脂肪燃焼に「お茶」の力が効果的。美と健康を手に入れる改善方法

2017.09.05

脂肪燃焼に「お茶」の力が効果的。美と健康を手に入れる改善方法

すべて

NADECICA編集部
NADECICA編集部

脂肪燃焼とお茶にはとても深い関わりがあります。お茶にも沢山の種類があり、効能効果も違います。手軽に、美容と健康の予防や対策ができ、ダイエット効果もあることから注目されています。今の自分、今後の自分のために自分に合ったお茶を探してみましょう。

INDEX

目次

    脂肪を燃焼するお茶の成分

    カテキンは抗酸化作用も

    カテキンは、ポルフェノールの一種で、渋みの主成分「タンニン」とよばれていたものです。身体を活性酸素から守る働きがあります。活性酸素は、身体に必要なものですが、必要以上に増加してしまうと、体の中を酸化(サビ)させてしまいます。カテキンの効能効果は、抗酸化作用、血糖値の上昇を抑える、脂肪燃焼、コレステロールを抑制、抗菌作用、殺菌作用、食中毒予防などがあります。

    カテキンは、活性酸素を取り除き、生活習慣病のリスクを抑えるなど身体に不可欠な成分です。摂取量の目安は、毎日約1gがいいとされています。抗酸化作用に対してのカテキン摂取量の目安は、一日あたり約100~300mgであり、10杯~30杯とされています。1日10杯でも健康に対する効果は十分にあります。お茶を飲むタイミングは、血糖値の上昇を抑えたい場合、食前~食事中~食後にこまめに飲むといいでしょう。脂肪燃焼の場合、運動前~運動中~運動後にこまめに飲むとカテキンの力を発揮できます。

    アントシアニンは便秘解消にも効く

    アントシアニンは目の健康を維持する成分として知られています。また、目以外の身体の健康もサポートしてくれます。アントシアニンは、お茶の中でも黒豆茶に多く含まれています。アントシアニンの効能効果は、抗酸化作用、老化防止、血流改善、活性酸素除去、生活習慣病予防などがあります。

    脂肪燃焼について、アントシアニンは脂肪の蓄積を防ぐという働きがあります。便秘は、水分と食物繊維不足、ストレス、腸内環境の悪化などが原因です。アントシアニンは、食物繊維が豊富で腸内環境を整えてくれる働きがあり、便秘解消に効果があります。しかし、食物繊維を摂りすぎることで、便秘が悪化してしまうこともあるため摂りすぎには注意が必要です。

    カフェインは短時間で脂肪燃焼

    茶葉が成長する過程でカフェインの含有量が変化します。含有量が多いのは、若い芽で作られる抹茶や玉露、少ないのは成熟した芽で作られる玄米茶になります。カフェインは、利尿作用、覚醒作用などで知られていますが、ダイエット効果、運動能力の効果もあります。

    カフェインは、脂肪燃焼をサポートしてくれるリパーゼという酵素が代謝を促進、活性化することで脂肪燃焼の効果を発揮します。また、運動に関して、筋肉の収縮をしやすくしてくれる働きを持つため、筋肉が落ちにくく、筋トレの効果も高くなります。効果的に脂肪燃焼をしたい場合には、食事・運動の約30分~1時間前に摂取するとより効果が期待できます。

    サポニンは代謝をアップ

    サポニンはお茶の種類のほとんどに含まれている成分で、苦みとえぐみを持っています。効能効果は、疲労回復、咳や痰を抑える、コレステロール値を下げる、ダイエット効果、血行促進、動脈硬化予防、免疫力の向上などがあります。サポニンは黒豆茶やごぼう茶に多く含まれています。

    食事中に飲むことで消化を助け、腸内環境を整え、基礎代謝があがるといわれています。また、こまめに摂取することで身体の老廃物を排出してくれるため、アンチエイジング効果も期待できます。

    脂肪燃焼効果があるお茶

    プーアル茶は脂肪の吸収も防ぐ

    プーアル茶は2種類あります。茶葉を自然発酵させた「生茶」と、生茶にコウジ菌を混ぜ発酵させた「熟茶」があります。日本でプーアル茶といえば熟茶が一般的です。効能効果は、便秘解消、冷え性改善、がん予防、美肌効果、ダイエット効果、免疫力向上などがあります。

    プーアル茶には、「重合型カテキン」というポリフェノールが含まれており、体内に摂取された脂肪や糖の吸収を防ぐ働きをもちます。また、プーアル茶には、リパーゼという酵素が含まれており、脂肪燃焼の手助けをしてくれます。飲むタイミングは、食事中がおすすめです。食事の際に飲むことで、血糖値の上昇を防ぎ、脂肪や糖分の吸収を抑えてくれます。

