日焼け止めが冬でも必要な理由とは?紫外線対策している方は必見。

2017.08.04

日焼け止めが冬でも必要な理由とは?紫外線対策している方は必見。

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

冬の紫外線は夏に比べて強くなさそうに見えますが、実は、冬も油断大敵なのです。特に、冬は夏よりも乾燥肌になりやすく、新陳代謝が悪くなっています。冬の紫外線対策の必要性と、冬ならではのスキンケアを詳しく検証。一年中、健康な美肌を目指しましょう。

INDEX

目次

     

    負担が大きい冬の肌

    気候による乾燥

    寒い季節は、乾燥によりお肌のバリア機能が低下しています。空気が乾燥してくると、肌の水分が蒸発してかさつき、角質が剥がれ落ちて痒みが出るために掻いてしまい、より乾燥肌を悪化させてしまいます。乾燥を予防するために、こまめに保湿を心がけましょう。

    日常的に注意すること

    1.空気を乾燥させないように、加湿器を使用する。
    2.食事やサプリメントでコラーゲンを摂る。
    3.睡眠をしっかり取る。
    4.石鹸やシャンプーは弱酸性のものを使う。
    5.肌を刺激しないように木綿や柔らかいタオルを使用する。

    以上のことに注意して、乾燥から肌を守りましょう。

    レジャー時の紫外線

    スノーボードやスキーなど、冬のウィンタースポーツは雪焼けに注意

    冬は夏よりも紫外線の量は少ないですが、それがゲレンデとなれば話は違います。冬の真っ白な雪山は、夏の海辺よりも太陽光線が強いのです。ウィンタースポーツを楽しむ雪山は、「標高が高い」「空気が澄んでいる」「あたり一面真っ白な雪の反射」と三段構えで紫外線がたっぷり。たとえば砂浜は約25%の紫外線を反射しますが、真っ白なゲレンデの新雪なら約90%、コンディションの悪い雪でも、約50%は反射するとされています。ウィンタースポーツをする際は、夏よりも日焼け対策をしたほうがよいといえます。

    雪目

    長時間ゲレンデにいると、雪の照り返しで目の日焼けをしてしまいます。ゴーグルをつけ、照り返しから目を守っているのですが、ついついゴーグルをつけ忘れたりすると、強い紫外線の影響で目に炎症を起こしてしまいます。これが雪目(正式には雪眼炎)の原因です。雪目になると、紫外線を浴びてから約6時間~10時間後に目がゴロゴロする、痛い、充血する、まぶしい、涙が出るなどの症状が現れます。雪目にならないためにも、必ずゴーグルをつけましょう。

    唇の日焼け

    唇は冬場に乾燥しやすく、紫外線によるダメージを受けやすい部位です。ゲレンデに行く際は、UVカットのリップクリームなどで紫外線対策をしましょう。
    ▼さらに詳しい解説はこちら
    唇が日焼けしたらどうすれば良い?対策とケア方法を伝授

    冬でも怖い日焼けの症状

    ?皮膚が赤くまたは黒くなる

    日焼けによって肌が赤くなる人がいる一方で、黒くなるという方もいます。この違いはどこからくるのでしょうか。

    赤くなる原因は、UVB(中波長紫外線)という紫外線によるものです。UVBは肌の奥までは影響がない、表面的なダメージを与える紫外線です。UVBによって肌表面を攻撃され、赤くなる他に「ヒリヒリする」「かゆい」などの症状を引き起こします。極力直射日光に当たらないように心がけることだけで、ある程度、防ぐことができます。

    黒くなる原因は、UVA(長波長紫外線)という紫外線によるものです。UVAは肌の奥にダメージを与える紫外線なので、コラーゲンなどに影響を与えます。その結果、シミ、シワ、タルミなどの原因を作ることになります。常時、UVBの20倍以上も地上に降り注ぎ、雲や窓ガラスを通り抜けやすいという性質を持っています。UVBを防ぐには、曇りの日も日当たりのよい室内でも対策が必要です。

    このように、紫外線の波長の違いによって肌に出る症状などに違いがでてきます。自分の症状に合ったケアを心がけましょう。

    ヒリヒリした痛み

    紫外線を皮膚に浴びることにより、皮膚が赤く炎症反応を起こす急性症状をサンバーンといいます。紫外線を多く浴びてしまうと2~6時間後に皮が赤くなり、6~48時間後に痛みが最もひどくなります。

