肌荒れの原因は「ファンデ-ション」?トラブル回避の自分に合うアイテム探し

2017.08.04

肌荒れの原因は「ファンデ-ション」?トラブル回避の自分に合うアイテム探し

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

メイクをする方が毎日使うファンデーションで肌荒れしてしまうこともあります。なぜファンデーションで肌荒れが起きるのでしょうか?まずはその原因を知り、自分の肌にあった優しいファンデーションを選びましょう。

INDEX

目次

    ファンデーションを使って肌荒れする原因

    肌にあわない刺激の強い成分

    シリコン・合成界面活性剤・タール系色素、これらの言葉はよく目にしますが、一体何なのか意外と知られていないかもしれません。ではこの3つの成分はどんな働きをして、肌にどんな負担をかけているのでしょうか。

    シリコン

    ファンデーションを選ぶ際にみなさんが気にしている「化粧崩れ」を防ぐためのもので、主に肌のコーティング剤として配合されています。化粧崩れを防ぐということは水に強く、メイクを落とす際に落としにくいということですね。落としきれなかったメイクが肌に負担をかけ、肌荒れの原因となってしまいます。

    合成界面活性剤

    リキッドファンデーションにはほとんどのものに「合成界面活性剤」が入っています。主な働きとしては水と油を混ぜるための役割をしていて、クレンジング剤にも配合されているものです。

    私たちの肌には肌を守るために「皮脂膜」と「角質層」がありますが、合成界面活性剤はその大切なものを「緩めて、溶かす」性質があります。それにより肌が乾燥してしまい、乾燥肌や敏感肌などの肌トラブルに繋がってしまいます。

    タール系色素

    よく食べ物でも「赤色◯◯号」など書かれていますが、タール系色素とは合成着色料のことを指しています。やはり色を使う口紅やアイシャドウなどには使われており、綺麗な色を出すためには必要なものではあります。

    しかし色素沈着やシミの原因になりやすく敏感肌に強い刺激を与えてしまいます。美しくなるためのメイクが実はお肌に悪影響を与え、素肌ではいられなくなり、より強いファンデーションを使ってしまうと悪循環になってしまいますね。

    洗浄力の強いクレンジング剤

    強いカバー力のファンデーションを使うと、落とすときも洗浄力の強いクレンジング剤を使ってはいませんか?残っているかわからないからこそ、ついつい洗浄力の強さで選んでしまいますが、実はメイクと一緒に肌に必要な分の皮脂まで落としてしまっているのです。

    皮脂を落としすぎると肌は乾燥肌になってしまいます。また、乾燥すると肌は潤いを取り戻す働きをしますので、自ら過剰に皮脂分泌を行いそれが毛穴に詰まってしまい肌荒れを起こす原因になってしまうのです。

    メイク汚れが落ちていない

    先ほど強い洗浄力のクレンジング剤は肌荒れの原因になると伝えましたが、弱いものでもきちんの洗えていない、または強いからちゃんと落ちているだろうとメイク汚れが落としきれてないままだと、これも肌荒れの原因になってしまいます。

    落ちていないメイクの上にさらに次の日に新しくメイクを重ねていくと毛穴にはどんどん汚れが溜まり、毛穴の黒ずみやニキビなどの肌トラブルに繋がってしまいます。
    ▼さらに詳しい解説はこちら
    肌荒れの原因は化粧のせい?その原因と対策に迫る

    ファンデーションには3つのタイプがある

    カバー力の高いリキッドファンデーション

    リキッドファンデーションの売りはとにかくカバー力が強いことと保湿に優れているので乾燥肌の方にすすめられています。しかしカバー力が強いので落としきれずメイク残りが肌荒れの原因に繋がりますので落とすには強力なクレンジング剤が必要となってしまいます。

    洗浄力の強いクレンジング剤を使うと肌に負担をかけてしまうため、敏感肌の方や現在肌荒れ中の方は控えたほうがいいかもしれません。

    保湿力のあるクリームファンデーション

    乾燥肌の方や乾燥しやすい冬に人気のクリームファンデーションです。カバー力ではリキッドファンデーションより優れており保湿力もとても高いですが、かなりの油分を含んでいますので油性肌が使用するとテカリやよれの原因になってしまいます。

