首の吹き出物って大人ニキビだったの?首ニキビの改善法などを伝授

2017.09.02

首の吹き出物って大人ニキビだったの?首ニキビの改善法などを伝授

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

首にできる吹き出物の正体は、大人ニキビです。大人ニキビを改善するには肌への刺激を軽減することや、ニキビに効果的な食事を摂取することが大切です。首ニキビを改善するためにも原因や対処法を知ってケアし、ニキビのできにくい肌をつくりましょう。

INDEX

目次

    首にできる吹き出物は大人ニキビ

    思春期にできるニキビとは違う

    首にできる吹き出物は、大人ニキビで思春期にできるニキビとは違います。思春期ニキビは、ホルモンの影響で皮脂腺が刺激されることで活発化してします。

    皮脂が多量に分泌されると、常在菌であるアクネ菌がそれをエサにして増えるのです。アクネ菌が増えると、毛穴の内部で炎症を起こしやすくなり、ニキビができやすくなってしまいます。

    一方大人ニキビは、古い角質が溜まったり、肌が乾燥してしまうことが原因です。年を重ねるごとに肌の新陳代謝が低下し、ターンオーバーの機能が遅くなってしまいます。

    ターンオーバーが遅くなってしまうと、肌が乾燥しやすくなり、古い角質を溜めこんでしまいます。古い角質は厚くて硬くなり、毛穴を塞いでアクネ菌を増やしてしまうのです。

     

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    思春期ニキビの原因とは?皮脂と生活習慣を整えて、美肌作りを 

    思春期用のニキビ薬は逆効果になることも

    首にできる大人ニキビに、思春期用のニキビ薬を使用すると逆効果になる場合があります。思春期ニキビは、皮脂の過剰な分泌によりできてしまいます。そのため、思春期ニキビで使われる薬剤には、皮脂を乾燥される成分が含まれています。

    首にできるニキビは、乾燥による大人ニキビです。思春期ニキビを使用してしまうと、さらに乾燥してしまいニキビを悪化させる可能性があります。悪化させないためにも、薬剤を首にできたニキビに塗る際には、思春期ニキビ薬は使用しないように十分注意しましょう。

    首ニキビは痛みやしこりを伴うものがある

    首にできるニキビは、痛みやしこりを伴うものがあります。痛みやしこりを伴うのは、ニキビが何らかの原因で悪化してしまい、炎症を起こしてしまうことです。炎症を起こしてしまうと、自分では治しにくいので医師に相談することをおすすめします。

    ニキビの炎症による治療法は、塗り薬や内服薬が使われます。薬でニキビの炎症を抑えて、症状が治まったら、ニキビのできにくい肌にする治療を始めるのが一般的な方法です。

    早く病院に受診することで、色素沈着によるニキビ跡を残しにくくします。そのため、首に痛みやしこりなどの違和感を感じたら、早めに病院へ行くようにしましょう。

    首ニキビは治りにくい

    首ニキビは、一度できてしまうとなかなか治りにくいのが特徴です。首ニキビは、肌に刺激を与えることで長引いてしまいます。洋服や寝具などが肌にあたり、擦ってしまうことが原因の一つに挙げられます。洋服などの素材には、ポリエステルなどのか化学繊維が使用されています。

    それらは、肌の表面に刺激を与えてしまうのです。寝る時に肌に直接当たる枕カバーや敷布団のシーツ、タオルケットや布団などの被りもの素材にも注意が必要です。

    また、体質や肌質も首ニキビを治りにくくしてしまいます。首ニキビを治しやすくするためにも、身に着ける洋服や就寝時に使用する寝具の素材は、しっかりとチェックしましょう。

    首にニキビができる原因

    ホルモンバランスの影響

    ホルモンバランスの影響で、首にニキビができやすくなります。ホルモンは、エストロゲンとプロエステロンの2種類のホルモンがバランスを保っています。この2つのホルモンのバランスが乱れることにより、ニキビができやすくしてしまうのです。

    エストロゲン(卵巣ホルモン)は、皮脂の分泌を抑える作用があり、ニキビができにくい肌を保ちやすくします。一方プロエステロン(黄体ホルモン)は、エストロゲンとは逆に、皮脂分泌が過剰になりニキビができやすい肌にしてしまうのです。生理前にはこのプロエステロンが優勢となり、首ニキビができる場合があります。

     

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    エストロゲン・プロゲステロンのことを知って、女性ホルモンを整えよう 

    ストレスによるもの

    毎日の生活で受けるストレスでも、首ニキビができてしまいます。ストレスを感じることで、ホルモンバランスが乱れ、体が不調になることで首ニキビができやすくなるのです。ストレスは溜めこまないことが大切ですが、会社の人間関係や家庭のことで毎日ストレスを抱え込んでしまいます。

