目次
肌荒れの状態
肌がカサカサする
肌がカサカサするのは、肌の水分が失われて乾燥している状態だからです。本来の肌は、自分の持っている皮脂などの保湿成分で、内側からの水分を蒸発しすぎないようにます。それがきちんと機能せず、必要以上に水分を出してしまい、肌がカサカサになってしまうのです。肌が突っ張るような感じのときも、肌が乾燥してカサカサ状態といえるでしょう。
肌が赤くなる
肌が赤くなってしまう原因はいろいろです。原因として多いのが、洗顔など毎日のお手入れのときに、必要以上に顔をこすることで皮膚が薄くなってしまい、毛細血管が透けて透けて見えるため、肌が赤く見えてしまうことです。皮膚が薄くなることで、紫外線の影響を受けやくなり、免疫が落ちてしまい炎症がを起こしてしまい、さらに赤みが増して見えてしまいます。
吹き出物ができる
吹き出物ができてしまうと、憂鬱ですよね。吹き出物ができてしまう原因として、運動不足や睡眠不足などの生活の乱れや、暴飲暴食や過度な飲酒による食生活の乱れによる内臓のトラブルなどがあげられます。また肌に刺激が多い洗顔剤や化粧品も吹き出物の原因といえるでしょう。
顔のどこにできても気になりますが、口周りは要注意です。口元は顔の中でも特に乾燥する場所です。スキンケアをしっかりしていても、口元は話をするのに動かすことが多く乾燥しがちです。また飲み物をのんだり食事をしたりなど、汚れと一緒に必要な油分も拭き取ってしまうなど、きちんとスキンケアが行き届かない場所なのです。
口元の吹き出物は「大人ニキビ」といわれ30代からできやすくなります。跡が残ってしまったり、再発しやすいので気をつけましょう。
かゆみやくすみ
顔のかゆみは乾燥が原因です。乾燥してしまと肌を保護する力が弱まってしまいます。肌を保護できないと、かゆみを感じてしまいます。保護する力が弱まると、汗をかいたときや髪の毛や衣類が触れたりしたときに、かゆみを感じます。また無意識にかいてしまい、悪化してしまうなどの悪循環が起こります。
肌のくすみは、見た目年齢が大きく変わります。かゆみやくすみがあると年齢よりも老けて見られてしまいます。くすみの原因は血行不良です。血行不良だと日焼けなどの肌のダメージを排出させる力が弱まってしまいます。かゆみからくる炎症もくすみの原因といえるでしょう。
不十分な睡眠
睡眠不足は肌の大敵です。昼間に受けた肌のストレスを夜の寝ているときに成長ホルモンを促し、新陳代謝をよくし、修復しているのです。睡眠が十分でないと自律神経系が乱れ、男性ホルモンの分泌量が増えてしまいます。女性には関係ないと思われるかもしれませんが、男性ホルモンは女性にもあるんです。この男性ホルモンは、皮脂と角質を増やしてしまうのです。男性ホルモンだけが原因とは言い切れませんが、生え際やおでこの吹き出物はこの男性ホルモンが関係しているといわれています。ここにできてしまったら睡眠が足りていないサインかもしれません。
毛穴の開き
毛穴の開きって気になりますよね。メイクで隠そうとすればするほど目立ってしまうなんてことも…。毛穴が開いてしまうのは、肌の乾燥です。肌の乾燥を防ごうと皮脂を過剰に出してしまい毛穴が広がってしまい毛穴が開いて見えるのです。肌のたるみも原因の1つです。
肌荒れの原因
肌に合わないスキンケア
スキンケアで大切なのは、ご自身の肌に合うか合わないかです。顔に使ってみてすぐに痛みやかゆみ、赤みが出てしまった場合は洗い流し使うをことやめるでしょう。ですが、使ってすぐにかゆみ等の症状が出ても気になる程度ではなく数時間もすれば落ち着いてしまって何の症状も出ないからと、使ってしまってる化粧品はありませんか？多少違和感を感じても、買ったばかりだし、みんな使ってる化粧品だしなど、自己判断は危険です。そのちょっとしたことが積み重なり、肌荒れの原因になってしまうのです。
今まで使っていたお気に入りの化粧品でも、このような症状が出た場合は使わない方がよいでしょう。もう絶対に使うなということではなく、一時的に変えた方がよい場合もあります。年齢と共に肌の調子も変わってきます。化粧品に値段は関係ないと言いたいところですが、あまりにも安いものは避けた方がよいでしょう。
栄養の足りない食事
朝は忙しいから、ダイエット中だし、サプリ飲んでるし、グリーンスムージーが日課、などと自己判断で食事を制限していませんか？3食しっかりと食べてジムに通ってるから健康には自信がある方も、実は肌への栄養が足りていないことが多いです。30代に入ると、収入の変化や仕事の内容など、いろいろなことからお付き合いの外食が増えてきたりと、今までの健康維持のスタイルとは変わってくることが多くなる人もいるのではないでしょうか。それに気が付かず今まで通りの食事をしていると、栄養不足になってしまいます。ですので30代からの食事はとても大切になってくるのです。
