化粧水コスメを使ってアンチエイジング。正しい化粧水の使い方

2017.09.03

化粧水コスメを使ってアンチエイジング。正しい化粧水の使い方

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

肌トラブルが起きてしまう原因はなんなのか?改善のために、気が付いた時から毎日の生活で実践できるアンチエイジングの習慣、スキンケアの正しい方法を知ることで、若々しくきれいなお肌を取り戻すことができます。

INDEX

目次

    肌トラブルの原因

    年齢とともにターンオーバーの乱れ

    ターンオーバーとは肌が生まれ変わっていくサイクルのこと。生まれ変わりが滞ると角質肥厚による乾燥、くすみ、しみの原因となります。また早く生まれ変わりすぎても、未熟な肌となり敏感になったり、肌荒れ、ニキビ、炎症の原因となるため正常なサイクルを保つことが大切です。

    正常なサイクルは20代で28日間と言われていますが30代で40日、40代でなんと55日、50代では75日と、加齢とともに肌も生まれ変わりに時間がかかるようになってしまいます。

     

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    美肌のもとは「ターンオーバー」。肌の再生機能を助けるケア方法 

    外的刺激によるダメージの貯蓄

    外的刺激とは肌をこするなど摩擦だけでなく季節による気温の変化、花粉、ハウスダスト、紫外線など。日常生活には肌への外的な刺激があふれています。こういった刺激に対して、肌は皮脂を分泌しバリアの膜をはって守ります。

    しかし乾燥しやすかったり、敏感肌になってしまうとバリア機能が弱くなり、刺激からのダメージを多く受けてしまいます。普段から気にしているという方でも、万が一洗顔やクレンジング、スキンケアで間違ったケアをしてしまうとそれすら刺激となってしまいますので、注意が必要です。

    女性ホルモンの減少

    体調の変化はもちろん、気分の落ち込み、イライラなど精神的な影響も起こす女性ホルモン(エストロゲン)。数あるホルモンの中で、女性の体にとって最も影響の出やすいホルモンと言えます。エストロゲンが安定していると、肌の保湿力が高く弾力があります。そして男性ホルモンの影響で出る過剰な皮脂も抑えてくれます。

    そんなエストロゲンも加齢とともに、なんと30代後半から分泌が急激に減少しはじめます。そのため年齢に合ったスキンケアをして補っていくことが大切です。

     

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    エストロゲン・プロゲステロンのことを知って、女性ホルモンを整えよう 

    角質の水分量の減少

    肌表面のうるおいとは、バリアの役割の皮脂、天然保湿因子、角質細胞間脂質(セラミド)の三つからなります。ラップくらいの薄さの皮脂膜がバリアのようにのり、肌を刺激や乾燥からうるおいを守っています。そしてその下に角質といううるおいを蓄える層があります。

    皮脂膜が非常に薄いバリアのため、加齢により皮脂分泌が低下したり、外的な影響など、少しの影響でうるおいのバランスは乱れてしまいがちです。乾燥し、深刻化するとアトピーなどの原因となりうるので、乾燥を感じたらしっかりうるおいを与え守ることが大切です。

     

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    肌の水分量はどのくらいが理想的?保湿をしてくれる皮膚のしくみとは 

    アンチエイジングの方法

    毎日のスキンケア

    まずはクレンジングでメイクの汚れを残さず落とし、洗顔はゴシゴシと摩擦を与えずたくさんの泡でやさしく洗うこと。普段雑になりがちなクレンジング、洗顔の部分を意識することでその後のスキンケアの効果も格段にアップします。

    そして、自分の悩みに合ったスキンケアで、うるおいを与えた後はしっかりフタをする。使うものにこだわることも重要なのですが、まずはすぐにできることとして毎日のスキンケアの仕方を正してみましょう。

    抗酸化作用のある栄養を摂取

    肌の老化の原因ともいわれる酸化。紫外線やストレスなど生きていくうえで、切り離せないさまざまな原因によって活性酸素という物質が発生します。これが過剰になってしまうと、肌や体がさびついて老けた印象になってしまうのです。その酸化から肌と体を守ってくれる抗酸化作用のあるものを多く摂取しましょう。

    大豆、アーモンドやトマト、ナス、カボチャなど色の濃い野菜、バナナや緑茶など普段から取り入れやすい食べ物や、赤ワインなどに多いポリフェノールも、抗酸化作用が高く含まれます。

