目次
一重で目が大きく見える特徴
目の開きが大きい
日本人の目の大きさは平均縦幅1.1cm、横幅2.9cmとなっています。つまり、一重であってもこの数値より大きければば、目は大きく見えるということ。目の開きが大きい傾向にあります。
「一重なのに目が大きいね」といわれる方は、平均の数値とご自分の目を比較してみてはいかがでしょうか。目が大きいと一重であっても印象的な雰囲気となります。
クールな切れ長
一重で目が大きいといわれる方の特徴としてもう一つ挙げられるのがクールな切れ長。横幅が長いので、可愛いというよりは綺麗な印象になりますね。
二重の場合は切れ長だと力強い印象になりがち。しかし、一重の切れ長はどこか涼し気な印象に。よく「アジアンビューティー」といわれるのも一重の切れ長タイプの目を持つ方が多いです。
縦幅が大きいまんまる目
クールなイメージと真逆なのがまんまる目。横幅ではなく、縦幅が長いのが特徴です。可愛いらしい印象で、どこかあどけない雰囲気となります。
二重でなくとも縦幅が大きいだけで、キュートなイメージに。フェミニンな服装やメイクが似合うがこのタイプ。一重であっても、目の形や大きさによって印象が全然異なることがわかりますね。

一重が与える印象と黒目が大きい人の特徴
一重の人の性格は慎重派が多い
一重の方は慎重派が多いといわれています。これは人相占いに基づくもの。誰もがそうだとは限りませんが、いわれてみれば「慎重派かも…」と感じる方も多いのではないでしょうか。
思慮深く、しっかりと後先を考えて行動するのも一重の特徴。「落ち着いている」「冷静」といった印象を他人に与えやすいです。
目が大きい人は親しみのある印象を与える
一重であっても目が大きい方は他人に親しみを与えます。「目は口ほどにものをいう」という言葉があるほど、感情があらわれるパーツ。
目が大きい方のほうが相手に感情が伝わりやすいため、親しみを感じやすいのです。反対に、目が小さい場合は物静かでどこか上品なイメージを与えることが多いです。
黒目の直径と白目との比率
日本人の黒目の大きさの平均は11.5mm程度。そのため、黒目が12mm以上の方は比較的黒目がちな印象となります。
また、もっとも美しいとされる黒目と白目の黄金比率が1:2:1。これに当てはまる場合は、一重であってもバランスがよくインパクトのある目だといえるでしょう。一度ご自分の黒目をチェックしてみてくださいね。