食事バランスのよい合言葉『まごわやさしいよな』で普段の食事を見直してみましょう。『まごわやさしいよな』とは、『ま』豆製品『ご』ごま『わ』わかめなどの海藻『や』野菜『さ』魚『し』椎茸などのきのこ『い』芋『よ』ヨーグルト『な』ナッツです。栄養不足は乾燥肌になってしまいます。体の内側からもしっかりとケアしましょう。
生活習慣の乱れ
生活習慣が乱れは肌の乱れに直結しています。毎日忙しくて不規則になってしまう方も多いと思います。日々の生活でストレスがたまり、ストレス発散で食事に行ったり飲み会など、お酒を飲んで帰ってきて、そのまま化粧も落とさず寝てしまうなんて事はしてませんか？肌の曲がり角は25歳といわれていますが、最初の曲がり角は実はなんと20歳なんです。次の曲がり角が28歳といわれています。不規則な生活は落とし穴がたくさん潜んでいます。
生理前や生理中
生理前や生理中に肌の調子がいつもと違うと感じる方も多いと思います。カサカサになり粉をふいていたり、ニキビが出来てしまったり。このような肌の変化は女性ホルモンが大きく影響しています。生理前や生理中は女性ホルモンが減少します。女性ホルモンの減少と共に水分量も減少します。さらに女性ホルモンは心とも連動していて、ちょっとしたことでもイライラしたり落ち込んだりします。なので生理のときの肌荒れもいつも以上に気になってしまうことが多いのです。
生理前と生理中は新しい基礎化粧品を試したり使うのは避けた方がよいでしょう。ただ生理前は乾燥しがちなので、いつもよりも保湿力が強い基礎化粧品を使うのはよいでしょう。この生理前から生理中に減ってしまう女性ホルモンですが、生理が終わり約2週間で（個人差はありますが）排卵します。この排卵するときは女性ホルモンがたくさん分泌されるので肌の調子がよくなります。このときに生理用の基礎化粧品を選ぶとよいといえます。
加齢によるもの
どんなに抵抗しても加齢による肌の変化は避けられません。だからといって諦めて自分磨きの手を抜いてしまったら、ますます肌の衰えは加速していきます。寝ている時にできた顔の跡がなかなか消えなかったり、くすみやシワが気になったりと、きちんと肌のお手入れをしていても加齢には勝てません。しかし、加齢による衰えは今の自分に合った化粧品を使う事で速度を緩めることができるのです。気に入っている化粧品であっても、ちょっとした加齢による肌の変化を感じたら、自分の合う化粧品を探すことをおすすめします。
▼さらに詳しい解説はこちら
お肌にやさしい「日焼け止め・化粧下地」を使って肌荒れ知らずに。
肌荒れにオススメの化粧水
sk-2 フェイシャルトリートメントエッセンス
不動の人気sk-?。肌本来の働きを整えるトリートメント効果があり、ピテラ配合。さっぱりとしたつけ心地で年間を通して心地良く使えます。この75mlサイズですと、個人差はありますが約1か月分です。化粧品は未使用であっても酸化してしまいます。開封するとその瞬間から酸化が始まるので、75mlサイズはいつも新鮮に使えるとても良いサイズです。
ナリス ネイチャーコンク薬用モイスチャーゲル
1つ5役のオールインワンタイプの薬用ゲルです。みずみずしいクリームがスッと肌に馴染み優しく包み込んでくれます。美白にひきしめ効果もあり、肌荒れ予防もできます。肌柔軟と保湿効果があり化粧下地としても使えるので、忙しい朝や乾燥が気になるときなどにおすすめです。
尊馬油 ソンバーユ 無香料
高い保湿力があるのがソンバーユです。手のひらで暖めてから気になる部分につけると、さらに効果が得られます。約30年前に日本で始めて馬油を１００％化粧品の原料として使い発売されたロングセラーの商品です。
オードムーゲ オードムーゲ薬用ローション
抗炎症成分があるので炎症が気になるときに使うと、とても効果を発揮し肌荒れを防ぎます。サラッとしたつけ心地でさっぱりした使用感。ニキビや顔の赤みが気になるときにはピッタリです。
肌荒れの改善方法
正しい洗顔方法
洗顔は、皮脂や出過ぎてしまった油分や汚れメイクを落とすためにします。肌トラブルが気になり1日に何度も洗顔してしまうと、必要な皮脂や油分まで洗い流してしまい、悪化させてしまうことがあります。正しい洗顔とは、過剰な洗顔ではなく、必要な皮脂や油分は残し、不必要なものだけを洗い流すことです。
シンプルスキンケアに変える
