正しい保湿でツヤボディ。 乾燥とサヨナラして潤いを手に入れよう

2017.08.03

正しい保湿でツヤボディ。 乾燥とサヨナラして潤いを手に入れよう

すべて

NADECICA編集部
NADECICA編集部

女性を悩ませている肌の「乾燥」。毎日しっかり肌のお手入れを行っていても、乾燥が改善されずに悪化してしまったという人も。良かれと思ってやっていたことが、実は肌の乾燥を促進させています。正しい保湿ケアを取り入れて、乾燥から解放されましょう。

INDEX

目次

    ホットクレンジング

    ボディの保湿が必要な人

    衣服の摩擦で乾燥する

    普段何気なく着ているだけの衣服ですが、実は肌に大きな負担がかかっています。衣服がこすれることによって起こる摩擦が肌を刺激し、静電気や乾燥肌や痒みを招きます。

    特に、タイトな服を着ている人やスキニージーンズをはいている人は、より摩擦が大きいと言えます。太ももの内側や膝・足首などが黒ずむのはそのためです。固い素材のものが多いため、より黒ずみを促進しているのです。

    ナイロンやポリエステルなどの化学繊維素材の服は、特に摩擦が大きいので、より乾燥や痒みを起こしやすいのです。綿や絹、ウールやカシミヤなどの天然繊維の服を着用することで、乾燥や摩擦を軽減してくれます。下着や靴下などを天然繊維に変えるだけでも、大きな違いが出ると言えます。

    刺激の強いボディソープを使っている

    ボディソープは石鹸と比べるととても洗浄力が高くなっています。石油系の界面活性剤やラウリル硫酸ナトリウム・ラウレス硫酸ナトリウムといった強い洗浄剤が使用されています。

    これらの成分は肌への刺激が強く、必要な皮脂までも洗い流してしまい乾燥肌の原因の一つに。ボディソープの成分を知ることで、乾燥を軽減することができるのです。

    ターンオーバーが乱れている

    肌が新しく生まれ変わることで知られている「ターンオーバー」。このターンオーバーの乱れも乾燥を招いています。約28日周期でターンオーバーが繰り返されるとされていますが、この周期が早すぎると逆に肌トラブルになってしまいます。

    早いとよりいいのでは?と思われがちですが、早すぎることによって肌細胞が未成熟なまま角質層に到達してしまい、角質として働くことができないのです。その結果、バリア機能を十分に発揮できないので、肌トラブルや乾燥を招いているのです。

    洗顔のし過ぎや過度のピーリングなど、さまざまな要因が重なって周期が早まってしまいます。まずは、ケアの仕方を見直してみましょう。

    紫外線を浴びて焼けた肌

    シミや色素沈着を防ぐために紫外線ケアをされている方は多いでしょう。しかし、紫外線を浴びることで日焼けをしているだけではなく、肌も乾燥しています。

    「シミ・シワ・たるみ・くすみ・ニキビ・アレルギー」などの肌トラブルの原因の一つにも、紫外線と乾燥が大きく関わっています。日焼けをした肌は肌の回復力が低下している状態です。

    さらに、日焼けによる乾燥を放置することで、メラニン色素が肌の外に排出されず肌に留まったままに。
    その結果、シミや色素沈着などの肌トラブルにつながるのです。紫外線や日焼けケアをする際は、乾燥対策も合わせて行いましょう。

    ニキビに悩む人

    ニキビは皮脂分泌が多い人がなるのでは?と思われがちですが、肌が乾燥していることによってできるニキビもあります。皮脂の分泌が少ないことで、乾燥が起こります。乾燥していることで角質層の水分がなくなり固くなるのです。

    その結果、少ない量の皮脂でも毛穴が詰まりやすくなり、ニキビができてしまっているのです。肌の乾燥を放置していると、乾燥肌の悪化だけでなく皮脂分泌が過剰になり、肌のバリア機能が衰え肌トラブルが多くなります。

    そうならないためにも、普段からの保湿は入念に行うことを忘れずに。しっかり保湿をして、乾燥してできるニキビの対策をしましょう。
    ▼さらに詳しい解説はこちら
    保湿できるボディソープはどれ?特徴を知ってお気に入りを見つけよう

    ボディの保湿の効果

    肌トラブルを改善

    肌は外からの刺激や、アレルギーの原因となる物質から守るバリアのような働きをしています。肌が乾燥していることによってバリアの力が弱まり、肌トラブルに。また、ターンオーバーの乱れの原因にもつながっています。

    シミやシワ、皮膚のたるみなどの肌トラブルは、肌が十分に保湿されていると起こりにくくなります。毎日のボディケアを保湿メインにすることで、肌トラブルが起こる原因を軽減し、健康的な肌に。

