目次
クレンジングの種類別の特徴
メイクが落ちやすいオイルタイプのクレンジング
「メイクをしっかりオフしてくれるけど、必要な潤いまで奪われるのでは…」と敬遠されがちなオイルタイプですが、肌の油汚れを落とすのには効果的です。皮脂が毛穴に詰まり酸化すると「脂肪酸」に変化します。この脂肪酸が長く肌に留まると、ニキビ、乾燥、毛穴の広がり、キメの悪化などの肌トラブルの原因となってしまいます。
この脂肪酸を効率よく落としてくれるのがオイルタイプのクレンジングに含まれる「界面活性剤」です。界面活性剤は、水を加えると乳化し、油汚れを効果的に落としてくれます。オイルタイプのクレンジングは手のひらで温めてから使用しましょう。温めることで油汚れが溶けやすくなります。
また、界面活性剤は乳化しないと効果が発揮されないので、顔に塗布したあとに少量の水で白色に乳化させましょう。オイルタイプは肌への負担が大きいですが、滑りが良く肌馴染みがいいのが特徴です。こすらず手早くメイクオフすることで肌への負担を軽くできます。
洗い上りさっぱりのリキッドクレンジング
オイルタイプのクレンジングと並んで洗浄力が高いのがリキッドクレンジングです。水分が多いためオイルタイプよりさらっとした使い心地で、さっぱりとした洗いあがりなのが特徴です。オイルクレンジングと同様、界面活性剤がたくさん含まれ、肌への刺激が強いので、油汚れを浮かせたらさっと洗い流して肌の潤いを奪わないように注意しましょう。
オイルやリキッドなどの洗浄力が高いクレンジングは、濃いポイントメイクやウォータープルーフの日焼け止めなどを落とすときに使用しましょう。
テクスチャーが気持ちいいジェルタイプのクレンジング
オイルタイプは洗浄力はあるけど使用感がべたべたして苦手…と思われる方にはジェルタイプがおすすめです。一口にジェルタイプといってもいろいろな種類のものがあり、店頭では選ぶのが難しいのがこのジェルタイプ。
ジェルタイプのものには「水性」「オイルインの水性」「油性」の３タイプあります。これらの３タイプの特徴を理解するとクレンジング選びが楽になります。
1.オイルフリー水性
油分が含まれていないため洗浄力は強くありません。濃いメイクは落としにくいですが、余分な皮脂や薄いメイクなどは十分洗い流すことができます。肌に優しく潤いを奪わず洗いあげるので洗ったあと肌がつっぱるのが悩みという人にはおすすめです。
まつ毛エクステには油分の入ったクレンジングが使用できません。まつ毛エクステをしている人はこのオイルフリー水性のものを選びましょう。
2.オイルイン水性
オイルタイプとオイルフリータイプのそれぞれ良い面をとったのがこの「オイルイン水性」です。オイルタイプと比べて油分は少ないですが、ウォータープルーフの化粧品やリキッドファンデーションも取り除いてくれます。バランスがいいためこのタイプを選ぶ人は多いです。
メイクはしっかり落としたいけど、お肌への負担は軽くしたい！というわがままに応えてくれるのがこのオイルイン水性のクレンジングです。
3.油性ジェル
油分が多く洗浄力が高いのが特徴です。リキッドクレンジング同等の洗浄力があるものもあります。ジェルタイプに特有のしっとりとしたテクスチャーで、するっとメイクと馴染んで汚れを浮かせてくれます。擦らず汚れを浮かせてくれるのでお肌への負担も最小限にできます。
リキッドクレンジングより洗い上がりがさっぱりします。洗浄力がある分肌への刺激も強いので、汚れをさっと浮かせてすぐに洗い流しましょう。
洗い上りしっとりのミルクタイプのクレンジング
界面活性剤の量が少なく洗浄力が弱めで、肌に優しいのがミルクタイプです。パウダーファンデーションやお湯で落とせるようなマスカラやアイラインなどはこのミルクタイプのクレンジングで十分洗い落とせます。薄化粧の方はミルクタイプを使うのが良いでしょう。
ただし、紫外線の強い夏には薄化粧の人でもウォータープルーフの日焼け止めや下地などを使う人が多いです。ウォータープルーフのものは洗い流せないので、ウォータープルーフの化粧品を使用した日には油分の入ったクレンジングを使いましょう。
また、ミルククレンジングはメイクなどが落ちにくいため、ごしごし擦ってしまいたくなるのが弱点です。手のひらで温めたクレンジング剤を肌に馴染ませたら、あまり擦らず汚れが浮いてくるのを待ちましょう。その後はお湯でゆっくり洗い流してください。
