毛穴の黒ずみをケアする正しい知識と方法

2017.09.02

毛穴の黒ずみをケアする正しい知識と方法

すべて

NADECICA編集部
NADECICA編集部

ピーリングやパックなど丁寧なケアを行っていてもなかなか改善しない毛穴の黒ずみ。正確にアプローチするためには、きちんとしたメカニズムや対策方法を知る必要があります。黒ずみの性質や種類などまずは基本的なことからチェックしていきましょう。

INDEX

目次

    毛穴の黒ずみに関する3つのポイント

    角栓の成分の7割はたんぱく質

    毛穴の黒ずみの原因の1つである角栓。角栓が空気にふれて酸化して黒く変色することで、毛穴が黒ずんで見えることになります。角栓の7割はたんぱく質、3割が脂質で構成されているといわれています。

    脂質とは毛穴から出る皮脂のことで、たんぱく質は角質のこと。角質は肌の表面を覆っているヴェールのような物質で、表皮細胞の完成系です。例えば、肌にセロハンテープを貼って剥がすと白い粉末のようなものが付着しますよね。この付着している白いものが角質です。

    たんぱく質はクレンジングでは溶かせない

    クレンジングに含まれている「油分」と馴染むのはあくまでも顔の油分。つまり、7割がたんぱく質でできている角栓にはなかなか直接アプローチすることはできません。あくまでも、角栓に含まれる3割の皮脂と馴染むことで角栓を落としやすくするだけです。クレンジングで角栓のみを溶かし出すことは物理的に不可能なのです。

    黒ずみの原因は角栓だけではない

    ニキビによる黒ずみ

    皮脂は本来肌を外的刺激から守ってくれる大切な役割を担っていますが、過剰分泌されすぎると毛穴につまりニキビの原因に。皮脂は酸化するので黒ずんでしまい、結果的に黒ずみ毛穴が目立つようになっていきます。

    乾燥による黒ずみ

    保湿が不十分で乾燥肌になり、角質がしぼんでしまい毛穴の広がりが慢性的になり影ができている状態。自分はオイリー肌だと思い込んでしまい、あまり保湿しないようにしている「インナードライ」肌の方にも多い症状です。

    メラニンによる黒ずみ

    新陳代謝が悪く適切なターンオーバーが行われていないことや、あやまったスキンケアによる摩擦や刺激、紫外線などの強いダメージによって反応したメラニンがうまく排出されず蓄積されていると、毛穴自体に色素沈着したように黒ずんでしまいます。

     

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    美肌のもとは「ターンオーバー」。肌の再生機能を助けるケア方法 

    毛穴の黒ずみの正しいケア方法

    なるべく自然に取れるのを待つ

    無理にとることはあまりおすすめしません。角栓ができる原因は、ターンオーバーが正常に行われていないこと。健康な肌の場合、角質は粉末のようにパラパラと剥がれ落ちていきます。しかし、正常なターンオーバーが行われていない肌の場合は角質はまとまった塊(角栓)として剥がれていきます。

    角栓は毛穴の奥で未熟な角質とも繋がっています。角栓を根こそぎ抜かれた毛穴はダメージを受け、さらにターンオーバーが悪化。次はもっと早く角栓ができて…と悪循環に陥ってしまうのです。なるべく自然に取れるのを待つというのが一番理想的なケア方法です。そして、ターンオーバーを改善して根本的に角栓ができにくい肌に導くことが重要なのです。

    クレンジングと洗顔で汚れを落とす

    過剰に分泌された皮脂が酸化することで、肌が黒ずんでいる場合は「落とす」ケアを少し見直してみましょう。肌が常にテラテラと皮脂でテカっていて少し赤みを帯びている方は特に肌が敏感になっています。このようなタイプはクレンジングも洗顔も絶対に肌をこすらないことが最も重要です。

    クレンジングの種類は肌質やお好みで選んでも良いですが、テクスチャーはトロリと多少厚みがあるものを選んでください。指と肌の間のクッションとなって肌を摩擦から守ってくれます。

    肌の乾燥を防ぐ保湿ケア

    肌が乾燥していると、角質がしぼんで結果的に毛穴がすり鉢状に開いて見えてしまいます。毛穴まわりの皮膚も乾燥しているので、角栓も排出されにくい肌に。こういった肌状態の場合は、肌をしっかりと保湿してふっくらとした肌にしていく必要があります。

    保湿はセラミド配合のスキンケア用品を使うことをおすすめします。セラミドが不足した肌はスカスカで水分を溜め込む力が弱い肌に。いくら化粧水で水分をチャージしても、水分を溜め込む力がなかったらあっという間に蒸発してしまうのです。セラミドを補給することで、根本的に水分が逃げにくい肌に近づけるというわけですね。

