日焼け後のヒリヒリをケアできる手軽な「ワセリン」活用方法

2017.08.04

日焼け後のヒリヒリをケアできる手軽な「ワセリン」活用方法

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

日焼け後はヒリヒリと痛みを伴い、ケアをしたいけれど高価で手軽にケアすることができません。そこで安価で手軽なワセリンが日焼け後のケアで活躍します。正しいワセリンでケアを行い、日焼け後のヒリヒリを解消しましょう。

INDEX

目次

    日焼けに対するワセリンの活用法

    日焼け後のアフターケア

    日焼け後の肌は炎症を起こしている状態です。肌が炎症を起こすことによって、肌の内側の水分が蒸発し、毛穴が開いたり乾燥を引き起こしてしまいます。そんな日焼け後の肌に、保湿に特化したワセリンを使用することで、日焼け後の肌の修復を補ってくれる効果があります。

    ワセリンは保湿力が優れている他にも、肌表面のバリア機能を高めてくれる効果もあり、外側からの細菌侵入防ぎながら、肌の潤いを守ってくれます。そのため肌の自然治癒力を補助してくれ、日焼け後の保湿ケアに最適なんです。

    ワセリンでベタベタしてしまうのが苦手という人にはパックや化粧水がおすすめ肌の回復には断然パックがおすすめです。日焼けによる肌ダメージの進み方を知り、その後の効果的なスキンケア法や食事法を以下の記事で詳しく紹介しています。

    日焼け止め対策に使える

    ワセリンは、日焼け止め対策にも活用することができます。日焼け止めを塗る前にワセリンを塗ることにより、肌表面を覆ってくれるため、日焼け止めが直接肌に触れるのを防ぎ、日焼け止めによる刺激や乾燥を防いでくれます。

    ワセリンが肌を覆うことによって、肌の凹凸を滑らかにし、均一に塗りやすくなります。また、日焼け止めが毛穴に浸透するのを防ぎつつ、紫外線をブロックしてくれる効果があります。叩き込むのではなく肌になじませるように塗ると効果的です。

    ワセリンがオススメな理由

    純度が高く不純物が少ない

    ワセリンが元々原油が原料で、昔のワセリンは肌が弱い人が塗ると肌トラブルが多く、スキンケアに使用している人は極わずかでした。そんなワセリンによる肌トラブルの原因を改善し、作られたのが白色ワセリンです。

    技術の向上によりワセリンに含まれる不純物が軽減されることで、肌トラブルの心配が少なくなり、副作用がほとんどないため安心して肌に使用することができます。医療用に使われるほどの純度で、ワセリンの保湿効果がさらに高まり、日焼け後の肌ケアには効果的です。

    比較的安価である

    ワセリンが日焼け後のケアにおすすめな理由の一つとしては、比較的安価な点です。商品の種類によって異なりますが、大体500gで800円程度のワセリンが多く、ドラックストアなど身近な場所で購入することができます。そのため、高価なスキンケア品に手が出せない人におすすめなんです。

    日焼けをする箇所は顔だけではなく範囲が広いため、安価なワセリンであれば惜しみなく使用することができます。また、安価なのにしっかりと日焼け後の肌をケアしてくれる効果があるため、財布にも肌にも優しいんです。

    肌などに吸収されない

    ワセリン自体には傷を治したり炎症を抑制させる薬効などがありません。そのため肌に吸収されてなくなってしまうなどがなく、水やエタノールなどにも溶けない成分でできています。

    ワセリンは肌に吸収されないことにより、肌の表面のバリア機能を継続して高めてくれる効果があります。また吸収されないことで、ワセリンの僅かに含まれている不純物による副作用が出にくく、敏感肌の人にもおすすめです。

    赤ちゃんや唇にも使用可能

    ワセリンには不純物が混ざっていないので、肌が敏感な赤ちゃんにも安心して使用することが可能です。また口に入っても大丈夫なため、乾燥しやすい唇の保湿にも使用することができ、プルプルの唇に仕上げてくれます。

    また、擦り傷や切り傷にも使用することができます。ワセリンが傷口を覆うことによって、外側からの細菌の侵入を防ぎつつ、修復力を高めてくれるため傷跡が残りにくくしてくれます。

