目次
脂肪が溜まる原因
運動不足による筋力の低下
デスクワークなどで長時間同じ姿勢をしていたり、普段からあまり体を動かす習慣がない方は、体の筋肉を使う機会が少ないため、筋力の衰えが進行している可能性があります。リンパの流れは筋肉が使われているときの刺激で活発になるため、筋力が衰えることで、リンパの働きが弱くなり、脂肪が溜まりやすくなります。
運動不足が続くと血液の流れが悪くなり、老廃物が溜まりやすくなることも。脂肪が蓄積されることでセルライトがつきやすくなり、脂肪が大きくなっていくという悪循環になってしまいます。
糖分が多めの食事
糖質は人が生きていくうえで大切なエネルギー源です。しかし、糖質の多く含まれた炭水化物や甘いお菓子などを摂りすぎてしまうと、余分な糖質は血液の中で中性脂肪として蓄えられます。偏った食事が多かったり、栄養バランスが悪いと、血液中に脂肪が溜まりやすくなってしまいます。
血行不良によるむくみ
血液の流れが悪くなると、全身の血行が悪くなることはもちろんですが、老廃物が溜まることによるむくみを引き起こします。むくむことで重力の力で皮膚が下がり、さらにむくみを引き起こす悪循環に。血液の流れが悪くなることで筋肉の働きが弱まり、筋力不足によって脂肪がつきやすい体質になってしまいます。
冷えやむくみの症状がある場合は、血液の流れが滞っている可能性があります。体温が低くなるとエネルギーを消費する力が弱まるため、脂肪が溜まりやすくなります。
骨盤の歪み
普段から足を組むことが多かったり、姿勢が悪かったりする場合は、骨盤が歪んでいる可能性があります。骨盤が歪むことで内臓機能の働きが鈍くなってしまったり、筋肉が正しく使えなくなってしまいます。筋肉を使わずにいることで脂肪が溜まりやすくなり、下半身太りなどの症状を引き起こすことに。
骨盤が歪んでいる状態だとダイエットをしても効果を得られにくくなってしまいます。骨の位置が正しい場所にくることで筋肉が正常に使えるようになり、脂肪を燃焼しやすくなります。靴のかかとが極端にすり減ってしまったりなど、左右のバランスが気になる方は、骨盤の歪みが原因かもしれません。
姿勢が悪く内臓が下垂
スマホを見るときのうつぶせの状態や、椅子に座るときに斜めに座る癖があるなど、姿勢が悪い方は全体的に内臓が下に下がってくる傾向があります。内臓が下に下がってくることで内臓機能を働かせる力が弱くなるため、脂肪がつきやすくなってしまいます。
猫背の方は肩回りの肩甲骨の働きが弱く、血行が悪くなって肩こりなどの症状を引き起こしやすくなることも。普段から背筋を立てるなどして姿勢を良くすることが必要です。
体の冷えで代謝が下がる
体が冷えてくることで代謝が落ちてしまうと、血液の流れが悪くなり、老廃物が体外に排出するリズムも崩れてしまいます。基礎代謝の低下は体の内臓の働きを弱くし、風邪をひきやすくなったり、エネルギーを消費する力を弱くしてしまいます。
エネルギー消費がされないと脂肪がつきやすくなるため、むくみや体重の増加といった症状を引き起こします。
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基礎代謝が高いと痩せる?仕組みを理解して基礎代謝を上げよう
ストレスによる生活習慣の悪化
ストレスを感じると、ストレス物質が脳から出されるため、緊張で血管が収縮してしまい血行不良を引き起こします。血液の流れが悪くなると脂肪が血液中に溜まりやすくなるため、暴飲暴食をしてしまうとその分脂肪もつきやすくなるという悪循環に。
ストレスは成長ホルモンの働きを弱め、代謝機能を低下させてしまうこともあるため、ストレス発散やリラックスできる時間を作るなどの工夫が必要です。

