潤い肌をめざして身体づくり 。身体の外と中から潤いアップ

2017.08.03

潤い肌をめざして身体づくり 。身体の外と中から潤いアップ

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

肌には本来自ら潤いを保つ働きがあります。しかし、生活習慣や紫外線の影響などの要因により、皮膚のバリア機能は低下、その結果乾燥肌などの肌トラブルが起きてしまいます。トラブルにならずに、潤いを保つためにはどうしたら良いのでしょうか。

INDEX

目次

    潤い肌とは

    角質層で守られている潤い

    角質層とは角層とも呼ばれており、わずか0.02ミリという厚さの中に角質細胞がブロックのように10~20層も積み重なっている肌内部の組織のことです。細胞同士が密着しているため、肌の中に菌や水分などの異物が入らないように防ぐ構造となっており、また肌の中の水分が蒸発するのを防ぐ効果もあります。このようなことから、肌の潤いは角質層で守られていると言えます。

    肌の潤いを作る要素

    肌の潤いを保つためには皮脂、天然保湿因子、細胞間脂質の3つの物質が重要です。角質層に保持されている水分は、2~3パーセントを皮脂膜が、17~18パーセントを天然保湿因子が、残りの約80パーセントをセラミドなどの細胞間脂質が保持しています。皮脂は不必要と思われがちですが、顔の表面に出てくる皮脂膜という分泌物は、肌の水分を保つためになくてはならないものです。

    また天然保湿因子は水分と結び付く性質があり、角質層に水分を供給し角質層を柔らかくしてくれる働きがあります。細胞間脂質はブロックのような構造をしており、内部の水分蒸発を抑えて、外部からの刺激から守ってくれます。これら3つの保湿因子は、潤い肌をつくるためにとても大切な役割をしています。

    女性ホルモンと潤い肌の関係

    肌と密接な関係があると言われている女性ホルモンはとても大切な存在です。
    女性ホルモンはエストロゲンとプロゲステロンがあり、1ヶ月の間に大きく変化します。月経後から排卵前に分泌量が増えるエストロゲンは、肌の潤いを保つために、肌の角質層にあるセラミドという水分を保持する作用がある物質を増やす働きがあります。逆にプロゲステロンの分泌が活発になると、皮脂分泌も活発化しますので、月経前には保湿を丁寧にしっかり行うのがよいでしょう。

    入浴はシャワーだけで済ませたり、冷たい飲食物を好むなどは全身の血行が悪くなりますし、もちろん寝不足も良くありません。生活習慣の乱れは卵巣機能の低下を招き、肌の潤いを保つエストロゲンの分泌量が減ってしまいます。また、ストレスが原因で自律神経のバランスが乱れると、エストロゲン分泌量が減ってしまいますので、ストレスをためないことも大切です。

    肌にとって大切な女性ホルモンは20~30代で安定しピークを迎えると言われています。しかし40代からは急激に減少してしまいます。加齢により女性ホルモンの減少が起きると、コラーゲン不足や皮脂分泌量の低下を招き、肌の水分が蒸発しやすくなってしまい潤いを奪ってしまうのです。もし今までの「スキンケアが物足りなくなった」と感じたら、スキンケアを見直す良い機会と言えます。

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    肌の潤いを保つスキンケア

    クレンジングや洗顔料の選び方

    界面活性剤の少ないものは肌に優しく負担が少ないのですが、しっかり落としたいメイクには向きません。汚れが落ちやすい便利なオイルクレンジングは、肌の必要な皮脂なども取り除いてしまいます。逆に肌に優しく負担が少ないミルククレンジングは洗浄力が低いといったように、クレンジング、洗顔料にも種類がありますので、自分のメイクに合ったアイテムを選ぶ事が大切です。

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    ダブル洗顔卒業。「時短」と「肌への労り」できるクレンジング選び

    すすぎは32度のぬるま湯で行う

    お湯の温度が高いほど、肌の潤いを奪い乾燥肌にしてしまう原因の1つと言われています。洗顔時のお湯の温度は36度以下の人肌の温度が良いとされており、適温は32度と言われています。手で触れた時にぬるさを感じるくらいが、肌への刺激も少ないので32度を目安に洗顔をしましょう。

    しっかり保湿する

    美容成分が配合されているたっぷりの化粧水と美容液、クリームを使った保湿はしっかりと肌を潤すのに効果的です。中でもヒト型セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、ワセリン、馬油、椿油は肌の保湿に十分な効果を発揮してくれます。さらに導入液であるブースターの使用により、化粧水などの浸透率を上げることは、しっかりと保湿するうえでは大変効果的です。それでは個々の効果を見ていきましょう。