    そしてリキッドファンデーションよりも強いカバー力ですのでこちらも強力なクレンジング剤を使用しないとメイク残りが肌荒れの原因になることもありますの。

    肌への負担が少ないパウダーファンデーション

    パウダーファンデーションはファンデーションの中でも一番油分が少なくつけ心地もとても軽いです。油性肌の方はパウダーファンデーションを使っている方が多いのではないでしょうか。しかし油分が少ないのでカバー力は低くなってしまいます。

    カバー力が低いので洗顔の際は洗浄力の強いクレンジング剤を使用しなくても石鹸で落とせるものもあり、肌にはとても優しいですね。

    タイプの違うファンデーションですが、ご自分の肌質や現在の状態によって使い分けてみるといいかもしれません。カバー力ももちろん大事ですが、お肌に優しいこともとても大切です。

    お肌にやさしいファンデーションの選び方

    肌への負担がすくないパウダータイプを選ぶ

    先ほどファンデーションのタイプ3つを紹介しましたが、その中でもやはり肌への負担が一番少ないパウダータイプのファンデーションをおすすめします。

    長い時間肌に触れているものだからこそ、負担が少ないもの、そして洗浄力の強いクレンジング剤を使わなくても落ちるというところがパウダータイプのメリットですね。

    ミネラル入りのファンデーション

    ここ数年、ミネラルファンデーションがとても人気ですね。カバー力の強いものやUVパウダー配合のもの、24時間つけていても大丈夫なものまであります。肌トラブルがある方でも使うことができる優れものです。

    クレンジング剤を使わなくても石鹸で落ちることもお肌に対してとても優しいですね。しかしミネラルファンデーションには厳密に決まりがありませんので、ご購入される際は記載されている成分などをチェックしてみてください。

    低刺激で天然由来成分配合

    最近では「天然由来成分100%」なんて文字も良く目にするようになりましたね。これは自然の成分を元に作ったもので科学的なものは使用していていないということになります。自然なものなので低刺激で肌への負担は少ないです。

    中には肌の回復機能などを高める効果があるものもあります。しかし防腐剤不使用なので劣化が早くなってしまいます。劣化したものを使うのは、いくら天然由来成分でもお肌に悪いのでしっかり管理方法を確認しておきましょう。

    肌にやさしいBBクリーム

    BBクリームといえばカバー力の優れたファンデーションですね。オールインワンでベースメイクはBBクリームだけでもOKという手軽なことも助かります。最近のほとんどのBBクリームにはUV効果もあり、紫外線からも守ってくれます。

    元はドイツの皮膚科から発祥したといわれるBBクリームは敏感肌の方にはとてもおすすめです。たくさんの種類がありますが無添加のものをおすすめします。

    肌に優しい成分のファンデーションもたくさんありますね。毎日のことだから負担の少ないものを使用してあげたいですね。
    ▼さらに詳しい解説はこちら
    「スキンケアファンデーション」で肌を日常からケアしましょう

    敏感肌におすすめのファンデーション

    オンリーミネラル 薬用美白ファンデーション 2.5ml

    http://www.cosme.net/product/product_id/10076320/top

    つけたまま寝られることで有名なオンリーミネラル 薬用美白ファンデーションは低刺激、ミネラル成分100%でSPF50+です。つけているだけで美白効果もあり、シミやそばかすもしっかりカバーしてくれます。

    24hcosme プレミアムカバー&エアリィファンデーション 8ml

    http://www.cosme.net/product_id/10121049/top

    シミ、くすみなどの肌トラブルもしっかりカバーしてくれる24hcosmeのプレミアムカバー&エアリィファンデーションは天然ミネラル成分だけでできていて低刺激です。さらに紫外線吸収剤不使用で紫外線もカットしてくれます。お肌に負担をかけずにカバー力もあるため、敏感肌の方におすすめされています。
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    保湿力の高いファンデーション選びのコツ。つらい乾燥の悩みを解決

