ビタミン摂取で日焼け対策。体の内側から予防してきれいになろう

2017.09.02

ビタミン摂取で日焼け対策。体の内側から予防してきれいになろう

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

「日焼け止めを塗ってはいるけど、日焼けをしてしまう…」「シミやそばかすが気になる…」と肌の悩みを持っている人は意外と多いです。実は、日焼け止めを塗るだけでは塗り残しが多く発生してしまいます。ビタミンを摂取して、体内から日焼け対策を行いましょう。

INDEX

目次

    日焼けの影響

    皮膚が赤くヒリヒリする

    日焼けをすると皮膚が赤くなってひりひりしますよね。これは、紫外線B波の「サンバーン」が原因です。この紫外線B波はとてもエネルギーが強く肌の細胞を壊して炎症を引き起こします。つまり、この時、肌はやけどと同じような状態になっているのです。日焼けをしてひりひりするときは、すぐに患部を冷やしてください。温めるのは論外です。また、入浴時もできるだけ刺激を与えないようにしてください。

     

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    日焼けによるヒリヒリから肌を守ろう。もう夏の外出も怖くない 

    シミやそばかすの原因になる

    紫外線A波「サンタン」は肌の奥深いところまで届き、蓄積されていきます。紫外線B波の「サンバーン」に比べると痛みは少ないのですが、放っておいてはいけません。長年蓄積された紫外線は年をとるとシミやそばかすとして現れます。外出する際は、必ず日焼け止めを塗って日焼け予防をしてください。また、メラニン色素の定着を防ぐビタミンCを摂取するのもおすすめです。

    ビタミンDの生成に関わっている

    日焼けと聞くと悪いイメージを思い浮かべますが、「ビタミンDの生成」というとてもよい効果もあります。ビタミンDは骨の調子を整えたり、免疫力を上げたりする大変重要なビタミンです。ビタミンD3は動物、ビタミンD2は植物由来です。

    紫外線はこのビタミンD3を体内で生成する手助けをしてくれます。日焼けのしすぎはよくありませんが、不足しがちなビタミンDを補うために適度に太陽光にあたるようにしましょう。

    日光浴でビタミンDを生成

    ビタミンDは主に骨にかかわりを持つ

    ビタミンDは血液中のカルシウム濃度を高める作用があります。つまり、ビタミンDは骨の生成に大きく関わる重要なビタミンなのです。ビタミンDはコレステロールにより体内で作ることはできますが、消化管から摂取するビタミンDの量が減少するとすぐにビタミンD欠乏症になってしまいます。適度に太陽の光を浴びることは、健康にもつながるのです。

    美肌にも大事な栄養素

    ビタミンDは、美肌にも大事な栄養素の一つです。日焼けで美肌なんてなんだか意外ですよね。実は、ビタミンDには肌の殺菌作用があります。そのため、アレルギーやアトピーを持っている方に向いているビタミンなのです。そのほかにも、肌のターンオーバーを正常化する作用やバリア機能もあるので、アイジング効果も期待できます。

     

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    肌によいビタミンとは?正しい摂り方を知って高い効果を得よう 

    生成に必要な日光浴の時間

    いくら、日光によって生成されるビタミンDがお肌にいいからといって長時間日光を浴びて入ればシミやそばかすの原因となります。ビタミンDの生成に必要な日光浴の時間は15分から30分とされています。朝に太陽光を浴びることで体内時計の調節を行うことができるので、朝余裕を持って起きて、日光を浴びるのもいいかもしれません。

    日焼け止めで生成が抑制される

    日焼け止めは、紫外線が皮膚に届かないように皮膚の上に薄く広がっています。この状態では紫外線は肌にほとんど届かず、日焼けもしません。しかし、紫外線が吸収されないことでビタミンDの生成が抑制され、ビタミンD欠乏症を引き起こしてしまいます。日光は毎日適度に浴びるようにしてください。

    日焼けに効くビタミン類

    シミの原因を抑えるビタミンC

    シミの原因は、紫外線から肌を守る役割を持つメラニンが過剰に分泌されることです。普通、余ったメラニンは肌のターンオーバーと同時にリセットされます。しかし、細胞の生まれ変わりであるターンオーバーが正常に行われていないとシミの原因となってしまいます。