     

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    保湿ケアは乳液でしっかりと。みんなが羨むみずみずしい肌を手に入れよう 

    乱れた食事内容を見直す

    肌は基底層という皮膚の一番下から始まり、時間経過とともに上に押し上げられ最後に角質層までたどり着くと細胞が死んで役目を終えて剥がれおちます。このように肌は内側から作られていくもの。残念ながらいくらスキンケアをしても、外側からできるケアとしては「保湿」と「洗浄」くらいしか確かな効果を発揮することはありません。

    インナーからしっかりケアをして、細胞のうまれかわりや活動をサポートし、血行をよくすることがもっとも美肌への近道になります。忙しい中でも自分ができる範囲で意識することが大切です。コンビニで意識的に野菜を選んだりホットスナックを避けることで健康的な食事に近づけていきましょう。

    生活習慣を改める

    肌をつくるのは食事だけではありません。適切な運動や睡眠も重要です。運動によって血流がよくなると、新陳代謝がよくなり全身に血が巡ります。血の巡りがよくなることで、肌のすみずみまで栄養が運ばれてイキイキとした肌に。睡眠中は日中のダメージを修復する時間なので、しっかりと眠ることが肌をつくるモトになります。

    もちろん、仕事上なかなか運動や規則正しい睡眠が難しいのもわかります。寝る前のちょっとしたストレッチやヨガ、歯磨き中のスクワットなどささいなことを続けることで代謝はよくなります。寝る前にだらだらとスマホを眺める時間も減らしましょう。ネットショッピングは朝や移動時間にすれば良いのです。

    毛穴の黒ずみを自分で優しくケアする方法

    オリーブオイルと綿棒でマッサージ

    1.綿棒にオリーブオイルを染みこませて気になる角栓のところでくるくるマッサージ

    オリーブオイルを使うことによって硬くなった毛穴まわりの皮膚をやわらかくし、角栓をとりやすくすることができます。綿棒にたっぷりとオリーブオイルを含ませて、気になる小鼻まわりなどをやさしくクルクルとマッサージしていきましょう。

    一度でとりきろうとしてはいけません。簡単にとれそうな角栓だけとるのが肌にやさしく行うためのポイントです。

    2.たっぷりの泡で洗顔する

    オリーブオイルでのマッサージがおわったら、たっぷりの泡で洗顔しやさしく油分を洗い流していきましょう。オリーブオイルを肌のうえでそのままにしておくと、毛穴につまってニキビの餌になったり酸化して肌によくありません。

    ラップでパックして半身浴

    1.ラップを四角に切って鼻につける

    まずラップを小鼻のかたちにあうように切ります。このとき絶対に鼻の穴を塞がないようにしてください。そしてオイルやクリームなどを小鼻に馴染ませたあと、上からラップで覆ってください。

    2.そのままお風呂に入って毛穴を開かせる

    ラップで小鼻を覆ったら、そのまま湯船につかりましょう。ラップで小鼻をサウナ状態にすることで、より毛穴を開くことができ洗顔でスムーズに汚れを取り除くのをサポートしてくれます。半身浴でじっくりと体をあたためることは、毛穴を開くだけでなく代謝もよくなるのでおすすめです。

    蒸しタオルで毛穴を開かせる

    1.タオルをレンジでチンして温める

    湯船につかるのが難しいときは蒸しタオルでもOK。清潔なタオルを軽く濡らして絞ったら、ラップなどを巻いてレンジで1分チン。できあがったばかりの蒸しタオルは非常に暑いので、少し冷ましてくださいね。

    2.洗顔前の顔に乗せて毛穴を開かせる

    できあがった蒸しタオルを顔にのせて、しばらくリラックスしてください。アロマオイルを一滴垂らしておくとリフレッシュにもつながりますよ。5分ほどおいて毛穴が開いたら、そのままいつも通り洗顔してください。

    オロナインを塗ってから洗顔

    1.鼻にオロナインをたっぷり塗って3分置く

    少し前に流行ったオロナインパック。オロナインを塗ることによって炎症を沈めたり、毛穴まわりの皮膚を柔らかくすることができるそうです。やり方は鼻にオロナインをたっぷりと塗って3分放置するだけです。

    2.いつも通り洗顔を行う

    3分おいたら、そのままいつも通り洗顔。たっぷりともこもこの泡でやさしく浮いた汚れをオフしてあげてくださいね。すすぎのときにオロナインが鼻に残っていないかしっかりと確認しておきましょう。

    オリーブオイルと重曹で手作りパック

    1.オリーブオイルと重曹を練ってペースト状にする

    重曹はお掃除にも使われる成分。食用かスキンケア用として売られている重曹を使用しましょう。重曹を適量皿に出して、ペースト状にするためにもオリーブオイルを加えていきます。肌にのせたときに垂れてこないくらいの固さになるように、少しずつ加えて調節してください。

