目次
丸い鼻の特徴
団子鼻の構造
団子鼻とは、鼻先が丸く肉厚で、団子のように見える鼻のこと。鼻には鼻根部、鼻背部、鼻尖部、鼻柱部、鼻翼部と5つのパートがあります。団子鼻の特徴は、鼻尖部が丸く膨らんでいたり、鼻翼部の幅が広かったりして、大きく丸く見えてしまう鼻のことを言います。
一言で団子鼻と言っても、団子鼻のタイプにはさまざまあります。軟骨が発達しすぎているタイプ、左右の軟骨が横に広がっているタイプ、脂肪がついているタイプ、鼻先の皮膚が分厚いタイプなど。日本人には、それぞれの原因がいくつか組み合わさっている人が多いです。
団子鼻と豚鼻の違い
豚鼻とは、鼻の穴が正面から見たときに丸見えになっている鼻のことを言います。「ゴリラ鼻」や「獅子鼻」とも呼ばれています。顔の中心に位置する上に、容姿に与える影響が大きいため、コンプレックスとして悩んでいる方はとても多いです。
鼻が丸い原因
原因として最も考えられるのは遺伝と言われています。他にも、皮下脂肪が多くて皮膚が盛り上がる、もともと皮膚が厚い、といった理由から、鼻尖部が大きく見えてしまうこともあります。
鼻は軟骨と脂肪で形成されているので、同じ方向から力がかかると変形してしまうことも。寝相によっては、鼻がつぶれてひろがった形に変形したり、左右に歪んでしまうこともあります。また、毛穴に詰まった角栓などを取り除くなどの触りすぎは軟骨にも刺激となり鼻が肥大化してしまうので避けましょう。
丸い鼻をもつ人の性格
鼻はだれからも見える場所で、メイクなどで隠しづらい部位です。それゆえに、鼻の形から性格を読み取ることもできます。
団子鼻のような丸い鼻を持つ人は、堅実な家でコミュニケーション力の高い人が多いです。いわゆるお金持ちと言え、金運が強くお金を引き寄せる可能性があります。チャンスを逃さず行動できるので、商売事で力を発揮できるでしょう。
鼻先を尖らせ団子鼻を改善する方法
冷水で鼻を引き締める
冷えた冷水で鼻を冷やすことで、鼻が刺激を受け、引き締めていくことができる方法が鼻の冷水法です。毎日続けることで小鼻は引き締まり、すっきりとしていきます。鼻は体の中でも冷やすことで引き締まりやすい部位。そして寒さに対応して、鼻は小さく細くなるようにできています。
鼻が冷えたと思うまで続けますが、5分を目安に行うようにしましょう。水が冷たすぎたり、長時間行うと、油分がなくなり、あかぎれを起こす可能性があるので、やりすぎには注意が必要です。
むくみ解消で鼻痩せ
鼻が大きく見えるのは脂肪のほかにも、むくみがある可能性も考えられます。リンパマッサージで余分な水分を押し流すことは、鼻を小さく見せることにとても効果的です。
鼻の運動をしたり、マッサージによって血流をよくすることで、団子鼻が痩せるというダイエット効果に期待できます。また、鼻の軟骨はクセがつきやすいという特徴があるので、高い位置に持ってくるマッサージも美しい鼻をつくるのに効果的です。
小鼻をつくるマッサージ
鼻にハリを持たせて、形を整えるエクササイズとして、フェイスビルダー法というマッサージがあります。小鼻の横広がりを改善して、細く見せることができます。
1.鼻を上に持ち上げる
人指し指で鼻先を上に持ち上げます。同時に鼻の下を伸ばすイメージで上唇を思い切り引き伸ばします。
2.4～5秒キープ
１の状態を保持しながら4～5秒キープしてから、伸ばすのをやめます。この繰り返しを35回行います。1日2回を目安に行いましょう。
鼻筋をつくるマッサージ
鼻のマッサージとして定番とも言えるマッサージが、小鼻を挟むノーズクリップ法。鼻の軟骨を刺激し、ノーズクリップで形状を維持させ続けることで、鼻の形を矯正するものです。鼻の頭に脂が付いていると滑りやすくなるので、脂を拭き取ってから着用するといいでしょう。
専用の商品もありますが、洗濯バサミなどで代用している方も多いです。ただし、洗濯バサミでは挟む力が強すぎることもあるので、着けてみて痛いようであれば、やめることをおすすめします。
