目次
毛穴が開いていく原因
洗いすぎにより皮脂が多く分泌される
皮脂や汗が気になって、1日に何度も洗顔をしてしまうと返って皮膚が乾燥し、油分を失った肌はその分を補おうと、皮脂の分泌を活発化させます。また35度以上の熱めのお湯で洗うと、洗顔後の肌水分の蒸発が著しく上昇することが分かっています。
必要以上の洗顔は皮脂分泌を促進し、乾燥や小じわの原因になる為、1日に多くても3回までにし、洗顔後はきちんと保湿を忘れずにするようにしましょう。
肌の乾燥により皮膚がよれてくる
キュウリやナスなど、水分を失うと瑞々しさがなくなり、段々シワシワになってよれてきます。肌にも同じことがいえます。加齢により女性の肌は、男性よりも早く乾燥していくといわれており、間違ったスキンケアをすると乾燥に拍車をかけてしまいます。
乾燥肌には、保湿機能を持った化粧水を使うなど、正しい知識とスキンケアがとても大切なのです。
遺伝により毛穴が大きい
毛穴の大きさは遺伝します。この原因は男性ホルモンにあります。男性ホルモンは、量の個人差はあれど女性にもあります。ここで家族を想像してください。薄毛に悩んでいる方はいないでしょうか。男性ホルモンは頭髪の脱毛にも関係しており、分泌の多い人ほど薄毛傾向にあります。
つまり薄毛傾向の強い家系は男性ホルモンが多く、遺伝している可能性があるといえます。さらにオイリー肌だと自覚がある人は、遺伝である可能性が高いでしょう。
毛穴に詰まった汚れが紫外線に当たり黒ずむ
毛穴に皮脂や古くなった角質層が詰まり、紫外線を浴びて酸化すると、その部分が黒ずんでしまい鼻だといわゆるイチゴ鼻になります。また、角栓がなくても毛穴が黒ずむ場合があります。それは紫外線により肌が日焼けして、メラニンが毛穴に蓄積された為に起こるものです。
どちらも見た目が悪く不潔なイメージを持たれてしまうので、そうならない為にも年中通して日焼け止めを塗り、しっかりと紫外線対策をしましょう。
正しい洗顔とクレンジングで毛穴を小さくする
クレンジングでメイクをしっかり落とす
メイクをしっかり落とすといっても、ゴシゴシ擦っては元も子もありません。肌に負担をかけずにきれいに落とせるクレンジングを選びましょう。
最近見かける拭くだけで落とせるタイプもありますが、水がいらないというメリットもある反面、肌をこすってしまうほか、毛穴の奥の汚れまで綺麗に落とせないなどのデメリットもあります。なるべくきちんと洗い流す習慣をつけましょう。
おススメは、オイルタイプのオーガニック成分でできている物です。オーガニックなので肌へも低刺激で優しく汚れを落としてくれます。保湿成分であるセラミド、ヒアルロン酸などが配合されている物を選ぶと尚よいでしょう。
きめの細かい泡で優しく洗う
洗顔するときは、泡立てネットを使い、しっかりと泡を立ててから洗うようにしましょう。そうする事で、キメの小さい泡が毛穴に入りやすくなり、効率的に汚れを浮かせて落としやすくします。
また泡の弾力が肌への摩擦を軽減し、負担を和らげてくれます。洗顔は時間をかけず手早く洗うようにしましょう。洗いすぎは肌の負担になり、皮膚を乾燥させる原因になります。1分位を目安にしましょう。
洗い残しがないようにぬるま湯で落とす
油分を含んだメイクは、水だと中々落とせません。すすぎはぬるま湯で落とすようにしましょう。また、ぬるま湯だからといって、お風呂でシャワーを顔めがけてかけるのは止めましょう。
水圧により肌を刺激し、必要な潤いまでも流してしまうため、返って皮脂分泌や乾燥に拍車をかける原因になります。すすぐ時は必ず両手を使ってすすぎましょう。
潤いを与えて毛穴を引き締める
潤い成分の多い化粧水を使用する
洗顔後の保湿は非常に重要です。オイリー肌だからと保湿をしないでいると、肌の乾燥を防ぐため余計に皮脂分泌が盛んになり、オイリー肌を促進してしまいます。きちんと保湿ケアを忘れずにしていきましょう。
