目次
オレンジジュースの成分と効果
ビタミンAによる免疫力向上効果
オレンジジュースにはビタミンAも含まれており、ビタミンAには眼精疲労やドライアイに効果があったり、肌の新陳代謝をよくすることで老化防止や肌の若返りも期待されています。
また、粘膜を強くしウイルスの侵入を防いだり、免疫力を上げることができるので風邪やガン、動脈硬化の予防にもいいと言われています。
ビタミンB群による糖質の分解を助ける効果
ビタミンBは私たちの体に不可欠なビタミンの一つですが、どれかひとつだけだと効果は発揮できません。オレンジジュースにはビタミンB1 B3 B6が含まれており、ビタミンB群と呼ばれています。
ビタミンB1
糖質をエネルギーに変える。アルコール代謝や脳の働きに関与、神経の動きを正常に保つなどの働きがあります。ビタミンB1水溶性なので、洗ったり加熱調理で破壊されてしまい摂取するのが難しいビタミンでもあります。搾ってジュースにすると比較的B1を摂りやすくなります。
ビタミンB3
ナイアシンと呼ばれ、炭水化物や脂質、糖質を分解してエネルギーに変える、皮膚や粘膜の炎症を防ぐなどの働きがあります。また血中コレステロールを下げる働きがあるので、糖尿病予防や血液の循環を良くするので高血圧の改善にも効果的です。
ビタミンB6
脂質の抗酸化に働きかける、たんぱく質を分解してアミノ酸に変えるなどの働きがあります。また月経前の頭痛や腰痛、イライラなどはビタミンB6不足が関係していると言われており、女性ホルモンとも深く結びつきのあるビタミンです。
これらを含んだオレンジジュースは糖質の分解を助けてくれるのでダイエットにはもちろん、美容や健康にもとても大切なビタミンを取り入れることができる万能なジュースと言えます。
ビタミンCによる美肌効果
美容に不可欠なビタミンCですが、オレンジジュースにはビタミンCが豊富に含まれており、グラスに1杯のオレンジジュースを飲むことで1日に必要なビタミンCのほとんどを摂取することができます。ビタミンCには抗酸化作用による老化防止、ストレス緩和、美肌効果があります。
またビタミンCはメラニンの生成を抑制する働きがあるので美白にもいいと言われています。またコラーゲンの生成を促してくれる働きもあるので、ターンオーバーにも繋がりシミ予防にもなります。
サプリメントや美容液からも摂りたいビタミンCをダイエット目的で摂取できるのはとてもいいですね。大切なのは毎日続けるということです。
ただし、サプリメントって本当に効果があるの?どのサプリメントが良いの?という疑問を持っている方は多いと思います。以下の記事で編集部おすすめのビタミン剤を紹介していますので是非参考にしてみてください。
クエン酸による疲れを回復させる効果
オレンジジュースにはクエン酸が含まれており、クエン酸には疲労物質を分解する働きがあるので、疲労回復効果があります。より効果的にするには運動後に飲むのがおすすめです。
またクエン酸にはエネルギー代謝をよくする働きもあるので、脂肪の分解を助けてくれますのでダイエットにもとてもいいと言えます。
カロチノイド等による冷え性改善効果
カロチノイドとは黄色や赤色などの天然色素に含まれており、強力な抗酸化作用があることで知られています。体内に入った活性酸素はウイルスや細菌から体を守ってくれますが、強いエネルギーがあるので体を酸化させてしまい、酸化することで体調不良や冷え、老化の原因に繋がります。
その酸化を防ぐのがカロテノイドの働きで、冷えの改善にいいといわれています。
ペクチンによる便秘解消効果
完熟した果物に豊富に含まれているペクチンですが、ペクチンにはコレステロールを減らす働きや、便秘や下痢の解消にもいいと言われています。
また、糖質や脂質の吸収を抑制する働きもあります。
イノシトールによるコレステロール低下効果
イノシトールはビタミンBの一種といわれています。体内の脂質の代謝をよくして脂肪の蓄積を防ぐので、脂肪分の多い食べ物を食べる人にはおすすめの栄養素です。
脂質の代謝をよくする他にも、コレステロールの循環をスムーズにする働きもあるので動脈硬化の予防にも繋がります。
フラボノイドによるアンチエイジング効果
フラボノイドはポリフェノール類の一種で野菜や果実に多く含まれています。ポリフェノールにも強い抗酸化作用があるといわれています。活性酸素からの体の酸化を防ぐためアンチエイジングにも注目されています。
またフラボノイドにはリラックス効果もあるので、ストレス軽減などの効果も期待できます。