鼻を高くするマッサージ
鼻が低い人におすすめのマッサージがミヤビ法と呼ばれるものです。鼻の低い部分を指で下から上に持ち上げるイメージで、押し上げて高くする方法です。
鏡で持ち上げる場所を確認する、力を入れすぎないという点に注意して行うようにしましょう。鏡があれば、いつからでも始められるマッサージなので、気になる方は一度チャレンジしてみるといいでしょう。
鼻のツボおしマッサージ
鼻の軟骨は柔らかくクセを付けやすいので、セルフケアで自分好みの形の鼻に近づけることも可能です。鼻のツボを押して高くすることも、継続的に努力することで、改善することもできます。
1.左右の小鼻の両サイドを挟む
人指し指と中指をくっつけ、左右それぞれの指で小鼻の両サイドを挟みます。挟んで押したまま、ぐるぐると円を描くように強めにマッサージします。
2.小鼻のわきに指を添える
中指と薬指をくっつけ、左右それぞれの指を小鼻のわきに添えます。小鼻のわきから鼻筋に沿って上方向に這わせます。眉間あたりまで這わせたら指を離します。
3.眉間をマッサージ
眉間の中心を親指を人指し指でつまんで、軽くマッサージします。
眉間の中心には「引堂」と呼ばれるツボがあります。鼻骨の発達を促すツボと言われているので、念入りに押すことをおすすめします。また、このマッサージは鼻を清潔な状態にして、血行のよいときに行うのがベストなので、毎日のお風呂での習慣にするといいです。1ヶ月を目安に続けましょう。
鼻の洗浄で小鼻効果
団子鼻の原因に鼻づまりが考えられる場合があります。蓄膿症や副鼻腔炎などで鼻づまりがひどく、慢性的になると鼻の形にまで影響してくることも。そんな方には、鼻づまりと団子鼻が同時に解決できる鼻うがいがおすすめです。
鼻うがいには、ぬるめの生理食塩水を使用します。生理食塩水とは、ミネラルウォーターなどのきれいな水200ccでぬるま湯を作り、そこに塩2gを入れて作ったもの。
鼻うがいは片方の鼻ずつ行います。片方の鼻を指で押さえ、逆の鼻から生理食塩水を吸います。吸った水は口から出します。慣れない方は吸った水をそのまま鼻から出しても大丈夫です。吸った水を飲み込まないように注意しましょう。
小鼻の脂肪を取る
鼻は軟骨と脂肪で形成されているので、余分な脂肪を落とすことが小鼻を小さく見せることに繋がります。人指し指と中指で小鼻を挟み、クルクルとマッサージしながら余分な皮脂を絞り出します。
臭い脂肪が出るまで続けましょう。目安は小鼻が温かくなる程度。入浴中やお風呂上がりに習慣化することが効果的ですが、やり過ぎると肌への刺激になるので力を入れすぎないことや、長時間行わないことに注意して行いましょう。
鼻の筋肉を鍛えるマッサージ
鼻に脂肪がついて丸く大きく見えている場合は、鼻運動が効果的です。鼻運動は鼻の脂肪を燃焼させ、引き締めることができます。やり方はとても簡単で、鼻の穴を動かすイメージで、鼻周辺にギュッと力を入れます。鼻をすするときの小鼻の動きをイメージしながら、100回くらい行いましょう。
テレビを見ながらやバスタイム、家事をしながらといった時間にもできることなので、時間を見つけて気軽に始めてみましょう。継続的に行うことが効果的なので、わざわざ時間を作らなくても手軽にできるマッサージはおすすめです。
鼻呼吸を意識し顔筋力アップ
鼻呼吸が習慣化できると、筋肉のバランスがよくなり小顔効果だけでなく、美容にもメリットがあります。まずは、「口を閉じて鼻で呼吸する」ことを意識することから始めましょう。自分でも口呼吸していたことに気づくことが大切です。
口呼吸は口腔環境にもよくないことが多いです。口臭の原因になったり、歯の噛み合わせが悪くなることもあるので、常に鼻呼吸でいることがはとても効果的です。
美鼻づくりに効果的なおすすめグッズ
グッズマン HanaHana
毎日20分はさむだけで、美鼻メイクできるグッズ。団子鼻をつまんで、鼻筋の通った美鼻へ導きます。鼻に接触する部分はシリコン製なので、痛みはありません。左右のサイドスクリューを回して、つまむ力の強弱調整が可能。
