目次
エイジングのサイン
毛穴が広がった
「昔に比べて毛穴が目立つようになったかも…でも、きっと疲れてるだけよね」と見て見ぬふりをしてはいけません、毛穴の広がりは肌の老化サインです。顔は他の部分と比べて皮脂腺が発達し、数も多いため目立ちやすいのです。皮脂が過剰に分泌されると毛穴が開いているように見えてしまいます。この開き毛穴はオイリー肌や赤ら顔の人になりやすい傾向があります。
目元口元に小じわができた
人はつねに重力にさらされています。年を重ねるにつれて口角が下がり、頬がたるむのも仕方がありません。若いころに比べて、目元や口元に小じわができていませんか?
特に目の周りの皮膚は0.02mmととても薄いため乾燥に弱いのです。他の表皮は0.1~0.3mmなので、目の周辺が特段薄いことがお分かりいただけると思います。また、肌を保護し潤いを保つ皮脂も少ないため、天然の保湿クリームと呼ばれる皮脂膜が作られず、少しの刺激でも小じわができてしまうのです。
いつものファンデが浮く
「いつも使ってるファンデーションが浮いてきた…」それはお肌からの緊急サインです。ファンデーションは肌に付着させることで肌の色合いを整えるものです。皮脂が余分に分泌されて肌の上に広がってしまうと、せっかくファンデーションをつけても肌に付着せず浮いてしまい、メイク崩れに繋がります。健康な肌でも皮脂は分泌されるので仕方ない部分もありますが、正常な範囲内であれば特に目立つことはありません。
スキンケア後数時間で乾燥する
「しっかり洗顔をしてスキンケアをして保湿ばっちりなはずなのに、数時間経つと乾燥してしまう…。乾燥肌だから仕方ないかな」という人も要注意です。本来お肌には水分を蓄える機能を持っています。乾燥肌はこの水分保持機能が低下している状態にあります。
主な原因は角質の肥大化です。角質が肥大化すると、化粧水が肌に浸透せず乾燥してしまいます。角質が肥大する原因はストレスや睡眠不足が原因です。一度、生活習慣を見直してみましょう。
シミくすみが増えた
シミやくすみの一番の原因は紫外線です。紫外線が皮膚に当たると、細胞の核を破壊します。皮膚はそれを防ぐためにメラニン色素という物質を分泌して肌を黒くし、紫外線が肌の奥まで届かないようにします。
しかし、このメラニンが過剰に分泌されてしまうと皮膚内に残り、シミやくすみの原因となります。普通は皮膚内に残ったメラニンは肌が生まれ変わるときに排出されるのですが、肌の生まれ変わりの周期が乱れていると長く肌に残ってしまいます。
エイジングケアで大切なこと
紫外線対策
紫外線対策は美肌のためには必要不可欠です。オフィス勤務であっても日常生活を送る中で紫外線から逃れることはできません。紫外線の影響はすぐに出ないので、忙しい朝などはUVケアをすっ飛ばしてしまうという方も多いのではないでしょうか。
しかし、長年の紫外線の蓄積は年を取ってからいきなりやってきます。また、紫外線はお肌だけでなく健康に害を及ぼします。若いうちに大量の紫外線を浴びれば浴びるほど皮膚ガンの発症率が高くなる傾向があります。毎日きちんと紫外線の対策を行ってくださいね。
▼さらに詳しい解説はこちら
日焼け止めが冬でも必要な理由とは?紫外線対策している方は必見。
毎日の洗顔
洗顔はほとんどの人が毎日行っていると思います。しかし、正しい方法で行っている人は案外少ないのではないでしょうか。肌は刺激に敏感なので、洗顔石鹸は低刺激のものを選びましょう。
また、汚れを落とそうとごしごしこすって洗顔をしている方がたまにいらっしゃいますが、これはNGです。しっかり泡立てて泡で洗うようにして極力肌に刺激を与えないようにしてください。この時、泡がクッションの役割を担ってくれるので、もっちりとした上質な泡を作るように心がけてくださいね。
肌にあったケア用品を選ぶ
乾燥肌、混合肌、オイリー肌、普通肌と肌にもたくさんの種類があります。また、同じ乾燥肌でも一人ひとり肌の状態は違います。まずは、自分にあったケア用品を選ぶことが大切です。商品によっては「乾燥肌用」や「普通肌用」と分けているものもあります。
良質な睡眠や食生活
