ワキガの臭いを予防して、さわやかな夏を迎えましょう

2017.09.02

ワキガの臭いを予防して、さわやかな夏を迎えましょう

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

ワキガがあるので夏が嫌いなどという人も多いのではないでしょうか。なかなか人には言えなくて悩みとして抱え込んではいませんか?正しい予防をすれば悩みともさようならが出来るかもしれません。正しい予防をして今から薄着になる夏に備えましょう。

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目次

    ワキガの予防

    ワキガになる原因

    わきの下から汗が出る汗腺には種類があります。通常の汗が出る「エクリン腺」ここから出る汗はワキガの原因にはなりません。

    もう一つのワキガの原因となる「アポクリン腺」これは誰でも発達しているものではなく、ワキガの原因になる汗腺です。ワキガ体質の人の場合、赤ちゃんの頃から存在します。

    そのアポクリン腺の汗に含まれる脂質やたんぱく質、糖質、アンモニアなどの成分が皮膚表面の常在菌によって分解されます。それによってワキガ独特の鼻につく臭いが発生します。

    細菌がワキガを作り出す

    アポクリン腺から分泌される汗自体は無臭ですが、皮膚表面の常在菌によって分解されて独特のにおいが生まれます。

    ワキガの原因菌の代表が「コリネバクテリウム属」の細菌です。「コリネバクテリウム属」は真性細菌の一属になります。

    この「コリネバクテリウム属」の細菌がワキガ体質の方のワキ下に住み、においの原因になっています。

    ストレスでワキガになる

    ストレスによって自律神経が作用して大量の汗を掻くことがあります。その時に出る汗はアポクリン腺から出る汗が多いようです。

    またストレスは自律神経に影響しているので、ホルモンバランスが乱れることがあります。そのホルモンバランスの乱れによりアポクリン腺が刺激され、ワキガ独特のにおいの原因になります。

    運動不足がワキガにつながる

    運動不足だからといってワキガにつながるわけではありません。ワキガ体質の要因となるアポクリン腺の有無によって違ってきます。

    ですが、運動不足が続くとワキガのにおいが強くなったり、体臭がきつくなる可能性があります。

    ■運動不足のため、血中のミネラル成分が多くなる

    ■アンモニアなどを含むドロドロとした悪い汗が増える

    ■汗腺機能が衰える

    ■皮脂腺に脂肪が溜まる

    ワキガ対策の運動としては「有酸素運動」をおすすめします。「有酸素運動」はサラサラの良い汗をかくことができ、よい汗は酸性の汗になります。酸性の汗により雑菌の繁殖を抑えることができます。

    有酸素運動に代表されるのはウィーキングですが、ほかにも水泳・サイクリング・ストレッチ・ヨガなどもあり自分に合った運動を選べます。汗をかくためですから30分は続けるようにしましょう。

    普段から運動をして代謝を上げておくと運動したときに汗をすぐかくことができますし、美容や健康面にもよい影響を与えます。

    ワキガ対策だけでなく、美容・健康のためにも普段から運動をして、代謝を上げておきましょう。

    腋毛の処理がワキガを誘発する

    わき毛がなくなればわきの下が乾燥しやすくなり、匂いを抑えやすくなります。

    ですが、わき毛を抜いてしまうのは良くありません。毛を抜くときに毛穴や毛根に強い刺激を与えてしまいます。

    この刺激がワキガの原因であるアポクリン腺の働きを強め、ワキガを悪化させてしまいます。

    わき毛の処理をするのなら、抜くのではなく剃るのが無難なようです。

     

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    ワキガは脇毛を剃って対策できるって本当?効果的な方法を伝授 