    サンバーンになった際の治し方

    ?まずは冷やす

    患部が小さめなら冷やしタオルなどを使用し、背中など大きい部分を冷やすときはシャワーで冷やしましょう。冷やすことによって表面の熱を取れば、かゆみを抑えることができ、炎症も和らげることができます。

    ?保湿する

    保湿といっても、化粧水から乳液、クリームなどいろいろな種類があります。できれば肌に優しいといわれるクリームタイプがよいでしょう。また、火傷によいと言われている馬油もおすすめです。日焼けしたからといって、すぐに美白化粧水などをつけるのではなく、まず肌を冷やして肌を落ち着かせてからケアをしましょう。

    水ぶくれや皮剥け

    水ぶくれができてしまったら

    軽い日焼けとはいえない状態です。早めに皮膚科へ行って治療することをおすすめします。水ぶくれは潰さないよう注意しましょう。潰してしまうとなにかが触れるだけでも激痛となるうえ、細菌が入って跡が残りやすくなってしまいます。

    皮剥け

    日焼け後2~3日から数日後に皮膚の皮剥けが始まります。剥がれてくる皮をついつい剥がしたくなってしまいますが、無理に剥いてしまうと肌を痛める原因となりますので自然に剥がれるのを待ちましょう。

    シミやそばかすが増えて濃くなる

    シミやそばかすは、紫外線を浴びることで発症、悪化するため紫外線防ぐことが最大の予防策となります。日焼け止めを塗るなどして、しっかり紫外線を予防しましょう。

    シミやそばかすの改善方法としては、美白成分が含まれた化粧品やサプリメントなどを使用し、紫外線対策に有効な食事を摂るとよいでしょう。また、皮膚科や美容皮膚科にてレーザー治療など専門的な治療を受けることもできます。

    皮膚異常の原因

    シミやそばかすができる仕組み

    シミは加齢のほか、紫外線による色素沈着が主な原因とされています。そばかすも同じ原因でおきますが、遺伝的な要素がとても強いといわれています。

    過剰な光を吸収して紫外線の悪影響が体内に及ばないよう、防御しようとする作用が働くために、メラニン色素が作り出されます。日焼けをして肌が黒くなるのはこの働きによるものです。

    黒くなった肌は、普通であればターンオーバーによって肌表面へ押し出され、自然に剥がれ落ちて徐々にもとの肌に戻ります。しかし、ターンオーバーが不調になると、メラニンの排出ができずに肌にとどまってしまい、シミの原因になります。

     

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    日焼けによるヒリヒリから肌を守ろう。もう夏の外出も怖くない

     

    ホットクレンジング

    冬の紫外線対策の日焼け止め使い分け

    日常生活では肌負担を抑えて

    UVAをカットする指標であるPA数値には、PA+からPA++++まで種類があります。+の数が多いほど、薬の濃度が高く、効果も高いです。しかし、副作用として肌荒れを起こしやすくなることがあげられます。ですから、肌が弱い方は++または+++までにしておくのがよいといえます。肌がとても弱い方は+から試していき、肌が荒れないことを確かめるとよいでしょう。

    SPF10から50は日焼けするまでの時間を延ばす効果を表しています。10なら効果が10倍、50なら効果が50倍延ばしてくれます。例えば、5分で日焼けする人がSPF10を使用すると5×10=50分、10分で日焼けする人がSPF30を使用すると10×30=300分の間は日焼けを防止してくれるということです。日常生活はSPF10~20のもので十分でしょう。

    ウィンタースポーツは紫外線対策を万全に

    雪山に行く際は、一番効果の強いSPF50PA++++のものがおすすめです。日焼け止めは塗ってしばらくすると、汗や乾燥で効果がなくなってくるため、1~2時間に1回は塗り直しましょう。耳や地面の反射を受けやすいあごの下も忘れずに。特にゲレンデでは、ゴーグルやフェイスマスク、ネックウォーマーなどでは防ぎきれない鼻周りが焼けてしまうことが多いので、重点的なケアを忘れずに。また、化粧下地やファンデーションも、紫外線防止効果のあるものを使いましょう。

    ?特に冬は高い保湿性のもの

    冬は乾燥で肌荒れしたうえに、さらに紫外線からの攻撃を受け、その蓄積がシミや炎症の原因になってしまいます。大切なのは毎日の保湿をしっかりすること。そうすることで肌を守りながら、日焼け止めの効果も高めることができます。
    ▼さらに詳しい解説はこちら
    日焼け止めによる乾燥を防いで素肌を守る。成分と塗り方のコツとは