    ワセリンを使った自宅で簡単に出来る、つるつる唇になるセルフケアの方法似に関しては以下の記事で詳しく解説しています。

    編集部おすすめのワセリン製品

    キョウキオラ(化粧水)+ドライスキンケアクリーム

    PUR・BEAUTEから発売されている敏感肌・乾燥肌用の商品。ドライスキンケアクリームは皮膚の専門家が考えた高純度のワセリンを使用した低刺激・高保湿クリームです。また無添加化粧水のキョウキオラの成分は水(低酸素弱酸性純粋)100%と窒素のみで独自製法によって製造。化粧水と一緒にセット使用をすることにより、潤いつややかな肌へと導いてくれます。

    2018年7月現在、キョウキオラとドライスキンケアクリームのセットが1,500円(税込)でお試しできます。

    サンホワイト サンホワイトP1

    サンホワイトから発売されているサンホワイトP1は、肌を優しく保湿してくれる白色ワセリンです。乾燥が気になる部分の保湿や、スキンケアにも使用することができます。また敏感肌の赤ちゃんや、刺激に弱い目の周り、唇の乾燥にも使用可能なためおすすめです。

    健栄製薬 白色ワセリン

    健栄製薬から発売されている白色ワセリンは、一般用の医薬品の中でも、安全や健康上のリスクが低い第三類医薬品に分類されているワセリンです。安心して日焼け後の肌にも使用することができ、手足のヒビや、切り傷、擦り傷、湿疹などにも使用することができる皮膚用薬です。

    大洋製薬 ワセリンHG徳用

    大洋製薬から発売されてるワセリンHGは、酸処理を伴わない精製方法により、不純物を除去した高純度のワセリンで作られています。高純度のワセリンは肌への刺激が少なく、敏感肌やアトピー肌の人も安心して使用することができる肌に優しいワセリンです。

    日焼け後のワセリン処置方法と効果

    日焼け後の処置方法

    日焼け後でダメージを受けた肌は、ワセリンを使用した正しい処置方法で、日焼け後のヒリヒリした痛みや、肌トラブルなどの症状を軽減することができます。また、日焼けによりできた水ぶくれなどある時は、潰すと悪化させてしまい細菌が繁殖してしまう可能性があるため、潰さないようにしましょう。

    1.水かぬるま湯で汚れを洗う

    石鹸類でゴシゴシこすらないると肌にダメージを与えてしまうため避けましょう。また、オイルなどがある場合は泡立てたものをそっとのせて洗うようにしましょう。

    2.タオルで叩くように水気を切る

    日焼け後の肌は刺激に弱いため、タオルでゴシゴシ擦らず優しく叩くように水気を切ります。

    3.ワセリンを薄く塗る

    ワセリンは、気温が低い場所で管理されていると固まります。ワセリンが塗りにくいときは、体温で柔らかくなるのを待ってから塗ります。

    4.サランラップで患部を巻く

    さらに保湿力を高めるために、サランラップはなるべく肌に密着させ、はがれないように貼ります。

    日焼け後の痛みを和らげる効果がある

    日焼け後にワセリンで正しい処置を行うと、ワセリンの高い保湿効果により、日焼けした患部を覆って肌をウェットな状態に保ってくれます。そのため日焼け後の痛みを和らげてくれる効果があります。

    また、外気により肌の神経が刺激されないため、日焼け後のヒリヒリ感が軽減する効果もあるためおすすめです。特に色白の人は日焼けによる刺激が強く、ヒリヒリ感を感じやすいためワセリンを塗って痛みを和らげましょう。

    ターンオーバーを正常化させる

    日焼け後の肌はケアを怠ると、炎症や乾燥によるダメージで肌が健康な状態を保てなくなります。健康な状態が保てないと肌の古い角質を取り除き、新しい角質に生まれ変わるターンオーバーが正常に機能しなくなってしまいます。ターンオーバーが正常に行われないと、シミや肌トラブルの原因となってしまうのです。

    しかし日焼け後の肌にワセリンの処理を行うことによって、肌が保湿され、バリア機能も高まり、日焼けの患部の下の細胞が死ぬことがなくなります。そのためターンオーバーを正常化させ、日焼け後の回復を助けてくれる効果があります。

    シミが出来にくくなる

    メラニン色素は肌のシミになる原因で、紫外線ダメージを肌に受けると、メラニン色素が蓄積されていきます。蓄積されたメラニン色素は次第に肌に変色し目立つシミへと変化するため注意が必要です。