    ヒト型セラミド

    酵母からつくられたセラミドで、バイオセラミドとも呼ばれています。人の肌にあるセラミドと同じ構造をしており、肌なじみが良く、潤いを与える性質を持っています。セラミドには数種類ありますが、「ヒト型セラミド」が1番保湿効果が高いと言われています。

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    ヒアルロン酸

    1グラムで6リットルの保水力を持つと言われています。分子量が大きいことから角質細胞内には届かず、細胞間同士の細胞間を埋める役割の方が優れているので、ヒアルロン酸入り化粧水よりも、ヒアルロン酸入り美容液を使用した方が良いようです。

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    ヒアルロン酸の効果は美肌だけではない。健康になれる保湿美容液

    コラーゲン

    たんぱく質の一種で、身体の3/1を占めており、血管、肌、骨などあらゆる部位に存在しています。皮下組織にある真皮では、コラーゲンが約70パーセント占めおり、真皮層を支えると同時に、水分をとらえたら逃がさない親水性で肌の潤いを保つ働きもしています。コラーゲン入りの化粧品は保湿効果を高めてくれるので、乾燥やシワから肌を守る効果が期待できます。

    ワセリン

    原料である原油を高純度に精製して作られています。肌の表面にとどまることにより、ホコリなどの刺激物から肌を守るための膜を作ります。化粧水や美容液とは異なり、肌内部までは浸透せずに表面にとどまる性質があるので、先につけたスキンケア成分を閉じ込めると同時に、水分蒸発を防ぐ効果もあります。

    馬油

    馬の身体の一部から取り出された脂肪で、強力な浸透力があり、保湿、保温、血行促進など様々な効能があります。角質層への浸透力が高い不飽和脂肪酸が豊富に含まれており、油分が人の肌になじみやすいだけでなく、水分の蒸発を防ぐ効果もあります。保湿力に優れ、角質層への浸透力が高いことから、本来肌が持つとされる油分バランスにしてくれるという効果もあるようです。

    椿油

    ヤブツバキという植物の種子からとれる、植物性の油脂です。ヘアケア、スキンケア製品があり、全身のケアに使用できる油脂で、べたつきが少なく肌や髪の毛になじみやすい性質があります。人間の皮脂と同じ成分のオレイン酸が80パーセント以上含まれているため、肌と良くなじみ、皮脂を正常に分泌するように促してくれる効果があります。乳液の代わりに使うのも良いでしょう。

    ブースター

    化粧水をつける前に使用する導入液のことです。乾燥により硬くなった角質に潤いを与えて柔らかくし、その後のスキンケアが角質層の奥までスムーズに浸透しやすい状態に整えてくれる効果を持っています。また、肌のph(酸とアルカリの度合いを表す)をコントロールする作用があるため、代謝が活発化しその後のスキンケアが角質層のすみずみまで吸収されやすくなるようです。

    化粧水や入浴はなどを肌の奥へと浸透させるたもの、土台作りを目的地としているアイテムですので、化粧水や乳液をつける前に使用しなければ、正しい効果を感じることができません。必ず化粧水や乳液をつける前に使用し、ブースターをつけた後は必ずたっぷりの化粧水、乳液、クリームなどで十分に肌を保湿することが大切です。

    ?温泉水で洗顔する

    温泉水にはミネラルが豊富に含まれています。人間の身体のミネラルバランスと似ている温泉水は、肌への浸透がとても良く、保湿効果を上げる働きがあります。
    温泉水の成分には硫黄やアルカリ性、メタケイ酸などと種類がありますが、中でもメタケイ酸の多い温泉水がベストです。温泉に含まれている天然の保湿成分により、肌の新陳代謝を促進するので、肌がつるつるになります。

    しかし、硫黄の強いお湯は乾燥しやすいので注意が必要です。硫黄には解毒作用があり、殺菌効果が高く皮膚の角質層を柔らかくしてくれる働きがあります。それと同時に、皮脂も分解してしまうため肌が乾燥しやすいのです。
    またアルカリ性の強いお湯は肌を溶かすと言われますが、これはアルカリ性が肌の角質を柔らかくして、取り除く性質があることからそのように言われることがあります。肌はつるつるになりますが、アトピー体質の人や敏感肌の人にとっては、アルカリ性の強いお湯は刺激となり、肌の状態を悪化させる原因となるため注意が必要です。

