「頭のフケをなんとかしたい」原因と改善策を知って健やかな頭皮に

2017.09.06

「頭のフケをなんとかしたい」原因と改善策を知って健やかな頭皮に

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

パラパラと黒のジャケットに落ちる白い粉。朝晩、ちゃんと髪を洗っているのに、日に日にフケは増えてくる。そんな悩みをもつ女性も多いはず。今、悩んでいるフケの状態と原因をしり、フケが発生しない健やかな頭皮をキープしていきましょう。

INDEX

目次

    頭にフケを発生させる2大原因

    乾燥による角質の剥がれ

    髪をブラシでとかしたあとにパラパラとおちる白い粉。色の濃いスーツやブラウスなどを着ていたら、肩におちた粉の多さに驚きと不安を感じてしまうかもしれません。このパラパラとした細かいフケの最大の原因は「頭皮の乾燥」です。

    健康な頭皮は、適度に皮脂を分泌し、水分の蒸発や紫外線から頭皮を守ります。しかし、この皮脂が不足すると、皮膚は乾燥し、角質が剥がれ落ちます。特に、肌が乾燥する秋・冬は、気温の低下に伴い湿度も下がり、空気が乾くため、肌の水分の蒸発量が夏に比べ多くなります。

    また、気温が下がると、皮膚表面の血管が収縮し、血流が悪くなります。すると、新陳代謝が低下、皮脂量が少なくなってしまうのです。頭皮の水分量が減ると、表面を守っている角質がはがれ、地肌は外部から刺激をうけやすい状態になります。

    そのため、ちょっとした刺激でもかゆみが生じ、かきむしりによりさらに角質(フケ)が増えたり、かき壊しにより出血や、ばい菌が侵入したりと肌荒れの原因になります。

    皮脂の過剰分泌による菌の増殖

    パラパラと落ちず、頭皮や髪の毛にくっついた湿った感じの大きめのフケを見たことはありませんか?これは、過剰な皮脂が原因でおこるフケです。

    頭皮には「マラセチア菌」と呼ばれるカビの一種の常在菌が潜んでいます。この菌は、湿度と皮脂を好み、皮脂が大量に分泌されると菌が増殖します。

    すると、頭皮のターンオーバー(新陳代謝)が乱れ、頭皮の細胞片ができあがらないうちに剥がれ落ちてしまうのです。これが、皮脂の過剰による湿ったフケの原因なのです。

    頭のフケをなくすための対処法

    洗髪のやり方を見直す

    清潔にしていない、頭皮が脂っぽいからといって、一日何度もシャンプーをしてしまいがちですが、洗いすぎは必要な皮脂も洗い流してしまいます。

    健康な頭皮は、頭皮の水分と皮脂がバランスよく保たれ、常在菌も適度に住んでいる状態をいいます。必要な皮脂が取り除かれると、頭皮は乾燥をおこし、バリア機能を低下させ、余計にフケが出やすい環境を作ってしまいます。

    また、角質層をごしごしと爪でこすると炎症など肌荒れを起こす原因になります。1日1回で十分なので、指の腹を使ってやさしくマッサージすることが大切です。

    フケ予防に有効なシャンプーを使う

    ラウルス硫酸系、ラウリル硫酸系などの男性用に使われる石油系のシャンプーは、爽快感はありますが、洗浄力が強く、皮脂も過剰にとってしまうため、頭皮のバリア機能が低下する恐れがあります。

    フケが発生している場合は、刺激の少ない、頭皮の汚れをやさしくおとしてくれるアミノ酸系、ノンシリコンのシャンプーを使用することがポイントです。また、脂性のフケはその原因となる常在菌を殺し、頭皮に潤いをあたえる抗真菌シャンプーを使用することも有効です。

    頭皮マッサージを行う

    フケやかゆみをなくすために大切なポイントは、頭皮のターンオーバーの乱れを改善させることです。そこで有効なのが、頭皮のマッサージです。頭皮マッサージを習慣の中に取り入れることにより、血行を整え、頭皮に栄養がいきわたりやすくなると同時に、頭皮の余分な皮脂や汚れを落としやすくなります。

    また、ターンオーバーが正常化させると、フケやかゆみの原因となる常在菌の繁殖も防ぐことができます。

     

