アイスを取り入れてダイエット成功。ストレス軽減できれいに痩せよう

2017.09.03

アイスを取り入れてダイエット成功。ストレス軽減できれいに痩せよう

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

ダイエット中は、甘い食べ物を我慢することが多く、ストレスが溜まりがち。我慢し続けると、反動でどか食いをしてしまったり、ダイエットを続けられなくなったりすることも。甘いアイスを上手に取り入れて、ダイエットを乗り切りましょう。

INDEX

目次

    アイスを食べても太りにくい理由

    脂肪や糖の吸収が穏やか

    血糖値が急激に上昇すると、血糖値を下げるためにインスリンが大量に分泌されます。インスリンには、エネルギーとして使い切れなかった糖を脂肪分に変えて、その脂肪を体に溜め込むという働きがあります。インスリンの分泌量が多い分、脂肪として蓄えられる分量も多くなります。

    乳脂肪分と糖分だけのアイスクリームは、クッキーやケーキのように小麦粉を多く含む食べ物と異なり、血糖値が緩やかに上昇。血糖値が緩やかに上昇すると、インスリンの分泌量が少なくてすむので、脂肪や糖の吸収も穏やかになります。

    乳脂肪は体につきにくい

    脂肪分には、体の脂肪としてつきやすいものと、つきにくいものがあります。脂肪は太りにくいと思われがちですが、そうばかりではありません。牛乳に含まれている脂肪分は、体の中で消費されやすいので、脂肪として体につきにくいのです。

    人は健康を維持するために、1日55gの脂肪分が必要。ダイエット中は、脂肪分の摂取を控えがちですが、脂肪分が不足すると、体に脂肪を溜め込むようになり、消費されにくくなります。アイスクリームに含まれる乳脂肪分を摂取して、エネルギーとして消費しましょう。

    乳糖が体脂肪の蓄積を抑える

    乳糖は、牛乳に含まれている炭水化物のひとつで、ラクトースとも呼ばれています。糖といっても、砂糖ほど甘くはありません。乳糖は酵素によって分解されます。この乳糖を分解する働きのある酵素は、成人するにつれて減少するため、乳糖を過剰に摂取すると乳糖を分解できず、お腹を下してしまう人もいます。

    乳糖は、消化酵素で分解、吸収されて、エネルギー源として働きます。腸内で善玉菌の栄養となり、善玉菌を増やす働きがあるので、成長効果が期待できます。また、皮下脂肪や内臓脂肪を抑える働きがあります。

    体が冷えたことでエネルギーが消費される

    体には元に戻ろうとする性質があります。冷たいアイスクリームを食べると、体が冷えます。体が冷えると、元の体温まで上げようとして、脂肪を燃やしカロリーが消費します。脂肪を燃やすことで熱エネルギーが消費されるので、代謝が良くなります。

    代謝が良くなるので、今まで基礎代謝が悪くてなかなか痩せられなかった人も、アイスクリームを食べることで痩せやすい体質になることができます。

    消化に時間がかかるため空腹を感じにくい

    脂肪分は、消化に時間がかかります。食べ物に含まれる脂肪分の量が多ければ多いほど、消化にかかる時間も長く必要。高脂肪のアイスクリームは、脂肪分が豊富に含まれているため、消化に時間がかかります。消化に時間がかかると、空腹を感じるまでにも時間が必要です。

    アイスクリームには、さまざまな栄養がバランスよく含まれています。栄養がバランスよいと、満腹感を感じやすくなり、空腹を感じるまでに時間がかかります。

    ダイエットに効くアイスを食べるタイミング

    太りにくい15時から18時の間に食べる

    1日の中で、人の体温が一番高くなるとされている時間帯が15時頃です。この時間帯は、食べたものが燃焼されやすく、食べても太りにくい時間帯。脂肪として、蓄積されにくい時間帯です。この時間帯にアイスクリームを食べると、エネルギーとして消費されやすく、太りにくいとされています。