保湿におススメな配合成分にはセラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸、グリセリンなどがあります。成分により保湿レベルも異なるため、自分に合った保湿液を選ぶようにしましょう。
肌を上に引き上げながら化粧水を浸透させる
化粧水を付けるときは、コットンは使わず手で付けるようにしましょう。そのほうが肌への負担が少なく、手の温度で化粧水が浸透しやすくなります。
また少し肌を引きあげるように付けると、たるみを防止して顔のリフトアップ効果も期待できます。化粧水を付けた後は、そのまま30秒ほど手で顔を包み込むように抑えてあげると、より浸透が高まります。
化粧水の後は保冷剤で毛穴を引き締める
洗顔後に化粧水を付けた後、保冷剤を使って毛穴を引き閉めることで、より効果的に化粧水の浸透が良くなります。続けていくと、確実に毛穴も目立ちにくくなるのでおススメです。ケーキを買ったときに付いているような保冷材で十分なので、1度試してみるとよいでしょう。
やり方も簡単です。化粧水を付けた後、毛穴が気になる部分に肌が冷たくなるまでポンポンと当てておきます。冷えたあとは乳液等でカバーしてあげれば、毛穴を引き締め乾燥からも守られたお肌のできあがりです。
スチームで肌の奥まで潤いを与える
大人に多い乾燥肌による肌荒れやニキビには、スチーム美顔器がおススメです。普通のスチームだと水蒸気の粒子が大きく肌内部に浸しにくいですが、美顔器のスチームは粒子がナノ化されている為、肌の血行を促進し効果的に浸透していきます。
その為、肌の乾燥を改善しシワの予防やハリ、ツヤの回復が期待できます。ひどい乾燥が気になる時は試してみるとよいでしょう。
化粧水後は乳液で潤いを閉じ込める
洗顔後は化粧水をたっぷり使いしっかりと保湿をしましょう。化粧水はケチらずに、必要な分量は使うようにしないと成分がうまく浸透せず、中途半端なスキンケアになってしまいます。
その後は乳液を付けて、化粧水で得た美容成分が蒸発するのを防ぐと同時に、しっかりと角質層の保湿を保つようにしましょう。そうすることで長時間潤いを保つことができます。
週に1~2回のスキンケア
スクラブケアで古い角質を除去
週に1度のスクラブケアで、古い角質を除去することも大切です。顔ならピーリングジェルがよいでしょう。ピーリングとは専用の薬剤を使い、肌に蓄積された古い角質層や皮脂を柔らかくし剥離することをいいます。
ピーリングする事により、肌のターンオーバーを促し、正常な新陳代謝になるようにケアをしてくれます。ただし、頻繁に行うのは厳禁です。やりすぎると肌を乾燥させる他、敏感肌になってしまうこともあります。週に多くても2回までにしましょう。
肌にダメージの多い日はフェイスパックでケア
海や山など外で遊んだ日は、その分紫外線を浴びて肌はダメージを受けています。そんな日には、いつものスキンケアの代わりに美容液をたっぷり含んだフェイスパックで、しっかり保湿してあげましょう。マスクにたっぷりと美容成分が浸透しているので普段のスキンケアよりもより一層保湿に効果があります。
おススメは、顔の形に切り取ってあるシートに美容液が染み込ませてあるタイプです。顔の作りに合わせて出来ている為、ムラなく美容液を浸透させる事が出来ます。
蒸しタオルで毛穴すっきり
洗顔前は蒸しタオルで肌を温めると、より一層汚れが落ちやすくなります。それは適度な蒸気と熱が血行を促進し、毛穴を開くためです。簡単に自宅でもできるので、ぜひ試してみるとよいでしょう。
自分で蒸しタオルを作る場合は、タオルを濡らし絞ってから500wの電子レンジで1分程度加熱すればできあがりです。温めすぎると、熱くて火傷する場合があるので十分注意しましょう。
炭酸水と洗顔料を混ぜて使う
最近話題の炭酸水ですが、毛穴の汚れ落としにも効果を発揮します。炭酸水とは二酸化炭素が入っている水のことをいいます。洗顔クリームを炭酸水で泡立てると、見る見るうちにキメの細かい泡が立ちます。