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    頭皮マッサージでさまざまな悩みが解決される。健康的な美しさへ 

    ローションで保湿する

    白いパラパラとしたフケの原因は乾燥です。朝や夜のシャンプー後にしっかりとローションをつけ、保湿対策をすることが大切です。

    すでにフケやかゆみが発生している場合は、頭皮のターンオーバーに異常がおき、頭皮トラブルが起きている場合が大半です。薬用のローションや頭皮用の美容液をつけるなど、しっかり保湿対策をすることが大事です。

    食生活や生活習慣を見直す

    べたべたとする脂性フケが出る場合、動物性の脂肪を含んだ食事を過剰にとっている恐れがあります。例えば、バターやベーコン、チーズやチョコレートなどがその一部です。また、ごはん、パン、麺類、スナック菓子、芋類などのコレステロールや糖分、カロリーの高いものをとりすぎるのも要注意です。

    ビタミンやミネラルなど皮膚を強くする、頭皮の血行をよくする栄養素を積極的にとっていくことが大事です。喫煙や過度の飲酒も毛細血管の多い頭皮には大敵です。適度な量を心がけましょう。

    また、睡眠不足は肌のターンオーバー崩れをおこします。良質な睡眠を毎日とり体の新陳代謝を活発にすることで頭皮の乾燥対策に導きます。ストレスはためこむと免疫力を低下させ、肌のターンオーバーを乱します。適度な運動で体を軽く動かすなど、ストレスとうまく付き合っていきましょう。

    改善しない時は皮膚科へ

    洗い方やシャンプーの見直し、市販薬の使用、食生活や生活習慣の見直しをしても改善されない場合は、皮膚科に足を運ぶ判断も必要です。実はアトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギーや、シラミや水虫が原因である可能性もあります。

    皮膚が炎症を起こし悪化しているケースもあります。おかしいなと思ったら、早めに受診してみましょう。

    フケを改善する正しい洗髪のポイント

    髪を洗う前にブラッシング

    シャンプーをする前に、ブラッシングでほこりや汚れを取り除きましょう。シャンプーだけでは取れにくい、毛穴につまった皮脂や角質を、ブラッシングで取り除ける効果があります。

    ブラッシングで頭皮の汚れを浮かすことで、シャンプーをした際の洗浄力や泡立ちがアップします。また、定期的なブラッシングは頭皮の血流を改善し、抜け毛の防止につながります。

    シャンプーの前にお湯で予洗いする

    予洗いとは、シャンプーをするまえに、ぬるめのお湯で頭を洗うことです。頭皮や髪についたほこりや皮脂の汚れは、この予洗いだけで80%も落ちるといわれています。

    予洗いをするとシャンプーの泡立ちがよくなるだけでなく、湿疹やかゆみの改善、抜け毛の減少、シャンプーの量が半減するなどメリットはさまざまです。

    頭皮をマッサージしながら洗う

    シャンプーは、500円玉1枚程度の量を両手になじませ、泡立てながらつけていきます。泡立てないで直接つけてしまうと、シャンプーが毛穴の奥まで入り込んでしまい毛穴のつまりの原因になります。

    洗う順番は、後頭部から頭の脇、頭頂部の順に洗髪、そしてマッサージをする感覚で、指の腹を使って洗っていきます。汚れや皮脂を無理に落とそうとして爪をたてると、頭皮がすぐに傷ついてしまうので気をつけましょう。

    コンディショナーの散布は毛先のみ

    リンスやコンディショナーには、髪を保護したり、パサつきを抑えるという効果があります。しかし、つけ方を間違えると、フケが出る原因となります。

    市販のリンスやコンディショナーには、コーティング剤がたくさん含まれています。間違って地肌につけてしまうと毛穴がつまり、フケを生み出します。リンスやコンディショナーをつける箇所は、毛先のみで充分です。毛先だけでは気になるという方は、地肌につけず、髪に塗り込むことを心がけましょう。

    しっかりとすすぎをする

    シャンプー、コンディショナーの後に大切なことは、十分に洗い流すということです。シャンプーやコンディショナーが頭皮に残っていると、菌が増えたり、毛穴がつまり頭皮のかゆみやニキビを起こす原因になります。