    また、体温の高い時間帯に、冷たいアイスクリームを食べて体を一時的に冷やすと、温度差がより大きくなるので、体が冷えることによるエネルギーの消費量も多くなります。

    朝に食べて目覚め効果を得る

    朝、食欲がないときや時間がないときに、朝食をしっかり摂ることができないと、なんとなく頭がぼぉっとしてしまいます。脳がエネルギー不足のために、うまく機能することができないからです。

    冷たいアイスクリームを食べると、アイスクリームの冷たい刺激と、栄養価が高く栄養バランスの良さが脳へのエネルギーになります。目だけでなく頭もシャキッと目覚めることができ、脳へエネルギーが行き渡ることで活発に活動することができます。

    食後すぐにデザートとして食べる

    食前にアイスクリームを食べると、それだけで満足してしまいます。お腹も満たされてしまうので、食事をキチンと食べることができません。すると、バランスよく栄養を摂ることもできなくなります。

    食後にアイスクリームを食べると、アイスクリームの乳脂肪分が糖の吸収を穏やかにしてくれます。体がアイスクリームも食事の一部だと思い込むので、アイスクリームのカロリーも、エネルギーとして消費されやすくなります。

    アイスダイエットの基本のやり方

    1日に120mlのアイスを食べる

    1日に120ml程度のアイスクリームを食べることで、ダイエット効果が期待できます。高脂肪アイスクリームは、ダイエットに必要な栄養分が多く含まれています。脂肪分も多く含まれているので、カロリーが高めの食品。食べ過ぎてしまうと、食べた分のカロリー消費がしきれずに、脂肪として蓄積されてしまいます。

    アイスクリームには糖分も含まれているため、アイスクリームを食べ過ぎて糖分を取り過ぎると、ビタミンB1が不足してしまいます。ビタミンB1が不足すると、体調を崩し、夏バテや夏風邪などになることがあります。

    スプーンで少しずつ食べる

    アイスクリームは、冷たくておいしいので、ついぱくぱくと一気に食べてしまいがちです。しかし、一気に食べてしまうと、満腹中枢が刺激される前に食べ終わってしまうので、物足りなくてまた食べたくなってしまいます。

    一口ずつスプーンですくって、ゆっくり食べることで満腹中枢が刺激されます。満腹中枢が刺激されると、少ない量でも、満足することができ、お腹も満たされます。

    アイス以外の食事のバランスを意識する

    アイスクリームとそれ以外の食事をバランスよく取ることで、健康的にダイエットを成功させることができます。アイスクリームだけを食事代わりに摂取したり、バランスの偏った食事をしたりしていると、栄養バランスが崩れます。栄養がバランスよく取れないと、体調を崩したり、反対に太ってしまったりします。

    栄養価の高いアイスクリームとバランスを意識した食事を取ることで、代謝のよい体に。体に必要な栄養をバランスよく摂取することで、体への負担が軽く、きれいに痩せることができます。

    太りにくい市販のアイスの種類

    乳酸菌が含まれているヨーグルトアイス

    乳酸菌は、腸の中にいる善玉菌の一種で、腸内環境を整える効果が期待できます。乳酸菌は、主にヨーグルトに含まれています。ヨーグルトアイスクリームは、普通のアイスクリームと風味がほとんど変わらないので、そのままのヨーグルトが苦手という人でも食べやすくなっています。

    乳酸菌は、温めても冷やしても、壊れにくいのが特徴。食べることで溶けて、腸内で活動を始めます。体によい乳酸菌が含まれたヨーグルトアイスクリームは、おいしく食べることができます。

    乳脂肪と乳固形分が多いバニラアイスクリーム

    乳脂肪分と乳固形分が多いアイスクリームは、コクがあって滑らか。高脂肪アイスクリームに含まれる乳脂肪分は、食べてすぐにエネルギーとして消費されるので、体の脂肪としてつきにくいです。バニラアイスクリームに含まれているバニラ成分のバニリンには、肥満の抑制効果があります。