    冬の日常使いにおすすめの紫外線対策コスメ

    ママバター UVケアミスト

    SPF20 PA++

    天然保湿成分シアバターを配合、紫外線吸収剤、シリコン、合成香料、合成着色料、鉱物油、パラペン不使用。ミストタイプなので、手を汚さずにいつでも手軽に顔、体、髪に使用できます。小さい子供から敏感肌の方にもおすすめです。シトロネアやゼラニウムなど5つのエッセンシャルオイルを独自のブランドで配合。日焼け止め特有のにおいがなく、爽やかなハーブの香りがします。

    UVビューティ サンスクリーン マイルド

    SPF20 PA+

    顔や体、全身に使え、日常の紫外線から肌を守り潤いのあるしなやか肌に整える、トリートメント効果に優れた日焼け止めです。軽い感触で、みずみずしく肌になじむマイルドな使用感で白くなりません。光刺激テスト済み、小さな子供対象テスト済み。

    ホワイトリリー UVシールドEX

    SPF20 PA++

    伸びがよく、サラッとした乳液タイプの日焼け止めです。ノンケミカル処方なので肌にやさしく、敏感肌の方にもおすすめ。厳選した成分により、さらに優れた透明性と、UVA、UVBをしっかりカットしてくれる高い遮蔽効果を実現。無香料、無合成色素、紫外線吸収剤不使用です。

    アムリターラ ベリーズビューティーサンスクリーン

    SPF10 PA+

    ラズベリーやビルベリーなどオーガニックベリーの力だけで紫外線をカットする、肌にうれしい日焼け止めです。オオミテングヤシ果実油、アロエベラ、カミツレエキス、オリーブ葉エキスなどの天然物質のみを使用し、オーガニック&野生の植物原料でUVカットだけでなく肌にハリと透明感をもたらします。さらに、美容クリームとして朝晩使用できます。

    エクスボーテ トゥルーカラーUV

    SPF15 PA++/クリア、イエロー
    SPF10 PA+/パール

    くすみや赤みをカバーしながら肌色をトーンアップし、メイクのノリ、もちを高めるUVカットメイク下地。3種類のカラーの中から、自分に合ったものを選べます。ファンデーションを密着し、メイクの乗りともちを長時間キープします。シンプルでスタイリッシュなパッケージ。

    無添加工房 OKADA 天然由来100% 岡田UVミルク

    SPF20 PA++

    ノンケミカル処方で、香料、着色料、鉱物油、防腐剤、紫外線吸収剤、シリコーン、合成ポリマー不使用。植物由来のエキスや、食品にも使われている成分を使用し、石鹸で簡単に落とすことができます。様々な肌タイプの方に使用でき、敏感肌、赤ちゃんにもおすすめです。日常生活に適した防御力の日焼け止めです。

    プロアクティブ オイルフリー モイスチャー

    SPF15

    日常の紫外線から肌を守る、日中用乳液です。余分な皮脂を吸着しながら、肌にうるおいを与えます。ベタつかず、スルッとのびて、サラリとなじみ、毛穴を詰まらせないオイルフリー。化粧下地としても使用できます。

    冬のレジャー用におすすめの紫外線対策コスメ

    エテュセ BBミネラルクリーム

    SPF30 PA++

    軽くなめらかに広がり、ふんわりなめらかな肌を演出する79%美容液ベースのファンデーションです。のばすだけで肌の凹凸や毛穴をカバーします。べたつかずぴたっと密着し、クリームでありながらサラサラの軽いつけ心地です。ピンク色がかわいいパッケージです。

    紫外線予報 ノンケミカルUVジェルN

    SPF30 PA+++

    とことん低刺激にこだわって、紫外線吸収剤不使用のノンケミカル処方&界面活性剤不使用。するする伸びてとろけるようなぬり心地。石鹸で簡単に落とせます。コラーゲン、ヒアルロン酸と7種の植物エキス配合で、乾きがちな肌のうるおいを保ちます。みずみずしい透明ジェルタイプだから、子供も一緒に簡単ケアできます。

    キュレル UVエッセンス

    SPF30 PA+++

    乾燥性敏感肌を考えた、みずみずしく軽い使い心地の日焼け止め。水ベースの製剤で、顔や体にのばしやすくみずみずしい使用感を実現しました。紫外線による肌ダメージを防ぐだけでなく、セラミドケアで、外部刺激で肌荒れしにくい潤い肌に保ちます。植物由来の有効成分配合で、赤ちゃんのデリケートな肌にも使えます。