     

    肌に潤いを与えるおすすめの化粧水

    素肌しずく 濃密しずく化粧水

    スーパープラセンタ、セラミドなどの11種類の美容液成分を配合した、高保湿化粧水です。肌の潤いを保つ成分のセラミドは、水分を抱え込む性質があるので、肌の潤いを保ち、乾燥を防いでくれる効果があります。セラミド配合の化粧水は、直接肌にセラミドを与えることができる上に保湿効果が高いので、アトピー肌にも使えます。また、この化粧水に配合されているスーパープラセンタは、プラセンタエキスを酵母と黒砂糖を加えて発酵、熟成した保湿成分で、もっちりとした柔らかな肌にしてくれる効果があります。

    ヒフミド エッセンスローション

    3種類のヒト型セラミド配合で、角質層のすみずみまで潤いを与えて乾燥を防ぎます。人間の肌にあるセラミドと同じ構造をしていて、肌なじみの良いヒト型セラミドが配合されている高保湿化粧水です。

    エトヴォス セラミドスキンケア モイスチャライジングローション

    肌に潤いを与えて、肌の水分を保ってくれる化粧水です。水分を抱え込む保湿成分グルコシルセラミド、ヒアルロン酸やリピジュアに加えて保水力のある肌へ整えるラベンダー花水、ハリと弾力を与える植物性プラセンタエキス、アロエベラ葉エキス、クロレラエキス、クズ根エキスとヒドロキシプロリンが配合されています。また、シリコン、界面活性剤、鉱物油、旧指定表示成分パラベン、合成香料、着色料は不使用となっています。

     

    肌の潤いを保つ食べ物やサプリメント

    潤い肌に欠かせないビタミン類

    ビタミン類は肌にとって大切な栄養素です。それぞれに効果があるので見ていきましょう。

    ビタミンA

    レバーやうなぎなどから摂取できるビタミンAには、皮膚の再生に必要なビタミンです。不足してしまうと肌が弱くなり、乾燥しやすくなってしまいます。

    ビタミンB

    玄米や豚肉などから摂取できるビタミンBは、代謝を促進して肌や粘膜を保護し、肌にハリや弾力を与えてくれる働きをしてくれます。

    ビタミンC

    ピーマンやモロヘイヤや柑橘類などから摂取できるビタミンです。肌の潤いを保つために欠かせない、コラーゲン生成補助の働きをしてくれます。また皮膚の抵抗力を高めて、肌のバリア機能を強化してくれるビタミンでもあります。

    ビタミンE

    アーモンド、カボチャなどから摂取できるビタミンEには抗酸化作用があり、血液の循環を良くしてくれます。これにより、皮膚の新陳代謝を高めて潤いをもたらし、さらに血色の良い肌にしてくれます。

    バランス良くビタミン類を摂取して、潤いを保ちましょう。

    肌の新陳代謝に欠かせないタンパク質

    必須アミノ酸のバランスの取れた大豆、牛乳、卵、肉、魚などは、不足すると基礎代謝能力が低下してしまいます。必須アミノ酸を多く含んでいるたんぱく質である「良質たんぱく質」はフカヒレ、しらす干し、イワシ、牛肉、鶏肉、ナッツ類などです。バランス良く摂取して、肌の新陳代謝を促しましょう。

    水分保持力アップのプラセンタ

    市販されているプラセンタサプリメントは豚・馬などの動物の胎盤から抽出されているものです。プラセンタにはペプチド、ヒアルロン酸などの吸収率が高い単体のアミノ酸が含まれています。これらの効能により、新陳代謝がアップすることでコラーゲンの生成が促進され、肌のハリがよみがえるとされていますので、サプリメントによる摂取も良いでしょう。

    肌の細胞分裂が促すミネラル

    牡蠣などの貝類やレバーに含まれる亜鉛は、生命維持、細胞分裂に関わる大切なミネラルです。亜鉛が不足すると、正常な細胞分裂が行われなくなる場合がありますので、積極的に摂取したい栄養素ですね。摂取するときにビタミンC、クエン酸などの酸性の栄養素と一緒に摂取すると吸収率がアップするそうです。逆にコーヒーは吸収率が50パーセント低下してしまうので注意しましょう。