    バニラの香りの匂いには、リラックス効果があり、食欲を抑える働きがあります。脂肪分が多いアイスクリームということで、敬遠しがちですが、バニラの成分と乳脂肪分が健康できれいに痩せるサポートをしてくれます。

    果汁が多いフルーツシャーベット

    フルーツシャーベットは、フルーツジュースやフルーツピューレを凍らせて作られています。シャーベットの成分のほとんどは水分なので、脂肪分が多いアイスクリームよりも低カロリーです。

    フルーツの甘みの果糖を活かして作られたシャーベットは、砂糖や人工甘味料が含まれているアイスと比べて、食べたあとの血糖値の上昇は緩やかです。そのため、シャーベットだけを食べていると、摂取できる栄養が偏り、痩せにくくなります。

    シャーベット以外の食事で、不足している栄養分をバランスよく摂ることで、健康的に痩せることができます。

    低脂肪低カロリーな氷菓

    氷菓は、乳固形分3%未満のアイスです。高脂肪アイスクリームには、乳脂肪分が含まています。アイスミルクやラクトアイスには、植物性油脂が使われていますが、氷菓は乳脂肪分や植物性油脂がほとんど使われていません。成分のほとんどが水分のため、カロリーの少ないものが多いです。

    ダイエット中で、カロリーを気にして甘いものを我慢しているときに、低カロリーの氷菓を選ぶことで、我慢せずに食べることができます。

    ダイエットにおすすめのバニラアイスクリーム

    ハーゲンダッツ バニラ

    ハーゲンダッツのバニラは濃厚なクリームに合わせて、複雑で深い香りが特徴のマダガスカル産のレッドビーンズを使用。バニラの花の受粉作業、収穫作業、バニラビーンズから、バニラ香料が作られるまでのさまざまな工程が、職人の手によって行われています。

    シンプルな素材で、おいしいアイスクリームにするために、一切の妥協をせずに作られています。舌触りのよいこってり濃厚な味わいを楽しむことができます。

    森永乳業 MOWバニラ

    プレミアムアイスクリームでも使われる、国産の脱脂濃縮乳やクリームといった液状乳原料を使用して作られた高脂肪アイスクリームです。乳化剤や安定剤を使用して、舌触りのよいアイスクリームが作られていることが多い中、MOWは乳化剤や安定剤を使わずに作られているのに、なめらかな食感を楽しめます。

    素材本来の旨みとミルクのコク、芳醇なバニラの香りを感じることができます。濃厚な味わいなのに、スッキリした後味のアイスクリームです。

    ロッテ レディーボーデンバニラ

    レディーボーデンは、真空で牛乳を凝縮して作るコンデンスミルクを発明した、近代乳業の父と呼ばれるゲイル・ボーデン氏が設立した会社で作られたアイスクリームです。厳選された乳原料にこだわり上質な味のアイスクリームです。

    最近のアイスクリームにしては、珍しく卵不使用。ミルク感の強いアイスクリームです。口溶けがよく濃厚な味わい。

    牧場しぼり

    牧場しぼりは、しぼって3日以内の新鮮な生乳を使用して作られています。生乳は、牛乳になる前の搾取したままのお乳のこと。低い温度できめ細かく練り上げる製法で、アイスのなめらかさやコクがアップ。牧場で食べる、できたてのアイスがコンセプトです。

    牧場アイスは、素材のおいしさが引き立つカップアイス。さらに袋に入っているのは、食べる人の口に届くまでにおいしさを保つためのこだわり。濃厚、ミルクの味が濃いアイスクリームです。

    Ben&Jerrys バニラ

    Ben&Jerrys バニラは、こだわりのバニラを使用して作られたアイスクリームです。原材料は、フェアトレード承認を受けたバニラや砂糖などを使用。安全、安心の天然素材を中心に作られた、なめらかな味わいのプレミアムバニラアイスクリームです。