    2.鼻にまんべんなくのせて5分置いた後洗顔する

    重曹パックを鼻にのせて、5分ほどおきます。長時間おきすぎると落としにくくなり、肌に負担がかかってしまうので5分ほどにとどめておきましょう。そのあと、いつも通り洗顔して重曹をオフしてください。

    黒ずみには逆効果な毛穴ケア

    エタノールの濃度が高い収れん化粧水

    エタノールがたっぷりと含まれた収れん化粧水。ローションパックをすると、毛穴が引き締まるような気分を与えてくれます。しかし、長期的に見ると肌の乾燥を誘発しているだけです。エタノールは揮発性の高い成分なので、肌にのせるとすぐに蒸発するためです。

    エタノールだけ蒸発するならまだ良いですが、肌の水分も一緒に巻き込んで蒸発させてしまうので結果的に乾燥肌に。乾燥することで肌がしぼんで毛穴が目立つようになったり、逆に皮脂が過剰に分泌されたりと良いことはありません。

    粘着力の強い毛穴パック

    毛穴パックは目に見えて効果がありますし、爽快感もあるのでクセになりやすいですよね。角栓を根こそぎとるのは毛穴が開いてしまうと同時に健康な角質まで剥がしとってしまいます。健康な角質が剥がし取られた皮膚は乾燥しやすくなったり、バリア機能が弱くなって敏感肌を招いてしまうこともあります。

    このような理由が毛穴パックが肌によくないと言われる所以なのです。くせになっている方は今すぐにやめておきましょう。

    摩擦力がかかる洗顔ブラシ

    洗顔ブラシで洗顔すると毛穴がツルツルになってやみつきになってしまいますよね。しかし、本来余分な角質は毛穴からスムーズに排出されるので、たっぷりの泡で表面の汚れをとるだけで十分です。

    毛穴ブラシで無理に毛穴をいじると、摩擦が誘発され結果的にビニール肌とよばれる肌になってしまう可能性も。ビニール肌は角質がまだらでバリア機能の弱い肌です。どうしてもという場合は週に数回のスペシャルケアにとどめておきましょう。摩擦は最大限減らすのが肌のためです。

    研磨による刺激のスクラブ洗顔

    つぶつぶの入ったスクラブによる洗顔をすると、肌がスベスベになるのでついついやりたくなってしまいますよね。一時的には肌のザラつきがとれて、メイクノリもよくなるかもしれません。しかし洗顔ブラシど同様、ビニール肌を招く原因に。毛穴にダメージを与えているので、健康な肌にはなかなか近づけません。

    買ってしまった余っているスクラブは顔には使わず、肘やかかとに使って消費しましょう。関節部は日常的に摩擦を受けているので比較的角質が厚くダメージを受けにくいです。

    フルーツ酸の溶解力が強いピーリング

    パパイン酵素などのフルーツ酸が含まれたピーリングはたんぱく質を溶かすことができます。角栓はたんぱく質でできているので、一見角栓ケアに有効に思われるかもしれません。しかし洗顔で器用に不必要なたんぱく質だけ取り除くなんてことはもちろんできないので、必要なたんぱく質までオフされることに。

    未熟な細胞で構成された皮膚がむきだしになっていると盾をもたない肌も同然です。バリア機能が弱まった肌は、ちょっとした刺激に敏感になったり皮脂過多を導くことも。どうしても使いたい場合は、週に1度のスペシャルケアにとどめておきましょう。

    分解力が負担になる酵素洗顔

    フルーツ酸の含まれたピーリングと同様、酵素洗顔は確かにツルツルになりますが必要なたんぱく質まで溶かしてしまいます。必要な皮脂まで剥がされた皮膚はバリア機能が弱くちょっとした刺激に敏感な肌になってしまいます。

    どうしても使用したい場合はどうしても肌のごわつきが気になる場合のみにとどめておきましょう。そもそもゴワつきが発生しない肌にするためのインナーアプローチをすることによって、酵素洗顔をする必要がない肌を目指しましょう。

    効果の高いエステの黒ずみケア方法

    スチームで毛穴洗浄

    フェイシャルエステでは、スチームでしっかりと毛穴を開かせてからたまった汚れや角栓をオフしてくれます。専用の機械を使うので、黒ずみをオフする力は非常に強く一回で効果を実感できることもあります。

    お店によりますが、1回分の毛穴洗浄はクーポンなどで安くお試しできることも。気になった方はサロン予約サイト等で確認してみるのがおすすめです。

     

