目次
ランニングシューズの購入手段
店舗に足を運ぶ
後悔せずにランニングシューズを選ぶには、実店舗で試着することを強くおすすめします。ランニングシューズは、足長と足囲で測るため、普段履いているサイズとは異なることがあります。
通販で購入
実際、はいてみたことがあって、またその靴で走り続けたいと思ったら、通販で同じ型のランニングシューズを購入するのも一つの手段です。
ただし、いつも履いているサイズを購入してみたところ、履いてみたら合わなかったということもよくありますので注意が必要です。ブランドによっても形やサイズが変わってきます。慎重に選びましょう。
ランニングシューズ選びの注意点
デザイン重視をしない
見た目がおしゃれだから、デザインが好きだからで購入することが多くなります。
その結果、足の形に合わず、血行障害による足の疲れや、運動機能の低下、場合によっては、足を痛めてしまうこともあります。
そして早々に買い替えをしなくてはならなくなることも多々あります。
しっかり、足の形に合ったシューズを選ぶことが大前提になりますので、デザインを追求したい場合は、足の形に合ったシューズの中から探すようにしましょう。
軽さだけで判断しない
ランニングは走る運動になるから軽い靴がいいと思いがちですが、ランニングシューズは、上級者ほど軽い靴が向いています。
初心者は、安定性やクッション性に優れているタイプを選びましょう。
足のサイズや指の形を確認する
走っている間に、足がむくんで大きくなるため、足先には少し余裕を持たせることが基本です。5?程度は余裕を持たせるようにしましょう。
指先がシューズに当たるようですと、走っている間に擦れて靴ずれを起こします。長いレースを走った後に指先の爪がすべて血豆になることもあります。
かかとを上げてみて、かかとがシューズからずれる感覚があれば大きすぎますし、前足に体重をかけた時に、つま先が窮屈でないかを確認しましょう。
履き心地を確認する
走る時の一連の動きを再現しながら確認します。
ポイント
1.大きさのチェックです。できれば両足、紐をしめて、かかとをしっかり後ろに合わせます。この状態で、足指が自由に動くかどうか、また、足幅が合っているか確認します。
2.かかと周りのチェックです。アキレス腱やくるぶしにあたらないか、違和感がないかチェックします。そして、前足部に体重を移動していき、かかとがずれないか、爪先や小指などに当たらないか、走る時の一連の足の動きを再現しながら確認します。
この2つの確認で特に問題がなければ、クッション性の好み、デザインの好みなど選んでいきましょう。
機能性を確認する
1.クッション性
靴底の厚みによって足への衝撃を和らげ、負荷を軽くする効果があります。クッション性が高いと、足への負荷は和らげられるのですが、シューズ全体が重くなってしまうので、スピードを重視する上級者には不向きです。
2.通気性
走ることでシューズの中は蒸れて熱く不快になるのを防いでくれます。通気性が悪いと滑ってしまい思わぬけがにつながります。
3.軽量化
より速いタイムを目指す人は重要になってきます。靴底が薄いため、地面への伝道も薄ければ薄いほどよくなります。しかし、薄いものは筋肉が十分についていない初心者にとっては足の負担が大きくなりますので注意しましょう。
4.柔軟性
足の柔軟性を保つために屈曲性が必要になってきます。
以上がしっかり備わっているか確認しましょう。
足の形は3種類ある
指の長さが揃っているスクエア型
日本人の1割程度を占めるといわれている足型で、幅広い足型のため、横幅に注意して選ぶと良いでしょう。
親指が長いエジプト型
日本人に多い傾向にある足型で、親指のつま先がシューズに当たりやすい傾向にあるので、つま先に余裕のあるものを選ぶと良いです。
人差し指が長いギリシャ型
最近の若い人に多い傾向にある足型で、比較的どんなシューズにも馴染みやすく、横幅をしっかり確認して選べば失敗することは少ないです。
ランニングシューズのタイプは3種類ある
初心者におすすめクッション系
初心者や、長い距離を走る人におすすめです。重みによる安定感の向上、衝撃吸収力が高いため、足への負担が少ないのが特徴です。
中級者におすすめトレーニング系
クッション性と軽量性のバランスが良いのが特徴です。練習をつんで、レースに初めて出る方や、初心者からのステップアップにおすすめです。初心者がいきなり履くと、足に衝撃がきやすいため怪我の原因につながりますので注意が必要です。
上級者におすすめレース系
軽量化と反発性を最優先に作られています。足を守るためのランニンぐシューズではなく、衝撃吸収が低く軽いのが特徴で、タイムを削りたい上級者に向いています。
日本人の足に合うブランド
アシックス ランニングシューズ JOG 100 TJG138
比較的ゆったりした着用感で、初心者のランニングをサポートするクッション性とグリップ性を備えています。
ミズノ ウエーブライダー19 J1GD1603
クッション性と安定性の二つの機能が両立していて、軽量性の高いミッドソール素材を採用しています。足を包み込む柔らかさがあり、心地よい接触感でスムーズな走りを実現します。
ニューバランス WR360 2E
クッション性と軽量性を兼ね備えており、さらに通気性が良いのが特徴です。ランニングからウォーキング、デイリーユースまで幅広くカバーできます。
その他人気ブランド
アディダス Galaxy3 W
ソフトで快適な履き心地で、クッション性があり、ウォーキングからジョギングまで幅広く使えます。
ナイキ ウィメンズ ダウンシフター 7
軽量性の単層メッシュで、足裏の柔らかいフォームが新しい快適性。弾力性の高いクッショニングで自然な動きをサポートします。
プーマ アクシス V3 メッシュ ワイド
軽量で通気性とクッション性に優れています。ゆったりしているので幅広の方でもストレスなく履けます。普段履き、通勤・通学・ジョギングとさまざまなシーンで活躍します。
リーボック サブライト オーセンティック 4.0
メッシュ素材で、軽量性と通気性を採用。前足部分には、伸縮性のある材料で幅広でも無理なく履けます。クッション性があり、ジョギングやカジュアルにも活躍します。
自分の足に合うランニングシューズを見つけよう
どのシューズが自分の足に合うかは実際、お店に足を運んで確かめないと正確にはわからないので、実店舗で購入することを強くおすすめします。
シューズ選びは、車に例えればタイヤの部分です。あまり慎重になりすぎるのも問題ですが、きちんとポイントを抑えて選ぶことにより、パフォーマンスの向上や、けがのリスクを減らすことが出来ます。そして、ランニングのモチベーションにも関わってきますので、妥協せずに気に入ったシューズを選びましょう。