    フェアトレードとは、発展途上国で作られた作物や製品を適正な価格で継続的に購入し、生産者の生活向上を支え、貧困を改善し、環境を大切にしようというものです。

    アイスをたくさん食べてしまったときの対処法

    温かいお茶を飲んで胃を温める

    アイスクリームをたくさん食べてしまうと、体が冷えてしまいます。特に内臓が急激に冷えてしまい、消化器官の機能が低下。消化器官の働きが悪くなると、食欲がなくなったり、下痢や便秘、夏バテなどの原因になります。下痢や便秘は、免疫力低下につながります。

    温かいお茶を飲むと体が温まります。体が温まると、内臓の働きが元に戻り、代謝や免疫力がアップ。基礎代謝が上がるので、血行がよくなり、脂肪燃焼率も上がります。

    お風呂に入ってお腹を温める

    冷たいアイスクリームを食べ過ぎて、体が冷えてしまったときは、シャワーだけでなく湯船に浸かることで、冷えた体を温めることができます。38℃~40℃くらいの湯船にゆっくりと浸かり、じんわりと汗が出るくらいに温まります。

    湯船に浸かると、お腹だけでなく、体全体ををじっくりと温めることができ、血行を促進。下半身を重点的に温めることで、お腹を温めることができます。全身浴だと体に負担がかかりすぎるという場合は、半身浴でも大丈夫です。

    お腹のマッサージで胃腸の動きを活発にする

    体が冷えて、内臓が冷えると、胃腸の働きが悪くなります。消化する量が減るので、便秘になりやすくなったり、スッキリしなくなったりします。そんなときには、お腹のマッサージをすることで、お腹が温まり腸への刺激になります。

    おへそを中心に、のの字を書くようにお腹を優しくマッサージ。心地よく感じる強さで行うことで、腸の活動が活発になります。お腹が痛くなるほど力を入れて、マッサージをすると逆効果になることがあるので、注意しましょう。

    食事に消化のいいものを食べて胃を休める

    脂肪分の多いアイスをたくさん食べてしまうと、消化吸収に時間がかかるため、胃腸に負担がかかります。アイスの冷たさで胃腸が冷えると、消化酵素の働きが弱くなるので、負担はさらに大きくなります。消化酵素の働きが弱くなると、食べ物を食べても腸で吸収されなくなるので、下痢や便秘などの症状が現れることも。

    ビタミンEは血行をよくし、体を温めるので、胃腸が活発に動けるようにサポートしてくれます。タンパク質もエネルギーになる栄養素なので、体を温めます。脂肪分が少なく、消化のよい食事を取り入れ、胃腸の負担を軽くします。

    適度な運動を取り入れる

    冷たいアイスを食べ過ぎて、体が冷えているときは、軽い有酸素運動で体を温めます。体が冷えたままで、元に戻らず、冷え性のような状態になると、体に不要な老廃物や水分を溜め込みやすくなります。余分なものを体に溜め込むと、太りやすくなるのでダイエットを成功させることができません。

    冷えた体を温めるには、エクササイズやウォーキング、ジョギングなど負担にならない程度の軽い運動が大切。体を動かすと、筋肉がほぐれ、血行がよくなるので、体が温まります。

     

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    痩せるストレッチ習慣。自宅でできるスタイルアップ法を身につけよう 

    市販の整腸剤を飲む

    冷たいアイス、とくにシャーベットや氷菓のようにほとんど水分でできているものを多く食べてしまうと、お腹に冷えと余分な水分を溜め込んでしまいます。冷えと余分な水分は、下痢の原因になることも。整腸剤には、腸内の善玉菌を増やし、環境を整える働きがあります。

    即効性はありませんので、下痢になったときなどに、整腸剤を飲んだからすぐに治るというわけではおりません。整腸剤を飲み続けて腸の環境を整えておくことで、アイスを食べ過ぎてしまい、体が冷えたというときでも、下痢になりにくくなったり、体調を崩しにくくなったりします。

    ダイエットに向かない間違ったアイスの選び方

    植物性の脂肪が含まれている

    植物性の脂肪は、体内に入るとコレステロール値を高くしたり、そのまま脂肪として体に蓄積されたりします。高脂肪のアイスクリームには、乳脂肪分や乳固形分が多く含まれているため、滑らかでコクがあり、とてもおいしいです。