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    美顔器のスチームは毛穴の詰まりを改善?効果やおすすめアイテムとは 

    天然泥でパック

    洗顔にも含まれていることが多い天然泥。なぜ天然の泥が用いられるのかというと、天然の泥に含まれる成分は非常に吸着力が高く毛穴の汚れや余分な角質をオフしてくれるからです。

    エステで行う天然泥パックは非常に気持ちが良いので、リフレッシュ効果も。泥パックのあとは肌が乾燥しているのですが、しっかりと保湿も行ってくれます。

    イオン導入で美容成分を肌に浸透

    肌には本来「バリア機能」という頑丈な盾が備わっており、日常の刺激から肌を守っています。どんなに効果的な成分を外から塗布しても、普通は角質層までしか浸透しません。イオン導入というのは、一時的に肌のバリア機能を弱めることによって美容成分を奥まで届けることができます。

    もっともポピュラーに行われているのはビタミンCのイオン導入。家庭でも使用できるイオン導入器が発売されていますが、一時的にでもバリア機能を弱めるので専門的な場所でやったほうが安心です。

    美容外科での毛穴の黒ずみケア方法

    毛穴の黒ずみを治療する

    SNSの台頭で美容意識がますます高まる近年。美しくなるために医療機関を利用する人も増え、美容にまつわる治療を専門に行う美容皮膚科や美容外科は身近な存在になってきました。医療機関でのケアの特徴は、医者がいないと扱えない薬剤や機械を使った治療ができるという点です。

    施術は一度で終了するものではなく、なんども通う必要があります。値段はもちろんクリニックや施術内容によって異なりますが、自由診療のため保険は効かないのでなかなかの高額。したがって、ある程度の金銭的余裕が必要になってきます。

    毛穴の黒ずみにあてるレーザー

    毛穴ケアで定番なのがレーザー治療です。一口にレーザーといってもフラクショナルレーザー、カーボンピーリング、サーマクールなどさまざまな種類が存在します。レーザーを肌に当てることによって、肌の奥底に作用し皮膚の生まれ変わりを促進させるのが基本的なメカニズム。副作用として一時的に赤みが出たり、乾燥することもあります。

    ダウンタイムを設けレーザー回数を何度も重ねていく必要があるので、最終的には10万以上になることもあります。さまざまなクリニックが存在するので、気になる方はきちんと口コミ等を調べて評判の良いとこに通うことをおすすめします。

    黒ずみを作らせないクレンジングのポイント

    クリームタイプを選ぶ

    クリームタイプは界面活性剤よりも油分の力を作用させることで、メイクを落としてくれます。黒ずみの原因になる皮脂と馴染むのは油分。界面活性剤の配合量が比較的少ないので、乾燥を招きにくいながらも皮脂としっかり馴染んでくれるのでおすすめです。

    クレンジングクリームの特性を最大限に発揮させるためには転相させることが最も重要。転相とはクレンジングクリームを肌に馴染ませていると、突然テクスチャーがふっと軽くなりオイルのように感じる現象のことです。ここまでしっかり馴染ませることによって、メイクが綺麗に落ちてくれます。

    オイルやリキッドは避ける

    オイルやリキッド状のクレンジングは界面活性剤がたっぷりと含まれていることが多いです。界面活性剤はメイクをするんと落とすには確かに必要な成分。しかし量が多く含まれすぎていたり、刺激の強いタイプのものが配合されていることも。

    皮脂をしっかり落としてしまうオイルやリキッドクレンジングを日常的に使用すると乾燥を招いてしまうのでインナードライのような肌状態につながることもあります。気持ちよくメイクが落ちるのは確かですが、肌が乾燥気味の方は避けたほうがベターです。

    長い時間洗い続けない

    メイクをしっかりと落とそうとついついゴシゴシと長時間クレンジングに充てがち。しかし、長時間洗い続けることは洗いすぎを招いたり、摩擦を誘発することになってしまいます。肌のためには乾燥させないことと摩擦を防ぐことが重要なので、長時間洗うことは避けましょう。

    指の腹をつかって小鳥の頭をなでるように優しくクルクルとなじませることを心がけて。一番時間をかけて良いのはTゾーンのような皮脂が多い部分です。

    ポイントメイクは専用リムーバーで落とす

    ポイントメイクは専用リムーバーであらかじめ落としておくことをおすすめします。一度で落とそうとすると、結果的にクレンジングが長くなり肌の負担に。マスカラを無理に落とそうとすると結果的にまつげを痛めたり、薄い皮膚の目元は摩擦の影響を受けやすいということもあります。

    少し手間に感じるかもしれませんが、あらかじめ専用リムーバーで目元のメイクをオフしておいたほうが結果的に綺麗に落ちますし、肌にも目元にもやさしいです。ゴシゴシこすらず、たっぷりと専用リムーバーを含ませたコットンを目元にやさしく馴染ませてオフしておきましょう。