しかも水で泡立てたときの2倍程度の量になり、二酸化炭素でできた泡が、皮脂のたんぱく質と結合して効果的に汚れを落としてくれます。炭酸水はコンビニでも手に入るため、簡単に試すことができます。
生活習慣を整えてよい肌を育てる
バランスの取れた食事
おいしい物はついつい沢山食べてしまいますが、バランスを考えて食べ過ぎには注意しましょう。甘いものは体を冷やし、血行不良を起こしやすくなります。
甘い物を食べ体がどんどん糖化していくと、肌のターンオーバーが遅くなり、くすみやごわつきの原因になります。また脂っこい食べ物は、皮脂の分泌を活発化させる為、食べ過ぎには注意が必要です。
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良質な睡眠
肌のコンディションを保つには、睡眠はとても重要です。最近では眠ってから3時間後が1番成長ホルモンが分泌される事が分かってきており、従来の考え方である「22時~2時は寝るべき」という考え方だけではなくなってきています。
睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠があり、より深く眠っているのはノンレム睡眠です。できれば入眠後3時間は深く眠り、成長ホルモンの分泌を促すようにしましょう。眠りずらい時はアロマを焚くなどリラックスできる環境を整えましょう。
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表情筋のエクササイズ
表情筋を鍛えることは、肌のたるみ防止などに役立ちます。表情筋は眉、目、鼻、口など表情を作る筋肉の事を言います。歯磨きをしながら目を大きく開いたり、家事をしながら口を動かしたりなど、簡単に取り入れることができる動作です。
続ける事で小顔効果が期待出来たり、顔の血行が促進され浮腫みやくすみの予防にもなります。ぜひ毎日の日課にするとよいでしょう。
毛穴のたるみとエイジングケア
たるみ毛穴というのをご存知でしょうか。加齢とともに表情筋の衰えから皮膚が垂れ、毛穴が雫形に垂れてくる現象のことをいいます。皮膚を少し上に引っ張ると、目立たなくなると言う特徴があります。
たるみケアするには、エイジングケアと表情筋を鍛えるケアを同時に行う必要があります。エイジング化粧品には肌の失われた栄養を補う作用はありますが、衰えた筋肉を復活させる作用はありません。日頃から表情筋のエクササイズをし、皮膚のたるみを防ぐ事がエイジングケアにつながります。
紫外線対策を行う
紫外線は肌だけでなく、目や髪にも影響を及ぼします。特に目から吸収された紫外線は、体内にメラニンを発生させてシミやそばかすの原因になります。
日焼け止めだけでなく、サングラスの装着や帽子を被り、なるべく紫外線を浴びないようにする必要があります。また紫外線は曇りや雨、冬の季節も絶えず降り注いでいます。年中通してのケアをしないと意味がありません。
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毛穴を隠すメイク方法
化粧下地はシリコンタイプがおすすめ
ファンデーションを塗る前に下地を塗りますが、タイプにも色々あります。毛穴を隠すカバー力なら、シリコンタイプがおススメです。シリコンは、毛穴の凹凸を埋め滑らかに整えてくれます。
そのため、化粧崩れしにくく長時間にわたりお化粧を綺麗にキープしてくれます。カバー力が高い分、クレンジングはしっかりと行い毛穴に残らないようにましょう。
ファンデーションはリキッドタイプがおすすめ
リキッドファンデーションは保湿効果が優れているため、瑞々しいお肌に仕上げてくれます。また肌馴染みもよくカバー力も優れています。しっかりと毛穴をカバーしたい人は、リキッドタイプを使うとよいでしょう。