    まずは、シャワーでシャンプーが頭皮にのこらないように、ぬめりがなくなるまですすぎます。すすぎ残しがあると、肌荒れやかぶれの原因になるので、すすぎの仕上げは、手のひらやおけにお湯をためて、ぬめりをしっかりとりましょう。

    また、頭は下に向け、うなじから洗ってあげると、頭皮の血流もアップし、ターンオーバーを整えることができます。

    優しくタオルドライ

    お風呂で髪の毛を洗ったあとに大事なことは、できるだけ早く髪をかわかすことです。なぜなら、濡れたままでいると、髪の表面をおおっているキューティクルが開いて、タンパク質や水分が外に出てしまうからなのです。

    キューティクルは、外部の刺激から髪を守り、タンパク質や水分をなくならないように保護する役割をしています。そのため、濡れたままにせず、またすぐにドライヤーをかけるのではなく、まずは、頭皮をいためないようにやさしくタオルドライをして水分をとってから、短時間でドライヤーで乾かしていくことが大事なのです。

    ごしごしと頭皮をタオルでふき取ると、肌が傷ついてしまうので気を付けましょう。タオルを頭皮にあて、やさしくマッサージをするような感じで水分をとっていきましょう。

    間を置かずにドライヤーで乾かす

    キューティクルは熱に弱く、ドライヤーを長時間使ってしまうと、傷つけてしまう恐れがあります。1カ所に集中してあてないよう、乾かす位置を少しずつ動かしながらあてていきます。地肌にはなるべく当てないように、指で髪をもちあげながらかわかしていきます。

    近すぎると熱で地肌が荒れてしまうので、髪とドライヤーの距離を20センチくらいあけて乾かしていきます。ここで注意をしたいのは、ドライヤーの温度です。100度以上になると、地肌が乾燥してしまい肌荒れの原因になるので、「離す」「時間は短め」を意識して髪を乾かていきましょう。

    フケ予防対策のシャンプーの選び方

    洗浄力が高すぎない

    シャンプーは、洗浄力、脱脂力、泡立ちをもたせるために界面活性剤を含んでいます。そして、界面活性剤は、合成系活性剤と天然系活性剤の2種に分けられます。

    合成活性剤は洗浄力が強いため、頭皮の皮脂を必要以上におとし、かゆみや乾燥、抜け毛などの肌荒れを起こすこともあります。また、バリア機能をもつ皮脂が、必要以上に取り除かれると、水分が蒸発し乾燥するため、頭皮は正常な状態に戻そうと皮脂を分泌し続け、ベトベトした脂っぽい頭皮に変化してしまいます。

    そのため、老けやかゆみが気になる場合は、程よい洗浄力で適度な皮脂を残してくれる、天然系シャンプーを選ぶことが大切です。

    洗浄成分が自然由来でアミノ酸系

    フケやかゆみなど頭皮トラブルがある人におすすめなのが、アミノ酸系シャンプーです。アミノ酸系シャンプーは「アミノ酸」と「脂肪酸」といわれる洗浄成分を混ぜて作られています。アミノ酸は、大豆やシルク、コラーゲンなど天然由来のものから作られているので、肌への刺激が少なく、髪や頭皮を痛めにくいメリットがあります。

    また、他のシャンプーと比べ、適度に皮脂を落とせるため、ベトベトした頭皮を改善できること、乾燥を防ぎ頭皮の肌サイクルを正常化することで乾燥肌、フケ対策がしっかりできるなどのメリットがあります。

    肌の荒れにくいノンシリコン

    最近、「ノンシリコン」という言葉をよく耳にしますが、これはどういったものなのでしょうか。シリコンは、髪をコーティングしてなめらかな手触りにしてくれる添加物です。

    石油系のシャンプーは刺激が強く、キューティクルが開いてしまうため、ツヤがなくなりパサパサになってしまいます。そこで、そのパサパサ感をしっとりさせるために、シリコンが配合させるようになったのですが、シリコンは、長期間使い続けると、髪や地肌に蓄積し、毛穴をつまらせたり、有効成分を吸収しにくくしてしまいます。

    そのため、シリコンを添加してないシャンプー「ノンシリコン」が注目されるようになったのです。ノンシリコンシャンプーは、肌にやさしく、頭皮の肌の乾燥や肌荒れを防ぐのにとても有効です。