    毛穴の黒ずみにおすすめのクレンジングクリーム

    ポンズ クリアフェイス クリームクレンジング

    肌の潤いを保ちながらも、肌のキメや毛穴に入り込んだメイクもクリーム状なので入り込んで落としてくれます。高麗人参エキス・シャクヤクエキスなど韓植物から抽出された成分が贅沢に配合。ドラックストアに売っているので手に入りやすいのもうれしいです。

    ハウス オブ ローゼ ミルキュア ピュア クレンジングクリーム

    クリームタイプなので肌あたりはまろやかで敏感肌の方も安心して使用可能です。なめらかなテクスチャーのクリームは肌にのせると体温でするすると伸び、日中の皮脂よごれやメイクと素早く馴染んでくれます。保湿成分グラスミルク乳清配合。ふきとって使うことも洗い流して使うこともできます。

    ドルックス クレンジングクリームN

    ドルックスおなじみのベビーパウダーのようなレトロ感漂う香りはクレンジングタイムをほっと懐かしい気持ちにさせてくれます。うるおい成分としてポリグリセリン配合。ソフトな心地のクリームが肌の上でなめらかに伸びて、すっきりとした洗い上がりに仕上げてくれます。

    コスメデコルテ AQ ミリオリティ リペア クレンジング クリーム

    150g

    リッチな感触のクリームが肌の体温ですべるように滑らかに伸びます。エモリメント成分としてはダブルペプチドを配合。摘みたての植物から抽出したライトフローラルパウダリータイプの優しい香りは、バスタイムをさらに優雅に彩ってくれます。

    シーボン.フェイシャリスト トリートメントマセ

    クレンジングの中では珍しい医薬部外品です。ホホバオイルとトウセンカエキス配合で、荒れた角質をなめらかに透明感のある素肌へ。肌荒れを防ぎながら、メイクもしっかりとオフできる優れものです。

    美肌を目指した洗顔

    毛穴の黒ずみを解消する洗顔のポイント

    シンプルな洗顔石鹸を使う

    洗顔の目的はシンプルにいらない皮脂だけを落とすこと。スクラブが入っていると汚れを落としすぎてしまいますし、シンプルな洗顔石鹸が一番です。無添加のものを選ぶことで、できるだけ肌に負担をかけずに皮脂をオフすることができます。

    ネットでよく泡立てる

    スキンケアをするうえでもっとも避けなければならないのは「摩擦」。摩擦はメラニンの発生を促進させシミの原因になるだけでなく、乾燥も招きます。時間をつかってキメの細かいもこもこの泡を作りましょう。最初は手間に感じるかもしれませんが、慣れれば当たり前になるので苦になりませんよ。

    ゴシゴシ洗いは厳禁

    たっぷりの泡を作ったら、泡のみで肌の汚れを落としていきます。決して指の摩擦で汚れを落とそうとしないでください。もこもこの泡が指と肌のクッションになっているイメージで、泡をやさしく肌の上に転がしていきます。最初は油分の多いTゾーンや顎からで皮脂の少ない頬や口元は最後にサっと泡をのせるのみにしておきましょう。

    ぬるま湯で手早くすすぐ

    すすぐときはぬるま湯で。冷たすぎると泡との馴染みが悪いですし、熱すぎると肌の水分を蒸発させ乾燥を誘引します。お風呂で洗顔している場合もシャワーを直接顔にあてるのではなく、手のひらにためてそっと泡とぬるま湯を馴染ませていきましょう。最後は鏡ですすぎ残しがないかチェックするのを忘れないでくださいね。

    洗顔回数は1日2回に留める

    洗顔はしすぎてもいけません。皮脂が気になるからといってなんども洗顔していると、かえって過剰な皮脂分泌を招いていることも。どうしても気になる場合はティッシュでやさしく油分をオフするだけにして、洗顔は朝と夜だけにしてください。

    朝は水だけで洗顔してもOK

    乾燥が気になる方や、朝あまり皮脂がでていないという方は朝は水だけ洗顔でOK。化粧水をつけるときのように、水をやさしく数回顔に馴染ませるだけで洗顔完了です。日中の乾燥肌は朝を水洗顔に変えるだけで改善する可能性もあります。もちろん、皮脂が気になる方は水だけでは落とせないので洗顔クリームを使ってください。

    黒ずみケアを目的とした洗顔石鹸の選び方

    洗浄力の強いものを避ける

    AHAなどのフルーツ酸や酵素が含まれた洗顔はタンパク質を溶かします。不要なタンパク質だけを取り除いてくれるわけではないので、健康な皮膚作りには妨げになってしまいます。クレイが配合されたものも皮脂吸着力が非常に高いので洗浄力が強すぎて乾燥を招く原因に。