COSMEFREAK 鼻プチコポン正規品鼻のアイプチ矯正器具プチ整形
鼻腔内に挿入し、鼻の形を整えるグッズ。XS、S、M、L、XLの全5サイズセットのため、鼻の大きさ問わず使用可能です。慣れたらサイズアップすることもできます。除去スティックも2本付属。
ブランドゥ もっとツンデレラ
軟骨のピンポイント押圧でスラリと整った美鼻へ補整。鼻筋をスラリと整え、鼻先をツンと尖らせる理想の美鼻にアプローチします。
グリム HanaツンD-16
一日20分で鼻のリフトアップを行います。美容整形のテクニックに基づき、鼻筋をスラッと整えた状態でクセづけし、鼻先までもツンとさせます。団子鼻の方も、豚鼻の方も、外側から「つまむ」、内側から「突き上げる」のダブルアクションで、ツンとした美鼻へ導きます。
簡単に装着できるので、リラックスタイムやテレビを見ながら、家事の間など、手軽に続けられます。
ニーズ モテ鼻メイクノーズアップ
鼻の軟骨を挟んで支えることにより、鼻筋の通った美鼻へと導きます。シリコンパッドを回転させて、サイズ調節が可能。テレビを見ながら、雑誌を読みながら、など、手軽に始められます。一日10～15分を目安に装着します。
丸い鼻のメイクポイント
鼻筋をつくる
女性の場合は、メイクで鼻筋を通して鼻を小さく見せる方法があります。そこで大切なのが、ノーズシャドウとハイライトです。陰影をつけて小顔に見せるメイクを習得しましょう。
1.ノーズシャドウで影をつける
肌よりワントーン暗めのノーズシャドウを選び、眉頭下のくぼみに三角形になるようにブラシでシャドウをつけます。しっかりと影を見せたいので、濃いめにつけることがポイント。眉頭から鼻の始まる部分まで、薄く曲線を引きます。目を囲むようなイメージで行いましょう。
眉頭から下まぶたのあたりまで、鼻の筋横に薄く細く腺を引きます。小鼻の上にも鼻の頂点が出来るように影を作ります。シャドウがぼんやりとなるように指でぼかすことが大切です。
2.ハイライトを入れる
鼻が通るのをイメージして、ハイライトを細くまっすぐ引きます。ポイントは眉間から鼻の真ん中あたりまで入れること。ツンとしたスマートなアゴを演出するためにも、ほんの少しアゴにもハイライトをつけましょう。ハイライトは薄くつけることで自然な立体感が演出できるので意識しましょう。
技ありアイメイクで団子鼻を可愛くみせる
コンプレックスとなりがちな団子鼻。しかし、団子鼻の丸みを帯びた印象に合うメイクをすることで、短所であるはずの丸い鼻を長所に変えることも可能です。可愛らしい印象を与える垂れ目メイクで、団子鼻をチャームポイントに変えましょう。
垂れ目メイクのポイントは、柔らかい印象を与えるブラウンを使った横割りグラデーションが特徴。黒目の上に濃い色のアイシャドウが入るので、目を丸く見せる効果が期待できます。
1.アイホールに塗る
アイホール全体にアイシャドウベースを塗ります。そして、ブラシに一番明るい色を取り、アイホール全体に塗ります。
2.ミディアムカラーを塗る
細めのブラシにミディアムカラー（1で使用した色よりも濃い色）を取り、アイホールの真ん中あたりまで塗ります。
3.締め色を塗る
チップに締め色となる一番濃い色を取り目のキワ、目尻に塗ります。最後に色の境目を指でぼかしたら、完成です。
リップメイクは鼻とのバランスが重要
顔のパーツ一つ一つのメイクは熱心に仕上げることも大切ですが、実はパーツのバランスも小顔に見せることができる重要な役割があります。「目と眉毛の間を近づける」ことが美人顔の条件であることは常識になってきましたが、「鼻と唇の距離」も大切です。
顔が引き締まった印象になり、小顔効果だけでなく、若々しい印象を与えてくれます。まずはリップメイクで、唇をオーバー気味に縁取るようにしましょう。顔のパーツはミリ単位で印象が変わります。自分の唇の色を消すくらいの色を選ぶと自然に仕上がるでしょう。