    黒ウーロンはウーロン茶より脂肪燃焼に効果あり

    ウーロン茶は、脂肪燃焼やダイエット効果が期待されています。ウーロン茶と黒ウーロン茶の違いは、脂肪の吸収を抑えるポリフェノールの含有量です。黒ウーロン茶は、ウーロン茶から重合ポリフェノールのみを抽出し、通常のウーロン茶に加えてできたものになります。

    ウーロン茶重合ポリフェノールは、茶葉を半発酵させる際にカテキン類が結合してできた成分です。ウーロン茶より黒ウーロン茶のほうが重合ポリフェノールが多く含まれており、中性脂肪の減少や脂肪燃焼効果も高くなります。摂取量は一日2回、食事の際におよそ350mlを摂るとよいでしょう。

    緑茶は脂質の排出を促す

    緑茶の効能効果は、ダイエット効果、殺菌作用、抗菌作用、抗炎症効果、美肌効果、代謝の改善などです。緑茶は、ミネラルやビタミンが豊富です。カテキンやカフェインも多く含まれており、消化の働きを抑制します。緑茶と一緒にゆっくりと食事を食べることで血糖値の上昇を抑えることができます。そのため、脂質を身体の外へ排出、脂肪を燃焼、分解してくれる万能なお茶です。さらに、運動前に飲むことで脂肪燃焼に効果があり、ダイエットにもおすすめです。冷たい緑茶より温かいほうが吸収率も良く代謝がアップします。

    黒豆茶はむくみ解消にも

    黒豆茶は黒豆を使ったお茶で、ノンカフェインです。黒豆の皮にアントシアニンというポリフェノールが含まれています。効果は、活性酸素除去、血液をサラサラにし、老化防止、ダイエット効果、肌荒れ予防、骨粗しょう症予防、白髪や抜け毛予防、がん予防、生理不順や生理痛を改善、目の健康を守ります。また、黒豆茶には「カリウム」という成分が含まれています。

    カリウムには、余分なナトリウムを排出する働きがあるためむくみ解消につながります。利尿作用もあるため、老廃物などが尿として排出されます。黒豆茶は過剰摂取してしまうと、食物繊維により下痢を引き起こしたり、ホルモンバランスが乱れることもあります。一日あたりコップ2~3杯を目安に摂取しましょう。

    ごぼう茶は冷え性改善にも効果的

    ごぼうの皮に含まれている「サポニン」という成分は、血液の流れを良くしてくれる効果があります。血行が良くなると身体の隅々まで血液が循環し、冷え性が改善されるといわれています。また、身体を温めてくれる効果もあるため、冷え性の方にもおすすめです。しかし、喫煙やカフェインを多く摂りすぎてしまうと血管を収縮させてしまいます。血液の流れが悪くなり、冷え性を悪化させてしまうため気をつけましょう。

    桑の葉茶はカリウムを含む

    桑の葉茶は、クワ科の落葉樹です。効能効果は、中性脂肪を下げる、悪玉コレステロールを下げる、高血圧予防、腸内環境の改善などさまざまです。桑の葉茶は「カリウム」が含まれています。カリウムは、ナトリウムとのバランスを保つことで効果が表れます。ナトリウムには血圧を上げる作用があり、カリウムは、ナトリウムを排泄し血圧の上昇を防ぎます。桑の葉茶は、ノンカフェインです。ナトリウム、カルシウム、鉄、ビタミンなども含まれていますので、妊婦の方やお年寄りの方にも安心です。

    杜仲茶はデトックス効果もある

    杜仲(とちゅう)とは、中国原産の落葉高木です。杜仲の葉を原料にしています。杜仲茶は、「ゲニポシド酸」という成分が含まれています。中性脂肪を分解し、コレステロールの吸収を抑えます。また、血液の流れを良くすることで代謝も上がり、ダイエット効果が高いお茶です。

    飲むタイミングは、食事と一緒に摂るといいでしょう。血糖値の上昇を防ぐため、太りにくい体質を作ります。利尿作用もあることから、余分な毒素や水分も排出でき、デトックス効果も期待できます。

    マテ茶はビタミンやミネラルも豊富

    マテ茶は、南米で生産されている飲料になります。カルシウムやマグネシウムなどのミネラルやビタミンが豊富に含まれています。その他、ポリフェノールも含まれています。マテ茶の効果はたくさんありますが、ビタミンやミネラルをたくさん含んでいることにより、疲労回復や抗酸化作用に期待ができます。

