ツボ押しがおすすめ。疲れや余分な脂肪を効果的になくすための方法

2017.08.04

ツボ押しがおすすめ。疲れや余分な脂肪を効果的になくすための方法

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

健康によいといわれるツボは、ダイエット効果につながるものもあります。辛い運動もせずに自宅で出来るダイエット方法のひとつです。体には多くのツボがありそれぞれ効果が違います。ツボ押しの正しい知識を知って、ダイエット効果を得てみませんか。

INDEX

目次

    ツボの位置を見つけるポイント

    指を使ったり骨や関節を触って目安にする

    ツボの位置をみつけるのは、中々大変な作業のひとつです。ポイントとしては、指の腹でうっすらとなぞるとへこんでいる場所がわかります。しかし、へこみが大きい場所と小さい場所があるので、見つけづらいツボもあるのです。

    骨や関節を触って目安にしたりしながら、探していきます。慣れるまで、探せないツボもありますが、わかる範囲からはじめてみましょう。

    ツボは文字通り壺の形をしている

    ツボは、文字通り壺の形をしています。入口が狭くて中が広くなっているのです。これは、皮膚と筋肉が下で作られているのが特徴です。壺の形にへこんでいるのは、その皮膚部分の栄養状態が極端に悪いからなのです。

    ツボは、血行不良を起こしている表皮の劣化状態なのです。内部の筋肉が劣化し、表面は若くてもツボ内部が老化している状態といえます。

    コリやしこりや冷えを感じる場所

    ツボの位置を探すコツは、押してみて痛いけど気持ちいい所や、コリやしこりや冷えを感じる場所を探すことです。そして、ツボはいつも同じ場所にあるとは限りません。体調により、位置が移動することもあるので、その都度探すようにしましょう。

    押した時に痛くて気持ちいいと感じる場所

    ツボの位置は、押したときに痛くて気持ちいいと感じる場所にあります。この痛いと感じる場所は、実際にツボと重なっている場合とそうでない場合があります。ツボではないのに、痛いと感じるのは筋肉がこっていたり、血流が悪くなっている場所の可能性が高いです。

    ツボであっても、そうでなくても押すことに関しては問題ないといわれています。痛みの物質が溜まっているので、押すことによって物質を押し流すことができるのです。しかし比較的、痛いと感じる場所はツボである可能性が高いです。

    本やネットの図解を参考にする

    自分でツボを探すこともひとつの方法ですが、見つからないツボなどもあるので、わかりやすい本やネットの図解を参考にするのも手段のひとつです。図解になっていれば、照らし合わせがしやすいので、気になる位置を探しやすいといえるでしょう。

    特にインターネットの動画などは、ツボ押し方法をわかりやすく説明してくれています。図解などを参考にしながらポイントを覚え、わかりやすい動画も合わせて見ると効果的です。細かいポイントなどは図解の方がわかりやすいですが、動画があればイメージが沸きやすいといえるでしょう。

     

    ツボの正しい押し方

    親指の腹で優しく押す

    まずは、親指の腹を使って優しくツボを押してみましょう。力強く押すのではなく、優しくゆっくりと押すことが大切です。強くて早く押すことは、効果が期待できなくなってしまいます。そのため、親指の方が力加減が取れやすいのです。

    強めに押したい時は人差し指の関節を使う

    逆に、強めに押したい場合は人差し指を使うようにしましょう。親指よりも人差し指で押す方が強い加減で押すことができます。あまり、極端に強く押すことは逆効果となるので、程よい力加減を守るように気を付けましょう。

    息を吐きながら押し揉みする

    ツボを押す際に意識したいのは、呼吸法です。ツボは、リラックスした状態で押す方が効果が出るため、息を吐きながらツボを押し、息を吸いながらツボから指を離すようにしましょう。この呼吸法を意識するだけで、ツボ押しの効果が変わってきます。決して呼吸を止めたりせずに、自然な呼吸を心掛けましょう。