    ビタミンCには、メラニン色素の定着を抑える作用があります。そのほかにも、血管や骨の生成に必要なコラーゲンの生成を助ける作用も持っています。ビタミンCは野菜や果物に多く含まれているので、シミに悩んでいる人は意識してビタミンCを摂取するようにしてください。

    抗酸化作用をもつビタミンE

    ビタミンEは、細胞膜や血中脂質が活性酸素によって酸化されるのを防ぐ抗酸化作用を持っています。活性酸素によって細胞や脂質が酸化すると老化や生活習慣病などの原因となってしまいます。がんや動脈硬化の予防にもつながるので、生活習慣が乱れている人はぜひビタミンEを普段から摂取するようにしてください。ビタミンEは植物油、ナッツ油、ほうれんそう、かぼちゃなどに多く含まれています。

    ビタミンEと摂ると効果が上がるビタミンA

    ビタミンAは目に関係のあるビタミンです。人がものを見たときにその情報を脳に伝える物質は、ビタミンAから生成されています。また、植物性のビタミンAにはβカロテンが含まれており、このβカロテンは高い抗酸化作用を持っています。そのため、同じく抗酸化作用を持つビタミンEと一緒に摂取すると高い効果を得ることができます。

    新陳代謝を上げるビタミンB

    ビタミンBは代謝ビタミンと呼ばれ、新陳代謝を上げるはたらきがあります。新陳代謝とは、細胞の生まれ変わりのことです。古い細胞から新しい細胞に生まれ変わるので、シミやそばかすなどの肌のトラブルを解決してくれます。また、常に新しい肌でいることで潤いとハリのある美しい肌になります。

    まさに、ビタミンBは美容には欠かせない栄養分です。ビタミンBはお肉やマグロなどの魚類に多く含まれています。

    骨を丈夫にするビタミンD

    ビタミンDは骨を丈夫にする成分があります。骨を丈夫にする以外にも、免疫を向上する効果があります。ビタミンDが不足すると、体内のカルシウムの動きが乱れて、骨粗鬆症などの骨の病気を起こしやすくなります。

    美肌を手に入れるためには、まずは健康が第一です。ビタミンDは、紫外線によって生成されます。そのため、日焼け防止をしている人はビタミンDが不足している場合が多いです。ビタミンDはサケやウナギなどに多く含まれています。ぜひ、積極的に摂取してください。

    ビタミンCの力を安定化する誘導体

    ビタミンCは、体に大変よい成分ですが、もろくてすぐに体外に排出されています。そんなビタミンCの力を損なわないように人工的に改良したものが「ビタミンC誘導体」です。ビタミンCは壊れやすいために、皮膚に塗ることができませんでしたが、このビタミンC誘導体だと壊れずに肌に浸透していきます。また、ビタミンC誘導体は皮膚に浸透したあと、ビタミンCに変化する特徴を持っています。

    食べ物で日焼け対策をする

    外出前に「いちご」を食べる

    紫外線を長時間浴びる場合、日焼けが気になりますよね。日焼け止めを塗ったり、日傘をさしたりするのもいいですが、実は食べ物でも日焼け対策を行うことができるのです。それは、ビタミンCを多く含む食べ物を食べることで、日焼けの原因であるメラニン色素の定着を防止することができます。

    ビタミンCが多い食べ物といえばレモンを思い浮かべる人が多いと思いますが、実はレモンより「いちご」の方がビタミンCを多く含んでいます。外出前にいちごを食べることで、日焼けを防止することができます。

    いちごを食べるときに気を付けたいこと

    いちごを食べるときは、必ず生で食べてください。ビタミンCは熱に弱いため、加熱処理を行ってしまうと意味がありません。また、ヘタを取ってから洗うとビタミンCが流れてしまうので、ヘタはつけたまま洗って食べる前に取るようにしてください。

    ただし、ヘタをとらずに洗うと汚れが落ちていない可能性があるので丁寧に洗ってくださいね。あと、ビタミンCは食前よりも食後の方が吸収率がいいので、朝食でいちごを食べて外出すると大変効果があります。

    日焼けしてしまったらアセロラジュース

    アセロラには肌の細胞の生まれ変わりを促進する効果があるビタミンCが豊富に含まれています。日焼けした人がアセロラジュースを飲んだ場合、同じように日焼けをしてアセロラジュースを飲んでいない人と比べて肌質や肌の色が向上したという実験データもあります。