一重に似合うアイメイクの方法
アイラッシュカーラーでまつげを上げる
ぱっちりまつげは目を印象づける大切な要素。アイラッシュカーラーで丁寧にまつげを上げていきましょう。目標は、扇状の綺麗にセパレートしたまつげ。
まずは、根本。一重の方はまつげがまぶたに隠れてしまうことも多いのでしっかりとカールをつけます。次に、中間・毛先の順にカーラーを動かし癖をつけてください。根本は力を強めに、中間と毛先は弱めの力で行うのがポイントです。
マスカラはボリュームアップタイプを使う
マスカラはボリュームタイプのものがおすすめ。フサフサとしたインパクトのある目元となるでしょう。繊維入りのものを使うとさらに効果的です。
また、せっかくカールしたまつげが下がらないようカールキープ力が高いものを選びましょう。効果が高いものであれば、朝から夜までくるんとしたまつげを維持できます。ご自分にぴったりのマスカラを見つけてくださいね。
アイブローは眉と目の間を細くとる
眉と目の距離が近いと、それだけで目力がぐんとアップ。アイブローは眉下に書き足し、目と眉の距離を縮めましょう。眉毛が太くなってしまう場合は眉マスカラをつかって全体の雰囲気を和らげるのがおすすめ。
また、眉毛のお手入れの仕方も重要。眉下の毛を剃りすぎてしまうと目と眉の間が広がってしまいます。眉毛のラインからはみ出ている余分な毛だけを処理してください。
涙袋がない人はペンシルで陰影を作る
涙袋があるだけで目が大きく見えます。涙袋がない方は、ペンシルをつかって陰影をつけましょう。ニコっと目を細めて笑ったときにぷっくりする部分が涙袋となります。
ぷっくり膨らんでいる部分には、白や明るめのベージュでハイライトを。その下でペンシルやブラウンシャドウで陰影をつけてください。違和感がなくなるよう、最後に指やパフでぼかすのを忘れずに。
涙袋にパウダーシャドウを入れて強調
涙袋のハイライトだけでは物足りない方はパウダーシャドウを入れるのがおすすめ。明るくきらびやかな印象にしたい場合はゴールド系のアイシャドウがよいでしょう。涙袋用のシャドウも多く販売されているのでぜひチェックしてみてくださいね。
また「もうちょっと色味がほしい」という方はイエローやオレンジなどのカラーメイクを取り入れてみるのもアリです。しっくりくる涙袋メイクを探してみましょう。
目の周りは茶系カラーで優しい印象に
アイシャドウでおすすめなのはブラウン系のカラー。自然でありながら、優しい印象に仕上がります。一概にブラウンといっても、赤みブラウンや黄みブラウンなど色味がさまざまなのでご自分にあう色を探してくださいね。
また、普段あまりアイシャドウをつけない方であれば最初はベージュ系のカラーから挑戦するのもおすすめです。
アイシャドウでグラデーションを表現
目元に立体感や奥行きを出すのがアイシャドウ。グラデーションをつくるのがポイントです。アイホール全体に薄い色を、まぶたの真ん中あたりに中間色を。目のきわギリギリに一番濃い色をのせてください。
薄い色から順にのせていき、最後にブラシや指でぼかすと綺麗なグラデーションができあがります。どんなグラデーションにしたらよいかわからない場合は、最初からグラデーションになっているアイシャドウパレットを購入しましょう。
アイホールに薄くブルーを入れ涼しげな目元に
一重の方におすすめなのがブルーカラー。寒色であるブルーをアイホール全体にいれることで涼しげな目元に仕上がります。
ポイントは、濃い色をいれすぎないこと。あまりにも濃いブルーだと派手すぎたり、やや昔風の印象となってしまいます。遠目からみて「ブルーかな?」と思う程度の薄い色を選んでくださいね。また、目のきわに入れるカラーにはネイビーや濃いめのグレーがぴったりです。
ピンク系は使わない
一重の方はNGなのがピンク系のアイシャドウ。もともと脂肪に厚みのある一重だと余計に厚ぼったく見えてしまいます。できるだけ、ピンク系のアイシャドウは避けるようにしてくださいね。
どうしてもピンクを使いたい場合は、目尻や下まぶたのワンポイントのみに使うとよいでしょう。ほかの色味と調整しながらピンクをのせる範囲を調整してください。
目尻の三角地帯にシャドウを入れて女性らしさを
目尻の三角地帯は女性らしさをアピールするポイント。しっかりアイシャドウを入れましょう。濃いブラウンのカラーがおすすめです。
また、もっと目力をアップさせたい場合はシャドウではなくペンシルアイライナーを使います。不自然さがないように、ラインをいれた部分は最後にしっかりとぼかしてくださいね。
アイライナーは二色使い
さらに目元を立体的にみせたい場合は、アイライナーの二色使いがおすすめ。ブラウンとブラックのアイライナーを用意しましょう。
1.最初にブラウンで太めに
まずはブラウンカラーを太めに。5mm程度が目安となります。
2.最後にブラックを目のきわに
次にブラウンカラーを目のきわギリギリに。2~3mm程度の細いラインをひきましょう。
ブラウンから順にラインをひくのがポイント。リキッドアイライナーを使う場合は、ブラウンが完全に乾いてからブラックのラインをひいてくださいね。
アイラインで目は囲まず抜け感を出す
目を大きく見せたいために、アイラインで目を囲んでいる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、これは逆効果。黒や濃いブラウンは引き締めカラーなので、余計に目が小さくみえてしまうのです。
アイラインはすべて囲まずに抜け感を出すのがコツ。上まぶたは全体にラインをひいても問題ありませんが、下まぶたは黒目だけ、目尻だけなどにしましょう。
目尻に長めのラインをひく
一重をさらに印象的にするには、長めのラインがおすすめ。目尻から5~7mm程度延長してラインをひきましょう。
そうすることで横幅がぐんとアップ。切れ長の美しい目元に仕上がります。モード感を出したい方は、つり上げ気味にラインを。可愛い印象にしたい方は、たれ目気味にラインをひいてくださいね。