    1か所につき5~10回繰り返す

    ツボ一か所を押す回数は、5~10回が目安といわれています。最初慣れるまでは、特に回数にこだわり過ぎず気持ちいいと感じる状態で繰り返していきましょう。慣れてきたら、適度に調節をしていけばよいのです。無理に回数にこだわらず、最初は少なめではじめるとよいでしょう。

    短時間で終わらせる

    ツボを刺激するときは、長い時間かける必要はありません。目安は、4秒ほど息を吐きながらツボを押し、4秒ほど息を吸いながら戻すことを繰り返します。この方法で、先程の回数をこなすようにするように心掛けてください。あまり長い時間かけると痛みが発生したりすることがあるので注意が必要です。

    ツボ押しの効果を高める方法

    リラックスしている時に行う

    ツボ押しをするのに効果的なタイミングは、お風呂上りや就寝前のリラックスタイムがおすすめです。先程も説明したように、リラックスした状態で行う方が効果があるからです。お風呂上りなら、体が温まりリラックスした状態になっているため、筋肉も柔らかくなっています。

    そして、就寝前のリラックスタイムは、体が休まる準備をしている状態なので、ツボ押し後よりゆっくりと睡眠を取ることができます。そして、日中の仕事の合間などにツボを刺激することも問題ありません。気分転換にもなるので、暇な時間に行ってみてください。

    手や足の場合は両方のツボを押す

    手や足のツボを押す場合は、片方だけでなく両方押すようにしましょう。左右対称にツボがある場合がほとんどなので、両方行うことで効果が期待できます。道具を使用する場合は、あまり強く押しすぎないように気を付けましょう。

    毎日時間を決めて行う

    なるべく効果をあげるために、毎日時間を決めて行うことをおすすめします。先程説明したように、お風呂上りや就寝前のリラックスタイムが効果的なので、その時間に毎日行うとよいでしょう。お風呂あがりは、筋肉がほぐれ、血行も活性化しているのでおすすめです。決まった時間に行う習慣をつけることで、毎日ツボが刺激され効果も早まるのです。

    前後に水分を補給する

    ツボ押しをすると、腎臓の働きがよくなるため体内の水分が不足しがちです。そのため、ツボ押しをする前後に水分補給をするようにしましょう。水でもよいですが、体を冷やさないために白湯を摂取することをおすすめします。白湯とは、沸かしたお湯を少し冷ましたもののことです。

    集中するためテレビは消す

    ツボ押しは、あまり長い時間がかかるものではありませんが、一か所一か所を効果的に行うためには、集中する必要があります。テレビを見ながらやってしまうと、集中力が落ち、呼吸が乱れたりしてしまいます。ツボ押しをするときは、テレビを消してリラックスできる環境で集中して行いましょう。
    ▼さらに詳しい解説はこちら
    安眠のツボ押しと不眠解消の生活習慣を身に付けてスッキリ目覚めよう

    ツボを刺激する便利グッズ

    種類が豊富な市販のツボ押し棒

    道具を使ってツボ押しを行う方法もあります。一番ポピュラーなツボ押し道具は、市販で売っている「ツボ押し棒」です。手頃な値段で手に入るものも多いので、量販店などで購入が可能です。そして、形状が様々なタイプがあり、自分の使いやすいタイプを選ぶようにしましょう。

    コリがひどい人は、細めのツボ押し棒を使用するとよいでしょう。細いものから、握りやすいタイプのものまであるので、ピンポイントにツボ押しをしたい人におすすめです。ただ、あまり強く押しすぎるとアザになってしまうため、注意が必要です。

    足のツボが押しやすいゴルフボール

    ゴルフボールを使って足のツボを押すことも効果的です。簡単にツボを刺激してくれて、力も入らずに使えます。全身に使うことができますが、足の裏は特にたくさんのツボが集まっているので、コロコロと転がせるゴルフボールは、丁度よいサイズ感となるのでおすすめです。