脂肪燃焼に効果的なダイエット
和食中心の食事
脂肪をつきにくくするためには、食生活の見直しも大切なポイントです。ハンバーガーなどのファーストフートなどは脂質が多く、脂肪分も多く含まれています。和食中心や自炊をするなどして、栄養バランスの考えた食生活を送ることが大切です。
和食中心に炭水化物とたんぱく質、ミネラル、ビタミンをバランスよく摂ることを心がけ、魚や脂肪分の少ない鳥のささみなどたんぱく質の摂り方もカロリーコントロールをする上で大切なポイントです。朝昼晩の食事は、バランスよく摂るようにしましょう。
脂肪燃焼クリームでマッサージ
血行を良くするマッサージをするときは、脂肪燃焼に効果的な成分の入ったクリームを使って肌を引き締めながらマッサージをするのが効果的です。唐辛子エキスや生姜エキスなどは、血行を良くして代謝を高める効果があるため、脂肪燃焼クリームにもよく使われています。
クリームはすべりを良くするため、素手でマッサージをするよりも皮膚に負担がないというメリットもあります。
有酸素運動で脂肪燃焼
ウォーキングや水泳などの有酸素運動は、基礎代謝を高めて筋力をアップさせる効果があるため、脂肪燃焼に効果的です。継続的に行うことで痩せやすい体質に改善することができるので、週に2回など、無理のない範囲で始めるのがよいでしょう。
筋力を増やすと脂肪もつきにくくなるため、細くみせるだけでなく体重増加を抑える効果も期待できます。
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半身浴で代謝を上げる
お風呂に入るときは、首の下まで浸かるのではなく、心臓の少し下までの半身浴が効果的です。半身浴は心臓への負担も軽く、じんわりと汗をかくため、むくみや冷えの改善にもつながります。リラックス効果も高いことから、基礎代謝を上げながら1日の疲れを癒す効果が期待できます。
着圧ソックスでむくみ解消
夕方になると足がパンパン…という方は、着圧ソックスを使用することで、筋肉に適度な圧力をかけてむくみの改善に役立てることができます。筋肉は体を動かしたり、外からの刺激を受けることで筋力を鍛えることができます。着圧効果でリンパの流れを促進し、むくみの症状を改善しましょう。

脂肪を溜め込まないようにする方法
食事は野菜から食べる
食事をするときの順番も、脂肪をつきにくくする上で大切なポイントです。お腹がすいているときはその分吸収も早いため、脂質が多く含まれている肉を先に食べると、脂肪分も吸収しやすくなります。食事は副菜などの野菜を食べてからメインのおかずを食べるなどして、脂質の吸収を遅らせることもひとつのポイントです。
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こまめに水分をとる
水分補給をすることで血液やリンパの流れが良くなり、体が温まります。内臓機能や筋肉の働きが良くなることで、エネルギーの消費量も上がるため、基礎代謝をアップさせるためにもこまめに水分をとることが大切です。
水を飲むことで一時的に体温が下がり、下がった体温をあげるためにエネルギーを使うので、体温を元に戻そうとしてエネルギーの消費量が増える効果があります。水分が不足してしまうと、血液の流れが悪くなり、老廃物がスムーズに排出されにくくなることも。
水分補給はむくみ予防の効果もあるため、意識して水分をとるようにしましょう。
1日3食しっかり食べる
朝ご飯を抜いてしまうと昼ご飯に食べすぎてしまったりと、食事のリズムが崩れることで体内に吸収する力が不規則になってしまうことも。朝ご飯は1日を安全に過ごすためにも必要なエネルギーです。食事は3食バランスよく摂ることで、脂肪燃焼の効果を高めることができます。
6時間の睡眠を心がける
良質な睡眠は成長ホルモンの働きを正常に保つためにも必要なことです。6時間以下の睡眠は体をしっかり休めることができないため、翌朝に疲れが溜まったままの状態になってしまうことも。毎日6時間以上の睡眠をとることで、自律神経のバランスを整え、基礎代謝をアップさせることにつながります。
なるべく階段を使って筋力を上げる
移動の際はついついエレベーターを使いがちですが、なるべく階段を使うなどして普段から足の筋肉を鍛えることを意識してみましょう。足の筋力を鍛えることで、全身の筋肉を正常に使うことができるようになります。運動不足の解消のためにも、こまめに体を動かすことを心がけましょう。
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脂肪燃焼に効果的な成分
脂肪を分解するカフェイン
コーヒーなどに含まれるカフェインは覚醒作用や胃腸の消化機能を促進する働きのほかにも、脂肪を分解する効果が期待できます。コーヒーをケーキと一緒に食べることで脂肪分を分解しやすくなり、ダイエット効果も。
飲みすぎると胃を荒らしてしまうこともあるため、飲みすぎに注意しながら、効果的にカフェインを摂取しましょう。
脂肪を排出するユーグレナ
ユーグレナは、ミドリムシといわれる藻の一種です。ビタミン、ミネラル、アミノ酸をなどの栄養素が含まれ、アミノ酸が脂肪を排出する効果もあることから、栄養食品として人気が高まっています。サプリメントで補給することによって、脂肪燃焼の働きを高める効果が期待できます。
脂肪燃焼を助けるLカルニチン
牛肉やラム肉などに含まれるLカルニチンは、脂肪燃焼を助ける働きがあることから、運動前などに摂ることで脂肪燃焼効果を高めてくれる効果が期待できます。血液中で脂肪が分解されるときにサポートする性質があるため、サプリメントとして摂るのがおすすめです。
エネルギーに変換するコエンザイムQ10
コエンザイムQ10は肉類や魚介類などのたんぱく質に含まれていて、人の体内でも合成されている成分です。エネルギー消費を助ける役割をすることから、脂肪燃焼にも効果を発揮します。脂質が多く含まれた食事と一緒に摂ることで、脂肪をつきにくくします。
体を温める唐辛子
スパイスなどに含まれている唐辛子は、刺激性の高い成分なため、体を温める働きがあります。唐辛子の入った食事を取ることで、体が温まり、血液の流れが良くなります。調味料などでも気軽に取り入れることができるため、脂肪燃焼の効果を高めたいときは唐辛子を使った料理を食べるのがおすすめです。
消化吸収を助ける酵素
酵素は胃腸で吸収するときに使われる成分で、主に消化吸収の助けをしています。生野菜などに多く含まれているため、酵素を積極的に摂ることで代謝のリズムを上げて、脂肪を燃焼しやすくすることができます。肌荒れの改善にも効果があることから、サプリメントとして補給する女性も増えてきています。