    ストレスを発散させるためにも、自分なりのストレス発散法を心得ておくことが大事です。自分の好きなことをしたり、自分の時間をつくってゆっくりと過ごすことで、ストレスが発散されやすくなります。

    ターンオーバーのサイクルの乱れ

    肌のターンオーバーのサイクルの乱れで、首ニキビが発生しやすくなります。首回りは皮脂の分泌が多くない部分ですが、ターンオーバーが乱れているとニキビが多発しややすいです。ターンオーバーとは、表皮の基底層でつくられた細胞が上に押し上げられ、垢(古い角質)となって剥がれを落ちるサイクルのことを言います。

    このサイクルが乱れることで、毛穴に皮脂が詰まりやすくなり、ニキビを発生しやすくします。首にニキビが発生しないためにもターンオーバーを整えて、正常に機能させることが重要です。

     

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    美肌のもとは「ターンオーバー」。肌の再生機能を助けるケア方法 

    食生活の乱れ

    首ニキビは、食生活の乱れによってできやすくなります。食生活の乱れは、脂肪分や甘い物の摂りすぎ、野菜不足、添加物の多いインスタント食品を摂るなどが挙げられます。特に脂肪分や甘い物の摂りすぎは、皮脂を過剰に分泌してしまい、皮脂をエサとするアクネ菌が増えてしまうので、できるだけ控えるようにすることがおすすめです。

     

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    美肌をつくる健康レシピ9選。日々の食生活で肌に変化を 

    乾燥によるもの

    肌が乾燥することで、首ニキビができやすくなります。肌が乾燥していると角質が固まってしまい、毛穴を防いでしまいます。毛穴が塞がれると、常在菌のアクネ菌が増殖しやすくニキビができやすくなります。また、肌が乾燥から守るために皮脂を過剰に分泌してしまい、皮脂が増えてしまうことも原因のひとつです。

    髪の毛やマフラーなどによる刺激

    髪の毛やマフラーなどによるでも、首ニキビができてしまいます。髪の毛の毛先やマフラーの繊維による刺激が続くと、毛穴が炎症を起こしてしまいニキビなりやすくするのです。

    また、マフラーを首に巻いた状態でいると通気性が悪く菌が増殖し、ニキビに限らず肌トラブルを起こしやすくするので注意が必要です。首ニキビをできにくくするためにも、ロングヘアーの方は束ねるようにし、マフラーは毎日洗濯して清潔に保つようにしましょう。

    強くこすって体を洗っている

    首を強くこすって洗っていると、首ニキビができる原因をつくってしまいます。強くこすって洗うことで、肌は強い刺激を受けてしまいます。強い刺激を受けることで、肌は防衛本能から表面の角質を固くしてしまうのです。

    その結果、毛穴を塞いでしまいニキビを起こしやすくします。そのため、首元を洗う際には、刺激を与えないように優しく丁寧に洗いましょう。

    シャンプーのすすぎ残し

    首ニキビは、シャンプーのすすぎ残しでもできやすいです。シャンプーを流すと、耳元から首元へと流れていきます。頭についているシャンプーを落とすためだけに集中してしまい、首元に付着したシャンプーを洗い残してお風呂から上がってしまうことがあります。

    シャンプーには、肌を刺激する成分が含まれているものが豊富です。それを首に残したままにしておくと、ニキビができやすくなるので、すすぎ残しがないようにしっかり洗うようにしましょう。

    紫外線によるもの

    首ニキビができやすいのは、紫外線によるものです。紫外線を浴びることで角質が厚くなり、毛穴を詰まりやすくします。また、紫外線により乾燥を引き起こしやすくし、肌のターンオーバーが正常に機能しなくなってしまいます。ターンオーバーが低下してしまうと、毛穴に皮脂が詰まりやすくなり、ニキビができやすい状態になるのです。

    紫外線を防ぐためには、日焼け止めや紫外線対策グッズを使用することをおすすめします。また、紫外線を浴びた後のスキンケアも重要です。紫外線から肌の乾燥を守り、首ニキビをできにくくするためにも、毎日紫外線対策を怠らないようにしましょう。

     

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    日焼け止め「最強アイテム」。美肌を守るための紫外線対策 

    あごから広がることもある

    首ニキビは、あごから広がることもあります。あごにできるニキビのタイプに、あごから首にかけてニキビができるストレスタイプのものがあります。このタイプは、ホルモンバランスの影響が大きく、プロエストロゲンが多くなり、皮脂が過剰に分泌してしまいます。そのため、ニキビの原因をつくるアクネ菌が増殖しやすく、ニキビができやすい肌環境になります。