    一か所を押すツボ押しよりも、広範囲に探せるので、痛いところに合わせてツボを刺激できます。マッサージ効果もあるので、より血行の流れもよくなり相乗効果が望めます。

    後頭下に使いやすいテニスボール

    テニスボールもゴルフボール同様、広範囲で使えることがポイントです。お尻の横の筋肉をほぐすことや、背中の背骨の両脇にあるツボなどにも簡単に使えます。仰向けになりながら、テニスボールを床に置いて、体を少し動かしながら刺激させます。自分できもちのいい場所を見つけてツボ押しをしましょう。

    体を冷えから守るお灸

    女性は特に冷え性の人が多くいます。冷えが進むと、体温が下がり免疫や代謝が落ちていくため、健康面や痩せにくい体質になるなど、さまざまなことに大きく影響します。冷えを改善するツボを、お灸で刺激することもおすすめです。

    冷え対策によいツボは、足にあります。三陰交と呼ばれるくるぶし付近にあるツボと、懸鐘というくるぶしの少し上にあるツボにお灸を使うとよいでしょう。自宅でお灸を行う際には、市販の台座のあるものが使いやすいといえます。

    火を使う必要のないドライヤーお灸

    ドライヤーの熱を使用したお灸もあります。これも、冷え性や肩こりに効果があるといわれています。冷え性を改善することは、ダイエット効果にもつながります。ドライヤーの熱を活かしたお灸で、冷え性にきくツボを温めることで効果が期待できます。

    使用方法は、ツボの上にお灸を設置し、ドライヤーの熱を当てます。このとき、温度設定は弱にしておき、15センチほど離れた場所から熱を与えます。お灸を行うタイミングは、朝と夜の二回がおすすめです。特に、朝のドライヤーお灸は、ダイエット効果によいといわれています。

    立つだけでできる足つぼマッサージマット

    足のツボを刺激することができるマッサージマットは、立つだけでできる簡単なツボマッサージグッズです。マッサージ棒に慣れてきたら、マッサージマットを使用するのがおすすめです。足の裏には、多くのツボが眠っているので、全体的に刺激を感じられます。

    自分の気になるポイントを調整しながら乗ったり、体重を掛けるのが負担であれば座りながら試してもよいでしょう。これなら、オフィスの中でも仕事中に行えるので便利です。さまざまな足ツボマッサージマットがでているので、自分が使いやすいものを選ぶことができます。

    ツボを押す時の注意点

    強く押し過ぎない

    ツボ押しをする場合の注意点のひとつ、強く押しすぎないという点があります。これは、あまり強く押しすぎてしまうと内出血を引き起こしてしまう可能性があるからです。痛いけど気持ちいいと感じる程度のところで、加減しておくことが大事です。

    痛みがある場合はすぐに止める

    強く押しすぎたわけではなくても、強い痛みを感じた場合はすぐに止めるようにしましょう。ツボの中には、押すことでダメージを与えてしまうツボもあります。強く押しすぎて気分が悪くなってしまうツボや、首の周りには脳に伝わる神経が多くあるため、むやめに押すことは危険なのです。

    そのため、痛みや異変を感じた場合はすぐに止めるようにしましょう。正しいツボ押しの知識を覚えておくことが大切です。

    アルコール摂取時は厳禁

    お酒を飲んだり、酔っぱらっているときにツボ押しは厳禁です。アルコールを飲んでいるときは、血行がよくなっているために、刺激が強すぎてしまうため危険なのです。お酒を飲んだときは、ツボ押しは行わないようにしましょう。

    食後すぐは控える

    食後すぐのタイミングもツボ押しは避けるべきです。これは、食後1時間以内はその部位を刺激すると、血液が分散されてしまい消化の速度が遅くなるため、胃に負担がかかってしまうためです。胃の消化が終わり落ち着いてから行うようにしましょう。

    体調がすぐれない時はやめておく

    体調不良や、怪我をしているときや伝染病などにかかっている人はツボ押しを行うことは避けるようにしてください。疲労がたまっている場合も、ショックを与えることで疲れが悪化してしまう場合があります。体調がすぐれないときや、疲れすぎたときはツボ押しをしないようにしてください。