    乾性フケの場合は保湿成分

    パラパラとした粉のようなフケが出ている場合は、頭皮が乾燥しているので、保湿成分が配合された、うるおいを施すシャンプーを選ぶことが大事です。保湿効果のあるシャンプーは「アミノ酸系」と「オイル系」があります。

    アミノ酸系のシャンプーは、洗浄力がやさしく、必要な皮脂を落としすぎないため、肌が弱い人に適したシャンプーです。また、オイル系シャンプーは、やさしくしっとりと頭皮を洗浄し、頭皮と髪に潤いを与えてくれるメリットがあります。

    脂性フケの場合は抗菌成分

    頭皮や髪に湿ったような大きなフケがついていたら、頭皮が脂っぽい、皮脂量が過剰になっているので、不要な皮脂をしっかり洗い落とし、さっぱりと洗い流してくれるシャンプーを選ぶことがポイントです。

    また、皮脂の過剰分泌をおさえ、マラセチア菌の発生を抑制する抗菌成分のはいったシャンプーを使用することや、カビや菌が繁殖しにくい頭皮を保つために、アミノ酸系の洗浄成分を含んだシャンプーを使用することもポイントです。

    乾性フケ対策におすすめのシャンプー

    パックスナチュロン シャンプー

    ヒマワリ油を主な原料とした天然ビタミンE・天然ハーブエキスを配合した、髪にやさしい純植物性石鹸のシャンプーです。保湿成分としてホホバ油を配合、髪に潤いを残しながらも、さらっとした仕上がりを実現できます。

    ローズマリー、ユーカリ、オレンジなどの精油を原料とし香りも楽しめます。合成界面活性剤、合成酸化防止剤、防腐剤、着色料は未使用です。

    カウブランド無添加シリーズ カウブランド 無添加シャンプー

    カウブランド無添加シリーズのシャンプー。着色料、香料、パラベンなどの防腐剤を使用していない無添加にこだわったシャンプーです。頭皮にやさしい、植物性のアミノ酸系洗浄成分を配合。また、汚れをしっかりとおとし、石鹸シャンプーのように仕上がりにギシギシ感がありません。

    コンディショニング成分配合で、シャンプー後のコンディショナーなしでも髪がごわつかずなめらかになります。また、ノンシリコン処方で、すっきりした洗い心地を実現できます。子供から大人まで、肌がデリケートな人に最適なシャンプーです。

    ジョンマスターオーガニック C&Nデタングラー(シトラス&ネロリ)

    植物由来成分を99%以上構成。19種類のアミノ酸成分をはじめ、3種の花エキス、5種のエモリエンオイルや果実油、ハチミツなど天然成分を贅沢に配合した、肌に優しいシャンプーです。肌荒れや乾燥肌の頭皮を、保湿力の高いツバキ種子油や月見草油が潤いを与え、さらっとしたつやのある髪に導きます。

    ノンシリコン、ノンケミカルで肌の頭皮の負担を軽減します。また、ハイビスカスやビャクダンオイルなどのエモリエンオイルの香りで、リラックス効果も楽しめます。

    ピュアナチュラル シャンプーM (しっとりタイプ)

    ヘアサロン専門メーカーが生み出した植物成分配合の低刺激のシャンプー。ハーブエキスなど自然素材にこだわり、合成香料、合成着色料、紫外線吸収剤、鉱物油など一切使用していない無添加の肌に優しいシャンプーです。泡立ちにすぐれ、潤いを高めつつ、さっぱりとした仕上がりを実現できます。

    脂性フケの対策におすすめのシャンプー

    ミレアム ミレアム シャンプー/コンディショナー

    ヒノキから得られる抗菌性の高いヒノキエッセンスと甘草エキスの成分がフケ、かゆみを防ぎ、頭皮をすっきり健やかに保ちます。地球環境に配慮した酸性石鹸系シャンプーで、Lメントールの髪を健康に保つ成分と、大豆レシチンの潤い成分で、つやのある美しい髪に仕上げます。

    エスコス オレンジシャンプーオーガニック

    オーガニックの天然オレンジの力で毛穴の汚れをしっかりと落とし、洗いながら髪と頭皮をケアしてくれる弱酸性のシャンプーです。オレンジをはじめ、30種類の天然成分配合アミノ酸系洗浄成分がベース、細い髪や抜け毛の多い髪にハリやコシを与えてくれます。