カバー力がある分、塗り過ぎると厚化粧に見えてしまうことがあります。ナチュラルに仕上げるには、パール1粒位の量を出し、全体に薄くのばすように塗ると自然な感じに仕上がります。
ベースメイクは毛穴に入るように塗る
ベースメイクを塗るときは、しっかり毛穴に入るように塗りましょう。うまく毛穴が埋まっていないとファンデが毛穴に落ちて陥没したようになり、返って毛穴を目立たせる原因になります。肌のキメは上から下に向かってできています。
ですから、逆に下から上に向かって塗ると型崩れを防止し、より綺麗に仕上げることができます。塗り方でも仕上がりに違いが出るので気を付けましょう。
フェイスパウダーで仕上げる
ベースメイクを塗ったら、必ずフェイスパウダーで仕上げましょう。ベースメイク特有のベタつきをなくし、型崩れしにくいメイクに仕上がります。また肌に透明感や明るさができ、シミやくすみをカバーしてくれる効果があります。
最近では、紫外線を通さないパウダーも販売されているため、UV効果のない下地を塗った時も上からこれを使うと便利です。
過剰な皮脂はメイク直しでおさえる
メイクをしてから数時間が経つと、次第に油が浮いてきたりします。それは肌が乾燥してきている証拠。そんなときは、軽くティッシュで顔全体を抑え、余計な油分を取ってから、お化粧の上からでも使えるミスト状の化粧水で保湿をしてあげることが大切です。
保湿をすることにより、皮脂の過剰分泌を抑えることができます。
毛穴ケアでやってはいけないこと
1日に何度も洗顔を行う
汗や皮脂が気になって、1日に3回以上洗顔をする方は要注意です。洗顔のやりすぎは肌の乾燥や皮脂の分泌を活発化させ、敏感肌になる可能性があります。
またピーリングも肌の角質層を取り除いているため、やり過ぎるとニキビの悪化などのトラブルを起こしたり、熱いお湯で洗い流すと皮膚の水分が蒸発しやすくなるなど注意が必要です。
毛穴に詰まった皮脂や汚れをピンセットでとる
皮脂が毛穴から少し顔を出した状態を発見すると、つまんで取りたくなりますが絶対に止めましょう。無理に毛穴から出そうとすると、その分毛穴が広がりダメージを受けます。
そして、取り除いた後は一見キレイですが、しばらくすると広がった毛穴にまた汚れが詰まり、繰り返しているうちにどんどん毛穴が大きくなるという悪循環に見舞われます。
使用頻度を守らず毛穴パックを行う
毛穴パックも無理に角栓を引っ張り出しているので、頻繁に使用するのは絶対に止めましょう。強力に肌と密着する為、はがす時に周りの皮膚まで傷つけてしまう可能性があります。
また産毛まで取れてしまい、産毛の生える小さな毛穴まで刺激してしまいます。角栓がたくさん取れる分使ってしまいがちですが、返って毛穴の開きを悪化させる原因になります。
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過剰にアブラ取り紙を使用する
乾燥が原因で起こっている皮脂過剰は、アブラ取り紙で油を取ると余計に悪化する場合があります。オイリー肌だと勘違いして、アブラ取り紙を多用していると、どんどん皮脂が分泌され毛穴の詰まりや、ニキビの原因になります。
アブラ取り紙でケアしているのにニキビができやすい方は、実は乾燥肌かもしれません。きちんと保湿もして、油が気になる場合はティッシュを使いましょう。そうすることで、油分の取り過ぎを防ぐことができます。
メイクしたまま寝る
メイクしたまま寝るのは絶対に止めましょう。皮膚には新陳代謝があり、毛穴からは絶えず必要な油分が分泌されています。毛穴がファンデーションで埋め付くされたままの状態だと、当然皮脂の分泌がうまくいかず、毛穴の奥で詰まり雑菌が繁殖したり、吹き出物ができたりします。
また、メイクしたまま寝ることを頻繁に繰り返していると、数カ月でプラス10歳肌になるといわれています。
オロナインパックは黒ずみ毛穴に効果的?