    規則正しい生活でターンオーバーを促進

    規則正しい生活をすることも肌にとってとても重要。その理由は睡眠にあります。夜眠りに入ってから3時間後に成長ホルモンが分泌されはじめます。その成長ホルモンが、肌のターンオーバーを促進し、肌ダメージの回復などをしてくれる働きがあるのです。

    そして体が質のよい深い眠りにつける時間帯は0時~3時とされており、それより前には眠りに入っているべきです。眠りの質を高めることで十分な成長ホルモンが分泌されるため、寝る前は覚醒を促すスマホやPCの強い光は、極力さけましょう。

    体を温めて血行を良くする

    体が冷えることで血行が滞り、肌に充分な栄養がいきわたらなくなり乾燥、シミ、しわたるみなど肌トラブル、血色がなくなり顔色が悪くなる、老廃物が溜まりむくみやクマなど多くの悩みの原因となります。体を温めることで免疫力もたかくなりますのでいいことだらけ。

    朝起きたらお水を飲む人は、それを温かい白湯に変えるだけで変わります。また体を温めるショウガなどを摂ることも意識するのもおすすめです。

    岩盤浴で溜まった老廃物を排出

    岩盤浴は温まった天然石などの上で横になり、じんわりと温まって汗をかける施設のこと。サウナほど暑苦しくないのに汗をしっかり出せるので、老廃物を排出してくれるデトックス効果がとても高いのです。

    しっかり汗を出すことで、肌がつるつるっとして毛穴がきれいになります。また体の芯から温まることで、自律神経やホルモンバランスも整い、新陳代謝がアップ。その結果ターンオーバーも促す効果が。岩盤浴でリラックスしながら、しっかり水分補給をして、たくさん汗をかきましょう。

    有酸素運動をして脂肪燃焼

    有酸素運動とは自転車に乗ったり、ウォーキングしたり水泳やジョギング、ヨガなどが当てはまり、呼吸を深くしながら行う運動のことを言います。だいたい運動し始めてから15~20分程度で体内の糖質や脂質が分解されます。5分や10分ではなかなか効果は出ないため20分以上行いましょう。

    有酸素運動で脂肪燃焼することで、血液中の脂質が分解され血液がサラサラになります。そうすることで体内に栄養がスムーズに行き届き、新陳代謝が上がり美肌にも繋がるのです。

     

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    ヨガの有酸素運動の効果を上げるコツ。健康的な体を手に入れよう 

    化粧水の選び方

    シワを解消するならセラミド化粧水

    しわは、肌の表面にできる浅い表皮じわ、深く刻まれ肌の奥に影響が及んでいる真皮じわの二種類あります。乾燥することででき、年齢が比較的若くてもできやすいのが表皮じわです。

    その表皮じわに効果が高いのがセラミド化粧水。セラミドとは肌のうるおい成分でもともと肌がもっているものでもあります。そのため浸透がよく肌になじみ、保湿をしてくれることで浅い乾燥じわを目立たなくしていってくれます。

    その他ヒアルロン酸やコラーゲンなども一緒に含まれるとより効果が高くなります。

     

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    セラミド化粧水でうるおい肌へ。 プチプラ優秀コスメおすすめ4選 

    シミを解消するならビタミンC誘導体

    ビタミンCには、美白をはじめ美肌効果がたくさん。しかし化粧品でその効果を得ようとすると、うまく浸透せず効果を発揮しにくいのも事実です。どうにか化粧品でビタミンCの効果を発揮させるために、肌への効果がでやすく改良された成分がビタミンC誘導体なんです。厚生労働省にも認められた成分のため、ビタミンC誘導体が入っていると医薬部外品となり、効果が高いのです。

    なんといっても美白に効果的で、肌色を明るく、これからできるシミを予防してくれます。そして代謝も助けてくれるのでメラニンの分解も促してくれます。

     

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    化粧水で肌美人に。悩みを解決してくれるビタミンC誘導体とは 

    ほうれい線にはレチノール化粧水

    ほうれい線などのように、肌の奥に刻まれたような、ひっぱっても跡が残る深いしわに効果が高いのがレチノールを含んだ化粧水。深いしわは、肌の奥の真皮にあるハリを作るコラーゲンやエラスチンといった成分が加齢や刺激により傷ついたり減少していくとできてしまいます。

    そのためハリを作る成分を活性化してくれる成長因子や、傷ついた細胞を再生させてくれるレチノール配合の化粧水がおすすめなのです。コラーゲンなどを直接とると分子が大きく、奥まで浸透しにくいこともありますが、レチノールはビタミンAの一種であり分子が細かいため肌にしっかり浸透してくれます。