健康な肌を手に入れるには、まずは生活習慣を正す必要があります。お金をかけて高いスキンケア用品を購入しても、生活習慣が乱れていては意味がありません。特に、睡眠はしっかりとってください。肌が新しい細胞へと生まれ変わるターンオーバーは寝ている間に行われます。
良質な睡眠をとることは、健康な肌を手にいれることに直結します。22時から2時はゴールデンタイムと呼ばれ、ターンオーバーが活発に行われる時間なので夜更かしは禁物です。
ストレスを溜めない
ストレス社会と呼ばれる現代社会、ストレスから逃れることはほぼ不可能です。しかし、ストレスは肌あれの原因となってしまいます。
ポイントは「ストレスを感じても、ストレスを溜めこまない」ことです。カラオケに行って大きな声で歌ったり、友達に愚痴ったり、甘いものを食べたりしてストレスを発散しましょう。ストレスとうまく付き合うことが美肌には重要です。
たるみや小じわのマッサージ
年とともに出てくるたるみや小じわはマッサージで軽減することができます。たるみができるのは、老廃物や脂肪が溜まっているからです。顔のリンパ液や血液の流れが悪くなると老廃物や脂肪の流れが悪くなります。
マッサージによって顔の血行やリンパの流れをよくすることで、たるみや小じわに高い効果が期待できます。しかし、マッサージなので毎日続けなければ意味がありません。お風呂上がりにスキンケアとともにマッサージを行う習慣をつけてみてください。毎日続けていればきっと効果が実感できるはずです。
週二回の保湿パック
乾燥は肌の大敵です。保湿パックは化粧水がたっぷり入っていて普通に化粧水を肌に塗るよりも高い保湿力を持っています。しかし、毎日使うと肌に余分な栄養を与えてしまい逆効果になってしまうので、使い過ぎには要注意です。
週一回から二回の頻度で使うのがベストです。また、シートは薄いものよりも厚い方が化粧水が多く染み込んでいて、なおかつやぶれにくいので、商品を選ぶときは参考にしてみてくださいね。
たばこやアルコールは控える
たばこやアルコールは肌に悪影響を及ぼします。たばこを吸うと美肌成分のビタミンCが破壊されてしまいます。また、ニコチンは血管を収縮させるので肌のくすみの原因となります。アルコールが体内に入ると肌のターンオーバーに必要なビタミンBを大量に消費します。ビタミンBが不足すると脂質の代謝が悪くなり、肌がギトギトする原因となります。せっかくスキンケアを行っても、これでは意味がありません。
オイル美容液を使う時の注意点
乾燥肌の人は使わない
オイル美容液は保湿効果があります。これだけ聞くと、乾燥肌の人はとても気になるのではないでしょうか。しかし、オイル美容液は乾燥肌の人には逆効果になっていしまいます。
オイル美容液で使用されるオイルは肌が作り出す油膜よりも水分をはじく力が大きく、それによって角質層の乾燥を防いでいます。しかし、逆を言えば「オイルの上から水分を補うことができない」のです。乾燥肌の人は、水分保持能力が低いためオイル美容液を使用した場合逆に肌の水分不足を悪化させてしまいます。乾燥は水分で補いましょう。
食用オイルを使う際は注意が必要
食用オイルは「食用」とついていますが、美容に使っても何も問題はありません。しかし、食用オイルと美容オイルは製造方法が全然違います。食用オイルは100%天然由来でないものも含まれています。
特に安い食用オイルは防腐酸化剤や添加物が含まれている場合があるので注意が必要です。このようなオイルを使用すると湿疹やかゆみという症状が出る危険性が非常に高いです。食用オイルを日々のスキンケアとして使用するのはやめた方がいいでしょう。
ほうれい線対策
ほうれい線に効くマッサージ
1.頬を膨らませるて10秒キープする
はじめに、頬をへこませてしばらく止め、元に戻します。これを何回か繰り返します。次に頬を膨らませて10秒ほどキープし、元に戻します。これも何回か繰り返します。こうすることで、ほうれい線の原因である表情筋の筋力低下を防ぐことができるのです。頬を動かすときは表情筋を意識して動かしてください。
2.内側から舌でほうれい線をなぞる