    アイスミルクやラクトアイスには、乳脂肪分などの乳成分が少ないため、植物性脂肪を加えて、アイスクリームのような滑らかさやコクのあるアイスに仕上げています。そのため、高脂肪アイスクリームよりもカロリーが高くなることがあります。

    容量が多いファミリーパック

    冷たくておいしいアイスクリームは、バクバクとたくさん食べてしまいがち。容量が多いファミリーパックを買ってしまうと、もう少し食べたいなと、適量以上に食べ過ぎてしまうこともあります。アイスがあるのに我慢しないといけないのは、ストレスにもなります。

    食べ過ぎは、摂取カロリーがオーバーしてしまい太ってしまうことも。また、急激に体が冷やされることで、体調を崩してしまうこともあります。ダイエットを成功させるためには、少量に分けられているアイスを選んで、ストレスなく適量だけを食べるようにしましょう。

    チョコやコーンがついている

    そのままでもおいしいアイスに、チョコやコーンがついていると、一層おいしく食べやすくなります。一気に食べることができるので、満腹中枢が刺激されず、たくさん食べてしまいたくなります。チョコもコーンもカロリーが高く、食べ過ぎるとカロリーの摂り過ぎになるので太ることになります。

    アイスは、コーンではなくカップや皿に乗せて、チョコをトッピングにするのは控え、摂取カロリーがオーバーしないようにします。ゆっくりと食べ、満腹中枢が刺激されるようにすると、チョコやコーンがついていなくても満足することができます。

    人工甘味料で味付けされている

    低脂肪のアイスは、乳脂肪の多いアイスクリームのようなコクのある感じを出すために、人工甘味料や砂糖が使用されています。人工甘味料は甘みがある糖分なので、急激に血糖値が上がります。血糖値を下げようとして、インスリンが大量に出るので、脂肪を溜め込みやすい状態になってしまいます。

    インスリンが大量に出ると、その分、血糖値が早く下がるので、空腹感や物足りなさを感じるようになり、甘いものがもっと欲っするように。そして、アイスを食べることをやめられなくなってしまいます。

    ダイエットに逆効果なアイスの食べ方

    夜遅い時間帯に食べる

    夜遅い時間帯、とくに22時以降は最も太りやすい時間帯です。BMAL1という脂肪を溜めこむ働きをする成分が夜間に増えるので、この時間帯にアイスを食べると、脂肪として蓄積されやすくなります。

    夜は、食べた後寝るだけなので、食べた分はエネルギーとして消費されません。そのため、翌朝になっても、あまりお腹がすきません。食欲がわかないので朝食をぬいてしまい、脳や体に必要な栄養分を摂ることができなくなるので、活発に活動できず、痩せにくい体質になってしまいます。

    食事の代わりに置き換える

    3度の食事代わりにアイスを食べると、摂取カロリーが減るので、一時的に体重が減って痩せたように感じるかもしれません。続けていくと、栄養のバランスが崩れるので、必要な栄養が不足。栄養不足が続くと、代謝が悪くなり、体調を崩してしまうことも。

    食事をアイスだけにすると早く食べ終わってしまうので、満腹中枢がなかなか刺激されず、満足できないのでアイスの量を増やして食べてしまうことがあります。しかし、食べ過ぎはカロリーオーバーになります。

    代謝の悪い状態やカロリーオーバーは、太る原因に。アイスと3食の食事で栄養が偏らないようにバランスよく食べましょう。

    空腹の状態で食べる

    空腹時は、脂肪を燃やさず溜めておこうとする体の省エネ状態。ちょっとした飢餓のようなもので、体が飢えている状態です。そのようなときに、甘くて食べやすいアイスを食べると、血糖値が急激に上がり、糖が消化され吸収されてしまいます。

    空腹が続くと、食べ物が入ってきても、次にいつ食べ物が入ってくるか分からないという危機感から、体に入ってきた食べ物を蓄えておこうとします。空腹時にアイスを食べると、糖や脂肪分がより吸収されやすい状態なので、体に蓄積されやすくなります。