肌のためにいろいろ頑張ってしまい過ぎるのは逆効果です。毎日しっかりケアしているのに肌荒れが改善されなかったり、悪化させてしまったりなど、間違えたスキンケアをしてしまっている人もいるのではないでしょうか。あれこれと使うのではなく必要なものを必要な分だけ使うことが大事なのです。
肌は自分で修復し綺麗にしようとする力を持っています。お金と時間をかけて過度にスキンケアするのではなく、肌本来がもつ修復する綺麗にする力を引き出すのがシンプルケアです。
化粧品は低刺激なものに
毎日肌につけている化粧品。その化粧品を選ぶ時、何を基準に選んでますか？値段やボトルのデザイン、匂いが気に入ってる、昔から使っている化粧品だからなどで選んでしまっている方が多いかもしれません。
化粧品選びで1番大切なのは、成分です。化粧品をの成分をしっかりと見て、低刺激なものを選びましょう。刺激性のあるアルコール類や、香料のや着色料などがどのくらい入ってるのか確認しましょう。肌が荒れているときに刺激性のある化粧品を使ってしまうと、肌が刺激され炎症を起こして悪化させてしまいます。低刺激な化粧品を選び、肌をこすらないようにしましょう。
皮膚科に行ってみる
どんなにスキンケアをやっていても肌荒れが改善されない場合は、お医者さんに行きましょう。仕事していて忙しい人もたくさんいらっしゃると思います。しかし悪化して手遅れになる前に診てもらいましょう。
薬を使ってみる
肌荒れで薬を使うと、思い浮かばない方も多いかもしれません。ですがスキンケアだけでは治らない肌荒れは、化粧品を重ね付けするなど無理はぜずお薬を使いましょう。ドラッグストアでメイク前にも使える軟膏タイプや、飲んで内側から治す錠剤タイプと、自分のライフスタイルに合わせて選んでみましょう。
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肌荒れには漢方が効果あり。体質を改善して美しく健康な肌へ
正しいスキンケアの流れ
クレンジング方法
まず最初に手を洗います。手が汚れていると雑菌が肌に付いてしまい肌荒れの原因となる場合があります。手の汚れ専用のハンドソープで洗いましょう。それから洗顔剤を泡立てます。泡立てるのが苦手な方は泡立てネットを使うなどして、しっかりと泡立てましょう。
この時に使用量は必ず守りましょう。多すぎると洗顔剤が顔に残ってしまったり、少なすぎると顔を洗うときに肌に負担がかかってしまったりと、やはり肌荒れの原因になってしまいます。そして泡立てた洗顔剤をTゾーンから洗っていきます。ゴシゴシと洗わず手と肌の間に泡がクッションのようになるよう、優しく洗っていきましょう。皮膚の薄い目元や口元はこすらず特に優しく洗いましょう。クレンジング剤は石油系やスクラブ入りや液体など、刺激になってしまいそうなものは避けましょう。
洗顔方法
洗顔するときの温度は32～36℃がよいでしょう。温度が高すぎると必要な油分も洗い流してしまいます。シャワーのときにそのまま洗顔されてる方も多いと思いますが、洗面器などに水を入れて温度を下げるなど工夫しましょう。すすぎはしっかりと洗い残しがないように気をつけましょう。最低でも20回はすすぎましょう。こめかみやフェイスライン生え際など残りがちです。丁寧に洗い流しましょう。
すすぎと同じように大事なのが洗顔する回数です。洗顔のし過ぎは肌荒れになってしまう場合もあります。ですので多くても朝と夜の2回がよいでしょう。乾燥が気になるときは、夜の1回でもよいでしょう。
洗顔後に顔を拭くときは、洗顔の時と同じように、優しく肌に当てるようにしてタオルで水分を拭き取ります。
化粧水のつけ方
洗顔後はすぐに化粧水をつけて保湿しましょう。このときも皮膚の薄い目元や口元は乾燥しやすいので重ね付けしましょう。
乳液のつけ方
乳液をつけるときはコットンではなく手でつけましょう。乳液がむらにならないように手のひらで温めてから優しく肌に乗せましょう。乳液はベタつくからと量を少なくしてしまっては化粧水の効果も薄れてしまうので使用量をしっかり守って使いましょう。
生活習慣から見直し健康な肌に
肌荒れが気になったらすぐに、原因を探って改善させましょう。肌荒れしてしまうと、気持ちが落ち込みますよね。ということは、肌が綺麗であれば、心も気持ちも明るく過ごせること。この肌が綺麗なときの明るい気持ちって、肌荒れしないと気が付かないものです。
常に明るく過ごせるように、肌が荒れてしまってから始めるのではなく、肌の調子が良いときにこそ、今の自分に合うスキンケアを見つけるのもよいかもしれませんね。