    マテ茶の栄養素は、体内の血糖値が減少した際に身体を助ける「グリコーゲン」というブドウ糖を生成します。このグリコーゲンが血糖値を支え、疲労回復によいといわれています。また、美肌にも嬉しい栄養素なので、アンチエイジングや美肌効果が期待されます。

    びわ茶はコレステロールも分解

    びわ茶は、バラ科のビワ属で、葉を乾燥させて作ります。ガンを予防する効果が期待されることから、非常に関心が高く注目されているお茶です。びわ茶の葉や種には、「ビタミンB17」が含まれています。このビタミンは、がん細胞を撃退する働きがあります。また、びわ茶には、サポニンが豊富です。余分な脂肪の吸収を防いでくれます。

    びわ茶は、毎日2~3杯を目安に、継続して飲みましょう。太りにくい体質を作り、肥満の予防にもなります。中性脂肪やコレステロールを分解する働きがあり、動脈硬化などあらゆる健康対策におすすめなお茶です。食事と一緒に摂取することで、より効果があらわれます。余分な脂肪の吸収を抑え、コレステロールを分解してくれます。

    生姜茶は代謝をよくする

    生姜茶に含まれる「ジンゲロン」「ショウガオール」「アリアチミン」「アリシン」という4つの成分は、代謝を高めてくれる成分です。ジンゲロンは基礎代謝を高め、ショウガオールは血行促進に効果があります。アリアチミンは新陳代謝を活性化し、アリシンは脂肪の代謝を高めます。この4つの代謝成分が含まれていることにより、血行促進が活発になります。代謝も上がるため、身体を温めることができます。温かい生姜茶を飲むことでより効果が期待できます。

    ジャスミン茶はビタミンCとEが豊富

    ジャスミン茶には、ビタミンCとEが豊富です。この2つの栄養素は一緒に摂ることにより、お互いの効果が増すといわれています。ビタミンCは、水に溶けて身体のサビを除去する働きがあり、ビタミンEを活性化してくれます。一方、ビタミンEは抗酸化作用があり、老化防止の手助けをしてくれます。その他、美容効果、口臭改善、胃腸を整えてくれます。また、ダイエット効果もありますので、ジャスミン茶を活用するとよいでしょう。

    編集部おすすめの脂肪燃焼効果のあるお茶

    ティーライフ ダイエットプーアール茶

    ティーライフ株式会社さんが開発しているダイエット商品です。静岡県で製造されています。「重合カテキン」というカテキンをパワーアップさせたポリフェノールが含まれています。脂肪や糖の吸収を抑え、太りにくい体質をつくります。プーアール茶は、空腹感をやわらげる効果があります。食べ過ぎを予防し、食事と一緒に摂ることで満腹感を得られます。ゼロカロリーで飲みやすいやさしい味です。ビタミン、ポリフェノール、鉄が含まれており、美容効果も高いです。重合カテキンの力で脂肪燃焼を促進してくれるため、ダイエット効果も期待できます。

    荒畑園 茶流痩々

    株式会社 荒畑園さんの健康茶 国産プーアール茶です。食品に関する賞を3冠受賞されています。茶葉を発酵して作られた、天然成分「没食子酸」が含まれています。そのため、体内脂肪を吸収する成分を除去してくれます。脂肪をつきにくくしてくれる効果があることから、ダイエットや肥満予防におすすめなお茶です。また、ポリフェノールも含まれていることから、美容効果も期待できます。

    脂肪燃焼にお茶を使うときのポイント

    多めに作っておく

    お茶には、カフェイン、タンニンという鉄の吸収を妨げる成分が含まれています。それぞれ依存症や貧血などを引き起こすので多量摂取は控えましょう。お茶を飲む際は、多量に飲むのではなくこまめにその都度摂取するほうが身体への負担も軽くなるため、多めに作り置きをしておくと便利です。

    いつでも飲めるように持ち歩く

    食事の前後や食事の間は、脂肪吸収を抑える働きがあります。または、運動の前後に飲むことで代謝の向上、脂肪燃焼効果があります。お茶の力が発揮されるのでいつでも持ち歩くと良いでしょう。

    冷やさず常温か温めたものを飲む

    冷たいものは身体を冷やし、胃腸の働きを悪くしてしまいます。温かいものは、身体を温め、内臓の働きも活発にするため新陳代謝が促進され消化吸収率もアップします。

    継続して飲み続ける

    お茶は今すぐにという即効性があるものではありません。毎日継続して摂取することで、病気の予防や対策ができるのです。お茶にも味や香りなど、合う合わないがあるかと思いますが、最低でも1か月は継続して飲んでみましょう。