肌に優しいクリームタイプのクレンジング
油分と水分の両方がバランスよく含まれているのがクリームタイプのクレンジングです。汚れを浮かせるのに多少の時間はかかりますが、肌への負担が少ないのが特徴です。程よい弾力があるので肌との摩擦が起きにくく、肌を傷めず洗えます。
クリームタイプには保湿成分が含まれているものも多く、洗浄と同時に保湿までしてくれる優秀なものもあります。クレンジングしながらスキンケアもして潤いのあるお肌を目指したい！という方は、ぜひクリームタイプを使ってみてください。
▼さらに詳しい解説はこちら
無添加クレンジングは肌にやさしい。選ぶポイントとおすすめ７選
クレンジングの選び方
ベースメイクの濃さで分ける
「今日は家でゴロゴロして近くのコンビニくらいしか行かないから薄化粧にしよう！」「今日は日差しが強いな。日焼け止めと下地とファンデーションを重ねづけしてしっかり保護しなきゃ」など日によってメイクを変えていますか？体も毎日負担がかかれば疲れますよね。
肌も同じで毎日濃いメイクをしていると疲れてしまい、肌の免疫力が落ちてしまいます。時には、「メイクをしない」もしくは「メイクを薄くする」日を作ってあげれば、肌が休息できリフレッシュすることができます。肌をいたわるならば、メイクの濃さに合わせてクレンジング剤も変えてあげることが必要です。
ウォータープルーフの日焼け止めやしっかり重ねづけしたメイクを落とすときには、洗浄力の高いオイルタイプを使用し、ナチュラルメイクで油汚れが少ないときには、肌への負担が少ないミルクタイプやジェルタイプを使用しましょう。
アイメイクは専用のクレンジングを使う
ファンデーションは薄いけれど、アイラインやマスカラはウォータープルーフのものを使う人は、顔のパーツによって違うクレンジングを使うのも賢い使い方です。濃いメイクにはオイルタイプやジェルタイプのような洗浄力の高いクレンジングを使い、化粧が薄い部分にはミルクなどの肌に優しいクレンジングを使ってあげれば肌への負担が抑えられます。
クレンジングするときに、アイメイクなどの濃いメイクが顔全体に広がらないように注意して洗いましょう。
肌の悩みで選ぶ
オイリー肌、乾燥肌、混合肌など肌タイプでクレンジングを選ぶのもおすすめの方法です。季節によって肌質が変わる人は季節でクレンジングを使い分けるとストレスなくメイクをオフできます。
乾燥肌の人は、潤いを奪わない水性タイプのジェルやミルクタイプのクレンジングがおすすめです。オイリー肌の人は過剰な皮脂が原因で油汚れが毛穴に詰まりやすいので、オイルタイプのリキッドやクリームタイプのクレンジングを使用しましょう。混合肌の人は、油分と水分のバランスのよいクリームタイプやオイルインのジェルタイプがおすすめです。
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自分にぴったりのクレンジングを選び、正しい洗い方を身につけよう
オイルタイプクレンジングのメリット
しっかりメイクをするんと落としてくれる
洗浄力が高いので、油性の汚れや頑固なメイクを素早く落としてくれます。肌にのせるとすぐに馴染んで汚れを浮かせてくれるので、手で擦る必要がなく肌との摩擦を軽減できます。
クレンジングに時間をかけたくない人がミルクタイプなどの洗浄力の低いクレンジングを選んでしまうと、ごしごし擦って肌トラブルを招いてしまう可能性もあります。せっかちで時間をかけたくない人はオイルタイプを選ぶのがよいでしょう。
肌馴染みがいい
滑らかなテクスチャーで使い心地がよく、肌馴染みがよいのがメリットです。乳化することで、擦らなくても頑固な油汚れを浮かせて洗い流しやすくしてくれます。肌馴染みがよく素早く洗い流せるので、洗浄力だけ考えるとオイルタイプが一番です。
オイルタイプクレンジングのデメリット
肌への刺激がとても強い
界面活性剤を多く含むため必要な肌の水分も奪ってしまいます。そんな肌への刺激が強いのが弱点ですが、油汚れが浮きあがったら素早く洗い流すことで肌への刺激を最小限にすることができます。
オイルタイプのものは肌にのせたらすぐに乳化して汚れを浮かせてくれますので、あまり擦らずすぐにぬるま湯ですすいで使いましょう。
乾燥肌を引き起こす