    しかし、ビタミンCはすぐ体から排出されてしまうので、こまめに摂取してくださいね。また、アセロラにはビタミンCより高い抗酸化作用を持つアントシアニンが多く含まれています。

    「日焼けしてしまった…!」という人はアセロラジュースを毎日飲んでみてください。きっと効果を実感できるはずです。

    ビタミンEも日焼け後に効果的

    新陳代謝を高める効果があるビタミンEは日焼け後にも効果的です。抗酸化作用によって肌の生まれ変わりを促進し、日焼けした肌から新しい肌へ生まれ変わるターンオーバーを行ってくれます。

    また、ビタミンEは継続的に摂取することで皮脂腺に蓄積し効果を発揮するので、毎日意識的に摂るようにしましょう。ビタミンEは大豆やゴマなどに多く含まれています。

    ビタミンCは亜鉛と摂ると効果的

    単体でも十分に効果があるビタミンCですが、亜鉛と取るとより効果が出ます。亜鉛は単体であれば半分以上が体外に排出されてしまいますが、ビタミンCと一緒に摂取することでその吸収率が上がります。体内でビタミンCと亜鉛がくっついて吸収されやすくなる作用をキレート作用といいます。亜鉛を取る際はビタミンCも一緒に摂取するように意識してみてください。

    トマトとツナのサラダで効率的に摂取

    トマトにはビタミンA、C、E、ツナにはビタミンEが豊富に含まれています。また、ビタミンEは油と一緒に摂取すると吸収率が高まるので、ツナと一緒に食べることでより効果が期待できます。トマトは日焼けしやすい夏が旬なので、「夏はいつも日焼けしてしまう」という人は朝にトマトとツナのサラダを食べてみるのもいいかもしれません。

    日焼け後はソラレンに気を付ける

    ソラレンは紫外線を吸収する

    ソラレンという言葉を聞いたことあるでしょうか?ソラレンとは、紫外線を吸収する光毒性物質です。光毒性とは、紫外線に過敏に反応し、肌にダメージを与える性質のことです。ソラレンは紫外線を吸収するので、シミやそばかすの原因となります。

    きちんと日焼け対策をしているのに日焼けをしてしまうという人は、知らず知らずのうちにソラレンを摂取している可能性があります。

    柑橘系に多く含まれる

    ソラレンは柑橘系に多く含まれます。美白には必須のビタミンCを多く含む柑橘系にもソラレンは含まれています。美白にいいはずの柑橘系が同時に光毒性をもつソラレンを多く含んでいるのは意外ですよね。

    食べる時間に気を付ける

    ソラレンは食べる時間に気を付けると特に問題はありません。ソラレンは食べてから約二時間ほどで血流にのって全身に行き渡ります。そのため、外出前にレモンなどの柑橘系やきゅうりなどの野菜は食べないようにしましょう。

    日焼け後に効くサプリメント

    ヘリオケア ピュアホワイト ラディアンス マックス240

    この「ピュアホワイト ラディアンス」には、美白効果として注目されているL-シスチンが含まれています。L-シスチンはメラニンの元となる酵素チロシナーゼの活性化を抑制する効果があります。また、ターンオーバーを促す作用もあるので、日焼けしてしまっても元の白い肌を取り戻す効果があります。

    飲む日焼け止めnoUVCareWhite

    塗るタイプの日焼け止めと併用することで、日焼け止めの塗り残しをカバーし、より効果があります。紫外線を浴びる三十分前から二時間ごとに一粒飲むことで、日焼け防止効果があります。

    主要成分である「PLエキス(ポリポディウム リュウコトモス)」は、強烈な紫外線が降り注ぐ熱帯地域の野生植物で治療のため何世紀にも渡り使用されているシダ植物です。その他 ビタミンC、ビタミンE、ビタミンDなどの美容成分・全8種を配合しています。