    手軽に買えるトクホのお茶で脂肪燃焼

    アサヒ飲料株式会社 食事と一緒に十六茶W

    食後の脂肪と糖の吸収を抑制する商品です。消費者庁が認めた健康飲料です。食物繊維である「難消化性デキストリン」が含まれており、血糖値や中性脂肪の上昇を防ぎます。ノンカフェインなため飲みやすいです。どなたでもお試しできます。

    日本コカ・コーラ からだすこやか茶W

    モンドセレクション3年連続金賞受賞の特定保健用食品です。脂肪と糖の吸収を抑制する「難消化性デキストリン」が配合されています。ほうじ茶ベースの味で、お腹にやさしい健康維持のサポート商品です。

    サントリー 黒烏龍茶

    特定保健用食品であり、日本ドック健診協会が推薦している商品です。カテキンがパワーアップした「ウーロン茶重合ポリフェノール」が配合されています。高い脂肪吸収抑制が期待できます。ペットボトルで販売されているので、食事の際や、運動前に活用すると効果的なのでおすすめです。

    サントリー 伊右衛門特茶

    脂肪を減らしてくれる特定保健用食品です。「ケルセチン配糖体」というポリフェノールが含まれています。脂肪の分解を活性化してくれる働きがあります。お茶独特の香りと苦味がある味です。

    花王株式会社 ヘルシア緑茶

    健康商品としてトクホに認められました。「茶カテキン」という成分が含まれています。脂肪分解をサポートし、消費まで手助けしてくれる商品です。飲むタイミングはいつでも可能です。自分のタイミングで気持ちよく飲めます。ペットボトルで持ち歩くと便利です。

    伊藤園 黄金烏龍茶

    トクホに認定された日本人間ドック健診協会推薦商品です。「ガレート型カテキン」を配合しています。カテキンがパワーアップしたものです。ガレート型カテキンは、脂肪やコレステロールの吸収を抑える働きがあります。ほのかに甘い香りがするウーロン茶です。

    お茶のみで脂肪燃焼できるのか

    お茶はダイエットのサポートをするのみ

    お茶にはさまざまな種類があります。特にお茶に含まれているカテキンには、脂肪の吸収を抑える働きがあります。脂肪燃焼に効果がある主なお茶は、杜仲茶、プーアル茶、烏龍茶、緑茶などです。自分に合うお茶を選ぶとよいでしょう。

    飲んだあとに運動する

    お茶を摂取してから運動をすると、何も飲まずに運動するときよりも、代謝が向上し脂肪が燃えやすくなります。特にカフェインは、脂肪燃焼に効果的な成分です。摂取してから30分で代謝を促進してくれるため、カフェイン入りのお茶を摂取してから運動をするようにしましょう。

    バランスのいい食事をとる

    食事からさまざまな栄養素を補給することは可能ですが、不足しがちな栄養素がでてくるはずです。毎日バランスのよい食事を心がけることで、お茶との相乗効果も高めることができます。また、お茶を摂取することで、不足しがちな栄養素の補給にも繋がるため、毎日の食事に摂り入れていきましょう。

    ジュースやお酒を控える

    ジュースやお酒には糖質がたくさん含まれています。糖質は過剰に摂取すると、脂肪に変化してしまいます。もちろん、お茶の種類によっては糖質が含まれているものもありますがごくわずかです。お茶で脂肪燃焼を促しているので、なるべくジュースやお酒は控えるようにすると、よりダイエットに効果的です。

    お茶を飲んで手軽に脂肪を燃焼

    お茶は、種類によってさまざまな効能効果があり、含まれている栄養素もそれぞれ違ってきます。共通していることは、新陳代謝を促進したり、脂肪燃焼に効果があるということです。食事の際や、運動の前に摂取することで、より効果が高くなります。

    毎日継続してこまめに摂取することで、美容健康ともに病気の予防まで期待することができます。たくさんのお茶の中から自分に合ったお茶を探してみてはいかかでしょうか。

    当社は、この記事の情報(個人の感想等を含む)及びこの情報を用いて行う利用者の判断について、正確性、完全性、有益性、特定目的への適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者ご自身の責任において行っていただくと共に、必要に応じてご自身で専門家等に 相談されることを推奨いたします。

    記事のお問い合わせはこちら

    CATEGORIES

    アイケア&アイクリーム
    EYE CARE & EYE CREAM
    クレンジング
    CLEANSING
    コンシーラー
    CONCEALER
    ボディローション&ミルク
    BODY_LOTION&MILK
    まつげ美容液
    EYELASH_SERUMS
    化粧水
    SKIN_LOTION
    洗顔料
    FACIAL_WASH
    美容液
    ESSENCE
    SNSをフォローして
    最新の口コミをチェック!
    SNS ACOUNT