編集部が選んだ脂肪燃焼クリームおすすめ
ファーミングリフト
脂肪分解をサポートする成分をたっぷり配合。 グレープフルーツとハーブの香りでリラックス効果も。美容液と同じ美肌サポート成分が配合されているため、肌のキメを整えながらうるおいを補います。カプセルに入ったビタミンEが肌になじみ、ビタミンAが肌の弾力をサポート。 ハマメリスエキスで肌の引き締め効果も。
ラングレー バンビミルク
ホワイトブーケの香りでリラックスしながらマッサージをすることができます。温感タイプのスリミングボディミルクで、スリミング成分4種と、天然100%スリミング成分を配合し、肌の引き締めをアップさせます。洗い流し不要なので手間もかかりません。
高級シアバターや保湿力が高いコラーゲン、ヒアルロン酸、セラミドがしっとりしたハリとツヤを与えます。チョコレート成分配合の超温感ホットミルクタイプのマッサージクリームです。
ODECO.MART(オデコマート) リピアミューズマッサージクリーム
人気ブロガープロデュースのスリミングクリーム。絞れる成分と厳選美容成分を配合。海外発の引締め成分や和漢植物由来成分、スキンケア成分配合。熱くならずにべたつかないのでさらっとした付け心地です。薔薇の香りの癒し効果も魅力。
ナチュラルシー研究所 アウトセル
腕や足、体などの気になる部分をマッサージすることができます。塗り込みタイプのマッサージクリームで3種のスリミング成分と美容成分も配合。角質層に浸透して肌を引き締め、キメのある体を演出。肌に潤いとハリを与えてくれるのでボディローションのかわりとしても使用できます。
インドエステ ヒートラップジェル
密着発汗で流した後も体が温まるマッサージジェル。肌に密着するラップジェルが瞬時に発熱し、温熱を持続して発汗を促します。ゴマ油、ターメリックエキス、トウガラシエキス、レモングラスエキス、はちみつ成分を配合。オリエンタルフローラルの香りで、入浴中に使用すると効果もアップします。
McCoy マッコイ ノン F エナジークリーム
皮膚組織を構成する様々な成分を配合したボディクリーム。エステティシャンにも大人気の無香料タイプのマッサージクリームで、微細化されたミネラルと皮膚組織を構成するさまざまな成分を配合。毎日の自宅ケアで理想のボディラインへ近づきます。代謝に着目して開発された、セルライトに悩む方のためのクリームです。
PINCHER body cream
脂肪に直接アプローチする和漢植物由来の成分を配合した高機能クリーム。独自のダイエット理論で配合されたスリミングマッサージ成分で、その日のうちにむくみを解消する効果も期待できます。脂肪を柔らかくし、細くみせる効果も。

