんでスルリと落とせる肌に優しい使い心地です。汗や水に触れるとさらに効果を発揮するアクアブースター技採用。みずみずしく伸び、全身にも使え、炎天下の下でのスポーツ、レジャーにおすすめです。

    ニベア ニベアサンプロテクトウォータージェル

    強力な紫外線から肌を守るUVジェル。ヒアルロン酸と天然植物エキス配合で肌のうるおいを守り、伸びが良く化粧下地としても使えます。せっけんや洗顔料で落とすことができます。すべすべパウダー配合でさっぱりとした使い心地です。無香料・無着色、全身使用できるタイプ。

    スキンアクア スーパーモイスチャージェル

    4つのうるおい成分(スーパーヒアルロン酸、ヒアルロン酸Na、アミノ酸、コラーゲン)配合で、水のようなつけ心地。せっけんでスルリと落とすことができる優しいジェルです。顔、からだ用で、化粧下地としても使えます。大容量ポンプの140gで、たっぷり使え、高い日焼け止め効果ながら、スキンケアできます。

    ビオレ ビオレUVのびのびキッズミルク

    デリケートな肌に使える日焼け止め。ワセリン配合で、うるおいを守りながら健やかな肌を作ります。長時間紫外線から肌を守り、もっちりベール処方で、汗、水、こすれに強く、ウォータープルーフタイプです。伸びが良いミルクタイプで塗りムラを起こしにくく、肌になじみやすいのが特徴。落とすときは洗顔料、全身洗浄料などでよく洗いましょう。

    雪肌精 サンプロテクトエッセンスジェル

    紫外線、外部からの肌ダメージも防ぎ、透明感を守り抜くジェルです。スムースゲル配合でうるおいを角質にとじこめながら、肌表面はサラサラ、すべすべ。肌をなめらかに整えて、ファンデーションののり、もちを高める化粧下地効果にも優れています。洗顔料やぶボディーソープで洗い流せます。

    クイックレスポンス ビベッケの全身サラサラUVスプレー

    ベビーパウダー成分配合でさらさらなつけ心地。低刺激で美白効果があります。素早く、顔、からだ、髪、全身を紫外線から守ります。スプーレータイプで持ち運びが便利。日中メイクの上からも紫外線対策ができ、化粧崩れしにくいです。保湿成分配合で、しっかり保湿し、白くならず、速乾性にすぐれています。

    ママラボ UVミルキージェルF

    伸び、肌なじみが良く、さらさらな軽いつけ心地です。白く残らないのが特徴で、透明感があります。保湿成分配合で、肌を乾燥から守ります。子供と使える(3歳以上)大容量で、たっぷり容器も嬉しいポイントです。蚊が嫌がるシトラスハーブの香り配合で、虫よけ対策にもなります。せっけんやボディーソープで落とせます。

    ビオレ アクアリッチウォータリージェル

    汗、水に強く、ウォータープルーフタイプで強力な紫外線からしっかり肌を守ります。ウォーターカプセルinでスーッとなじむ気持ちの良い使い心地です。せっけん、ボディーソープで落とすことができます。美容液成分配合で、肌になめらかに密着するので化粧下地としてもおすすめです。

    肌を守る工夫

    抗酸化物質のもの

    先に食べることで日焼けを予防するものがあります。外出前に食べれば日焼けしないわけではありません。身体を健康に栄養バランスよく保つことでターンオーバーを早め、肌本来の状態を保つ働きが強くなると考えられます。抗酸化物質が多く含まれる食べ物を取り入れることで肌を守る効果が高まります。

    抗酸化物質が多く含まれるもの:ブロッコリー、いちご、うなぎ、魚、アーモンド、トマト、すいか、など。

    気をつける食べ物

    日焼けを促進させる物質「ソラレン」という成分が含まれているものを食べてから外出してしまうと、身体の紫外線に対する感受性を高め、吸収しやすくなってしまいます。ソラレンを多く含む食べ物の中には、ビタミンCを多く含む食べ物も多いので注意しましょう。

    ソラレンを多く含む食べ物:レモン、きゅうり、パセリ、シソ、三つ葉、キュウイ、アセロラなど。これらはビタミンCを多く含みますので肌の強い味方です。外出後に食べるようにしましょう。

    肌を隠して目にも注意

    白内障など目の病気の原因は紫外線です。目の老化も促進してしまうのが紫外線。また、直接皮膚に紫外線が当たらなくても、目から入った紫外線によって日焼けをします。目は、紫外線を浴びることで角膜に炎症を起こし、炎症の刺激が脳下垂体に伝わり、防御反応としてメラノサイトを生成してしまうのです。サングラスなどでUV対策をとるようにしましょう。

    日焼け止めを塗り忘れた時

    体を休める

    しっかり身体を休め、睡眠をとることが大切です。日焼け止めを塗り忘れてしまったときはいつもより早く寝るようにしましょう。眠っている間に、日焼けした肌は、死んだ細胞の処理や、新しい細胞をたくさん作り出す作業が活発におこなわれます。

    この作業をすることにエネルギーを使うので、身体を休め、細胞活動に協力するようにしましょう。体をしっかり休めることで、体力回復にもなり肌トラブルを回避することにも繋がります。

    湿らせたタオルで包み込む

    とにかく日に当たってしまった部分を冷やしてあげることが大切です。日焼けは肌が火傷している状態ですので、一刻も早く冷やす必要があります。冷水でパッティングしたり、水で湿らせたタオルで患部を包み込んであげるなど、まず、肌の熱を冷まします。

    この作業をするとしないとでは、その後の肌のダメージレベルが全く違ってきます。できるだけダメージを少なくするために必ず冷やしておきましょう。

    化粧水と乳液をたっぷり

    日焼けした肌は、乾燥しています。肌に水分をあげるために、自ら水分補給と栄養補給をするようにしましょう。そして、外からもしっかり保湿してあげるようにします。つめたく冷やした化粧水パックをしたり、アロエなど肌への浸透力が高いものをつけるのもおすすめです。いつも以上にたっぷりと化粧水、乳液を入れていきましょう。

    翌日から気をつけたいケア

    新たな日焼けをしないようにしましょう。日焼け止めを塗ることも大切ですが、肌はとてもデリケートな状態になっていますので、直接日光に当てないよう、上着を羽織ったり、帽子をかぶったり日傘を使うなど肌を隠すようにするとよいでしょう。

    また、いつも以上にしっかり栄養補給をし、身体の中から自然治癒力を高めるように促す工夫をして肌をしっかりとケアするのも一つの方法です。

    サラサラを保つには塗り方にも気をつける

    焼けたくないからたっぷりつけるのではなく、数値によっては肌負担が大きく、肌トラブルにつながることもあります。日焼け止めには種類がたくさんありますが、日常的に使うもの、レジャー用など使い分け、できるだけ肌負担が少なく済むように、自分に合った日焼け止めを選び、使い分けることが大切です。きちんと日焼け対策をしながら、綺麗なサラサラの肌で毎日笑顔で過ごしましょう。

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