    ワキガを抑える入浴方法

    入浴でワキガを予防できる

    1.入浴前に熱いお茶を飲む

    入浴20分ほど前に熱いお茶を飲んでおいてから、入浴しましょう。

    そうして身体を温めておくことで、入浴の時の発汗効果が通常より期待できます。また入浴時の血流をよくする効果もあります。

    2.お風呂にコップ1杯のお酢を入れる

    お酢の殺菌効果は広く知られている事だと思いますが、それはワキガにも効果があります。

    ワキガの臭いの元になる皮膚の常在菌「コリネバクテリウム属」もお酢の殺菌効果で殺菌してくれます。菌が原因なのですから、重要なのは殺菌をするという事なのですね。

    3.殺菌効果の高い薬用せっけんを使う

    殺菌が大事なのですから、石鹸やボディーソープは殺菌効果の高いものを選びましょう。

    ですがわきの下を洗う時は、ゴシゴシこすって洗わないほうがいいです。ゴシゴシこすってアポクリン腺を刺激してしまっては、反対にワキガを悪化させてしまいます。

    わきの下を洗う時は泡でなでるように手で洗いましょう。ついでにその泡をすぐに洗い流さず、しばらくそのままにしておくことで、殺菌効果が上がる泡パックになるのでおすすめです。

    4.しっかりお湯につかり汗をかく

    体内の老廃物を出すためにもシャワーだけではなく、しっかりと湯船につかりましょう。少し熱めのお湯にわきの下もしっかりつかり、老廃物を汗と一緒に出してしまいましょう。

    15分程度お湯につかったら一度出て、しばらくしたらまたお湯につかるなどして、代謝を高めしっかりと汗がかけるようにすることがおすすめです。

    しばらくお湯から出ている間に身体や頭を洗うなど、有効に使えばお湯から出たり入ったりすることも苦ではないと思います。

    ワキガを抑える食事

    普段の食生活でワキガ予防

    1.油ものや肉類を控える

    肉類の動物性タンパク質や油ものの脂質は、多く採るとアポクリン腺の働きが活発になります。肉類などは消化・吸収にも時間がかかり、腸内に長く留まるほど臭いの原因にもなります。

    また血液が酸性の人は体臭が発生しやすいので、肉類などの摂りすぎで酸性に偏らないようにしましょう。ワキガ体質でなくてもお肉を食べすぎた翌日などは体臭が気になることがあります。

    ですから、肉類・油ものは過剰摂取しないように心がけましょう。

    2.アルコールを控える

    アルコールは刺激物になるので、アポクリン腺を刺激する可能性があります。ワキガ体質ではない人でもアルコールを摂りすぎると体臭がきつくなることがあります。

    ワキガ体質の人はアルコールは控えめにしておいたほうがいいでしょう。

    3.魚や野菜をよく食べる

    日本人は世界の中でも体臭があまりないほうに分類されることが多いです。それは日本食が肉中心ではなく魚や野菜中心だからともいわれています。

    ですので、ワキガ予防にも魚や野菜中心の食事をおすすめします。野菜には血液をアルカリ性にするものも多いので、血液をアルカリ性にしておくためにも魚や野菜を多く採りましょう。