一重に似合う全体的なメイクのポイント
黄色系のコンシーラーでくすみを消す
くすみやシミがあるだけで、視線がそこに向いてしまいます。目に視線を向けるためにもコンシーラーでくすみをしっかりと処理しましょう。
黄色系のコンシーラーは自然にくすみをカバーできるのでおすすめです。また、目周りの色素沈着やクマもしっかりカバーするのをお忘れなく。青クマにはオレンジ系、茶クマには黄色系のコンシーラーが効果的です。
おでこと鼻にハイライトを入れて立体感をだす
一重は目元だけでなく、顔全体ものっぺりとした印象になりがち。顔に陰影をつけて立体感を出しましょう。
おでこと鼻にはハイライトを。気になる顔周りにはシェーディングをいれてくださいね。顔に陰影をつけるだけで奥行きが出るのはもちろんのこと、小顔効果に期待できます。
チークは頬の一番高いポイントにのせる
チークは頬の一番高いポイントにのせるのがコツ。にっこりと口角を上げて笑い、高くなった位置にポンポンといれいましょう。
可愛いイメージにしたい場合はまるく。かっこいいイメージにしたい場合はやや細長くいれるとよいでしょう。ピンクやオレンジなどご自分の肌にぴったりの色をチョイスしてくださいね。
ラメやパールは使わない
ラメやパールは光を集めてしまいます。その結果、まぶたが腫れぼったく平坦にみえてしまいます。できるだけラメやパールが含まれているアイテムは避けたほうがよいでしょう。
どうしてもキラキラ感がほしい場合は、できるだけパール粒子の小さいものを選んでください。目尻の一部などにだけラメを使用するのもおすすめです。

一重で目を大きく見せるワンアイテムを使った方法
13mm以上のカラーコンタクトを使う
黒目が大きい方とやはり印象がぐっとアップします。13mm以上のカラーコンタクトを装着しましょう。ぱっちり黒目は可愛らしく、目力がある印象に仕上がります。
しかし、あまりにも黒目が大きいものは不自然な印象に。着色直径が12~14mm程度のものを選ぶのがおすすめです。着色直径が短いほど、裸眼に近いナチュラルな瞳となります。色は自然体なブラウンやブラックがよいでしょう。
つけまつげをつける
ぱっちりとした目元に見せる効果が高いのがつけまつげ。まつげが短い方やうまくカールがかからない方にもおすすめです。
つけまつげをつけるだけでアイライン効果も。まつげをフサフサにしつつ、目を大きくみせられます。最近ではつけているのが分からないくらいナチュラルなつけまつげも販売されているのでぜひチェックしてみてくださいね。
アイプチやアイテープを使う
アイプチやアイテープは一重の強い味方。簡易的な二重をつくることが可能です。のりタイプや細めのテープタイプなどさまざまな種類が販売されていいます。実際に数種類試して二重がつくりやすいものを選びましょう。
ただ、アイプチやアイテープを頻繁に使用しているとまぶたの皮が伸びてしまう可能性があります。毎日の使用は避け、特別な日のみ二重にすることをおすすめします。
やり直しのきく透明な絆創膏
やり直しもOKで、コストパフォーマンスが高いのが絆創膏で二重をつくる方法。とても簡単なのでぜひ試してみてください。
1.長細く切る
2~5mm程度に絆創膏を長細く切ります。眉ばさみを使うと便利です。
2.片目をつぶり瞼に絆創膏を張る
切った絆創膏をまぶたに貼っていきます。人によって二重になりやすい部分が異なりますので、何度か試して最適な場所を見つけましょう。目を開いたときに理想の二重になれば完成です。
3.透明のため目立たない
透明の絆創膏であれば、目立ちません。その上からアイシャドウを重ねてメイクを行ってください。
最初は少々コツがいるものの、慣れれば簡単に二重がつくれます。時間があるときに練習してくださいね。

腫れぼったく大きい一重を抑えるマッサージ
瞼の脂肪を落とす方法
瞼の脂肪を落とすためには、毎日のマッサージがおすすめ。血行がよくなるお風呂あがりが効果的です。
- 1.親指を使って軽く押す
- 2.目の骨に沿い、目頭より目尻へ
- 3.3分行う
マッサージの方法はとても簡単。あまり力を入れすぎず「気持ちよい」と思う程度の力加減で行ってくださいね。
鼻筋をマッサージする方法
鼻筋を整えれば、自然と顔全体のバランスが整ってみえます。毎日のマッサージで少しずつ鼻筋をすっきりさせていきましょう。
- 1.親指と人差し指を使う
- 2.目の間の鼻筋をマッサージ
- 3.10秒を3セット
目の間の鼻筋をマッサージするときに、上下に指を動かすのがポイント。継続して行えば、徐々に美しい鼻筋となっていきます。
老廃物をリンパへ流す方法
老廃物がたまっている状態は非常によくありません。肌が荒れてしまったり、まぶたにむくみが発生することも。マッサージをして、老廃物をリンパに流していきましょう。
- 1.中指を使う
- 2. 眉の下を眉に沿ってなぞる
- 3.こめかみ、首へとなぞる
- 4.5セット程度行う
入浴中など血液の流れがよいときに行うのがおすすめ。また、保湿クリームやフェイスクリームを活用してマッサージをするのもアリですね。

