目次
素足ケアには角質パック
削らずに角質除去できる
気になる足の角質除去には、削らずにケアできる角質パックが効果的です。軽石ややすりなどで削るケアとは異なり、肌を傷つける心配もありません。一度でしっかり角質を取り除くので、1回のケアでしばらく効果が持続します。
また、削るとなると、手間も時間もかかり、面倒に感じてしまうこともありますが、角質パックでは、専用の液に一定の時間足を浸しておくだけ。手軽につるつるかかとを目指すことができます。
ガサガサのかかとに効果がある
角質パックは、ガサガサと荒れた状態のかかとを整えるのに効果的です。乾燥肌により、かかとが粉をふいていると、保湿だけでは改善するのが難しくなってしまいます。
角質パックは、乾燥して荒れてしまったかかとの角質も、しっかり取り除いてくれるので、肌を整えやすくします。ガサガサした角質を取り除き、柔らかいかかとへと導いてくれる効果的なアイテムです。
硬くなった角質を柔らかくする
足の裏は、地面に直接ついて全身を支えているため、さまざまな刺激を受けやすい部分であり、角質が厚く、硬くなりやすい部分です。角質が硬くなってしまうと、ひび割れたり、ガサガサしたりと、肌表面が荒れてしまいます。
角質を取り除く、ピーリング効果の高い角質パックは、硬くなった角質を柔らかくして取り除くので、保湿だけでは改善しにくいかかとを、すっきり整える効果が期待できます。
足の臭いの対策になる
厚く、硬くなった角質は、気になる足の臭いを引き起こす原因となります。古い角質は、足についた雑菌のえさとなってしまい、雑菌がえさを分解するときに、臭いを出すのです。
角質をていねいにケアすることで、臭いの原因を元から取り除くことができます。角質が気になるかかとだけでなく、指の付け根や足の側面など、角質がたまっている部分は意外と多いもの。
足の臭いが気になるときには、角質ケアを取り入れてみましょう。足の裏や指の周りなどの角質を取り除き、気になる足の臭いを防ぐ効果が期待できます。
▼さらに詳しい解説はこちら
足の臭いの徹底ケア方法とは?いつでも靴を脱げる清潔な足を目指す

角質パックの使い方
お風呂上りや足湯の後に使う
角質パックは、入浴後に取り入れると効果的です。お湯や蒸気で血流を促し、硬くなった角質を柔らかくするので、薬剤の浸透をよくし、角質を剥がしやすくすることができます。
顔やボディなどのスキンケアと一緒に行うと、タイミングもよく、取り入れやすくなります。お風呂に浸かる時間が確保できない人は、足湯もおすすめです。大きめのバケツやフットバスなどに熱めのお湯をはり、15分ほど足をつけるだけ。
足首までしっかり浸かるようにしましょう。椅子に座りながらできるので、生活の合間に取り入れやすい方法です。
薬剤に浸す
まず、薬剤に足を浸していきます。薬剤の入った袋状の入れ物に、足を入れて薬剤に浸しましょう。そのまま足を浸した状態で、指定の時間放置するだけで、角質に薬剤を浸透させ、パックすることができます。
簡単なので、肌のスキンケアを行ったり、テレビや本を見たりしながら行うことができます。既定の時間浸すことができたら、パックを外し、足についた薬剤をしっかりと洗い流しましょう。薬剤によって滑ることがあるので注意が必要です。
パック後は数日間皮がむける
パックを行ったあと、翌日以降から徐々に皮がむけ始めます。はがれ方には個人差がありますが、角質が白くなり、ポロポロとはがれる状態が数日間続き、見た目も大きく変化していきます。
はがれた角質が周囲に散らばったり、人目が気になったりするため、角質がはがれきるまでの間は、靴下を履いた方が安心でしょう。素足にならなければならない予定があるときには注意が必要です。
パックをした当日だけでなく、パックをしたあと2~3週間は、パックによる効果が継続するので、計画的に行いましょう。
ケア後の保湿が重要
角質パックをしたあとは、今まであった角質がはがれるため、肌がデリケートな状態になります。角質ケアをしたあとには、しっかり保湿を行いましょう。ただし、保湿を行うタイミングには注意が必要です。
角質パックにより角質がはがれている最中に保湿を行うと、角質にうるおいを与えてしまい、はがれにくくなることがあります。角質が十分にはがれてからの保湿をおすすめします。角質がはがれて柔らかくなった足にうるおいを与え、乾燥による角質が硬くなるのを防ぐことができます。
角質パックの頻度
削る角質とは異なり、角質パックは、1回のケアで溜まった角質を一気にはがしてしまいます。そのため、頻度が多いと、肌の負担となったり、十分な効果を実感できなかったりすることがあります。
角質パックは、最低1か月は間隔をあけて行いましょう。また、角質パックが完了するまでには2~3週間かかるため、夏など、素足になることの多い季節には頻繁には行いにくいもの。
暑くなる前や、夏の終わりなど、ワンシーズンごとに取り入れるのがおすすめです。