    潤いをアップさせるコラーゲン

    鶏皮、牛スジ、くらげなどに含まれているコラーゲンは、摂取すると細胞レベルからの保湿アップとなります。鶏皮はコラーゲンが豊富ですが、脂肪分も多く含まれていますので、摂取し過ぎに気を付けましょう。牛スジはコラーゲンの他にたんぱく質、ビタミンも豊富に含まれていて、肌の弾力を回復するなどの効果があります。くらげに含まれているコラーゲンには、皮膚の再生能力があると言われています。潤いをアップするコラーゲンも大切な栄養素ですね。

    大豆に含まれるイソフラボン

    女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをするイソフラボンは、細胞にダメージを与える「活性酸素」の働きを抑えてくれます。女性の若々しさや、美しさを手助けし、肌の新陳代謝を促進してくれる効果もあります。

    豆腐や納豆などに含まれているイソフラボンですが、実はほとんど吸収されにくいようです。吸収されやすいのは発酵食品である醤油や味噌ですが、塩分が心配されますので、食品からの摂取だけではなく、サプリメントから摂取すると良いでしょう。

    油に配合されるオレイン酸やa-リノレン酸

    ナッツ類、大豆、オリーブオイル、亜麻仁油・エゴマ油から摂取できる栄養素です。オレイン酸は、皮脂と同じように肌を柔らかくする働きがあり、肌の表面にたまった角質のごわつきや小じわなどを抑制、改善してくれる効果があります。保湿力も高いので蒸発しにくい性質で、さらに紫外線を吸収する働きがあります。

    効果が期待できる栄養素ですが「脂質」なので、摂取のし過ぎは肥満の原因となってしいますので注意しましょう。またa-リノレン酸はしわ、たるみを予防してくれ栄養素です。体内での生成はできないので、食品やサプリメントから摂取する必要があります。食品では特に青魚に多く含まれている栄養素ですので、しっかり摂取したいものです。

    水分を保持するヒアルロン酸

    山芋、オクラ、納豆などの食品に含まれているヒアルロン酸は、1グラムで6リットルもの水分を保持できるほど高い水分保持能力があります。ハリや弾力を与えてみずみずしくしてくれる効果がありますが、30代から急激に減少し、40代になると赤ちゃんの頃の半分の量となってしまうので、しっかりと補うことが大切です。

    摂り過ぎに注意すべき食べ物

    潤い肌に大敵な食べ物は脂質の多いもの、タンパク質ばかりのメニューや香辛料の多いメニュー、白砂糖の多いお菓子類です。どのように注意して摂取すべきなかを見ていきましょう。

    脂質の多いもの

    胃腸に負担がかかり働きが弱まると、じゅうぶんな栄養や水分が吸収されにくくなってしまいます。これにより肌も栄養、水分不足となり、肌の潤いやつやがなくなったり、シワやたるみ、くすみの原因となります。

    タンパク質ばかりのメニュー

    タンパク質を摂取し過ぎると、排泄をつかさどる腎臓に負担をかけてしまい、腎臓機能の低下が起きる可能性があります。これにより体にむくみやかゆみが起きることがありますが、これは腎臓で老廃物を尿としてうまく排出できないために起こる症状です。

    体内に老廃物が溜まった状態では、肌に必要な栄養素が行き渡らず、正常なターンオーバーができないので様々な肌トラブルの原因になってしまいます。またカロリーオーバーによる肥満も心配されますので、調理方法を見直して、高タンパク低カロリーの食事作りを目指さしましょう。

    香辛料の多いメニュー

    大量に摂取することで、肌に刺激を与えたり、血管を縮ませて血行を悪くすることがあります。肌への刺激がかゆみになって表れ、より乾燥させてしまう他、血行が悪くなることで肌の再生を阻んでしまいます。

    白砂糖の多いお菓子

    肌にとって大切なミネラルやビタミン、カルシウムを破壊してしまいます。特にビタミンの破壊は、肌の潤いやつやをなくしニキビの原因となりますので、白砂糖が多く含まれているお菓子類の摂取のし過ぎには気を付けましょう。

     

    潤い肌メイクのポイント

    パウダータイプのファンデーション

    クリームタイプやリキッドタイプは、カバー力に優れていますが、油分が多いのでクレンジングのときに肌に負担がかかってしまいます。その点パウダータイプはナチュラルでさらりとした仕上がりになり、肌への負担が少ないです。場面に応じて、ファンデーションは使い分けると良いでしょう。

    低刺激で保湿成分や美容成分配合

    メイクのアイテムの中には、低刺激で保湿成分や美容液成分が配合されているものもあります。こういったアイテムを上手に取り入れて、肌に与える刺激を少なくし、潤いを保ったメイクを目指しましょう。