刺激が強く乾燥肌の原因になります。クレンジングをしたあとお肌がつっぱると感じている人は要注意です。クレンジングによって肌に必要な水分や潤い成分まで洗い流してしまっている可能性があります。
それでもオイルタイプを使用したいという人は、クレンジングしたあとすぐ化粧水や乳液で保湿しましょう。
オイルタイプクレンジングおススメ
dプログラム ディープクレンジングオイル
敏感肌にも使える洗い流すタイプのオイルクレンジングです。まつ毛エクステンションにも使用可なのがポイントで、濃いアイメイクをささっと浮かせてくれます。
シュウウエムラ アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイル
オイルタイプで洗浄力が高い上に、日本つばきカメリアオイル配合で肌に潤いを与える優れもの。W洗顔不要で、まつ毛エクステンションにも使用できるのも人気の理由です。「しっかりメイクをオフしたいけど、潤いもキープさせたい！」という声に応えた人気の商品です。
リキッドタイプクレンジングのメリット
オイル成分が入っていない水分がベース
オイルが入っていないのでさらっと使いやすくべたべたしないのが特徴です。さらっとして使いやすいですが、界面活性剤はしっかり入っているのでしっかりメイクも楽々取り除いてくれます。オイルのテクスチャーが苦手な人にはとても使いやすいクレンジングです。
まつエクにぴったり
オイルフリーなのでまつ毛エクステに使用できるのが利点です。洗浄力もあるのでまつ毛エクステをしていてメイクも濃い人はこのリキッドタイプを使うと効果的にアイメイクが落とせます。
洗浄力が高く擦らず落ちるので、クレンジングが間違って目に入るなどのトラブルも起きにくいです。オイルフリーなのでべたつきやヌルつきがなく、洗い上がりがさっぱりします。
リキッドタイプクレンジングのデメリット
肌に刺激の強い成分が入っている
界面活性剤が多く含まれており、クレンジング剤が肌に残っていると、肌に炎症を引き起こしにきびや肌荒れなどの肌トラブルを引き起こすことがあります。汚れが浮きあがってきたらすぐにたっぷりのお湯で洗い流しましょう。擦らず何回もお湯を掛けてあげることで、クレンジング剤を取り除くことができます。
さらっとして使いやすいので洗浄力は弱めだと思っている人も多いですが、界面活性剤はしっかり入っているのでお肌への負担はあることを理解し注意して使いましょう。
脱脂力が高いがために乾燥肌に
オイルタイプと違い肌馴染みが悪いため、洗いすぎてしまう危険性があります。洗いすぎてしまうと脱脂力が高いため乾燥肌の原因になります。肌馴染みが悪いと感じても汚れはしっかり取れていますので、ごしごし擦らず洗い流してください。
リキッドタイプクレンジングおススメ
クラランス オードコンフォート エクスプレス
ピーチエッセンスウォーター配合で肌に潤いを与えてしなやかに整えます。ビタミンA・C・E配合。
ビオデルマ サンシビオ エイチツーオー D
リキッドクレンジングを好む方におすすめの商品です。敏感肌の人でも優しく洗い落してくれます。フラクトオリゴ糖やキシリトールなど4つの保湿成分を配合して洗い上がりもしっとりです。まつ毛エクステをしている人でもOKなのも嬉しいポイントです。
ジェルタイプクレンジングのメリット
ニキビ肌等の肌荒れで悩んでいる方向き
程よく洗浄力があり、ニキビなどの肌荒れで悩んでいる方には使いやすいクレンジングです。ジェルタイプでも様々な種類があるので自分の肌質に合わせて最適なものを選べます。
テクスチャーも使いやすいので、ニキビの人でも使いやすく、ジェルタイプにしたことでニキビなどの肌トラブルが改善したという声も多く聞きます。使いやすさ、洗浄力、肌への優しさのバランスがとれた優秀なクレンジングです。
手による摩擦をなくせる
弾力のあるジェルタイプなので手と肌との摩擦が少なく、肌への負担が少なくて済みます。弾力のあるジェルが余分な皮脂やメイク汚れを浮かせてくれるので、ミルクやクリームタイプのものを使いテクスチャーが好みでは無かった人はジェルタイプを使ってみるといいでしょう。
さっぱりとした洗い上がりなのも特徴です。使いやすい上に程よい洗浄力があり、洗い上がりがさっぱりなので、使用感で選ぶ人も多いのが特徴です。
ジェルタイプクレンジングのデメリット
洗浄力の高いものは刺激の強いものがある