    特に日焼け後の肌は炎症や乾燥が酷く、メラニン色素を活性化させてシミを作ってしまう原因となってしまいます。そんな日焼け後のシミができやすい状態の肌に、ワセリンで保湿に特化した日焼け後の処置を行うことにより、シミを悪化させる原因である炎症や乾燥を素早く抑え、シミが出来にくくなります。

    日焼けのワセリン処置の時注意点

    患部を必ず冷やす

    日焼け後の肌に、ワセリンで処置を行う際には注意点もあります。日焼け後の肌は炎症しダメージを受けている状態です。そのため外からの刺激に弱く、間違ったケアを行うと肌トラブルを起こしやすい状態になっています。

    肌トラブルを防ぐためにもワセリン処置を行う前には、患部を必ず冷やして、日焼けによる熱をとって炎症を抑えるようにしましょう。肌の炎症を最小限に抑えることによって、より肌トラブルを引き起こしにくくなり、ワセリンの保湿効果が期待できます。

    カラカラの肌状態でワセリンを塗らない

    ワセリンは肌表面のバリア機能を高めてくれるものです。肌の水分の蒸発を防いでくれますが、ワセリン自体が肌に潤いを与えてくれるわけではありません。

    日焼け後で、肌の水分が蒸発したカラカラの肌にワセリンを塗ると、肌の水分が足りていない状態になり、十分に保湿を行うことができません。そのため、日焼け後には化粧水などでたっぷりと肌に水分を与えた後に、ワセリンで保湿を行うようにしましょう。

    ワセリンに消炎効果はない

    ワセリンはあくまで油分なので、ワセリン自体が傷などを治してくれる薬効成分などは含まれていません。そのため、ワセリンは皮膚の保護効果はありますが、日焼け後の炎症を消してくれる消炎効果はないのです。

    保湿に優れ、日焼け後のケアに効果的だからといって、炎症した肌をケアせずにワセリンのみで保湿しようとすると、返って肌トラブルの原因となってしまうため注意しましょう。必ずワセリンのみで炎症を抑えようとするのではなく、炎症を冷却することによって抑え、肌に足りていない水分などをしっかりと補給させてから、ワセリンで保湿するようにしましょう。

    消毒効果のある軟膏は使用しない

    日焼け後の肌はダメージを受けていて刺激に弱い状態になっています。そんな弱っている肌に消毒効果のある軟膏などを使用すると、傷口の細胞を消毒作用が殺してしてしまいます。

    細胞を殺してしまうことにより肌本体の修復機能が低下し、傷や炎症の修復に時間がかかってしまいます。肌トラブルを悪化させてしまう原因や傷が残ってしまう場合もあるため、なるべく消毒効果がある物は日焼け後の肌に使用しないようにしましょう。

    患部を清潔に保つ

    ワセリン処置を行った後は、患部を清潔に保つことも大事です。夏場などは汗をかきやすく汗で細菌が繁殖し、毛穴に侵入してしまう可能性があるため、清潔に保つためには、一日に2~3回交換するのが望ましいでしょう。

    また、患部を清潔に保っていないと、長時間同じラップで肌を密封してワセリンで保湿を行っていることにより蒸れやすく、かぶれたり、汗疹などができてしまい痒くなってしまいます。汗疹などにより痒くなった患部を刺激してしまうと、日焼け後のダメージが回復しないまま刺激を与えてしまい、肌トラブルを引き起こしてしまう可能性があります。

    保湿をするときは低刺激の物を選ぶ

    日焼け後の肌は炎症を起こし、デリケートで敏感な状態になっているため、刺激はなるべく避けるようにしましょう。刺激を与えてしまうと炎症が悪化しさまざまな肌トラブルの原因となります。

    また、ワセリン処置前に使用する化粧水に刺激の強い成分が含まれていると、日焼け後の炎症を悪化させてしまう可能性があります。ワセリンの種類によっても肌に影響する刺激が変わってくるため、なるべく低刺激で肌に優しいタイプの物を保湿ケアアイテムを選ぶようにしましょう。

    日焼け止め対策に使用する方法と効果

    ワセリンの使用手順

    ワセリンは日焼け後のケアだけではなく、日焼け止め対策にも使用することができるため万能です。ワセリンを日焼け止め対策に使用するためには、手順も重要になってきます。ワセリンで肌の表面を保護してから日焼け止めを塗ることによって、日焼け止めの成分が直接肌に触れるのを防ぐ効果があります。