    妊娠中特に安定期はやめておく

    いつもと違う体調、特に妊娠中は安易にツボ押しをすることはやめておきましょう。妊娠中は、便秘などに悩まされる人も多くいます。便秘に効果のあるツボを押して解消したいと思うかもしれませんが、妊娠中に危険なツボがあるので自己判断でツボ押しをすることはやめておきましょう。

    特に、足裏にはたくさんのツボがあるため、通常なら問題のないツボでも妊娠中に押してはいけない場所があります。これは、素人では危険なのでどうしてもということであれば、専門医の指示を仰ぐようにしてください。中には、子宮を収縮してしまうツボなどがあるので、間違って押してしまうと危険が伴う可能性が高いです。

    便秘を解消するツボ

    あらゆる便秘に効果のある支溝(しこう)

    便秘の原因は、さまざまな要因が重なっています。冷えや血が足りないなど色々な要素がありますが、どのタイプの便秘にも効果が期待できるツボがあります。このツボは、気と水の流れをよくすることにつながるため、便秘の主な原因になるのは大腸がうまく動かないことにあります。

    これは、水分と気の流れがうまく回っていないことで起こります。この水と気の流れを、よくするための作用があるのがこの支溝となるのです。敏感な人だと、ここを少し刺激するだけで便意をもよおす人もいるくらいのツボです。

    支溝の位置は、手の甲を上に向けた状態で、手首の外側手首から指3本分手前にあります。ツボ押しは、3~5回ゆっくりとやや強めに押すのが効果的といわれています。

    内臓を活性化させる天枢(てんすう)

    内臓を活性化させる効果があるといわれている「天枢」は、おへそから指2~3本分外側の位置にあります。便秘にもよいといわれていますが、下痢のときにもよく、全般的な整腸効果が期待できるツボです。胃腸が弱っているときなどにおすすめです。

    ツボ押し方法は、人差し指と中指・薬指の3本をツボの位置にあてて、腹部が少しへこむ程度に押します。お腹周りのツボは、即効性があるためすぐに便意をもよおす人もいます。あまり長い時間押したり、強く刺激を当てすぎるのは避けましょう。

    慢性的な便秘に効く大巨(だいこ)

    慢性の便秘に悩まされている人におすすめのツボは、先程の天枢の近くに位置する「大巨」です。天枢の位置から指3本下がった場所にあるツボで、おへそのそばの左右2か所にあります。特にかなりひどい便秘症の人は、ここを押した時にかなり硬くなっています。

    硬いからといって強く刺激を与えてしまうのは、腸に負担となるので、優しくゆっくりと押すことを心掛けてください。気持ちがいいと思える程度にしておきましょう。

    胃腸のトラブルに効く中?(ちゅうかん)

    胃腸のトラブルに効果があるツボ「中?」は、おへそとみぞおちの中間に位置します。胃腸の不調を感じたときにこのツボを押すと、胃腸の働きがよくなります。そして、代謝を上げる効果もありむくみを取ることができるといわれています。

    お腹の表面から浅い位置にツボがあるので、あまり強く押さないようにしましょう。人差し指と中指・薬指の3本を揃えて円を描くように優しく押してみましょう。少しまえかがみになると押しやすくなります。胃腸不良や、むくみが気になるとき押すとよいでしょう。脂肪燃焼効果もあるといわれるツボなので、一石二鳥です。

    消化器系のトラブルに効く気界(きかい)

    消化器系のトラブルに効くといわれている「気海」といわれるツボは、気の流れをスムーズにして元気にさせるツボといわれています。気界は、消化器だけでなく生理痛や倦怠期などにも効果が期待できます。基礎代謝を上げられることは、体全体によい効果をもたらすことができるのです。

    気海の位置は、おへそから指2本分下にあります。お腹のツボは、左右対称にありますがこのツボは一か所だけなので、この場所だけを押すようにしてください。

    むくみに効果のあるツボ

    体の不要な水分をとる水分(すいぶん)