角質パックで角質が剥がれる仕組み
酸で角質を溶かす
角質パックは、薬剤に含まれる酸によって角質をケアするもの。角質の結びつきをゆるめ、はがしやすい状態にします。角質パックに使われる酸は、フルーツ酸や乳酸など、ピーリングにも使用される成分です。
顔のピーリングにも使用できる酸の力で、肌への負担を抑えながら、気になる角質をしっかり取り除くことができます。
表皮に作用
肌は、外側から順番に、表皮、真皮、そして皮下脂肪という層になっています。肌は、一定期間で古い細胞と新しい細胞が生まれ変わり、これをターンオーバーといいます。ターンオーバーは、表皮だけに起きる現象です。
角質パックでは、表皮の表面の角質に浸透させて、角質をはがれやすくすることができるので、肌のターンオーバーを促す効果があります。
日常生活の刺激で角質が剥がれる
パックにより柔らかく、はがれやすくなった角質は、日常生活の刺激によって少しずつはがれていきます。薬剤に浸したあとは放置するだけでよく、またパックのあともターンオーバーを促しながら、自然にはがれていくので、手間がかかりません。
1度のケアでしっかり角質を取り除くことができるので、頻度も抑えることができ、忙しい人も取り入れやすいケア方法です。また、刺激が少ないと、はがれ始めるのに時間がかかったり、十分にはがれず、効果を実感できなかったりすることがあります。
▼さらに詳しい解説はこちら
顔の角質の役割とは?ターンオーバーとの関係性と正しいケアを知ろう

角質パックのおすすめ
リベルタ ベビーフット イージーパック
足裏の角質を効果的に取り除くことができる、リベルタ ベビーフット イージーパック。フルーツ酸により角質を柔らかくし、自然に角質がはがれるのを促します。使い捨てタイプで、足を薬剤に浸してしっかり流すだけと、面倒な角質ケアもより簡単に。
気になるかかとの角質をしっかり取り除くピーリング効果で、つるつるのかかとを目指すことができます。
ハンドトゥーフェイス 韓流美脚。角質ケア
ハンドトゥーフェイス 韓流美脚 角質ケアは、韓国で話題の角質パック。ヒベリヒユエキスやアロエベラ液汁などの保湿成分や、ラベンダー、ローズマリーなどのアロマエキス等12種類の植物由来成分を配合し、肌にうるおいを与えます。
肌への刺激を抑えながら、気になる角質をしっかり取り除き、なりたいかかとへと整えてくれるでしょう。
トープラン 履くだけ角質ケア ニューマイピュアフット
ヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿成分配合の、トープラン 履くだけ角質ケア ニューマイピュアフット。薬剤に足を60分浸すだけと簡単な使用方法で、削る手間もかからずに、気になる角質をしっかり取り除きます。
乾燥や刺激により、厚く、硬くなった足の角質。効果的に取り除き、素足で過ごせる季節を楽しみましょう。
EVERYYOU 足裏角質パックHC
ローズの香りで角質パックを楽しめる、EVERYYOU 足裏角質パックHC。ヒアルロン酸やコラーゲン、13種類の植物エキス、ローズヒップオイルなどの保湿成分を豊富に配合し、角質にしっかり浸透して整えます。
足のうるおいを守りながら、足の裏の気になる角質を取り除き、かかとをすっきりさせてくれるでしょう。
素数 フットピーリングパック ペロリン ローズ
素数 フットピーリングパック ペロリン ローズは、肌への負担を抑えたフットピーリングパック。ヒアルロン酸やスクワラン、セラミドなど、肌を保湿する成分を配合しています。削ることなく、気になる角質を取り除きます。
足に履いて浸すだけの簡単ケアで、数日間効果が持続するので、忙しい人にもおすすめの取り入れやすいアイテムです。
リベルタ ベビーフット・シトラス
角質だけでなく、水虫対策にも効果的な、リベルタ ベビーフット・シトラス。5本指ソックスを履いた状態で、薬剤を浸透させるので、指と指の間までしっかりケアできます。殺菌・消臭効果がある木酢配合で、水虫対策にも。
5本指ソックスとフットパックは、洗って繰り返し使用できるので、定期的なケアをしたい人におすすめのアイテムです。次回のケアのときにはローションを用意するだけでパックを楽しむことができます。