    1.ワセリンを肌に薄く延ばす

    ワセリンは多く塗りすぎると、日焼け止めを弾いてしまいムラができてしまうため、薄く延ばします。

    2.ワセリンの上から日焼け止めを塗る

    必ずワセリンを塗ってから日焼け止めを塗らないと、日焼け止めの効果がなくなるため注意しましょう。

    肌が乾燥するのを防ぐ

    ワセリンを日焼け止め前に使用することによって、肌が乾燥するのを防ぐ効果があります。日焼けで肌が乾燥する原因は、日焼け止めの成分や日焼け後の炎症により肌の水分が蒸発してしまうことによって発生します。

    そのためワセリンで肌表面を保護することによって、日焼け止めが肌に直接触れることがなく、紫外線から肌を守ってくれます。肌表面を覆うことで、水分蒸発も抑え肌が乾燥するのを効果があります。

    塗りムラや白浮きを防ぐ

    ワセリンを日焼け止めを塗る前に、肌に薄く延ばしながら塗ることによって、肌表面を滑らかにし、凹凸を無くしてくれる効果があります。肌の凹凸がなくなると日焼け止めの伸びがよくなり、塗り忘れや塗りむらが減るため、日焼け止めの効果をより高めてくれます。

    さらに塗りむらが無くなることによって、日焼け止めで肌が白く浮いてしまうのを防ぐ効果や、より肌への紫外線ダメージを防ぐことができます。日焼けのダメージを最小限に押さえるためにも、ワセリンは丁寧に肌に延ばすようにしましょう。

    ワセリンを使用するときの注意

    紫外線対策を必ず取る

    ワセリンを肌に使用する際には注意点もあります。ワセリンを塗って、紫外線対策を行わないまま強い日差しの下にでると、紫外線により油焼けの症状を起こすことがあります。

    油焼けは、油脂などが紫外線などに刺激されることにより劣化してしまう現象で、肌が油焼けを起こすと皮膚の変色や、黒ずみ、シミの原因となります。そのためワセリンを塗って外出をする際には、日焼け止めなどの紫外線対策は必ず行うようにしましょう。

    分厚く塗らないように気を付ける

    ワセリンの原料は石油のため、分厚く塗ってしまうと肌になじまずベタベタとした状態になります。そのため、分厚く塗ったワセリンが空気中のちりや、ほこりなどの汚れを肌にくっつけてしまうことになります。

    ワセリンに汚れがくっついた状態のままにしておくと、細かい細菌が毛穴に侵入してしまい、肌トラブルを引き起こしてしまう原因となってしまいます。肌を清潔に保つためにも、なるべくワセリンは薄く塗るようにしましょう。

    アレルギーが出ることもある

    現代のワセリンは、昔のワセリンに比べ純度が高くなっているとはいえ、基本は石油製品です。ワセリンに含まれている微量に残っている不純物にアレルギー反応を示す人もいます。

    特に敏感肌の人は、肌トラブルを起こしやすい場合があるため注意が必要です。すぐに肌全体に使用するのではなく、事前に自分の肌に合っているか、肌の一部分で試してみると安心して使用することができます。

    白色ワセリンを選ぶ

    ワセリンは黄ワセリンと白色ワセリンの大きく分けて二種類が存在します。ワセリンの違いとしては色や純度、使用感等です。また黄ワセリン等は、白色ワセリンに比べると不純物を含む割合が高く、白色ワセリンに有効成分を混ぜているものが多いです。

    そのため、日焼け後などのデリケートな肌に使用する場合には、純度が高く肌に優しい白色ワセリンを選ぶ方が良いでしょう。その他にもプロペト、サンホワイトなどのワセリンの種類も存在しますが、純度が非常に高いため黄ワセリン、白ワセリンに比べると高価です。

    日焼け後のケアには手軽なワセリンが有効です

    昔のワセリンは不純物が含まれているものが多く、肌トラブルを引き起こしてしまったり、石油が原料と聞くと抵抗が出てしまいがちですが、現代のワセリンは不純物がより少なく改善されていて肌に優しくできています。そのため傷や赤ちゃんにも使用することができるため、日焼け後の肌にも安心して使用することができるんです。

    日焼け後にヒリヒリしてしまう肌には、手軽で安価なワセリンを使用したケアを行うことによって、ダメージを受けた肌を保湿してくれ肌トラブルを防いでくれます。さらにワセリンは安価で手軽に購入することができるため、高価なケア用品で失敗する心配もありません。日焼け後はワセリンでの正しいアフターケアで肌へのダメージを軽減しましょう。

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