    ミキサーで撹拌してシェイクとして飲む

    シェイクのような飲み物は、甘くておいしいので一気に飲んでしまいます。適量のアイスを撹拌してシェイクにすると、少しの量になってしまいます。コップ1杯分のシェイクを作ろうとすると、かなりの量のアイスが必要。ごくごくと飲めてしまうので、満腹中枢が刺激されず、満足できないのでもっと欲しくなります。

    カロリーオーバーも体の冷えた状態が続くのも、体に脂肪が溜まりやすく太りやすい状態になります。アイスは撹拌せず、そのままの状態でゆっくりと食べるようにしましょう。

    アイス以外のものを食べない

    アイスだけ食べて他のものを食べないと、栄養が偏り痩せにくい体質になったり、健康を損ねてしまったりすることがあります。高脂肪のアイスクリームは、痩せるための栄養がたくさん含まれていますが、それだけしか食べないでいるとカロリーオーバーになることがあります。

    氷菓のように低カロリー、低脂肪のアイスだけを食べていると、体に必要な栄養を摂取することができず、栄養不足になります。カロリーオーバーも栄養不足も、太りやすく体調を崩しやすい状態に。アイスとアイス以外の食事をバランスよく摂ることで、健康的に痩せやすい体質になります。

    低カロリーなアイスの手作りレシピ

    糖質が低いチーズアイス

    材料

    ・クリームチーズ 50g
    ・水切りヨーグルト 100g
    ・ハチミツ 22g

    作り方

    1. 1.ボウルにクリームチーズを入れて、常温に戻し柔らかくします
    2. 2.1にヨーグルトとハチミツを入れて、空気が入るように混ぜます
    3. 3.2をバットに平らに入れて、冷凍庫で一晩冷やします
    4. 4.食べるとき、常温で少し解凍。スプーンで練って滑らかになったら食べ頃です

    豆腐ときなこで和風アイス

    材料

    ・木綿豆腐 1丁(320g)
    ・きな粉 大さじ3
    ・三温糖 大さじ3
    ・塩 ひとつまみ

    作り方

    1. 1.材料をフードプロセッサーに入れて、滑らかになるまで撹拌します
    2. 2.アルミタッパに1を入れて蓋をし、冷凍庫で1時間冷やします
    3. 3.1時間冷やした2を均等になるように混ぜ、冷凍庫で1時間再冷凍します
    4. 4.3同様、全体を均等になるように混ぜ、再冷凍し、1時間後完成です

    牛乳を染みこませるだけのお麩アイス

    材料

    ・麩 15g
    ・牛乳 60g
    ・ポットの湯 10g
    ・粉ミルク 20g
    ・黒蜜 10g
    ・練乳 ~10g

    作り方

    1. 1.ボウルに、粉ミルク、黒糖、練乳を入れ、お湯で溶かし、牛乳を入れて混ぜます
    2. 2.ビニール袋に麩を入れて砕き、1を入れて混ぜます
    3. 3.2を製氷皿に入れて冷凍し、凍ったら完成

    バナナと豆乳を混ぜたアイス

    材料

    ・バナナ 4本
    ・豆乳 20ml
    ・シナモン 好みで

    作り方

    1. 1.バナナを輪切りにして、一晩冷凍します
    2. 2.1が凍ったら常温で解凍し、ミキサーで混ぜられるくらいの固さにして、豆乳とシナモンを加え、ミキサーで撹拌します
    3. 3.混ざったら、バットに平らに広げて、冷凍します
    4. 4.好みの固さになったら完成です

    アイスに足すことで燃焼効果を高めるもの

    食物繊維たっぷりのドライフルーツ

    ドライフルーツは、食物繊維が豊富に含まれています。しかも、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方入っています。食物繊維は、水分を吸収して排泄を促進する働きがあるので、便秘改善効果が期待できます。体内の余分な水分や老廃物が排出されるので、デトックス効果やむくみ解消も期待できます。