角質パック後の保湿におすすめのクリーム
ロコベースリペア かかとケアバーム
かかと用の保湿クリーム、ロコベースリペア かかとケアバーム。肌を守るために必要なセラミド3やコレステロール、遊離脂肪酸、3種類の肌脂質成分配合で、乾燥したかかとを整えます。
しっかり保湿できるのに、べたつかず、いつでもどこでも安心して塗れる便利なアイテムです。香料・着色・防腐剤は使用していません。
ドクターショール ベルベットスムーズ インテンシブセラム 足の保湿美容液
保湿成分グリーンキャビアエキス配合の、ドクターショールベルベットスムーズ インテンシブセラム 足の保湿美容液。角質を取り除いた足を保湿し、うるおいを与えて、さまざまな刺激から足を守ります。
かかとだけでなく、くるぶしなど、乾燥しがちな足をしっかり保湿し、肌を効果的に整えてくれるアイテムです。
リベルタ ベビーフット ディープモイストシアバター
角質パックとしても人気のリベルタ ベビーフット。ディープモイストシアバターは、角質ケア後におすすめの保湿クリームです。保湿効果の高い希少なシアバターLipex Sheaや、ビタミンE、オーガニックエキス配合でうるおいを守ります。
しっかり保湿しながら、肌に塗ってもべたつかず、さらさらとした使用感で、使用する場所や時間を選びません。
SABON フットクリーム
SABON フットクリームは、足用のトリートメントクリーム。滑らかなクリームで、硬くなったかかとの角質にもしっかり浸透します。足以外にも、ひじやひざなどの乾燥が気になる部分にもおすすめです。
おしゃれなパッケージデザインで、プレゼントにも。べたつかず、ミントのすっきりとした香りが広がる、使用感のいいクリームです。
サロンフット もっちり保湿美容液
サロンフット もっちり保湿美容液は、足に美容成分をしっかり補給できる美容液です。ココナッツオイルやヒアルロン酸など12種類の美容成分が、厚くなった角質にしっかり浸透します。
角質を柔らかく整えてくれる尿素配合で、角質ケア後の保湿にも効果的。足をしっとり整えながら、レモンハーブの香りを楽しめます。

角質パック以外の角質ケア方法
軽石や電動リムーバーで削る
部分的な角質ケアには、軽石や電動リムーバーを使ったケアも効果的です。ちょっと気になる部分があったときに、いつでもすぐにできるので、気軽に取り入れやすい方法です。
また、角質パックの前に、厚くなりすぎた角質を削るという使い方もできます。電動リムーバーは、角質の状態に合わせて、目の粗さを変えられるものが多く、手動で行うよりも素早くケアすることができます。
角質パックは、完了するまでに一定の期間がかかってしまうため、数日後に素足になる予定があるときには、ケアすることが難しくなります。そんなときには、軽石や電動リムーバーが便利です。
角質の状態をみながら、それぞれの部分に合わせたケアができるので、応急処置としての角質ケアにおすすめです。
尿素配合の保湿クリームで肌を整える
尿素配合の保湿クリームは、角質の気になる部分の保湿に効果的です。尿素は、角質を柔らかくする働きがあり、ガサガサして荒れたかかとを塗るだけで整えることができます。
足専用のクリームは、べたつかず、さらさらしているものが多いため、靴やサンダルを履くときも安心です。足だけでなく、ひじやかかとなどの乾燥が気になる部分にも使用できるものもあります。
気になったときに、いつでもどこでもケアできるので、保湿クリームを1つ持っておくと安心です。角質パックを行ったあとの保湿ケアにもおすすめです。