    体内の不必要な水分を仕分けてくれる便利なツボ「水分」は、体にとって余分な水分を排出してくれ、すっきりさせてくれます。水分を摂取することだけでなく、塩分や糖分などを多く摂取した場合水太りの原因となるのです。

    塩分や糖分は、水分を蓄えてしまう働きがあります。この状態で、食べ過ぎたり飲みすぎたりすると食べ物が体内に蓄積されてしまい、悪循環が起きてしまうのです。この溜まってしまう水分を排出するために、このツボが効果があるといわれているのです。

    水分のツボは、おへそから指1本上の位置にあります。息を吐きながら、両手の中指を使ってやや強めに、10回程度押してください。

    腎臓の働きを高める腎兪(じんゆ)

    腎機能に関連した効果があるツボの「腎喩」は、ツボを押すことで腎臓や膀胱の働きをよくしてくれます。これは、全身の水分を調節する効果があるといわれています。むくみや倦怠期などの症状を緩和してくれ、生殖機能のトラブルにも効果が期待できます。

    これは、腎喩がが気の巡りにとってとても重要な場所であり、背骨の周りにある兪穴は、病気の原因となるものの侵入を防ぐ役割があるのです。腎喩は、腰のウエストライン背骨のでっぱりから指2本分外側にあります。脇腹を背中に親指がくるようにつかんで、息をを吐きながら強めに10回程度押すようにしてください。

    足の疲れやむくみに効果のある承山(しょうざん)

    足のむくみに効果的だといわれている「承山」は、足の疲れを取ることもできるツボです。足がむくんでいるのは、水分の代謝が悪い可能性があります。足腰が冷えたり血行が悪くなることで、代謝が落ちてしまいます。これを和らげるツボが承山なのです。

    足のむくみだけでなく、足の痛みや腫れなどの症状にも効果が期待されます。承山の位置は、アキレス腱からふくらはぎの方に向かって行くときにあるへこみにあります。ふくらはぎの中心線の上をたどっていくとわかりやすいです。

    押し方は、両手の親指を重ねてツボを押します。弱めに2秒ほど押し、やや強めに5秒ほど押します。離す際は、2秒ほどでさっと離します。これを5分程度続けます。夜寝る前に行うと更に効果的で、しっかりとした睡眠にもつながります。

    足のむくみをとる三陰交(さんいんこう)

    冷えに効果のあるツボの「三陰交」は、むくみの原因となる冷えを和らげる働きがあります。冷え性は、血流が悪くなりむくみや生理痛などさまざまな症状を引き起こします。この三陰交のツボは、血流をよくしてくれる効果があるといわれています。

    三陰交の位置は、内側のくるぶしから3寸上にあります。足の骨のキワに取るようにしてください。触るとくぼんでいるのがわかります。そこを押すと痛い場所があるので、優しく3回程度押すようにしましょう。

    体の疲れをとる湧泉(ゆうせん)

    体の疲れを取ってくれる「湧泉」は、元気になるツボといわれています。筋肉疲労にもよくきき、冷え性にもきくのでむくみ解消効果があるといわれています。そして、疲れがたまっていると、この湧泉が張りがなくなりへこんでいます。

    この万能ツボといわれている湧泉は、足の裏のほぼ中心にあります。足の指を曲げてへこんだ所です。両手の親指を使ってツボを強めに押します。3秒押して、3秒離すことを繰り返してください。足先が冷えてしまうようなら、お風呂などで温めてから行うことをおすすめします。

     

    ダイエット中におすすめのツボ

    体脂肪の燃焼を促す副腎(ふくじん)と腎臓(じんぞう)

    体脂肪の燃焼を促すツボである「副腎」と「腎臓」は、体内に蓄積された脂肪を燃焼してくれるものです。特に加齢などにより、若いとき以上に皮下脂肪が溜まりやすくなるので注意が必要です。このツボを押すと、腎臓の働きがよくなり、血行を促進し老廃物を排出してくれます。