一重をマッサージするときのポイント
顔と手を清潔な状態にする
手にはたくさんの雑菌が繁殖しています。そんな手でマッサージをすると、顔にまで菌が繁殖してしまう原因に。
マッサージを行う前には必ず手と顔を清潔な状態にしましょう。手はハンドソープで綺麗に洗い、顔は洗顔フォームできちんと綺麗にしてくださいね。また、洗顔後はとても乾燥しやすいので化粧水で保湿をするのも忘れずに。
指の腹で優しく行う
マッサージは指の腹をつかって、できるだけ優しく行うのがポイント。力を入れすぎると肌の負担になってしまうので要注意です。
どうしても力が入りすぎてしまう方は、比較的力が弱い薬指をつかってマッサージを行うのがおすすめ。終始、優しく丁寧にを心がけてくださいね。
入浴や蒸しタオルで代謝をよくする
マッサージを行うタイミングでベストなのは血行がよいとき。代謝が上がりマッサージ効果が高くなるのです。入浴時は自然と血のめぐりがよくなるので、タイミングとしては最適です。
また、入浴以外の方法としては蒸しタオルがおすすめ。かたく絞ったタオルを1分ほど電子レンジで温めて蒸しタオルをつくります。ある程度冷まして適温になったら顔に5分ほどのせましょう。血行がよくなり、マッサージ効果アップに期待できます。
就寝前などリラックスしている時に行う
マッサージはゆっくり丁寧に、時間をかけて行うもの。忙しい朝には向いていません。
マッサージを行う時間帯は就寝前など、リラックスしているときがおすすめ。気持ちにゆとりをもって優しくマッサージできるでしょう。お気に入りのアロマを焚きながら行うのもよいですね。
毎日継続する
マッサージはすぐに効果が現れるものではありません。毎日継続して行うことが大切です。「あまり効果がない」と感じても、まずは1カ月継続して行ってみてくださいね。
入浴時に、就寝前に…など毎日行う時間を決めると習慣づけやすいです。また効果がはっきりと分かるようにビフォーの写真を撮っておくとよいでしょう。

腫れぼったく大きい一重を抑える方法
温水と冷水で交互に顔を洗う
「朝起きたらまぶたがむくんでいる」ということもあるでしょう。そんなときは温水と冷水で交互に顔を洗いましょう。
温度を変えて交互に顔を洗うことで、血流を良くし腫れたまぶたを引き締める効果に期待できます。時間がないときは、タオルに保冷剤を包んでまぶたに当てるのもおすすめ。短時間でまぶたの腫れを落ち着かせることが可能です。
美容クリニックで専門医に相談する
まぶたの腫れが一時的なものでなければ、美容クリニックで専門医に相談するのも一つの手段。
脂肪が多いためにまぶたが腫れてみえる場合には、脂肪吸引などが効果的です。しかし、美容クリニックでの処置のほとんどは全額自己負担となるので高額な費用が必要となります。医師とよく相談の上行ってくださいね。

目が細い女性に似合う髪型
目の上でカットした厚めの前髪
目力をぐんとアップさせるのが厚めの前髪。頭のてっぺんから前髪を厚めにとりましょう。まぶたのギリギリに前髪があることで、目を強調できるのです。
美容室でオーダーするときは「目の上ギリギリで厚めに前髪をつくってください」でOK。また前髪は伸びるとすぐに気になってしまうため、1カ月に一度程度カットするのがおすすめです。
色はブラウンカラー
真っ黒な髪色では、目元の印象もやや弱くなってしまいます。目の印象を強くするためにはブラウンカラーがおすすめ。
もちろん派手なブラウンでなくても問題ありません。少しでも明るく染めれば目元がぐっと際立つようになります。また、髪がブラウンなのに眉は黒だと違和感があります。ブラウンに染めた場合は、眉もマスカラなどで明るくしてくださいね。眉マスカラは髪色よりワントーン明るめのものを選ぶのがポイントです。
ひし型ラインのシルエット
ひし形ラインのシルエットは小顔効果が抜群。顔の余白部分を狭くみせることで、目力もアップ。顔周りにレイヤーやシャギーを入れましょう。
美容室でのオーダーは「顔周りをすっきり見せたいので、少しレイヤーを入れてください」でOK。丸顔や顔の大きさが気になる方にもおすすめの髪型です。

腫れぼったく大きい一重はメイクや髪型で印象を変えられる
腫れぼったい一重は大きな悩み。メイクがうまくいかず悩んでいる方も多いでしょう。しかし、一重であってもポイントをおさえれば、魅力的な目元にすることが可能。
今回ご説明したのは、一重の方にぴったりのメイクや髪型。上手に取り入れれば、ガラっと印象を変えられます。ご自分にぴったりなイメージを見つけて美しさに磨きをかけていきましょう。