    スクラブは毛穴にも悪く乾燥も招くので肌に非常に負担がかかります。洗顔を選ぶ際は洗浄力が強すぎるものは避け、肌への負担を減らすために泡立ちの良いものを選びましょう。

    界面活性剤の使用量が少ない

    界面活性剤は何かと悪者のような扱いをされがちですが、成分そのものは汚れ落ちがよくうまく使えば非常に良い成分ではあります。しかし、大量に含まれていたり多種ある中でも刺激の強い界面活性剤が含まれていると肌への刺激になったり乾燥を招きます。

    専門家でないとなかなか成分表示だけでは判断がし辛いのが現状ですので、できるだけ優しい洗い上がりを謳った商品を選ぶようにしてみてください。

    シンプルな成分で肌に優しい

    洗顔の目的は皮脂を取り除くこと。肌に不必要な油分だけ洗い流し、必要な油分はできるだけ除去せずに守ってくれるものが良いですね。

    最近の洗顔の中には大量の植物エキス類や高級な美容成分が含まれているものがありますが、結局のところ洗い流されるだけなので塗り置きする商品に比べてあまり意味がありません。本当に洗顔をするために必要な成分だけがシンプルに含まれた、上質で肌に優しい洗顔料を使いましょう。

    黒ずみ対策におすすめの洗顔石鹸

    DHC マイルドソープ

    1985年にDHCから発売されて以来人気を保ち続けているロングセラー商品です。透明感のある石鹸は見た目も美しく、バージンオリーブオイルとはちみつが効果的に配合されているので洗い上がりは潤いを残した肌に。しっかりと泡立てれば、肌の細部までいきわたるきめ細やかな泡が完成します。

    アルソア アルソア クイーンシルバー

    アルソアから発売されたミネラル成分が配合されている石鹸。70日間もかけてていねいにじっくりと作られた石鹸は、深みのある漆黒で高級感が際立ちます。泡立てネットでしっかりと泡立てれば、角の立つもちっとしたきめ細やかな泡に。ふんわりと広がる優しい香りは使えば使うほど虜になりますよ。

    清肌晶 清肌晶

    80日間もかけてじっくりと作られた石鹸はメラニンも含んだ古い角質を落とすことができる和漢植物エキスが配合されています。泡立ちがよく皮脂や汚れ、くすみの原因を落としながらも潤いを残してつっぱり感のない肌へ。

    水橋保寿堂製薬 いつかの石けん

    合成界面活性剤不使用で、23種類もの多元素ミネラルやプロテアーゼと呼ばれる酵素がバランス良く配合されているので、肌表面に残る不要なタンパクよごれを分解することもできます。スペシャルケアとして、泡パックすることも可能ですよ。

    クリニーク フェーシャル ソープ マイルド

    乾燥肌用や混合肌用、脂性肌用とお肌の状態に合わせて選べるフェイシャルソープ。汗や皮脂はきちんと落としつつも、洗い上がりは必要な潤いを奪わないしっとりと気持ちの良い仕上がりに。クリニークのスキンケアをライン使いするのも良いですね。

    黒ずみの原因となる肌の乾燥ケア

    セラミド配合の化粧水で保湿する

    セラミドは皮膚にもともと存在している成分。細胞間脂質とよばれる成分のほとんどを占めているのがセラミドです。細胞間脂質は文字通り、細胞と細胞の隙間を埋める役割を果たします。セラミドがぎっしり詰まった肌は水分が逃げにくく、常にうるおったもっちり肌です。逆にセラミドが不足すると、水分が逃げやすいカラカラの肌になってしまいます。

    セラミドは年齢とともに減少しますが、間違ったスキンケアや生活習慣で不足していることも。インナードライやアトピー肌の方も、セラミドが少ないといわれています。セラミドをチャージすることで根本的な乾燥肌にアプローチできるのでとてもおすすめの成分です。

    ビタミンC誘導体配合化粧水で引き締める

    ビタミンC誘導体はメラニンの生成を抑制したり、できてしまったメラニンを還元する作用がよく知られていますが、皮脂分泌を抑制したりコラーゲンの生成を手助けする効果も。皮脂分泌は毛穴が開きっぱなしになる原因になるので、ビタミンC誘導体を塗布することで過剰な分泌を抑えましょう。開ききってしまった毛穴にはコラーゲンの生成を助けることで、ふっくらとした肌に導きます。

    もちろん、メラニン色素で黒ずんでしまった毛穴にもビタミンC誘導体の本領発揮。ドラックストアでも比較的手に入りやすい成分なので黒ずみに悩む方は積極的に使っていきましょう。