他にも、鼻下にハイライトを入れて立体感を出す、鼻下にオレンジ系のチークを軽くポンと入れる、といった方法もあるので、ぜひ鏡の前でチャレンジしてみましょう。
髪型で目線を変える
顔の中心にあり、目が行きやすい鼻ですが、髪型に視線が行きやすいように工夫することも効果的です。ゆるふわウエーブやレイヤースタイルの髪型は、横に広がりを持たせてくれる髪型なので、鼻の存在感を薄くしてくれます。
他にも、前髪を斜め分けにすることや、ロングヘアを下ろすといったこともおすすめです。髪型にも少し気を配るだけで、鼻の印象をおさえることができるので、鏡の前でいろいろと挑戦してみましょう。
おすすめのノーズシャドウ
ケイト デザイニングアイブロウN
濃～淡の3色入りで、鼻筋に自然な陰影を作り出し立体的な印象に仕上げるアイブロウパウダー。アイブロウ用ブラシと、ノーズシャドウ用ブラシ付きです。
インテグレート アイブロウ＆ノーズシャドウ
パウダータイプのアイブロウとノーズシャドウのセット。3色のグラデーションで自然な立体感を演出します。眉から鼻にかけてすっきり見せてくれます。発色もよく、フィット感もあります。
メイベリンニューヨーク ファッションブロウパレット
クリームベースでノーズシャドウ付きのアイブロウパレット。眉なは筋に自然な立体感を作り出します。目頭にサッと一塗りするだけで、鼻筋に自然な陰影を演出します。髪色や肌の色に合わせて選べる3色展開です。
セザンヌ ノーズ＆アイブロウパウダー
ノーズシャドウ入りアイブロウパウダー。濃淡を調整しやすい定番ブラウンのグラデーションで、立体感のある眉から鼻筋を作り出します。キレイな発色なうえに、皮脂吸着パウダー配合なので、落ちにくいです。
ヴィセ リシェカラーリングアイブロウパウダー
パレット内の4色を自由に混ぜ合わせて、自分好みの色でスッとした眉から鼻筋を作り出せます。スライドコーティングパウダー配合で、しっとりとやわらかなタッチでのび広がり、陰影を付けやすいです。全3色。
美しい鼻の形を知る
正面からみた鼻と目のバランス
顔には美の黄金比率があります。顔の中心にある鼻は、顔全体のバランスを左右する重要なパーツです。鼻の形を整えるだけで、顔の印象が変わることもあります。
小鼻が横に広がりすぎていないかと確認するには、左右の目と目の間の幅を超えているかで判断します。つまり、小鼻の幅（鼻の横幅）が左右の目頭と目頭の幅と一緒であることが理想です。
また、鼻の始まる場所（鼻筋の一番低い所）も重要です。鼻筋の始まる位置は、まつげやまぶたの高さであることが理想とされます。この位置が低いと、鼻が小さく低く見えてしまいがちです。
横顔からみた鼻の形
横から顔を見たときに、鼻先とアゴ先を結んだライン（Eライン）が揃うことが理想です。このEラインに唇の端がくることが美しい横顔と言われる条件となります。
また、鼻橋（鼻の穴と穴の間にある部分）と小鼻が平行、そして、鼻橋と顔の角度が95～100度であることも重要です。鼻橋の形や角度で、理想的な鼻か判断できます。
下からみた鼻の形
下から鼻を見たときに正三角形の形をしていることが美鼻の条件といえます。鏡などを顔の真下に置き、下から鼻を見たとき、鼻の先と小鼻の両側の小鼻を腺で結ぶとどのような形になっているか見てみましょう。
楕円の場合は、団子鼻である可能性が高いです。また、鼻の穴の形にも注目してみましょう。鼻の穴が縦長であることも重要です。
美鼻目指して丸い鼻を改善
顔の中心に位置し、目に付きやすい部位である鼻。理想の形でないと、コンプレックスになりがちです。鼻の形は整形でないと変わらないと思っている方も多いことでしょう。しかし、鼻は軟骨と脂肪で形成されている部位なので、クセ付けさえしっかりと行えば、形を変えることも可能です。
また、メイクやマッサージ、グッズを使うことなどで見え方を変えることができます。なりたい鼻や、美鼻の条件をしっかりと意識し、理想の鼻を手に入れましょう。