肌に負担がかかるのでやらないほうがよい
オロナインパックも同様に毛穴パックを使用します。毛穴パックの前にオロナインを塗り、時間を置いて流してから毛穴パックを貼るというものです。確かにオロナインの成分には抗菌、殺菌作用があり、ニキビや吹き出物には効果的です。
しかし、毛穴パックに使ったからといって毛穴が小さくなったり、角栓がなくなったりするわけではありません。一時的に毛穴の汚れや角質が取れるだけで、結局角栓を無理に引っ張ることが毛穴を広げ皮膚にもダメージを与えてしまいます。
毛穴が広がる原因にもなる
オロナインパックは、毛穴パックを用いることで毛穴が広がってしまうことは避けられません。またオロナインパックを健康な部位で試すと、皮膚のコンディションに必要な菌(常在菌)までいなくなり、はがしたときの刺激で肌が赤く炎症を起こしたりする可能性があります。
毛穴が広がると、当然汚れも詰まりやすくなり、アクネ菌の繁殖などトラブルの原因になります。
オロナインは医薬品であって毛穴用のクリームではない
オロナインは抗菌、殺菌作用があるため、確かにニキビや吹き出物に効果があります。でもそれは、実際にニキビに塗った場合の話であり、ニキビの形すらない毛穴に塗った所で特に効果は得られません。
それどころか、専用クリームでないために、逆にオロナインの消毒成分が毛穴に刺激を与えトラブルを引き起こすこともあります。
エステで毛穴ケア
毛穴の種類別コースもある
毛穴をエステでケアしてもらう場合も、手穴の状態によりコースがあります。毛穴の開き、黒ずみ、詰まり、たるみ、エイジング等です。どれも魅力的なコースですが、毛穴の黒ずみがあるのに、たるみ毛穴ケアのエイジングコースを選択してはあまり意味がありません。
今の自分の状態をきちんと把握して、適切なコースを選ぶようにしましょう。
セルフケアでは出来ない毛穴のケアをプロにしてもらえる
年に1回の誕生日などに、日頃のご褒美にプロに毛穴ケアしてもらうのも良いですね。エステサロンでは、特殊な超音波振動械で、毛穴の奥深くに溜まった角質や皮脂もキレイに除去してもらえます。
そして失われた美容成分を肌に還元し、超音波で刺激することで肌を引き締め、毛穴が開きにくく目立ちにくくする効果も得られます。
足や腕の気になる毛穴はムダ毛処理が原因
正しいムダ毛処理を行う
かみそりでムダ毛処理をする場合も注意が必要です。切れ味の悪いかみそりを使うと、毛穴を傷つけてしまう場合があり、そこから細菌感染を起こすことがあります。また、不衛生なかみそりを他人と使いまわしたりすると、思わぬ病気がうつることもあります。
かみそりを使用する際は衛生に注意し、シェービングクリームを塗ってから、毛の流れに沿って剃りましょう。
剃った後は浴槽につからない
かみそりでムダ毛を処理をすると、薄く角質をそいでいる状態なので、肌は乾燥しやすく非常に敏感になっています。その状態で湯船につかると少しの擦り傷から雑菌が入り炎症を起こす可能性があります。
ムダ毛処理をした日は、シャワーだけで済ますほうが衛生的によいでしょう。また体を洗うときも、優しく撫でるように洗い、強くこすったりしないように注意しましょう。
体調不良や生理中と直前直後は控える
体調不良や生理時は、ムダ毛処理はしないほうがよいでしょう。体の免疫力が低下し、ホルモンバランスが変化している時は、普段はかからないような菌に感染したりすることがあります。
また生理になると体も浮腫みやすくなり、肌も敏感になってニキビができたりします。できるなら体調がよく、生理が終わって1週間ほど経った頃に行うほうがよいでしょう。
剃った後はクリームで潤いを与える
かみそりで剃った後は、肌が軽く削られた状態になっています。そのままなにもしないでいると、皮膚は段々乾燥し、カサカサになってしまいます。
冬場だと空気も乾燥しているため、粉を噴いたように角質がめくれ粉ふき肌になってしまったり、極度の乾燥から乾燥性痒身を引き起こす場合もあります。きちんと保湿をして、失われた水分を補うことがとても大切です。
毛穴が気にならないスベスベ肌になる
良かれと思って普段なにげなく行っていることが、毛穴にとって大きなストレスになるときもあります。日焼け止めをこまめに塗り、食生活や生活リズムを整えることが肌トラブルを改善します。
そして正しいスキンケアを続けることで美肌は作られます。さっそく今日からスキンケアを見直して、ザラつきのないスベスベ肌を目指しましょう。