オイルのようにべとべとせず水に近いテクスチャーなので、洗浄力が弱くお肌にも優しいのではと勘違いされやすいデメリットがあります。オイルやリキッドタイプと同じくらい界面活性剤が入ったものもあるので、肌に優しいと思って使用するのは要注意です。
商品の裏の表示を確認しどのタイプのクレンジングなのかを見極めてから使用しましょう。
3種類もあるのできちんと確認する必要がある
きちんと成分を確認し、「水性」「オイルイン水性」「油性」のどのタイプなのか確認して自分に合ったものを使いましょう。まず確認するのが「オイルフリー」の表記があるか無いかです。オイルフリーならば「水性」、オイルフリーの表記が無ければ「オイルイン水性」もしくは「油性」です。
次に商品を裏返して成分表示を確認しましょう。成分表示を見ても、難しい名前の成分がたくさん並んでいてよくわからないという人が多いと思いますが、見てほしいのは初めの３つ程度の成分で十分です。実は、成分表示には決まりがあり、入っている成分が多い順に表示するよう決められています。
一番初めに表示されている成分が「水」もしくは「界面活性剤」ならば「水性」、一番初めに表示されているのが油由来のものならば「油性」タイプの場合が多いです。オイルフリー表示がなく、成分表示に「水」や「界面活性剤」が初めにきているものは「オイルイン水性」です。ただし「油分」は10％も入っていないものが多いです。
成分表示を見るのが難しい人は、水馴染みを確認することでタイプを見分ける方法があります。洗面器に水をはり、商品のジェルを一滴垂らしてみてください。水に馴染まず丸く残っていたら「油性」、水に溶けて馴染めば「水性」です。簡単にできるのでお手持ちのジェルがあれば確認してみてください。
ジェルタイプクレンジングおススメ
スキンビル ホットクレンジングジェル
最近話題のホットクレンジングです。ジェルを肌の上にのせると、汚れを包みながら吸着して絶妙なとろみに。顔にのせて軽くマッサージすると、じんわり温感でメイクを浮き上がらせてくれます。W洗顔不要なのも嬉しいですね。
キュレル ジェルメイク落とし
肌と同じ弱酸性なので肌に優しく、使い心地の良さが人気の商品です。落ちにくい口紅にも使える洗浄力の高さも人気です。アレルギーテスト済みなので敏感肌にも安心して使用できます。
ミルクタイプクレンジングのメリット
乾燥肌で悩んでいる方向き
しっとりした使い心地で伸びがよく、ゆっくり汚れを浮かせて使用します。肌の水分を奪わずしっとり洗いあげるので、乾燥肌で悩んでいる人はミルクタイプを選びましょう。洗ったあとは全くつっぱらずしっとりした肌がキープできます。
肌に刺激が少ない
なめらかなテクスチャーで刺激が少ないのが特徴です。クレンジングの中で肌への優しさを優先するならミルクタイプが一番です。薄いメイクならミルクタイプのクレンジングで問題なく落とすことができます。
肌トラブルで肌への負担を最小限にしたい人はミルククレンジングを使用し、優しくいたわりながらゆっくりメイクオフしてください。
ミルクタイプクレンジングのデメリット
しっかりメイクが落ちにくい
肌に優しいのが特徴のミルクタイプですが、洗浄力が弱くしっかりメイクは落ちにくいです。特にウォータープルーフのマスカラやアイライナーなどの濃いメイクは落ちにくいのでミルクタイプはおすすめしません。メイク落としに時間がかかるのでごしごし擦って逆に肌を傷めてしまうことも。また、濃いメイクをごしごし擦ってしまうと肌の綺麗な部分にも移ってしまい逆に肌にストレスを与えてしまいます。
部分的にしっかりメイクをしている人は、メイクが薄い部分だけミルクタイプを使用し、アイメイクなどのしっかりメイクは別のクレンジングを使うことでデメリットを解消できます。
メイク落としに時間がかかる
ミルクタイプは肌に優しい分、乳化して汚れを浮かびあがらせるのに時間がかかります。肌を傷つけないよう優しく肌の上に伸ばして馴染ませ、たっぷりの水で洗い流す必要があります。せっかちな人にはあまりおすすめできないクレンジングです。
ジェルなどと比べてさらさらしているので、強く擦るとダイレクトに肌を擦ってしまい摩擦で肌を傷めてしまいます。直接肌に触れず、クレンジング剤を肌の上で転がすように優しく使用しましょう。
ミルクタイプクレンジングおススメ