    ニキビ肌にいいファンデーション

     

    エトヴォス ディアミネラルファンデーション 5.5ml

    http://www.cosme.net/product/product_id/10006285/top

    ニキビ肌の原因である毛穴を塞ぐことなくしっかりとしたカバー力を発揮してくれるのがエトヴォスのディアミネラルファンデーションです。薄づきですが日焼け対策もしっかりとしていて色も6色から選べます。

    レイチェルワイン ミネラルファンデーション 4.5ml

    http://www.cosme.net/product/product_id/10003099/top

    毛穴の目立ち、テカリや乾燥をしっかりとカバーしてくれる低刺激のファンデーションです。もちろん肌の負担となる防腐剤や界面活性剤は不使用。クレンジングいらずで洗顔のみで落としてくれるのでニキビ肌の方へもおすすめされています。

    エムアイエムシー ミネラルクリーミーファンデーション 10ml

    http://www.cosme.net/product/product_id/10049176/top

    美容液をベースに作られたこちらのエムアイエムシーのミネラルクリーミーファンデーションは乾燥肌や敏感肌、年齢肌と幅広く対応してくれる優れものです。低刺激でしっかりと保湿、カバーをしてくれるのでニキビが気になる方にもおすすめです。紫外線カットもしてくれます。

    オンリーミネラル プレミアムファンデーション 7ml

    http://www.cosme.net/product/product_id/10085743/top

    新製法で作られたオンリーミネラルのプレミアムファンデーションはミネラル100%に加え肌の凹凸をカバーしてくれて、くすみやシワ、毛穴もしっかりとカバーしてくれます。低刺激でクレンジングは不要。石鹸で落とせるお肌に優しいワンランク上のファンデーションです。
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    ニキビ肌におすすめのファンデーション。赤みやクレーターを隠すコツ

    正しいスキンケア

    クレンジングは洗浄力のやさしいタイプを使う

    洗浄力の強いものは敏感肌の方は避けた方がいいですね。お肌が強い方も肌荒れしているときは肌に負担のかからない優しいものを選ぶことをおすすめします。

    1.たっぷりの泡ですばやく洗う

    洗顔料はなるべく細かい泡を作ってください。泡を作る用のネットも売っていますのでしっかりと泡を立て手のひらと顔の摩擦がないようにします。そして時間をかけたいところですが、長い時間洗顔をすることはお肌のダメージになっていしまいますので、すばやく洗いましょう。

    2.ぬるま湯で丁寧に

    温度としては36度くらいがいいですね。熱すぎるとお肌を傷つけることになってしまいますのでちょっとぬるいかな?と感じるくらいで大丈夫です。最低でも20回はすすいでください。

    意外と多いように思いますが洗顔料が残っていては肌荒れを起こす原因にもなりますので、こすらずにしっかりとすすいでください。おでこの生え際やあごの下は洗顔料残りが多いので要注意です。

    3.洗顔後はしっかり保湿

    洗顔後は3分以内の保湿が望ましいです。なので洗顔はお風呂の最後にすることをおすすめします。

    4.手で化粧水をやさしくつける

    化粧水は手のひらで優しくつけてあげてください。パンパンと叩いた方が肌に染み込むイメージはありますが、それは間違いです。肌をなるべく刺激しないように肌に押し込むようなイメージで「優しく」を心がけてみてください。

    肌荒れがひどいときには

    ファンデーションをつけない

    まずはメイクをお休みしてください。なかなかファンデーションを付けずに出かけるのは勇気がいるかもしれませんが、肌荒れを起こしている上にメイクをするのは悪化させるだけになってしまいます。

    どんどん悪化してからでは治す時間も増えていくので、ちょっと肌の調子が悪いなと感じたら早めに対処をして肌を休ませてあげてください。

    洗顔は1日2回まで

    肌荒れ=汚れが溜まっていると思って何度も洗顔をしてしまいがちですが、先ほどもいったように必要な皮脂まで取ってしまうと乾燥肌に繋がり、肌が過剰に皮脂を分泌した結果毛穴に詰まりニキビの原因などになってしまいます。