    ハリがアップする

    入浴後の肌は水分が蒸発しやすい状態や紫外線よって肌の水分が失われ、肌のハリが減少します。そのため、紫外線を浴びたり入浴をしたりした後は、必ず保湿をする必要があります。

    ヒアルロン酸やコラーゲン配合のボディクリームを使用することで、肌の潤いを保ち、弾力がありハリのある
    肌を維持することが出来るでしょう。また、ボディオイルやオイルが配合されているボディクリームを使うことで、油分が肌に浸透し肌のツヤもアップします。

    美白効果がある

    肌の美白をサポートする鍵は保湿。肌が十分に保湿されていることで、ターンオーバーを正常に保つことができます。また、シミやくすみの原因であるメラニンの生成を抑制し、色素沈着が起こるのを防いでくれるのです。

    紫外線などの外的刺激から守る肌のバリア機能も正常になるので、より美白ケアの効果が上がります。保湿が十分になることで、アンチエイジング効果が上がり、若々しい肌をキープすることが出来るようになります。

    体の引き締め効果

    脂肪燃焼効果や血行促進効果のある成分が配合されたものがあり、セルライトやたるんだ肌に効果があります。マッサージをしながらボディクリームを塗ることで、むくみが改善されるだけではなく、体を引き締める効果も。

    クリームを使用した後にほのかに温かくなるものは、体の引き締め効果が発揮されている証拠です。入浴後の体が十分に温まっている状態で使用すると、さらに効果が上がるのでオススメ。クリーム・ジェル・オイルなど様々なタイプがあるので、使用しやすいものを選ぶといいですね。

    黒ずみを改善する

    乾燥による痒みで掻きすぎてしまい黒ずんだり、膝や肘などが乾燥で摩擦が悪化し、黒ずんだりするのを改善することが出来ます。乾燥を防ぎ、肌の再生をサポートすることで、黒ずんだ肌が次第に薄くなっていくようです。

    また、ムダ毛処理でカミソリを使用したり電動の脱毛器を使用した場合も、摩擦で肌が黒ずみます。ムダ毛処理をした後は必ず保湿を行うようにしましょう。
    ▼さらに詳しい解説はこちら
    おすすめの「保湿クリーム」を調査。上手に使ってしっとり潤うお肌へ

    ボディクリームにおすすめの成分と効果

    潤いの持続性が高い油分

    保湿力が高く、全身のケアにも使いやすいホホバオイルやオリーブオイル。どちらも植物由来のオイルなので安心して使うことが出来ます。オイル特有の匂いも少なく、使いやすいのが特徴。ボディオイルだけでなく、ボディクリームに油分が配合されているものもあります。自分が使いやすいタイプのものを選び使用しましょう。

    ホホバオイルやオリーブオイルのほかにも、スクワランという天然の鉱物油を使用しているものもあります。すべての人に問題なく使用できる訳ではないので、肌のコンディションや体質に合わせて選びましょう。

    乾燥した肌に水分を与えてくれる保湿成分

    肌の保湿をサポートする「セラミド」、肌の弾力をサポートする「ヒアルロン酸」、肌のハリをサポートする「コラーゲン」。この3つの成分はスキンケアでは欠かせないものですが、肌の乾燥もサポートしてくれます。肌を生成する際の土台となる成分なので、しっかり補うようにしましょう。

    保湿だけではありません。外的刺激からも肌を守り炎症を抑え、肌表面から肌内部までをサポートしてくれます。敏感肌の人にも欠かせない成分なので、選ぶ際のポイントにすることをおすすめします。

    ターンオーバーを整えてくれるビタミンC誘導体

    美白化粧水によく配合されている「ビタミンC誘導体」。メラニン生成を抑制したり、肌のターンオーバーを整えてくれたりと、うれしい効果があります。肌を保湿しながら美白ケアも同時にできるので、日焼け後の肌に使ってみると効果的です。

    しかし、日焼け後すぐの肌に美白効果のある化粧水を使用しても意味がありません。1~2日時間をおいて美白化粧水で日焼け後のケアをしましょう。

    肌を柔らかくしてくれる尿素

    ハンドクリームによく含まれているので、知っている人も多い成分。尿素には保湿をしてくれる効果がある他、肌を柔らかくしてくれる効果もあります。角質を溶かし肌を柔らかくしているので、肌がゴワつく部分に使ってみるといいでしょう。