    首ニキビの予防と改善策

    保湿がとにかく大事

    首ニキビを予防するためには、保湿をすることが大事です。保湿することで肌の乾燥を防ぐことができます。肌の乾燥を防ぐことにより、肌のターンオーバーが低下せず、皮脂の分泌が過剰に行われることがありません。

    肌を保湿するためには、保湿成分が含まれている化粧水などでケアすることが大切です。コラーゲンやヒアルロン酸などの保湿成分が含まれている化粧水などでケアすることにより、肌はうるおいを保ちます。肌がうるおいを保つことで、ターンオーバーが正常に機能し乾燥を防ぎ、皮脂も過剰に分泌されなくなります。

    洗浄剤を残さずしっかり洗い流す

    首ニキビをできにくくされるためにも、洗浄剤を残さず洗い流しましょう。そのためには、体より髪を先に洗うことが大切です。先に髪から洗うことで、首元に付着しているシャンプーの成分を、ボディーシャンプーで落としやすくする効果が得られます。

    寝具を清潔に保つ

    寝具を清潔に保つようにすると、首ニキビができにくくなります。敷布団のシーツや枕カバーは眠る際に、直接皮膚にあたります。これら寝具を放置してしまうと、菌が増殖し肌に悪影響を与えてしまいます。肌に悪影響を与えないためにも、寝具を清潔に保つようにしましょう。

    綿素材の寝具や衣類を選ぶ

    首ニキビは、肌が刺激を受けることによってできやすくなります。そのため、綿素材の寝具や衣類を選ぶことも大切です。綿は繊細な繊維でできており、肌に刺激を与えにくいです。

    肌に刺激を与えづらくすることにより、ニキビをできにくくします。そのため、首ニキビが気になる方が寝具や衣類を購入する際には、綿素材のものを選ぶようにしましょう。

    睡眠時間を見直す

    首ニキビをできにくくするためには、睡眠時間を見直すことも大切です。睡眠時間が少ないと、肌の新陳代謝が乱れて、ターンオーバーが乱れてしまいます。肌のターンオーバーが乱れてしまうことで、首ニキビができやすくなるので睡眠はしっかりとるように心がけましょう。

    冷え対策をする

    体が冷えると、ホルモンのバランスが乱れてしまいます。ホルモンのバランスが乱れてしまうと、首周辺の皮脂分泌が活発化してしまうので皮脂汚れが溜まりなるのです。特にあごから首にかけては、ホルモンバランスの影響を受けやすいため、体を冷やさないようにするようにしましょう。

    気にして触らない

    首ニキビができると痛みが気になったり、しこりが気になったりすることでその部分を触りたくなります。気になって触ると、手についている汚れやばい菌などが付着してしまい悪化させる可能性があります。そのため、首ニキビは気にして触らないようにしましょう。

    食事による首ニキビの予防と改善策

    女性ホルモンを補う食事をとる

    女性ホルモンを補う食事をさせることで、首ニキビをできにくくしたり、改善したりする効果が期待できます。大豆食品に含まれている成分の大豆イソフラボンには、女性ホルモンのエストロゲンと同様な作用があるのです。そのため、大豆イソフラボンを摂ることで女性ホルモンが補われ、肌にハリやツヤを与えて首ニキビができにくい肌に仕上がります。

    ビタミンB2とB6を摂る

    首ニキビを改善させるためには、ビタミンB2とB6の栄養素を摂ることをおすすめします。ビタミンB2とB6には、体内にある余分な皮脂を分解してくれる作用があるからです。

    B2が多く含まれている食材は、豚・牛・鶏レバーやうなぎ動物性のもの。B6はニンニクやピスタチオ、ゴマなどに多く含まれています。これらを毎日の食事に積極的に取り入れることで、ニキビができにくい肌をつくりやすくなります。

    ジャンクフードの食べ過ぎはやめる

    首ニキビを増やさないためにも、ジャンクフードの食べ過ぎはやめましょう。ジャンクフードは食べすぎてしまうと、糖質や脂質を多く摂取することになります。

    糖質や脂質を多く摂取することで皮脂が過剰に分泌され、ニキビができやすくなってしまいます。さらに、ニキビだけではなくさまざまな病気の原因につながるので、ジャンクフードは避けて、自然の食品を調理して食べるようにしましょう。

    見た目と痛みの悩みから解放されよう

    首ニキビは肌の刺激を軽減したり、ホルモンバランスの乱れを整えたりすることで改善されやすくなります。また、食生活を見直すことで体の内側からアプローチし、ニキビができにくい肌に仕上げることができます。毎日しっかりとケアを行ない、不快な見た目と痛みの悩みから解放されましょう。

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