BRIGHTAGE ブライトエイジ クリア ミルククレンジング
メラニンを含む古い角質も綺麗に落としてくれるので、クレンジングするだけで肌が明るくなります。濡れた手でも使用可能なのでお風呂でも使用できます。
アクセーヌ ミルキィクレンズアップ
口コミで話題の人気商品。角質柔軟成分配合でなめらかなお肌を保ってくれます。アルコールフリー、アレルギーテスト済み。メイクはよく落とし、肌へ負担をかけない優秀クレンジングです。
クリームタイプクレンジングのメリット
とにかく肌に優しい
クリームタイプは適度な硬さがあり肌を直接擦りにくいのが特徴です。硬さがあり伸びはありませんが、丁寧に時間をかけてクレンジングするには最適なクレンジングです。また、メイク落としとスキンケアが同時にできるのも嬉しい特徴です。マッサージしながら使えるので、血行促進効果も期待できます。肌に栄養も届けて美肌を目指すならクリームタイプがおすすめです。
肌への負担が少ない分洗浄力が劣ることもあります。ポイントメイクは他のクレンジング剤で落とすなどして工夫して使いましょう。クレンジングクリームには、洗い流すタイプのほかに拭き取るタイプのものもあります。オイルクレンジングと同様に、洗顔料を使ってのダブル洗顔が必要なのか拭き取るだけでOKなのかを確認して使いましょう。
保湿しながらメイクが落とせる
クレンジングクリームは油分を多く含むものが多いです。そのため、不要な汚れを落としながらも、潤いのある肌にしてくれます。洗い上がりがとてもしっとりなので、乾燥肌で悩んでいる人にもおすすめできるタイプのクレンジングです。
クリームタイプのものには、成分表示の中に○○オイルといった保湿成分がたくさん記載されているものが数多くあります。ワセリン、ミネラルオイルなどの潤いを保つための保湿成分がたっぷり含まれているものも多いのが特徴です。
肌に潤いをプラスしながらメイクオフもできちゃう嬉しいクレンジングなので、潤い成分で選ぶのも楽しいですね。スキンケア効果でクレンジングするだけで肌が綺麗になります。
クリームタイプクレンジングのデメリット
洗浄力が弱いのでクレンジングに時間が必要
ミルクタイプと同じように洗浄力が弱いのでクレンジングに時間がかかります。しっかりメイクはゆっくり時間をかけて汚れを浮かせましょう。
クリームが硬いままだと汚れが浮きあがるのが遅く、汚れが取れていないまま洗い流してしまう可能性があります。顔に汚れが残っていると様々な肌トラブルを引き起こすのでしっかりと汚れを浮かび上がらせてから洗浄しないといけません。手のひらでクリームをゆっくり温め、マッサージしながら肌に馴染ませることでゆっくり汚れを浮きあがらせます。クリームが柔らかくなるまで時間をかけてクレンジングしましょう。
冷たい手や冷たい水でクレンジングすると汚れが落ちないので、必ず温かい手でぬるま湯を使い洗浄してください。
洗い上りがべたつくと感じる人も
しっとりとした洗い上がりなので、さっぱりを好む人はべたつくと感じる人もいるようです。オイリー肌の人やさっぱりしたい人にはあまり向きません。「さっぱりしないと気が済まない」と思っている人は、肌の乾燥に気が付いていない可能性もあるので、洗い上がりの肌を触ってしっかり観察してみてください。
さっぱりが好きな人でも、慣れればクリームの洗い上がりが好きになるといった声も聞きます。クリームを使って洗えば、つっぱりにくいしっとりとした肌になり一日中潤いが続くのでぜひ一度試してみてください。
クリームタイプクレンジングおススメ
モイスティシモ クレンジングクリーム
こっくりとしたテクスチャのクリームが、肌の上にのせると伸びのいいオイル状にに変わります。うるおいを保ちながら汚れを落としてくれるクレンジングクリームです。
プレディア プレディア スパ・エ・メール ファンゴ W クレンズ
天然ミネラル泥配合で優しい洗い心地。肌への優しさもありながら酸化した皮脂も落としてくれる優秀なクレンジングです。
自分の肌質にあったクレンジングを選ぶことが美肌への道
いつも同じクレンジングを使うのではなく、その日のメイクや肌質によってクレンジングを使い分けることが美肌を保つ秘訣です。
最近は「肌への優しさ」と「洗浄力」を両方兼ね備えた優秀なクレンジングも多いので、成分を見ながら自分に合うクレンジングを探すのがよい方法かもしれませんね。