    また、頭皮のにおいやべたつきも防いでくれます。髪を保護してくれる海藻エキス配合でリンスやコンディショナーは不要。肌にやさしく健やかな髪に導いてくれます。

    ミヨシ 無添加 せっけんシャンプー

    水とせっけんだけでつくられ、余計な材料を一切いれていない、頭皮にやさしい植物性せっけんシャンプー。地肌の表面の汚れだけをしっかり落とし、余分な油脂まではとりのぞかないのでしっかりと乾燥を防ぐことができます。

    また、シャンプーのあとは、弱酸性のクエン酸配合のリンスがきしみを和らげてくれます。

    コラージュ コラージュフルフルネクストシャンプー&リンスうるおいなめらかタイプ

    日本で初めてフケの原因菌の増殖を抑える「ミコナゾール硝酸塩」と、頭皮の汗臭を防ぐ抗酸化抗菌成分「オクトピロックス」をダブルで配合した薬用シャンプーとリンス。

    頭皮をすっきりと洗い上げ頭皮のにおいを防ぎ、髪に潤いを与えます。低刺激で未香料、無着色の肌に優しいシャンプーとリンスです。

    フケを予防する頭皮マッサージの方法

    乾いた地肌に椿油をなじませる

    髪といえば「椿オイル」といわれるほど、昔から髪になじみが深いオイルです。椿オイルは「オレイン酸」と呼ばれる成分が含まれ、これは、脂なのにベトベトせずに空気に触れても固まりにくい特徴があります。

    つまり、このオレイン酸を含む椿油を頭皮につけると、乾燥防止のコーティング剤として水分蒸発を防ぎ、保湿をしてくれるので乾燥肌にはとても有効なオイルなのです。そのほか、紫外線から髪を守ってくれたり、ドライヤーの熱から髪や頭皮を守る役割もしてくれます。

    フケやかゆみを抑えたいときは、入浴前の乾いた肌に擦り込むように椿オイルを少量つけます。指先で円を描くようにマッサージすると毛穴が開き、汚れがうきやすくなります。

    大島椿 大島椿(ツバキ油)

    椿の種子からとった天然の椿油100%。髪にやさしくなじみ、水分の蒸発をおさえ、自然なツヤと潤いを施します。頭皮のにおい、べたつき、かゆみをおさえ、肌を清潔に保ちます。一本で頭皮にも肌のケアにも使える万能オイルです。

    洗髪後濡れた髪にもなじませる

    タオルドライで乾かしたあと、椿オイルを髪全体につけていきます。のばしながらつけていくと、自然と頭皮にも椿オイルがつくので、髪や頭皮の保湿効果もアップします。髪が痛んでいる場合は、痛みを修復してくれる効果もあります。

    オイルを使うのは乾性フケの場合のみ

    ここで気をつけなければいけないのはフケのタイプです。椿オイルは油なので、つけすぎてしまうと皮脂の過剰分泌を促します。そして、毛穴をつまられ余計フケを生み出してしまう原因にもなります。乾性のフケに困っている場合に使用するようにしましょう。

    週に2回程度行う

    毎日ではなく週2回程度、トリートメント代わりに椿オイルで頭皮のケアにマッサージをすると効果的です。頭皮の血流もよくなり毛穴のつまりも取り除かれ、髪に栄養が行き届き、健康的な潤いある美髪へと導いてくれます。

    頭皮の乾燥保護におすすめのローション

    キュレル 頭皮保湿ローション

    かゆみ、フケ、かさつきなどの敏感肌に対応した弱酸性、無香料、無着色の保湿ローション。潤浸保湿セラミド成分やユーカリエキスといった潤い成分を配合。外部の刺激から肌を守り、乾燥した頭皮をしっかり保湿します。

    加美乃素本舗 ヘアアクセルレーター レモンライムの香り 120ml

    毛髪成長促進成分配合で、髪の成長をスピーディーに促すと同時に、地肌トラブルにも対応したスカルプローションです。潤いをあたえ、フケやかゆみ、べたつきなどを防ぎ、地肌を清潔に保つローションです。さわやかなレモンライムの香りで心もリフレッシュできます。

    シェルミラック スキンコンディショナー

    ホタテ貝の殻から開発され、海洋ミネラルを含むPH12の強アルカリのミネラルイオン水を使用した肌と頭皮に使えるローション。防腐剤、香料、着色料、鉱物油など一切使用していない無添加ローションで敏感肌でも安心して使用ができます。

    雑菌などによる炎症をスキンケアで抑制し、肌を清潔に保ちます。また、低刺激で皮脂分泌バランスをしっかり整えるので毛穴はさっぱりと保ちます。

    薬用ユースキンローション?