    だからと言って肉を食べないなどという極端な食生活では、体に必要な栄養素が摂れませんのでバランスを考えてメニューを決めましょう。

    ワキガ予防におすすめの食材

    1.梅干し

    梅干しは酸っぱいので酸性だと思われがちですが、実はアルカリ性の代表選手のような存在です。血液をアルカリ性にするにはとても簡単に手軽に採れる食材だと思います。

    蛇足ですがお酢もアルカリ性なので、酢の物などを多くメニューに入れてもいいでしょう。

    2.メカブ

    わかめ・昆布類はアルカリ性になります。その中でもメカブは根にあたるような部分なので、アルカリ性の要素を多く含んでいます。

    わかめや昆布を一生懸命大量に食べるよりは、メカブを気軽に食べるほうが血液をアルカリ性に傾けるのにいいかもしれません。

    メカブをおやつとして食べられる加工食品も出ていますので、手軽にメカブを食べることができるのではないでしょうか。

    3.緑茶

    緑茶はポリフェノールが含まれています。ポリフェノールは体の中の臭いと化学反応をおこし消し去ってくれる効果があります。

    また殺菌効果もあるので、余計な雑菌も殺菌してくれます。普段の飲み物として緑茶を取り入れることはワキガ予防に効果が期待できるでしょう。

    衣類からワキガを防ぐ

    化学繊維は臭いを冗長させる

    化学繊維の衣類は手入れも楽で着心地もいいですが、通気性のいいものもあります。ポリエステルなどに多いですが風通しがよくても、臭いを吸着してくれるわけではないので、結果臭いを拡散させてしまうのです。

    形状によってはわきの下にこすれる場合などがあり、アポクリン腺を刺激してしまう可能性もあります。その結果臭いがきつくなってしまうので、素材・形状には注意が必要です。

    天然素材を身に着ける

    天然素材の服には臭いを吸着するという特徴があります。そして通気性があまりないので外に臭いを拡散させることを軽減することができます。

    臭いを吸着し、外に拡散するのを防げるので、臭いが気になる方には天然素材の洋服を選ぶことをおすすめします。

    今すぐできる予防方法

    脇の手入れをする

    前述したようにわき毛のお手入れには抜くのではなく、剃ったほうがいいのですが肌に優しいわき毛の剃り方をご紹介します。

    わき毛を水分でふやかし柔らかくします。あまりふやかしすぎると角質も一緒に剃ってしまうので、1分弱を目安にしましょう。

    肌の滑りを良くして、余計な刺激を与えないためにシェービングクリームやワセリンなどを塗りましょう。

    勢いよく剃ると肌へのダメージになってしまうので、ゆっくり剃ります。剃った後冷水等で冷やすことにより、剃った後のダメージを和らげることができます。

    ワキガ対策商品を使う

    ワキガの臭いの原因は根本的に「汗」より「菌」になります。ですからワキガ対策をするためには、「菌」に対処できる商品を選ぶべきでしょう。

    今は消臭効果のあるTシャツなども出ています。「菌」に対処するスプレーやクリームもありますし、ワキガ対策用のサプリもあるので自分に合ったものを選びましょう。

    スプレーよりクリームがおすすめ

    消臭・殺菌スプレーもありますが、クリームの方をおすすめします。

    クリームの方が密着性もあり、長時間皮膚にとどまります。長時間皮膚にとどまるということは、その分殺菌効果も長続きするので「菌」に対処できるのではないでしょうか。

    選ぶ基準としては保湿力・殺菌力・消臭力の効果が高いものを選びましょう。肌に長時間密着することを考えると、無添加の方がいいでしょう。

     

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    デオドラントでワキガ対策。1日中安心できるおすすめ制汗剤は? 

    クリアネオ クリアネオクリーム

    クリアネオのクリームは天然成分で無添加・無香料なので、子どもから大人まで使えます。天然成分で出来ているので、使いすぎても肌に影響が出ることはなく全身に使うことができます。

    オイルフリー・鉱物油フリーなので肌に長時間塗ってあっても、肌に優しいです。

    ワキガ専用クリームでサッと塗るだけで簡単なので日常的に使いやすいです。アポクリン腺に直接作用して長時間キープできます。

    withCOSME ラポマイン

    ラポマインも無着色・無香料・無鉱物油でアレルギーテスト済なので安心して使えます。

    肌を乾燥させない臭いケアに重点を置き、脇の保湿に徹底的にこだわっています。肌は乾燥すると自分の肌を守ろうと、汗や皮脂の分泌が活発化してしまいます。

    それが原因でワキガが悪化してしまう悪循環に陥ってしまいます。ラポマインはそこに重点を置き、保湿にこだわっています。

    ワキガを予防して爽やかな夏を迎えよう

    これから夏に向けてだんだん薄着になってきます。そうすると気になるのが臭い。無理なく続けられる予防ケアをして、さわやかな夏を満喫しましょう。

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