    ハンドプレスで優しくつける

    スキンケアをする際は、絶対に摩擦はお肌に良くありません。コットンはパタパタと化粧水をつけられて非常に便利な反面、肌には刺激なることも。手でハンドプレスしながら優しく馴染ませることで、肌へのダメージを最小限にすることが可能です。

    手のひらに化粧水を出し肌に馴染ませハンドプレスする工程を何度か繰り返します。手で顔をさわって肌がもちっとしていて水分補給完了の目安。最後のクリームもハンドプレスすることでしっかりと肌に馴染ませていきましょう。

    保湿クリームをプラスする

    水分をたっぷりとチャージしたあとは、クリームの油分で蓋をしましょう。オイリー肌の方は、さっぱりめのクリームを選ぶことで皮脂によるニキビを防ぎながらもしっかりと保湿することができます。乾燥肌の方は、クリームをたっぷりと重ねて乾燥を防ぎましょう。

    クリームをつけるときは、リキッドファンデーションをつけるときのように点置きするのがおすすめ。肌をこすらないように、優しく伸ばしていきましょう。

    黒ずみ予防に効果のあるおすすめの化粧水

    ブルークレール ローズエステリッチローション N

    オーガニックを追求したメーカーであるブルークレールから発売されたローションなので、オーガニック化粧品にこだわる方におすすめです。清廉な軟水である世界遺産白神山地の湧き水とオーガニックのローズ水を使用。お手入れのたびにふんわりとかおるローズはさわやかでありながら高貴を思わせます。

    ハーバー 薬用VC ローション

    ビタミンC誘導体配合のローション。セラミドはナノソーム化されているので、スムーズかつ肌の奥深くにまで浸透します。海水乾燥物配合のため、ミネラルを効率的に補給することができます。化粧水でビタミンをチャージしたい方におすすめです。

    イデアアクト プラチナVCローション

    新安定型ハイドロキノンやプラセンタエキス、ヒト型セラミド5種などリッチな美容成分が配合されています。さっぱりとしたみずみずしい使い心地で毎日のケアに最適。しっかりとケアをしたい方はぜひこちらをおすすめします。

    キメラボ アジャスタローション

    ダマスクバラ花水、アロエベラ、月桃、ハチミツなど様々な植物由来成分の水分のみで作られています。上から乳液やクリームを塗る必要はなく、これ1本でお手入れを完了させてくれます。肌になじませていくとやみつきのもちもち感に。朝のお手入れにも最適です。

    エトヴォス セラミドスキンケア モイスチャライジングローション

    水分を抱え込むグルコシルセラミドが配合。シリコン、界面活性剤、鉱物油、旧指定表示成分、パラベン、合成香料、着色料は不使用です。天然由来の高保湿成分が、お肌の潤いを保つ成分セラミドを生み出す力をサポート。ターンオーバーを正常に保つなどさまざまな肌トラブルを健やかに保ちます。

    毛穴の黒ずみを内側からケアする食事法

    お菓子や揚げ物の摂取を控える

    お菓子や揚げ物の過剰摂取は、過剰な皮脂分泌にもつながるといわれています。おいしいですがなるべく避けましょう。お菓子を食べる場合はアーモンドがおすすめ。アンチエイジングの王様といわれるビタミンEがたっぷりと含まれています。

    コンビニのホットスナックなどの揚げ物は避けるべきですが、良質な油分をとることはむしろ推奨されています。アマニ油やエゴマ油などオメガ3系の油がおすすめ。加熱すると壊れてしまう栄養素が入っているので、ドレッシングとして使うと良いですよ。

    根菜類を積極的に食べる

    大根、ごぼう、レンコン、里芋などの根菜類には体を温め肌の乾燥を防ぐ効果があるといわれています。冷え性になると体の末端まで栄養が行き届くなりますし、むくみ気味に。ごぼうには食物繊維もたっぷり含まれているので便秘予防にも効果的!便秘は体に毒素がたまり、肌荒れとして現れることもあるのです。

    根菜類はポトフなどのスープにすることで、一度に野菜を摂取できる上に体も温めてくれるので非常に便利です。作り置きしやすいので、夜作ったものを朝ごはんにするのにも最適ですね。

    ビタミンCが多い果物を食べる

    いちごやレモンなどのビタミンCがたっぷりと含まれた果物は積極的に摂取していきましょう。朝フルーツは手軽なうえに食欲がなくてもスッと喉を通るのでおすすめ。ビタミンは皮膚の健やかな生成を助けるのはもちろん、体の機能をあらゆる面でサポートしてくれる栄養素です。