    セルピュア 飲む日焼け止め The White

    外出の三十分前に飲むだけで約二時間から三時間日焼け防止の効果が持続します。ポリポディウムリュウコトモスという有効成分が紫外線から肌を守ってくれます。また、マリーゴールド抽出成分の「ルテイン」を配合しており、紫外線やブルーライトなど目から入る刺激からも守ってくれます。飲むタイプなので頭皮や唇からも紫外線から守ることができます。

    fine base インナーパラソル16200

    インナーパラソル16200は飲みやすいこ粒と体内から日焼けを防止してくれます。「外からの対策では不安…」「忙しくて日焼け止めを塗りなおす時間がない…」という人におすすめです。また、他の日焼け止めサプリと比べて多くの美容成分が配合されており、日焼け防止と一緒に肌の美しさを手に入れたい人もぜひ使ってみてください。

    資生堂ビューティーフーズ ピュアホワイト <ドリンク>

    資生堂が厳選した東洋の美容成分枸杞(クコ)エキスを配合した日焼け止めサプリです。美容成分が持つ力と体本来が持つ力をサポートするWの力でいつまでも美しい肌をサポートします。また、低カロリーなのでダイエットをしている人でも気軽に飲むことができます。

    オルト やかないサプリ

    紫外線から肌を守るセラミドやメラニンの生成を抑える美白成分フィトールを主成分とし、ビタミンC・カロテン等の五つのサポート成分を配合しています。日差しから肌を守りたい人は、ぜひ試してみてください。一日一粒、毎日飲み続けることで効果があります。

    BotanicalWhiteサプリメント 飲む日焼け止め

    ボタニカル成分と地中海生まれのレッドオレンジコンプレックスをベースに、天然植物由来の美容成分をバランスよく配合した飲む日焼け止めです。この商品に含まれている「シダ植物エキス」は天然のシダ植物から抽出したエキスで、超敏感肌のトラブルなどへ使用されており、化学薬品不使用で、ヨーロッパ紫外線による肌トラブルのケアが期待されています。

    アウトドアやスポーツなど外出時の日差しが気になる方におすすめです。

    サプリメントの服用には気をつける

    ビタミンCの基本的な摂取量

    ビタミンCの一日の最低摂取量は100mgとされています。しかし、あくまでこの数字は一日に必要なビタミンCの最低基準なので、美容目的や健康目的で摂取する場合は2000mgが必要となってきます。しかし、ビタミンCは体に蓄積することができないため、サプリメントで一気に摂取しても意味がありません。食事で主にビタミンCを意識的に摂り、足りない分はサプリメントで補うというようにしましょう。

    ビタミンCの摂りすぎは危険

    体にいいビタミンCですが、摂りすぎると悪影響を及ぼしてしまいます。例えば、一度に1000mgを超えるビタミンCを摂取すると副作用で下痢や吐き気の症状が出ます。そのほかにも、鉄分を蓄積してしまう人や、シュウ酸塩が高い人は要注意です。

    ビタミンCは一度に多く摂取しても、大半が体外に排出されてしまうので少量を継続的に摂取することをおすすめします。

    用法用量を守る

    何事も、用法容量を守ることが大切です。サプリメントも同様、摂りすぎると体に悪影響を及ぼします。用法容量をきちんと読んで、適切な量を摂取してください。また、用法容量を守っていても体に不調が出る場合は、サプリメントの量を減らすか服用をやめてください。

    健康食品であることを忘れない

    日焼け止めサプリメントはあくまで「健康食品」です。また、肌細胞の生まれ変わりであるターンオーバーを促進する効果はあっても、美白効果はありません。白くて美しい肌を手に入れたい人は、別の方法を試してみてください。

    ビタミンなどの栄養素で日焼け対策をして美肌を保つ

    日焼けは、シミやそばかすの原因となる美肌の大敵です。また美容だけでなく、皮膚がんの原因となるなど、健康面でも紫外線の浴びすぎは悪影響があります。しかし、日焼け防止を行っても日焼け止めだけだとどうしても塗り残しがでてきてしまいます。また、忙しい朝や仕事が忙しい時は日焼け止めを塗る時間がありませんよね。そのため、野菜や魚、肉をきちんと摂取してビタミンなどの栄養素で体内から日焼け予防を行ってください。

    しかし、日焼け防止しすぎると必要な栄養素が生成されないなど、逆に体に悪影響を及ぼします。何事もやりすぎは禁物です。自分の体と相談しながら、ビタミンを摂取して日焼け対策を行ってください。

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