ほうれい線は、頬内側の筋肉の溝のことです。よって、この部分を伸ばすことでほうれい線を薄くすることが出来ます。内側から舌でほうれい線をなぞってください。これを左右交互に行ってください。たったこれだけで、ほうれい線を薄くすることができます。また、舌の運動にもなるので、頬やあごのたるみも同時に解消することができます。
3.舌と指の腹でほうれい線をなぞる
舌と指の腹で同時にほうれい線をなぞることで、舌だけでなぞるよりも効果が期待できます。これも同じく交互左右に行ってください。力を入れて強めに行っても問題ありません。
ほうれい線に効くツボを押す
ほうれい線はあるだけで一気に顔が老けて見えてしまいます。実は、そんなほうれい線に効果があるツボがあるのです。こりょうと言って鼻の両脇に小鼻の外側と黒目からまっすぐおろした線が交わるところにあります。ツボを押すときはゆっくりやさしく押してください。爪は立ててはいけません。朝のスキンケア前にやると化粧のりがよくなるのでおすすめです。
目を温めて目のコリを取る
実は、目の疲れはほうれい線に影響するのです。目の疲労が口周りに影響するなんて意外ですよね。顔の筋肉は複雑な構造をしていて、それぞれが連動しています。目が凝ると唇の周辺の表情筋も凝り固まってしまい、これがほうれい線の原因となります。目を温めて血流をよくし、目の疲れを取ってください。きっと、ほうれい線だけでなく表情も柔らかくなるはずです。
エイチングケアおすすめ化粧水
リバイバルセラムローション
べたつかず、しっとりとしたと使用感の角質ケアローションです。肌になじむ濃密保湿で角質層のすみずみまで保湿を行い、ハリと弾力があるもっちりとした弾力のある肌へと導いてくれます。
ザ エッセンスセラム
たった一つで透明感・ハリ・弾力・キメ・毛穴・ブースター機能の六役を担う優れものです。医療レベルの浸透技術を採用しており、また高濃度ビタミンCや高濃度プロテオグリカン、高純度レスベラトロールなどコラーゲンやヒアルロン酸が多く含まれているので、その効果は大いに期待できます。また、独自のターゲティングカプセルを原液にした高純度の美容液なので、保湿成分が角質層の奥深くまで浸透します。
タイムマネージメントエッセンス
フィト・バイオ・オーガニックの融合による高機能化粧液です。「疲労と老化の関係」に着目しており、複合的な保湿効果、エイジング効果に加えて紫外線や外部の刺激から肌を守るプロテクション機能や肌の修復をサポートする修復機能も兼ね備えています。独自の技術でみずみずしい透明感とラグジュアリーな肌間食を実現しています。アルコールフリーなので敏感肌の人にもおすすめの化粧液です。
B.Aローション
ポーラ生命科学研究の最先端の成果であるポーラ最高峰ブランドB.Aの美容ローションです。肌が新しく生まれるメカニズムに着目し、新次元の「バイオアクティブ理論」を確立しました。このバイオアクティブ理論によって、ローションが肌によくなじみ、ふっくらと立体的な艶のある肌へと導いてくれます。肌への浸透感を高めるモイストボリューム浸透処方を配合しているため角質層までしっかり浸透します。乾燥肌の人にもおすすめの美容ローションです。
アクティブサージ プラチナイズドローション
オバジの最高峰のエイジングベースケアラインです。「ホワイトプラチナ×コラーゲンXP」の最新処方で、透明感あふれるつやつやなハリ肌へと導いてくれます。肌なじみがよく、スーッと肌に浸透し潤いを保ってくれます。化粧水や乳液でもしっかりエイジングケアを行いたいというユーザーの希望にこたえたローションです。敏感肌の人でも安心して使うことができる商品です。
プチプラおすすめエイジング用化粧品
無印 エイチングケア化粧水
岩手県釜石の天然水を利用したスキンケアシリーズの一つです。ざくろ、木苺、ローズなど10種の天然美肌成分と、ヒアルロン酸、コラーゲンなど5種の機能成分が配合されており、肌をしっとりなめらかに保ちます。化粧水なのに美容液のようにとろりとした使用感が特徴です。無着色、無香料でアルコールフリーなので肌が弱い方でも安心して使用することができます。
美白保湿液