    ただしレモンにはソラニンという光毒性がある成分が含まれています。光毒性は日光に反応しやすくシミの原因になってしまう成分のこと。レモンを取る場合は夜にしておきましょう。

    ビタミンB群が多く含まれた魚類を食べる

    ビタミンB群は健康な肌を作るためには欠かせない成分。細胞の再生を助けたり、皮膚の健康維持を助ける役割を果たしてくれます。どれだけ頑張ってスキンケアしても、皮膚は内側から作られているのでビタミンBが欠乏していたら健康な皮膚は作られません。

    緑黄色野菜はもちろんですが、マグロやうなぎなどの魚類にはビタミンB群が豊富に含まれているのでおすすめです。水溶性のビタミンなので、スープにして煮汁ごと食べられる料理がおすすめです。

    サプリメントを上手に利用する

    忙しい現代社会。なかなか栄養の行き届いた食生活をするのは難しいこともありますよね。そんなときにはサプリメントを上手に活用しましょう。もちろん、食事でとることが一番効果的なのでなるべく食事からを心がけて、不足している栄養だけサプリメントを使うという風に上手に付き合っていきましょう。

    サプリメントを飲むにあたって気をつけたいのは過剰摂取。1つだけ飲んでいる場合は推奨量を飲めば良いだけですが、複数のサプリメントを飲む場合は重複している栄養素が過剰摂取にならないかきちんと確認しておきましょう。

    毛穴の黒ずみを予防する生活習慣

    夜は22時までに就寝する

    肌のゴールデンタイムと呼ばれているのは22時~2時。ゴールデンタイムに睡眠をとっていると、日中に傷ついた皮膚を再生するための肌の細胞をもっとも活発にさせることができます。

    しかし忙しい現代人の中にはなかなか早寝は難しいという方も。この場合は質の良い睡眠をとることが大切です。最初はスマホをだらだらと触る時間はなるべく減らすことから意識し、間接照明やアロマなどを使って副交感神経を高めましょう。

    適度な運動でストレスをケアする

    適度な運動はストレスを解消させる効果が。また、運動によって新陳代謝が高まれば血の巡りもよくなり肌のすみずみまで栄養が行き届きやすくなります。汗をかくことで体の毒素を排出することもできます。

    毎日仕事で疲れているという方こそ、手軽な運動から始めてみてください。歯磨き中のスクワットや寝る前のストレッチなど簡単なもので良いです。頭がすっきりと冴え渡り、体を適度に疲れさせることで質の良い睡眠を得ることにも繋がります。

    入浴で代謝を高める

    どんなに疲れていてもしっかりと湯船で15分ほど温まることをおすすめします。体を芯から温めることによって、代謝が高まり肌の生まれ変わりもスムーズに。全身の血の巡りをよくすることで、栄養の吸収もよくなり肌に行き届いてくれます。

    また、適度な入浴は副交感神経を優位にしてくれるので自律神経を整える働きも。お気に入りのアロマを炊いて、1日で一番のリラックスタイムにしましょう。

    紫外線対策を徹底する

    肌の老化の原因の多くを占めていると言われているのが紫外線。紫外線によって活性化させられたメラニンはシミの発生を活性化させるイメージが強いですが、実は毛穴の黒ずみの原因にもなっているのです。

    塗る日焼け止めやUVケア衣服だけでなく、飲む日焼け止めのようなアイテムでインナーからもケアするのがおすすめです。飲む日焼け止めならば目から入る紫外線や頭皮への日焼けなど包括的なUVケアが可能です。

    適切な保湿と洗顔で毛穴の黒ずみを予防しよう

    毛穴の黒ずみは間違ったケアを続けていると残念なことに逆に悪化させてしまうこともあります。正しい知識を身につければ、あとはコツコツ実践していくだけ。頑固な黒ずみの場合は成果がすぐ出ないこともありますが、丁寧なケアをコツコツと続ければ自ずと結果はついてきますよ。まずは適切なスキンケアを徹底してみることから始めましょう。

    当社は、この記事の情報(個人の感想等を含む)及びこの情報を用いて行う利用者の判断について、正確性、完全性、有益性、特定目的への適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者ご自身の責任において行っていただくと共に、必要に応じてご自身で専門家等に 相談されることを推奨いたします。

    記事のお問い合わせはこちら

    CATEGORIES

    アイケア&アイクリーム
    EYE CARE & EYE CREAM
    クレンジング
    CLEANSING
    コンシーラー
    CONCEALER
    ボディローション&ミルク
    BODY_LOTION&MILK
    まつげ美容液
    EYELASH_SERUMS
    化粧水
    SKIN_LOTION
    洗顔料
    FACIAL_WASH
    美容液
    ESSENCE
    SNSをフォローして
    最新の口コミをチェック!
    SNS ACOUNT