アンチエイジング効果は体の中からだけでなく外側からのケアを行うことで効果が増大します。エイジングケアで大切なことやおすすめの化粧品に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
オレンジジュースダイエット方法
毎朝コップ1杯のオレンジジュースを飲む
朝起きてからコップ1杯のオレンジジュースをゆっくりと飲んでください。朝食に置き換えてみるのもいいかもしれません。オレンジジュースにはエネルギー代謝をよくする働きがあるので、昼から徐々に上がってくる代謝を朝に上げておくほうがダイエットにはいいと考えられています。
おやつ代わりにオレンジジュースを1杯飲む
ちょっと小腹が空いたときや甘いものが欲しいときにはおやつ代わりにオレンジジュースを飲むことをおすすめします。オレンジジュースの果糖で空腹感を満たすことができます。
飲むときには冷たく冷えたものを一気に飲むとお腹をくだしてしまうので、ゆっくり飲むことで満腹中枢も刺激してあげるとより効果的です。
オレンジジュースの摂取だけではダイエットにならない
オレンジジュースは体にいいことものがたくさん含まれていますが、ただ摂取していれば痩せるというものではありません。朝食を置き換えたり、おやつをオレンジジュースを使ったゼリーなどにすることでダイエットに繋がります。
また、オレンジジュースには果糖も多いため、摂りすぎて逆に太ったということにもなりかねないので、1日1杯程度にしておきましょう。
また、オレンジジュースだけでは飽きてしまうという方におすすめなのがジュークレンズ。ジュークレンズって何という方のためにこちらの記事で詳しく解説していますので是非読んでみてください。
ダイエットに向かない濃縮オレンジジュースの3つの理由
加熱処理により栄養素が破壊されている
濃縮還元されたもので加熱処理をしているものは、その食品の本来の栄養素が破壊されている場合があります。もちろん全ての栄養素が破壊されるわけではありませんが、ダイエットに必要な酵素や食物繊維などはほぼなくなっていると言っていいでしょう。
100%果汁のジュースでも濃縮還元されているものは、生で食べるときの栄養素が摂れるということは期待できません。低価格ですが、濃縮還元のものよりは自宅で搾ったものを飲むほうがおすすめです。
濃縮還元されたものを飲む時は量に気をつけて飲むようにしましょう。
残留農薬の危険がある
全てではありませんが、濃縮還元されたジュースは原材料がどこで栽培されているのかわからない果物や野菜が使われていることが多いのです。メーカーも安いコストで集められるものを使うことが多く、その果物がどれほどの農薬を使って栽培されたものか私たちは知ることができません。
そこで心配になるのが残留農薬です。口にしてもすぐに影響はありませんが、摂り続けると体内に蓄積されていきます。体内に蓄積された農薬はめまいや吐き気、嘔吐、発熱などの人体への影響と倦怠感、うつ、不安感などの精神面への影響も注目されています。
特に小さい子供には影響が心配なので、なるべく口にしないことが呼びかけられています。
清涼飲料水と変わらない糖分
実は果汁100%のジュースに含まれる糖分とはコーラなどの清涼飲料水に含まれる糖分はあまり変わりなく、同じくらいの炭水化物量が含まれています。もちろん清涼飲料水より体にいい栄養素はたくさん含まれていることも事実です。
野菜や果物はジュースにすることで消化もよくなるので、一気に血糖値が上がってしまいます。これが肥満や糖尿病などさまざまな病気の原因になることもあるのです。
100%果汁のジュースだからといって飲み過ぎは肥満や病気の危険性がありますので、しっかりとカロリーを把握し、1日の摂取量を決めましょう。
よく見極めて購入すること
濃縮還元の全てが悪いとはいいませんが、ダイエットには向いてないと言えるでしょう。さまざまな濃縮方法がありますので、購入する時はしっかりとメーカーを調べて、どこでできた果物が使われているのかなどを知り、よく見極めてから購入するようにしましょう。
口に入れるものはそのまま健康や体に影響を及ぼしますので、毎日続けるものだからこそいいものを選び、健康に痩せられることをおすすめします。
ジュースストレートおすすめ
むそう オーガニック オレンジジュース
有機栽培の果実を、収穫後すぐに圧搾しているオーガニックオレンジジュースです。水や砂糖、香料は不使用でオレンジの甘酸っぱさと香りをそのまま味わえる商品です。