    それぞれのツボの位置は、腎臓は土踏まずの中央、副腎はやや上にあります。内臓脂肪がたまると、生活習慣病などのリスクも高まり、肥満の原因にもなるので気を付けなければいけません。これらのツボは、左右にあるので両足とも行う必要があります。

    押し方は、両手の親指を重ねて副腎と腎臓両ツボにあて、つま先に向けてやや強めに押します。左右のツボを1~2分間ずつ行ってください。

    脂肪燃焼促進の太陽神経叢(たいようしんけいそう)

    脂肪燃焼を促進してくれる足ツボの「太陽神経叢」は、脂肪と水分の排出を促してくれるツボです。女性が一番気になるお腹についたぜい肉を減らす効果があるといわれています。特に下腹部にききめがあるといわれ、ツボを押すことで、お腹まわりの脂肪燃焼効果を期待できます。

    太陽神経叢は、足の裏の親指と人差し指の付け根から4センチほど下にあります。このツボを刺激することで余分な水分や老廃物を排出してくれます。ツボの押し方は、両手の親指でつま先の方向に向けてやや強めに押します。先程と同様に左右のツボを1~2分間ずつ行ってください。

    過剰な食欲を抑制する飢点(きてん)

    ダイエットのツボでよく知られる耳にある「飢点」は、食欲を抑制する効果があるツボといわれています。ダイエットをしたいのに、どうしてもたくさん食べてしまう人におすすめのツボです。過食が気になる人にとっては嬉しいツボのひとつです。

    飢点は、耳の前の小さなふくらみの下にあります。耳の穴のちょうど前あたりになり、顔側のくぼみになっている場所です。効果的な押し方は、飢点に人差し指の腹部分をあてて、少し痛みを感じる強さで押してください。ちょうど自分の脈の速さと同じくらいのスピードで押したり叩いたりするとよいです。

    指だけではなく、つまようじやピンなどでつつくのも効果的だといわれています。よく耳ツボダイエットといわれるツボは、過食を抑える効果のある飢点のことをいいます。

    食欲を抑える胃(い)と脾(ひ)と大腸区(だいちょうく)

    代謝をアップさせて、食欲をコントロールするツボ「大腸区」は、消化器系の内臓を活発にしてくれる働きがあります。食べ過ぎたときや、二日酔いのときにも効果があるといわれています。食欲を抑えるだけでなく、食欲をだしたり抑えたりとコントロールができる便利なツボなのです。

    この便利なツボの「大腸区」は、手のひらの生命線に沿った部分にあります。食欲を抑えたい場合は、上からつねるように強くつまんで離すことを1~2分行ってください。そして、逆に食欲を増進させたい人は優しくなでるようにさするとよいでしょう。内臓系の働きがよくなることで、消化がよくなりウエストがすっきりする効果が期待できます。

    食欲を抑える地倉(ちそう)

    こちらも食欲を抑える効果が期待できるツボ「地倉」は、口の周りにあるツボです。食べ過ぎてしまうことで、太ってしまうという人にも簡単にツボ押しができる場所です。食べることが大好きでどうしても誘惑に負けてしまうという人にぴったりなツボといえるでしょう。

    地倉は、口角の外側にできるくぼみにあります。地倉は、食前にツボ押しをすることで効果が期待できます。両手の人差し指で、地倉を抑えるように5秒間押します。このツボ押しは、3回行うのが目安といわれています。誰でも手軽にどこでもできるのがポイントです。

     

    ツボを毎日刺激して体の調子を整えよう

    ダイエット効果や、体の不調などに効果のあるツボは、体内から健康にさせてくれるパワーがあります。ハードな運動や、無理な食事制限などをせずに体を健康にしてくれるツボは、日常の中の空き時間で行うことができます。

    それぞれのツボの効果を覚えて、自分が気になる部分の改善につながるツボ押しをみつけましょう。ツボ押しは、短時間でできるので手間がかからず効果を期待できる健康法です。毎日少しずつでも続けて体調を整えていきましょう。

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