    ドライフルーツは、生のフルーツを乾燥させてできたもの。乾燥して水分が少なくなった分、栄養が濃縮されて、大きさも生のフルーツよりも小さくなるので、食べやすい大きさになります。

    新陳代謝を上げるシナモン

    シナモンには、シナモン成分の桂皮アルデヒドが含まれています。桂皮アルデヒドは、血液循環促進作用があります。血液の巡りがよくなると、体が温まり代謝がアップ。代謝がよくなると、体温が上がり痩せやすい体質になります。

    発汗や利尿作用もあるので、体内の老廃物や毒素を体の外に出すサポートをします。デトックス効果で、体に余分なものが溜まらなくなると、体がスッキリします。

    代謝を高めるオリーブオイル

    オリーブオイルに含まれる良質の油は、体を温めて代謝をよくする働きをします。オリーブオイルには、リノレン酸やオレイン酸が豊富に含まれていて、悪玉コレステロールを減少させたり、脂肪を燃焼させたりする働きをします。

    悪玉コレステロールが減少すると、血行が促進されます。血液がサラサラになると、体の細胞まで栄養が行き届くようになるので、細胞が元気になります。細胞が元気になると、代謝がよくなって消費カロリーがアップします。

    整腸作用のある塩麩

    塩麹は、麹と塩と水で作られています。麹に含まれているビタミンB群には、腸の疲労を回復する働きをサポートします。麹菌は、酵素を作りだし、脂肪を分解、消化、吸収。善玉菌を増やす働きがあるので、悪玉菌が減り、腸内環境が整います。

    塩麹に含まれる乳酸菌は、植物性乳酸菌で、胃酸に強く生きたまま腸に届くことができます。麹菌同様、腸内の善玉菌を増やして、腸内環境を整える働きがあります。

    体を温めるショウガパウダー

    乾燥したショウガは、生のショウガと比べて、水分が抜けている分、辛みが強くなり体を温める効果が強くなります。乾燥ショウガを摂取すると、胃腸を刺激して体の深部の熱を作り出します。乾燥ショウガを粉にしてあるショウガパウダーが扱いやすくておすすめ。

    ショウガには、糖の代謝を促進したり、血行をよくして代謝を上げるショウガオールが含まれています。ショウガを食べることで、交感神経の働きがよくなるので脂肪燃焼効果も期待できます。

    整腸作用のある小豆

    小豆には、食物繊維が豊富に含まれています。小豆に含まれている食物繊維は、水に溶けない不溶性食物繊維。水分を吸収して、数十倍に膨らみ、腸を刺激します。腸の蠕動運動を活発にさせるので、便秘改善効果が期待できます。

    小豆の外皮に含まれるサポニンという成分には、整腸作用を高めて便通を整える働きがあります。体内の余分な水分を排出する作用もあるので、むくみが解消されます。

    脂肪燃焼を促進するナッツ

    ナッツには不飽和脂肪酸という、良質な油が含まれています。不飽和脂肪酸の働きが、脂肪を燃焼したり、脂肪の蓄積を抑制したり、代謝を上げます。ビタミンB群やミネラルも豊富に含まれているので、脂肪や糖の代謝を促進します。

    ナッツには、脂肪燃焼を促進する効果があるので、ダイエット中には嬉しい存在ですが、カロリーも高いので、食べ過ぎるとカロリーオーバーで太りやすくなります。トッピングするときは、カロリーを考えて乗せる量を決めましょう。

    甘いアイスで辛いダイエットを乗り切ろう

    ダイエット中は、食べるものを制限することが多いです。食べたいものを我慢するのは、かなりストレスが溜まります。反動で、どか食いをしてしっまたり、ダイエットをやめてしまいたくなったりします。そこでおすすめしたいのが、甘いアイスを取り入れてストレスを軽減させることです。

    高脂肪で栄養価の高いアイスクリームや、カロリーの低いシャーベットや氷菓を上手に取り入れて、辛いダイエットを乗り切りましょう。

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