これ一つだけで化粧水、美容液、乳液の三つの機能を兼ね備えています。また、百種類の成分で美白やエイジングケアも行える優れもの。有効成分として、プラセンタ・GKIIを配合し、透明感のあるしっとりハリ肌へ導きます。無着色・無香料と肌に優しいスキンケア商品です。
ファンケル アクティブコンディションニングEX化粧液
角層を美しく育むアクティブセラミドと、肌に浸透しやすい独自のコラーゲンを配合したまろやかさが特徴の化粧水です。必要な美容成分を角層のすみずみまでめぐらせ、活力に満ちたうるおいあふれるふっくらハリ肌に導きます。防腐剤・香料・合成色素・石油系界面活性剤・紫外線吸収剤を一切使っておらず、肌にも優しいつくりになっています。
eウォーター
マッサージ効果や保湿効果だけでなく、エイジング効果や匂いケアなど嬉しい機能を兼ね備えています。全身のマッサージから顔のスキンケアまで幅広く使用することができます。高い保湿力で、乾燥から肌を守り潤いをキープします。
モイスチュア リッチ エッセンスローション
従来の加水分解酵母エキス(パン酵母)に加水分解酵母(ビール酵母)を追加しました。酵母エキスの保湿成分によって、くすみを防ぎ肌を引き締め、ハリのある素肌へと導いてくれます。保湿成分の真珠エキス・コメエキス・コメヌカエキスなどのコラーゲンやヒアルロン酸を配合した化粧水です。肌なじみがよく、ふっくら明るい肌へと導きます。
専門機関でのアンチエイジング方法
エンジングケア専門マッサージをする
エイジングケア専門のサロンが近年多く存在しています。普通のマッサージは凝りを解消したり血行を良くするために行うものですが、エイジングケア専門のマッサージは自律神経を整えたり、女性ホルモンの活性化を促したりとエイジングケアを行いたい女性にとってはピッタリのサロンです。
専門の施術師が行ってくれるので、自分でツボを押したりマッサージをしたりするよりも効果が期待できます。一回の施術でも効果を実感することができるのが特徴です。もちろんそれなりの値段がするので、頑張っている自分へのご褒美として年に何回か通うのもいいかもしれませんね。
ホルモン補充治療によって内側から改善
ホルモン補充治療とは、主に更年期障害など女性ホルモンの不足に悩んでいる女性向けに行われている治療方法です。閉経前後、女性ホルモンが体内で不足して起こるほてり、抑うつ、睡眠障害など更年期におこる症状を根本的に解決することができます。もともと女性の体内にあるホルモンを使っているので安全性と有効性が長期のデータにより示されています。
日本ではまだまだ浸透していませんが、欧米や北欧を中心に行われています。飲み薬、貼り薬(貼付剤)、塗り薬(ジェル)が医師の処方する薬として、健康保険が適用されているので、更年期障害に悩んでいる方は一度病院へ行ってみてください。きっと楽になるはずです。
フラクセルレーザーをして肌のタンオーバー機能を戻す
フラクセルレーザーという言葉を聞いたことはあるでしょうか?フラクセルレーザーは「クレーター状のニキビ跡」や「赤み・色素沈着のあるニキビ跡」など個人では直すことが難しいニキビ跡に大変効果があるレーザー治療です。塗り薬やケミカルピーリングではこれらのニキビ跡は治すことができず、諦めていた人も多いのではないでしょうか。
フラクセルレーザーではクレーター状のニキビ跡の治療だけでなく、毛穴の開き、肌のごわつきなども改善することができます。
また、従来の施術と比べて一回での施術効果が非常に高いという特徴があります。小じわやくすみなどにも効果があるので「長年ニキビ跡に悩んでいる」「クレーター状のニキビ跡は治すことができないと諦めていた」という人はぜひフラクセルレーザー治療を検討してみてください。
若いうちからエイジングケアをする
「まだまだ若いから肌の手入れは大丈夫」とたかをくくっていはいけません。若いうちに積み重ねた負荷は年を取ると一気にやってくるため、油断していると必ず痛い目を見ます。若いうちからエイジングケアをしっかり行うことで、いつまでたっても美しくハリのある素肌を保つことが出来ます。未来の自分が困らないように若いうちから肌のことを考えてあげてくださいね。