    乾燥肌は高保湿力の化粧水

    なんとなく肌が硬く、カサカサしているように感じる。洗顔後につっぱる感じがするなど、乾燥肌のサインを見逃さないでください。肌のバリア機能が弱り、保水力も下がっている状態のため、すこしの刺激でも大きなダメージになってしまいます。

    そのため放っておくと、シワやたるみ、肌荒れなどさまざまな肌悩みの根源となってしまうんです。乾燥が少しでも気になっていたら、化粧水もなるべく高保湿のものを選び、クリームでフタをしてあげ、保湿重視のスキンケアで肌を労わってあげましょう。

    美容雑誌や美容サイトのコスメ大賞を参考にする

    美容に詳しいプロが実際に商品を使用するなど厳正な審査をし、クリアした商品をランキングにして紹介する美容雑誌のベストコスメ大賞。さらに最近では@cosmeなどの口コミサイトの口コミをもとに選ばれる@コスメベストコスメアワードなど、スキンケアを選ぶ参考になるものがたくさんあります。

    どちらにも共通するのは実際に使用した人の意見を知れるということ。化粧水部門、乳液部門などそれぞれ部門ごとにわかれており、自分と似た肌タイプの人が評価しているものを見つけることができます。

    化粧水を買ってみていざ使用してみたら肌に合わないということもありますので、ぜひ購入の前に参考にしてみてください。

    編集者厳選アンチエイジングにおすすめの化粧水

    ライスフォース ディープモイスチュアローション

    肌が水分を保持する力を改善してくれる効果があるとして、医薬部外品に認められた成分のライスパワーNo.11エキスを配合したスキンケアシリーズ。小さな分子なので肌にしっかり浸透しうるおしてくれるだけでなく、肌が自らうるおう力を助けてくれるため肌質改善も期待できます。

    天然の白米を原料に発酵させできた成分であるため、科学的な物質は極力使われておらず、香料着色料や界面活性剤をはじめ、無鉱物油、動物性原料も使用していない安心して使えるシリーズです。

    クリニーク クラリファイング ローション 2

    デパートコスメとしても有名なクリニーク。美容編集者と皮膚科医により作られたブランド。すべての商品に厳選なアレルギーテストを行ったり、アレルギーの起こりやすい香料の無添加にこだわり続けています。

    そんなクリニークの中でも特に人気なのがふきとり化粧水。コットンになじませて肌をやさしくふきとることで、肌荒れや乾燥、くすみの原因となる肌に蓄積した古い角質を取り除く角質ケアの効果に優れ、透明感がアップします。肌を清潔に整えることでその後のスキンケアの効果を格段にアップ。

    界面活性剤や鉱物油も使用していないのもポイント。一度使ったら使用感にやみつきになる化粧水です。

    米肌(MAIHADA) 肌潤化粧水

    肌によい3種類の発酵成分と、相性のよい3つの保湿成分をふんだんに配合し、べたつかないのにとろみのある、もっちりとした肌へ導いてくれる化粧水。アレルギーテスト済みで敏感肌でも安心して使用できます。

    含まれる発酵成分のうち大豆発酵エキスは、保湿と肌の保護もしてくれるすぐれた成分。敏感で刺激を受けやすい肌をやさしくつつみこんでくれます。

    そのほか、砂漠の乾燥にさえ耐え抜く力をもつ保湿成分トレハロース、肌にもともと備わっている保湿成分のひとつである乳酸Na、他の保湿効果と相乗効果でうるおいをアップさせてくれるグリセリンなど。心強い成分がたっぷりなんです。

    菊正宗 日本酒の化粧水

    純米吟醸酒など日本酒を製造するメーカー菊正宗から発売しているスキンケアシリーズ。スキンケアという概念がなかった時代から、舞妓さんは日本酒を薄めて化粧水代わりに使っていたんだとか。日本酒には美肌効果がたくさん含まれているんです。

    日本酒の原料はお米と麹。お米のもつ保湿や美肌の効果は他の化粧水でも配合されているものが多いですが、お米を日本酒にするために発酵させることで、その効果がパワーアップします。

    天然の成分であるため安心して毎日使用でき、さらに弱酸性で無着色、無鉱物油なのもうれしい点です。保湿に効果が高いアミノ酸もなんと一升瓶一本分も入っているので、日本酒がのめない方でもその恩恵を受けられます。