角質パックが失敗する理由
角質が分厚すぎる
薬剤に足を浸し、放置するだけの簡単な角質パックですが、思うように角質がはがれないケースもあります。角質パックが失敗してしまう理由のひとつとして、角質が分厚すぎることが考えられます。
角質が分厚すぎると、薬剤が十分に浸透せず、角質を柔らかくすることができないことがあります。薬剤をしっかり浸透させるためには、軽石ややすりで少しだけ削っておくのも効果的です。
表面の角質を削ることで、角質に薬剤が浸透しやすくなり、効果を高めることができるのです。角質の状態をみながら、併用していくとよいでしょう。
角質のふやかし不足
角質パックを行う前には、お風呂や足湯などで角質を柔らかくすると効果的です。厚く、硬くなった角質に、薬剤をしっかり浸透させ、はがれやすくするためには、角質をパックの前にふやかし、柔らかくすることをおすすめします。
お風呂に入ることが難しい場合には、足湯を行うなどして、角質をふやかしておくと、角質パックによる効果を得やすくすることができます。
刺激が足りない
角質パックの効果が得られないときの原因として、パックを終えたあとの数日間に、足への刺激が少ないことが考えられます。角質パックは、角質を柔らかくして、肌のターンオーバーを促し、日常生活の刺激によって角質をはがしていく方法です。
足への刺激が少ないと、角質が十分にはがれず、思うようにケアできません。その場合には、角質がはがれるまで時間がかかることがあります。なかなか変化が見られない場合には、角質部分をこするなどして刺激を与えてみましょう。
角質がない
角質パックをしたのに、全然効果が得られなかったという人の中には、もともと角質が少ないため、とれる角質がないということもあります。普段から角質ケアに気を付けていたり、角質が薄かったりする場合、角質パックでの効果が得にくくなります。

角質パックで気を付けること
スケジュールを立てる
角質パックを行うときには、その後の予定を考えて、スケジュールを立てましょう。角質パックを行って2~3週間は、角質がはがれ続けます。はがれ始めた角質で、足も白く目立ってしまうため、人前で素足になりにくい状態になってしまいます。
角質パックは思いつきで行うのではなく、計画的に取り入れることをおすすめします。はがれ切るまでの2~3週間の予定を考慮した上で、角質パックを取り入れるとよいでしょう。
特に、夏などの暑い季節には、素足になる機会が増えます。「サンダルを履きたい!」と思ってから行うと、間に合わなくなることも。完了までの期間がかかるケアのため、スケジュールをしっかり立てることが大切になります。
剥がれる期間は靴下着用
角質が剥がれている2~3週間は、周囲に、剥がれた角質や皮、粉が散らばりやすくなります。角質が剥がれている間には、角質が散らばるのを防ぐため、靴下の着用をおすすめします。
また、靴下を履くことで、剥がれている最中の角質を隠す効果もあります。角質が剥がれている間、外出時など、人に見られることを防ぐことができます。
パッチテストをする
商品を使用する前には、パッチテストを行いましょう。角質パックによるかゆみ、炎症、腫れなどの症状を防ぐために大切なことです。足の甲などにパッチテスト用の薬剤を塗り、肌に異常がないか確認します。
異常がないことをしっかり確認するために、角質パックを使用する2日前には行うようにしましょう。かゆみや炎症などの異常がみられた場合には、すぐに洗い流し、角質パックを使用するのはやめましょう。
また、使用をやめても症状の改善がみられない場合には、念のため病院を受診することをおすすめします。
傷や炎症がないか確認する
角質パックを行うときには、足に傷や炎症がないか確認してから使用しましょう。角質パックは、酸の力で角質を柔らかく、はがれやすくするため、傷や炎症があると痛みを感じたり、悪化したりすることがあります。
足の裏だけでなく、指の間や爪の周りなども忘れずにチェックしましょう。気づかないうちに小さな傷ができていることもあります。角質パックを行う前に、しっかり確認することが大切です。

自信が持てる素足でおしゃれを楽しむ
素足になると、気になる足の角質。サンダルを履いたり、素足でレジャーを楽しんだりする機会の多い夏には、角質パックが効果的です。1度のケアで、足裏の角質をしっかり取り除き、毎日が忙しく、こまめなケアができない人にもおすすめです。
おしゃれなサンダルを履いていても、角質が厚く、目立っていては台無し。角質パックで気になる角質を剥がし、つるつるかかとを目指しましょう。素足がきれいな素足美人になって、おしゃれを思いっきり楽しみたいですね。