クリームを使ったマッサージのやり方
お風呂上がりの体が温かい時に
脂肪を燃焼しやすくするためには、お風呂上りなどで血行が良くなった状態でマッサージをすることで、血液中の脂肪をスムーズに排出する効果が期待できます。マッサージクリームを使ってマッサージをするときは、肌の調子を整えて体を温めてから行うようにしましょう。
足の平のリンパを流す
足はむくみやすいため、足のリンパを流すことで、老廃物をスムーズに排出することができます。足の甲や足の裏を指で押しながらほぐし、足の太もものリンパに向けて上がってくるようにマッサージをしましょう。
ふくらはぎと太もものリンパは上に押し流すように刺激を与えながら指で押し流すように刺激を与えるのがポイントです。
水分を飲んでおく
マッサージをすることで血行が良くなると、汗などで水分が不足してしまうことも。マッサージの前後は水分補給などをしながらマッサージをするのがよいでしょう。水分を飲むことで、よりリンパの老廃物も流れやすくなる効果が期待できます。
滑りが悪くなったらクリームを足す
クリームの量が足りないと、マッサージをする際に指が滑りにくくなってしまいます。途中で滑りが悪くなったら、クリームを足しながらマッサージをするようにしましょう。肌に傷がつくなどの負担がかからないためにも、クリームは余裕をもってつけることが大切です。
マッサージのやり方
- 1.手をグーにして足首から上に向かってマッサージ
- 2.外側から内側に移動して行く
- 3.気になる箇所は雑巾絞りする
マッサージをするときは、必ず先端から上に向かって流すように行うことが大切です。手をグーにした状態で足首から上に向かってマッサージをすることで、圧力がかかり、リンパの流れもスムーズになります。最初は外側で内側に向けて移動し、セルライトなどの気になる場所は絞り出すイメージで刺激を与えましょう。

まぶたの脂肪を落とす方法
エクササイズで筋力を鍛える
最近目の周りのたるみが気になる…という方は、瞼の周りの脂肪をなくし、目の周りの筋力を鍛えるエクササイズをためしてみましょう。
- 1.目を大きく広げて閉じる
- 2.30回繰り返す
目の周りの筋肉は疲れ目や眼精疲労などによって血液が悪くなり、衰えている場合があります。目を広げて閉じるだけの簡単なエクササイズなので、空いた時間を使って行いましょう。
目の周りをマッサージ
目の周りの皮膚は弱いため、強く押したりこすったりすると皮膚や目を傷つけてしまいます。アイクリームなどを使ってやさしくマッサージするようにしましょう。眼の淵の骨をなぞるようにしながら、人差し指と中指、薬指を使って目の周りを囲むようにマッサージするのが効果的です。
眉毛を挟むようにつまむ
眉毛を挟むようにつまみながら、おでこを上下に動かし、やさしくマッサージをしてみましょう。
- 1.おでこを上下にマッサージ
- 2.目の周りに円を描くように
ぱっちりした目元に憧れる女性も多いかと思いますが、目の周りの筋肉に刺激を与えることで、筋肉を引き締め、目を大きく見せる効果も期待できます。

編集部が選んだ目元におすすめのクリーム
ディオール プレステージ ル コンサントレ ユー
瞼にハリをもたらし、肌を引き締めてはっきりとした印象的な目もとに導くグランヴィルローズネクター成分を配合。肌に浸透し、加齢や刺激から影響を受けやすいデリケートな目もとを守ってくれます。この製品のためだけに開発されたオープンアイTMアプリケーターで、より高い効果を実感。
アテニア アイ エクストラ セラム
大人気のペプチドを3種類配合し、目のシワの原因や乾燥に働きかけます。ビタミンA不足を解消する生レチノールをたっぷり配合。レチノールはコラーゲンの生成を促し、目元にとって大切な役割を果たしてくれる成分。肌を保湿して乾燥から守り、目元のハリや弾力を取り戻します。口コミの評価も高いアイクリームです。
クリニーク リペアウェア レーザー フォーカス アイ クリーム?
繊細な目もとの肌のために特別に開発されたアイクリーム。肌なじみが良く、ぴんとのびるような感触に。一日中美しいまなざしをキープできる効果も。外部からの刺激に備え、先鋭カクテル成分配合で、目もとの肌を、三次元で立体的にサポートします。目元を明るくする効果でたるみを改善します。

脂肪燃焼クリームでマッサージして脂肪を燃焼しよう
なかなか脂肪が落ちない…と悩んでいる女性も多いかと思います。脂肪燃焼クリームはマッサージの滑りをよくするだけでなく、脂肪を燃焼させる成分や肌の美容成分などもあるため、細くみせるだけでなく、肌をきれいに見せる効果も期待できます。
自宅で簡単にできるマッサージや、脂肪を燃焼しやすくする成分を効果的に取り入れることで、脂肪を燃焼しやすい体質に改善することができるので、脂肪燃焼クリームで代謝をアップさせ、理想のボディに近づきましょう。