    保湿してからメイクする

    潤いを保つために、メイク前にはしっかりと保湿することが大切です。基礎化粧品で肌全体を保湿、さらにリップクリームを塗ってから口紅を塗ることや、アイクリームで保湿してからアイシャドウを塗るなどすることにより、潤いのある仕上がりとなります。特に乾燥しやすい目元、口元はしっかりと保湿してからメイクをするように心がけましょう。

     

    その他の肌に潤いを与える方法

    潤いを浸透させ閉じ込めるパック

    コットンパックやシートパックは、美容成分を肌にしっかりと浸透させて、潤いを閉じ込める効果があります。上手に取り入れて、肌の潤いをアップさせましょう。また、パックをするときには、コットンやシートが乾くほど長時間肌にのせたままにすると、肌本来が持つ水分を奪い乾燥を招いてしまいますので注意が必要です。

    水分の蒸発を防ぐ加湿器

    加湿器は部屋の湿度を上げ、肌の水分の蒸発を防いでくれます。中でもマイナスイオンが出るものがありますが、マイナスイオンには細胞の新陳代謝を活発にしてくれる作用がありますので、加湿器を使用するならマイナスイオン加湿器がおすすめです。また肌に直接当てるのはやめましょう。肌に水分だけ与えると、逆に肌の水分が蒸発しやすくなり乾燥を招いてしまいます。さらに過度な加湿はカビの繁殖を招きますので、使いすぎには気を付けなくてはなりません。

    岩盤浴に行く

    岩盤浴には皮脂の分泌を促進、新陳代謝を活発にさせてターンオーバーを正常にし、肌の潤いを保ってつやを与えてくれる効果があります。たくさん汗をかくことで気分をリフレッシュさせるとともに、体内に蓄積された老廃物を体外へと排出する「デトックス効果」が期待できます。また水分だけでなく、ミネラルも失われてしまうため、岩盤浴後だけではなく岩盤浴前にもしっかり水分補給を行うことが大切です。

    運動をして汗をかく

    体内からじっくりと温めるストレッチやウォーキングなどの適度な運動をして良い汗をかくと、汗腺を活発にさせるので老廃物を体外へと排出してくれる効果があります。良い汗は皮脂膜ができて、菌から肌を守り水分を保ってくれますので、どんどん良い汗をかきましょう。

    睡眠をしっかりとる

    眠ることにより成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンはターンオーバーを促進し肌を綺麗にしてくれる重要なホルモンです。深い眠りほどたけさんの成長ホルモンが分泌されますので、しっかりと睡眠をとるように心がけましょう。

    エステに行く

    最新の機器を使用して、一人一人あらゆる肌の悩みに対して、その肌に合わせたケアを行ってくれるので、自宅では得られない効果が期待できます。またそれ以前に、紫外線対策を怠らないことも重要です。日焼け止めに日傘などを使用して、さらに保湿もしっかりと行いましょう。保湿によりバリア機能が高まれば、肌表面で紫外線を反射し肌内部への侵入を防ぎます。

    バランスの取れた食事

    肌の内側からのケアはバランスのとれた食事です。偏った食事をとっていると、どんなにしっかりとスキンケアをしても潤いのある肌にはなれません。新陳代謝が悪くなり、老廃物が蓄積、これにより肌のターンオーバーが正常に機能しなくなってしまいます。水分補給もしっかりすることも大切です。肌に良い食事とは、豚肉、卵、青魚などバランスのとれた食事のことです。偏った食事にならないように、バランスの良い食事作りを心がけましょう。

    湯船にしっかり浸かる

    汗をかいて身体を温めることにより、新陳代謝が促進しターンオーバーが促されます。38度~40度のぬるめのお湯に長くても20分、肌がふやけるほどの長時間の入浴は、肌の成分が流出している可能性もあるので避けましょう。

    美肌のための保湿

    自分に合った方法を見つけて潤い肌へ

    潤い肌になるためには、外側からのケアであるしっかりとしたスキンケアにより、肌を保湿することがとても大切です。また内側からのケアとして、食生活の改善、バランスの良い食事を心がけ、不足しがちな栄養素はサプリメントで補うなどのケアも必要です。もちろん、水分補給もしっかりと行いましょう。洗顔方法はぬるま湯で行い、クレンジングは自分のメイクに合ったアイテムを使用し、擦りすぎないように気を付けましょう。様々な方法がありますが、自分に合った方法を見つけて実践していくことが大切です。日常生活の中で取り入れながら、潤い肌を目指しましょう。

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