    アルージェ モイスチャー ミストローション II (しっとり)

    皮膚トラブルに着目し医療品メーカーが研究をかさね作られているシリーズ。無鉱物油であることをはじめ、アルコールや界面活性剤など7つもの項目での無添加で作られ敏感肌にも安心して使用できる低刺激の化粧水です。

    保湿成分として、もともと肌に備わっているうるおい成分である天然セラミドを配合して、肌にスーッとなじんで浸透していきます。セラミドは水分を多くかかえこみ、肌を水みずしい状態にしてくれます。肌が潤っているとバリア機能もアップするので、刺激にも影響されにくくなります。低刺激でありながら敏感になった肌質の改善を助けてくれる化粧水です。

    編集者厳選美白におすすめ化粧水

    ドクターシーラボ VC100エッセンスローション

    美白はもちろん、肌荒れ対策、ハリツヤアップ、キメを整えるなど肌に多くの効果をもたらすビタミンC。ただ通常のビタミンCはスキンケアでは肌に浸透しにくいのが難点でした。

    そんなビタミンCを肌に浸透しやすく改善されたのがビタミンC誘導体。さらに、100倍浸透型ビタミンC誘導体という他のものより圧倒的に浸透効果が高い成分が高濃度で配合されています。さらにはアルコールをはじめ5つの添加物も無添加。美肌を目指す方にとってはかなり魅力的な商品です。

    白肌(トウメイシロハダ) ホワイトローション

    美肌に多くの効果をもたらすビタミンC誘導体。こちらの化粧水には速攻型ビタミンC誘導体が含まれています。名前の通り、速攻的な効果があるということ。

    通常のビタミンC誘導体は、肌に浸透してから、酵素により分解したのちビタミンCとして効果を発揮します。ですが即効型ビタミンCは、肌に浸透して、そのままビタミンCの役割を発揮するため、早く効果がでやすいのです。そしてそれだけでなく、肌をプルプルに潤しハリをだしてくれるヒアルロン酸も配合され、透明感のある肌を目指せる化粧水です。

    SK-II フェイシャル トリートメント クリア ローション

    洗顔後に、コットンに含ませ使用するふき取り化粧水。肌のターンオーバーが滞っていると古い角質が溜まり、角質肥厚となり乾燥やくすみ、ごわつきの原因に。3種のAHA(フルーツ酸)が配合されたふきとり化粧水のため、肌の栄養を与えながら、古い角質をやさしくふきとり肌を整えてくれます。

    そしてSK?と言えば、独自の成分であるピテラが配合されています。ピテラとはガラクトミセスという酵母が発酵するときにできる自然の産物。ビタミンやミネラル、さらにアミノ酸や有機酸など美肌に必要な多くの栄養素を含むのも特徴。あますことなく肌への栄養をたっぷり届けられるスキンケアなんです。

    アスタリフト アスタリフト ホワイト ブライトローション

    富士フィルムの多くのテクノロジーを駆使して開発されたスキンケアシリーズ。美白有効成分であるアルブチンを配合しているため医薬部外品として効果が高い化粧水です。

    そのほかにも肌荒れに有効な成分グリチルリチン酸ジカリウム、うるおい成分にはナノAMA+、アスタキサンチン他4種類が配合。特徴としてあげられるのは、独自の製法でナノレベルの粒子になり高浸透のナノAMA+。ツボクサという天然の植物の葉からとれるエキスで、若返りハーブとも呼ばれアンチエイジングの効果も高い注目の成分なのです。美白で明るく、若々しい肌に近づける化粧水です。ダマスクローズのうっとりするかおりもリラックスできておすすめです。

    DECENCIA(ディセンシア) サエル ホワイトニング ローション クリアリスト

    大手であるPOLAとORBISグループから発売している信頼できるスキンケアシリーズ。敏感肌にも使える処方と、さらに肌を高めてくれる成分がたっぷり含まれている優秀化粧水です。

    肌にもともとあるうるおい成分のセラミド産生促進する白様雪、抗炎症のグリチルリチン酸と植物由来のコウキエキス、活性酸素を強力分解し抗酸化の効果が期待できるアルニカエキス。そして美白有効成分であるビタミンC誘導体に、シミの原因であるメラニンの元を抑制してくれるエスクレシドなど。保湿成分は水にも油にも馴染む成分を採用し素早く浸透。天然ローズの香りが心も潤してくれ贅沢なスキンケアです。