    洗いたい気持ちはわかりますが、ここはグッとこらえて「洗い過ぎない」ということに気をつけてみてください。洗うときは、ゴシゴシこすらずに優しく洗うのがポイントです。

    肌に触れる物は常に清潔に

    毎日使うメイク道具のブラシやスポンジ、意外と使い続けてしまう人が多いのではないでしょうか。実はそのブラシやスポンジが原因で肌荒れを起こしてしまっているケースがあります。ブラシやスポンジには化粧品の成分の他にも皮脂や老廃物がくっついてしまいます。

    これを放置してしまうと雑菌の温床に。できれば毎日水洗いをしてあげるのが理想ですが毎日は大変ですよね。そんなときはティッシュでふき取る、手の甲にはたいて余分な物を取ってあげる、これだけでも少し雑菌の繁殖を抑えることができます。

    できる範囲で直接肌に触れる物は清潔を心がけてみてください。

    適度な運動をしてストレス発散

    ストレスを溜め込むと血流が悪くなったりリンパの流れも悪くなります。流れが悪くなるとターンオーバーが乱れ、肌荒れの原因になってしまいます。ストレスを感じずに生活をすることは難しいので、ストレスをきちんと発散させることを意識してみましょう。ストレス発散に効果的なのはやはり適度な運動です。

    運動をする上で大切なのは無理をしないことです。運動をすることをストレスに感じてしまっては元も子もないので、「適度」で大丈夫です。少しウォーキングをしてみる、少しサイクリングをしてみる、それくらいでもいつもとは違う気分になれたりしますよね。

    毎日の生活に少しの運動をプラスしてみてはどうでしょうか。

    紫外線対策をする

    肌荒れを防ぐためには紫外線対策は必須です。紫外線対策で思いつくのはやはり日焼け止めクリームですが、最近ではたくさんのクリームが出ていますよね。どれを使って良いのか悩んでしまいます。

    実は日焼け止めクリームには「拡散剤」(紫外線を反射して肌を守る役割)と「吸収剤」(紫外線を吸収して熱として放出して肌を守る)が含まれていることが多いのですが、この「吸収剤」が含まれた日焼け止めクリームは敏感肌の方にはおすすめできません。

    紫外線を吸収して熱として出すことにより、やけどの原因になってしまうこともあります。紫外線対策して肌を守っているつもりが反対に肌を傷つけていたなんてこともあるかもしれません。なるべく「拡散剤」のみの日焼け止めクリームを使ってみてください。

    質の良い睡眠を摂る

    寝不足はお肌の敵といってもいいかもしれません。夜更かしや睡眠不足は成長ホルモンを妨げ、ターンオーバーや皮膚組織の再生などの促進を乱してしまいます。

    しかし、ただ睡眠時間をとるだけではいけません。より質の良い睡眠をとるために、

    ・部屋を暗くする

    ・アロマオイルなどでリラックスをする

    ・就寝時間をなるべく毎日同じにする

    ・寝る前の1時間はテレビや携帯電話を見ない

    などを試してみてください。

    バランスのとれた食事を摂る

    お肌は「内臓の鏡」といわれるほど、体内、主に腸内の環境が悪いと肌荒れを起こしてしまいます。

    肌荒れにはビタミンCが良いといわれますが、ビタミンCだけ摂るなどの偏った食事をしていると腸内環境に負担をかけてしまいますので、「バランス」を意識してなるべく規則正しい食事のリズムを心がけてみてください。

    皮膚科に受診

    これらをやってみても肌荒れが改善しない、または悪化するなどの場合には早めに皮膚科の受診をすることをおすすめします。自分の肌荒れの原因に対してのお薬を処方してもらい、なるべく早く肌を元気にしてあげてください。

    肌に合うファンデーションを使って美肌になろう

    肌荒れ原因、そして肌に優しいファンデーション、正しいスキンケアと肌荒れしたときの対処法を紹介してきました。まずはご自分のお肌に合うファンデーションを使って、なるべく負担のかからないメイクを楽しんでみてください。そして美しい肌を手に入れましょう。

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