    リシェ CC ウォータリーファンデーション

    SPF30 PA++

    乳液、美容液、日焼け止め、化粧下地、ファンデーションの5つの効果があるCCファンデーションです。毛穴や色ムラを自然にカバーし、陶器のようなつるんとした潤い肌が続きます。みずみずしく軽く広がり、ムラなくフィット。美容成分とUVカット成分を配合し、肌に潤いを与えながら、乾燥と紫外線から守ります。

    ソレオ オーガニックス

    SPF30 PA++

    紫外線対策先進国オーストラリアで生まれた、植物成分由来の肌にやさしい日焼け止めです。UVカット成分はミネラルを使用。日焼けによるシミ、そばかすを防ぎ、紫外線でダメージを受けた乾燥しがちな肌などに、たっぷりのオーガニック保湿成分でうるおいを与え、健やかな肌へ導きます。敏感肌の方や、とにかく成分にこだわった日焼けを探している方におすすめです。

    オルビス メルティーモイストBB

    SPF30 PA+++

    ファンデーションに美容成分を加える一般的な製法ではなく、美容液にファンデーション機能をつける逆転の発想から生まれたクリームです。潤い粒子を濃密な膜で包み込み、高い保湿効果と均一な仕上がり、化粧持ちを実現。1本で、美容液、日焼け止め、化粧下地、ファンデーション、コンシーラー、パウダーの6役をこなします。

    ジルスチュアート エアリーティント ウォータリーCCクリーム

    SPF30 PA+++

    1本でスキンケア+ファンデーションの機能を果たし、忙しい朝やメイク初心者もすばやく美しいベースメイクが実現します。絶妙なピンクベージュで、ふんわりと明るくしながら、透明感と自然な血色感のある肌に導きます。毛穴をしっかりカバーし、色ムラを補正しながら素肌感のある仕上がりを叶えます。クリスタルフローラルブーケの香り。

    冬の日焼け後のケア

    冷えたタオルなどで冷やす

    紫外線でほてった肌は、火傷と同じ状態といえます。紫外線を浴びたからといって、すぐに化粧品などをつけるのではなく、まずはしっかりと冷やすことが大切です。氷水に浸したタオルや、タオルでくるんだアイスノン、保冷剤などを使ってしっかりと患部を冷やしましょう。そうすることで毛穴が引き締まり、肌に透明感が生まれます。

    体内の水分補給

    日焼け後の肌は乾燥しているので、水分補給が重要です。口から水分を摂取することと共に、化粧水などで肌も水分補給をしましょう。化粧水をたっぷり含ませたシートを使ってパックするのもおすすめです。

    せっかく肌に水分補給をしても、蒸発してしまっては意味がありません。保湿をすることで角層から水分を蒸発させずに保つことができます。水分を充分に保っている肌は、自ら回復機能を高め紫外線のダメージを最小限にしてくれますので、水分補給をした後は保湿を忘れずに。

    抗酸化物質を含む食材を摂取

    抗酸化作用を持つ物質を抗酸化物質と呼びます。それらは、肌荒れ、シミやシワ、くすみの原因にもなる活性酸素を抑える力があります。本来私たちの体には、活性酸素を抑える抗酸化力がありますが、20歳前後を境に人間は老化するため、抗酸化力も弱くなっていきます。そのため、活性酸素を抑える抗酸化作用がある食材を摂る必要があります。

    フィトケミカル

    ・ポリフェノール:ブドウ、ブルーベリー、ゴマ、ウコンなどに含まれる
    ・有機硫黄化合物:ブロッコリースプラウト、ニンニクなどに含まれる
    ・テルペノイド:ホウレンソウ、トマト、スイカ、柑橘類に含まれる

    ビタミン類

    ・ビタミンA:ウナギ、レバー類、チーズ、タマゴなどに含まれる
    また、体内でビタミンAに変わるβカロテン:ニンジン、ブロッコリー、トマト、ピーマン、ホウレンソウなどに含まれる
    ・ビタミンE:ナッツ類、カラスミ、イクラ、アユ、タラコ、ウナギなどに含まれる
    ・ビタミンC:パプリカ、アセロラ、パセリ、レモン、ケール、ニガウリ、キウイなどに含まれる
    浸透したビタミンCは、肌の奥の細胞を活性化して、コラーゲンを生成し、シワ対策にも有効です。