    化粧水の正しい付け方

    毛穴の汚れをしっかり落とす

    まず化粧水などのスキンケアの効果をしっかり発揮させるために、ないがしろにしてはいけないのが洗顔です。毛穴に汚れが残ってしまっていては、いくらいいスキンケアを使用しても効果半減し、毛穴のつまりや黒ずみ、古い角質がたまりくすみや乾燥の原因になってしまいます。

    まずは手を洗ってからきれいな状態にし、顔を予洗いします。ぬるま湯でゆすいであげると毛穴が開き汚れが落ちやすくなります。熱湯は刺激が強いため避けましょう。そしてしっかり泡立てた洗顔で、やさしく撫でるように洗うこと。ゴシゴシしてしまうとシワなどの原因に。そして流し忘れの無いようしっかりすすぎましょう。

    洗顔後の水分は取り除く

    洗顔後、汚れていない新しいタオルで、やさしく水分をふきとりましょう。ここでもゴシゴシするのは肌に負担となり、よくありません。水分が残らないようにやさしく触れる程度でふきとってください。摩擦対策としてティッシュペーパーでふき取る方法も最近増えているようです。衛生的にも安心なので、試してみる価値はあるかもしれません。

    洗顔後の水分が残って放置してしまうと、その水分が蒸発するときに、一緒にお肌のうるおいも連れて行ってしまいます。そのため乾燥が加速する原因となりますので、しっかりふき取り、洗顔後はなるべく早くスキンケアにとりかかりましょう。

    化粧水は冷えたものが効果的

    化粧水は冷蔵庫で冷やしておくと、ひんやりとした肌触りが気持ちよく、特に夏場には冷やして使用している人も多いのではないでしょうか。実はその方法、ひんやりして気持ちがいいだけでなく、お肌にうれしい効果もあったのです。

    洗顔後に氷をコロコロとフェイスマッサージをするという人がいるほど、お肌は冷やしてあげると毛穴をキュッとひきしめてくれます。洗顔した後のきれいな状態の毛穴で、一度ひきしめてあげましょう。朝ならその後メイクをしても崩れにくくなり、メイク持ちをアップさせてくれます。

    化粧水の付け方

    使用する化粧水のメーカーやシリーズにもより使用法は異る場合もありますが、基本の方法を知り毎日のスキンケアに役立てましょう。

    1.化粧水を500円ほどの大きさ程手に取る

    まず大切なのは化粧水の量です。少しだけの量だと、お肌が十分に潤いません。肌にまんべんなく行き届く量がおおよそ500円玉ほどの量と言われています。

    2.コットンは使わず手のひらで優しく塗布する

    手のひらでやさしく押し込むように化粧水を塗布してあげましょう。手で浸透させることにより、肌に化粧水がしっかり入っていくのを確認できるはずです。また化粧水を冷やした場合、さらに体温ですこし温めた化粧水を重ね付けし、包み込んであげるとより浸透しやすくなり、リラックス効果もあります。

    コットンを使う場合はコットンにしっかり化粧水が留まり、顔より手に多く浸透してしまうのを防げるため、浸透の効率は高いといえます。ただつけ方を間違うと、摩擦になり肌が刺激を受ける可能性もあるため、慣れない場合は手のほうが無難と言えます。

    最後は保湿でお肌に蓋をする

    化粧水をつけたからと言って、そこで満足してしまってはせっかくつけた化粧水も効果がありません。化粧水もつけたまま放置してしまうと、怖いのは時間が経ったとき。いくらそのときは潤っていても、お肌に乗った化粧水は蒸発してしまい、もともとあるうるおいまで奪っていってしまうので、逆効果にまでなってしまいます。

    べたつくのが苦手でも面倒くさがらず、サラッとした乳液やジェルクリームを探すなど、工夫してうるおいを逃がさず効果的に与えてあげましょう。

    化粧水で毎日スキンケアしよう

    アンチエイジング習慣を身に着けたり、化粧水選びを工夫するだけで明日からの、さらには数年後のお肌も変わります。普段なんとなく使用している化粧水も、配合された成分や、肌に刺激となる成分が入っていないかなどを意識して選ぶだけで、肌調子もぐんとよくなります。

    自分がどんな肌になりたいか?まず最初に、どんな悩みを解消したいのか。それがはっきりわかったら、解決のために自分の肌と目的に合ったスキンケアで、毎日肌を満たしてあげましょう。

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