陽だまりファーム 三ヶ日青島みかんジュース ストレート 100%
皮を1つずつ手作業で剥いているので、皮の油分が入らず苦味が残りません。みかんが1番美味しい時期に収穫し、1番甘みが増した時に搾ってジュースにします。添加物、保存料、着色料、香料不使用のため子供も飲めます。
早和果樹園 飲むみかん
純国産有田みかんを使用している100%ストレートのみかんジュースです。皮を剥いて薄皮ごと搾る「チョッパー?パルパー方式」でみかんの皮は手作業で取り除かれています。保存料は不使用で濃厚なのに後味すっきりなみかんジュースです。
伊藤農園 100%ピュアジュース
有機肥料のみを使って栽培されている伊藤農園の有田みかん。無添加で砂糖不使用なので子供からお年寄りまで安心して飲めます。1本(750ml)の中に約30個のみかんを使っていて、搾ってすぐに冷却することで栄養価もそのまま詰まったみかんジュースです。
ジュースダイエットレシピ
自宅で絞るオレンジジュース
材料
オレンジ2個
作り方
- 1.オレンジの皮をむいて種も取り2.5?位の大きさに切る
- 2.オレンジがピューレ状になるまでプレンダーを回す
- 3.水分か足りなければ水を加え甘みが欲しい時はハチミツを足してもいい
- 4.液状になったらできあがり
つぶやすじが気になる方は濾して飲むことをおすすめします。作る前に冷蔵庫で冷やしておくと冷たいオレンジジュースができるので、前日から冷やしておくといいですね。ハチミツの入れすぎには注意して、なるべく果汁本来の甘さで飲みましょう。
お菓子の代わりにオレンジジュースゼリー
材料4つ分
・オレンジジュース500ml
・粉寒天小さじ1/2
・水100ml~150ml
作り方
- 1.鍋に水を入れ火をかける前に粉寒天を入れ混ぜる
- 2.沸騰したらそのまま2分程泡だて器で混ぜながら完全に寒天を溶かす
- 3.鍋の火を止めてからジュースを鍋に注いで泡だて器で混ぜる
- 4.入れ物4つに等分して冷蔵庫で冷やし固める
冷えたオレンジジュースに寒天を入れると混ざりきる前に固まりだしてしまうので、作る前に冷蔵庫から出し常温にしておきましょう。お好みで砂糖を入れるのもおすすめです。
簡単豆乳オレンジジュース
材料
・豆乳
・オレンジジュース
作り方
- 1.グラスに豆乳とオレンジジュースを入れて混ぜる
調整豆乳は砂糖が入っているので、砂糖の入っていない無調整豆乳を使うことをおすすめします。オレンジジュースは十分に甘さがあるので無調整でも美味しく飲むことができます。割合は半々ですが、お好みで調整してみてください。豆乳は肌荒れやダイエットの天敵「便秘」の解消にとてもいいので、おやつがわりや朝食に毎日1杯飲むといいです。
カレーと一緒ににオレンジジュースご飯
材料1人分
・お米1合
・オレンジジュース180?~200?
・レーズン数個
作り方
- 1.米をとぎ水を切る
- 2.オレンジジュースと米を炊飯器に入れて炊く
- 3.炊きあがったらご飯をきるようにかき混ぜ蒸らしてできあがり
お好みでレーズンを最後にトッピングしてください。サフランライスのような感じでカレーに合わせて食べるといつもと違うカレーを楽しむことができます。
ジュース作りに便利なブレンダーおすすめ
ソロブレンダー ソラン
おしゃれなガラスジャーと持ち運び便利なトライタン製ボトルで作れるので、作りたてがそのまま飲めるソロブレンダーソラン
コンパクトなサイズなので収納にも便利で、食材をカットして入れてボタンを押すだけのシンプルな操作性です。全て取り外し可能で洗いやすいので、いつも清潔に使うことができます。
Vitantonio コードレスハンドブレンダー
コードレスブレンダーなのでコンセントを気にすることなくいろんな場所で調理が可能。スムージーやスープ、ソース作りもできます。幅が約20センチ、高さも約24センチなのでコンパクトに収納と充電ができます。
フル充電で最長30分使用可能で、カップは蓋つきなのでそのまま冷蔵庫に保存もできます。
飲み過ぎに注意して健康的にダイエット
オレンジジュースも果汁100%のものを飲むようにしましょう。健康にも美容にもダイエットにもとてもいいのですが、果糖もたくさん含まれているので飲みすぎには注意しましょう。ジュースを飲むだけではダイエットにはならないので、運動や食事制限と合わせて上手にオレンジジュースを取り入れましょう。
大切なのは毎日続けるということなので、飽きがこないようにいろいろなレシピも取り入れながら楽しみながら続けましょう。