    コエンザイムQ10、αリポ酸

    食事からたくさん摂取できる食品は多くないため、サプリメントが推奨されています。

    睡眠などの休息

    肌が新しく生まれ変わるターンオーバーは、シミやくすみを取りのぞくために欠かせない働きです。ターンオーバーの周期が長くなってしまうと、皮膚内のメラニン色素が排出されるスピードが遅くなるため、シミも消えにくくなり、肌全体もくすみがちになります。皮膚を休ませ、ターンオーバーを促進するためにも、ゆっくりと睡眠を取ることが大切です。

    特に成長ホルモンが活発に分泌される、22時~深夜2時の間に熟睡しているとベスト。
    よりよい睡眠を取るためにも、寝る1時間前にはテレビやパソコンは見ないようにしましょう。

    ターンオーバーについて

    運動も成長ホルモンの分泌を促す行為です。ウォーキングやヨガ、ジョギングなどの有酸素運動、筋トレなどの無酸素運動のどちらも成長ホルモンを分泌する働きがあります。良質な睡眠を取り運動をして、ターンオーバーの促進に努めましょう。

    また、マッサージクリームを使ったマッサーもターンオーバーを促進する効果があります。エステなどに行くのもよいですが、マッサージ用クリームさえあればセルフマッサージができます。肌は、たとえ自分の手であっても、手が触れているだけでホルモンを分泌するといわれています。クレンジング、洗顔で汚れを落とした後、ゆっくりやさしくマッサージしてあげましょう。毎日するのは無理でも、できるときにじっくりと行うとよいでしょう。

    さらなる日焼け予防

    冬だから大丈夫だと思わず、直射日光をできるだけ浴びないように心がけましょう。外出の際は、日焼け止めクリームの他に、日傘をさす、帽子を被る、マフラーを巻く、サングラスをかける、長袖の服を着るなど、紫外線対策をしましょう。また、曇りの日や、日当たりのよい室内などでも紫外線をあびてしまいますので、忘れずに日焼け対策をしましょう。

    日焼けが落ち着いたら美白ケアにシフト

    日焼けによる肌の赤みやヒリヒリが落ち着いたら、しっかりと美白ケアをすることが大切です。紫外線を受けた肌がメラニンを生成する前に、美白ケアでシミ予防をしていきましょう。

    美白化粧品に含まれる美容成分の働きは2種類

    ・メラニン色素が生成されるのを予防するもの:アルブチン、トラネキサム酸、ビタミンC誘導体
    ・すでに生成されたメラニンを薄くするもの:ハイドロキノン、プラセンタエキス、ビタミンC誘導体

    美容成分の効果を把握して、自分の目的に合った美白ケアをしましょう。ビタミンC誘導体は、2種類の働きがあるので、日焼け後の美白ケアにおすすめです。

    顔のケアだけでなく、体用の美白クリームやジェルを使って、体のケアも忘れずに行いましょう。
    また、日焼け後だけ美白ケアを取り入れるよりも、1年を通して美白ケアをすると、より効果的だといえます。

    ダブル洗顔の効果

    クレンジングをした後に洗顔をするダブル洗顔が必要なのは、クレンジングと洗顔とでは「落とすもの」が違うからです。クレンジングはメイクなどの脂汚れや、毛穴につまった角栓、黒ずみなどを落とします。それに対して洗顔は肌に必要なくなった角層や汗、顔についたホコリなどを落とします。

    どちらかができていないと、しっかり汚れを落とせていないということになります。美肌のためにはまずしっかりと汚れを落とすことが大切。化粧品の浸透力を最大限に生かすためにも、ダブル洗顔をしましょう。
    ▼さらに詳しい解説はこちら
    日焼け後のおすすめなケアとは。症状別に見る人気化粧水と有効成分

    冬の紫外線対策で美肌を目指しましょう

    夏の紫外線はとても強く、化粧品を使って紫外線から肌を守ることで精一杯です。その点冬は紫外線が弱く、夏に積み重ねられた肌のダメージを軽減させることに集中できる時期だといえます。ですから、冬こそ紫外線対策をしながら、美白ケアを行うとよいでしょう。

    冬のファッションはそのまま紫外線対策になりますが、手の甲やデコルテは意外にカバーできていません。冬は夏ほど日焼け止めを塗るのは面倒くさいという人は、手袋とマフラーでがっちりガードしましょう。

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