    敏感肌、乾燥肌、あかちゃんにも対応した低刺激、無香料、無着色の薬用ローション。うるおい成分「シソの葉エキス」を配合し、かさついた肌にしっとりなじみます。塗りはじめると、水のようにすっと伸びる乳白色のジェルで乾燥を防いでくれます。

    また、消炎成分であるグリチルレチン酸ステアリル、血行促進成分である酢酸トコフェロールも配合されており頭皮の血行促進も期待できます。

    Ayurspa ヘッドマッサージローション

    インドの生命科学「アーユルヴェーダ」をヒントに伝統的なインドハーブやオイルを取り入れた頭皮ローション。アユールヴェーダオイルやハーブが地肌に潤いをあたえ、髪を健やかにします。

    乳液タイプなのでさらさらとした手触りで、洗い流しの後も地肌がすっきりします。ハーブオイルを使用するアユールヴェーダのマッサージ「シロビヤンガ」をモチーフにしたローションで、お風呂で寛ぎながら、頭皮のこりをほぐすことで、血行を促進し、健やかな髪へと導きます。

    フケを抑えるために自分でできること

    頭に触れるものの清潔を保つ

    暑い日が続くと、紫外線対策に帽子をかぶりますが、頭皮が湿っている状態だと雑菌が繁殖しやすくなります。また、枕カバーも毎晩使うものです。帽子や枕カバー、枕はしっかりと毎日洗うか、除菌スプレーなどで清潔な状態に保つことが大切です。

    パーマやカラーリングを控える

    パーマやカラーリング剤は、アルカリを薬剤として使用しており頭皮を痛める原因になります。中でもパーマ剤に使用される主流の「システアミン」という成分は、肌に残る量が多く、刺激も大きいため、肌トラブルをおこしフケの原因にもなります。

    フケやかゆみが気になる場合は、パーマやカラーリングを控えることが大事です。また、パーマやカラーリングをした後は、酸性のシャンプーを使用するなど、頭皮を弱酸性にすることが大事です。

    疲れている時は睡眠を十分にとる

    質の良い睡眠は、一日の疲れを取り除くと同時に、新陳代謝を促し、新しい皮膚や細胞を生み出してくれます。フケは、新陳代謝によってできた老廃物です。その新陳代謝が乱れることで、大量の過剰な老廃物であるフケを生み出してしまうのです。

    フケやかゆみが気になったときには、十分に体を休め、しっかりと睡眠をとるようにしましょう。

    ビタミンB群を食品から摂る

    肌が荒れているときに、ビタミンBのはいった錠剤やサプリを服用する人も多いですが、ビタミンBには、フケの原因になる糖分を消費する働きを持っています。特にビタミンB2は「美容ビタミン」といわれるくらい皮膚細胞の活性化を助けてくれる必要な成分です。

    フケやかゆみが気になるときは、特にビタミンB群のはいった食品やサプリを積極的にとるようにしましょう。

    爪を切って頭皮を傷つけないようにする

    フケがあると頭がかゆくなり、ついついかきむしってしまいます。爪が伸びていれば、頭皮をかくだけで傷ができてしまいます。

    また、爪に汚れやばい菌が詰まっていると、ばい菌が頭皮の中にはいり肌荒れの原因になります。爪は伸びる前にしっかり切って清潔に保ちましょう。

    洗浄と保湿の継続で頭皮をフケから守ろう

    頭皮も肌の一部です。毎日の肌のスキンケアと同様に、やさしく丁寧に洗髪し、しっかりとした保湿ケアをしていくことで頭皮は健康に保たれます。生活習慣を見直し、日々の頭皮ケアを忘れずに行っていくことが厄介なフケとさようならをする近道になります。

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