    シミを薄くしてくれるハイドロキシン

    ハイドロキシンはメラニン生成を抑制したり、メラノサイトを減少させたりする効果があります。「肌の漂白剤」と呼ばれるほど、とても強い効果があります。

    また、濃度が高いものになるほど、かえって肌トラブルを招いてしまいます。ハイドロキシン配合のものを使用する際は、濃度を確認して使うようにしましょう。

    メラニンの発生を防ぐアルブチン

    化粧水によく配合されているので、意外にも身近な成分の一つです。アルブチンにはメラニンを除去する効果やメラニンの手助けをする酵素「チロシナーゼ」を抑制する効果が。シミやそばかすにも効果があるようなので、幅広い年代に使えますね。
    ▼さらに詳しい解説はこちら
    保湿クリームの選び方や特徴とは?乾燥の大敵から肌を守ろう

    ボディの保湿におすすめの香り

    リラックス効果のある柚子

    日本人によくなじみのある柚子。イライラしたり落ち込んだりした気分を払しょくし、穏やかな気分にしてくれる効果があります。レモンよりも優しい香りなので、就寝前でもリラックスすることができます。

    気分を高めるジャスミン

    ジャスミンティーで有名なジャスミン。不安や緊張感を落ち着かせ、ネガティブな気分を高めてくれる効果があります。

    香りも優しく強すぎないものが多いです。落ち込んだり、気分が浮かない日に使ってみると、気分をほぐしてくれるのでおすすめです。

    自律神経の働き改善のローズヒップ

    美容にいいとされているローズヒップ。心を穏やかにし、気分をリラックスさせてくれます。ローズヒップには、自律神経の調子を整えてくれる効果があります。疲れやストレスが溜まっているときに使ってみるといいですね。

    上品で甘い香りのチェリーブロッサム

    春の桜を思い出すような優しい香りです。上品な甘い香りなので、大人の女性にもぴったり。疲れた心を癒して、気分を優しくほぐしてくれます。

    心と体を活性化するグレープフルーツの香り

    爽やかで甘い香りのグレープフルーツの香りは、心と体の両方を元気にしてくれます。気分をリフレッシュしてくれるのはもちろん、UCPというたんぱく質の分泌を活性化させてくれる効果があります。
    UPCには脂肪燃焼作用があるので、リフレッシュしながら脂肪燃焼しやすい体になれるのはうれしいですね。

    爽やかな香りのシトラスラベンダー

    さっぱりとしてフローラルな香りのシトラスラベンダー。ストレスやイライラを落ち着かせ、リラックスさせてくれる効果があります。ラベンダーには、安眠効果があるので就寝前に使うといいでしょう。

    ボディの保湿の仕方

    ボディの保湿の手順について

    1.入浴後すぐに清潔なタオルで軽く水分を取る

    体に残った水分と汗が乾燥から守ってくれるため、肌にポンポンとタオルがつけ適度に水分が残る程度にします。

    2.ボディタオルで拭く

    次に、大きめのタオルで体を拭いていきます。最初に拭いたときは、水分が残る程度でしたが、今回はしっかりと拭きましょう。

    3.また軽くタオルで拭く

    熱めのシャワーや半身浴などすると、お風呂上り後もしばらく体から汗がでてきます。そのときは、軽く汗を拭きとりましょう。

    4.次にボディローションを塗る

    汗がでるのが収まったら、ボディーローションを塗っていきます。

    5仕上げにボディクリームを塗る

    ボディクリームでふたをするのがポイントです。

    保湿が高まるボディクリームの塗り方

    ボディクリームをより効果的に使う方法です。

    1.入浴後すぐに体が濡れた状態でボディクリームを塗る

    入浴後の肌についた水分にボディクリームをなじませるように、まんべんなく肌に塗りましょう。

    2.特に乾燥しやすい手や腕全体はたっぷり塗る

    乾燥がひどい部分には、多めにクリームをとりやさしく肌に擦り込むように塗っていきましょう。塗った部分がべたつく場合は、ベビーパウダーをつけるとべたつきが無くなります。

    3.脚は下から引き上げるようにリンパを流しながら塗る

    脚に塗る場合は、保湿と同時にリンパマッサージを行いましょう。くるぶしからひざ裏にかけてリンパを流し、さらにひざ裏から太ももの付け根にかけてリンパを流すようにクリームを塗っていきましょう。

    おすすめボディオイルの紹介

    GAIANP(ガイアエヌピー) アロマオイル リラクゼーション N&O

    カモミールやベルガモットなどの優しいハーブの香りです。ホホバオイルやスクワランなどのオーガニック成分が配合されています。

    マッサージオイルとしても使うことが出来るので、幅広く活用できます。爽やかな香りでリラックス効果もあるので、ゆったりとボディケアを楽しめます。

    ヴェレダ ざくろ オイル

    ざくろのフルーティな香りで、エイジングケアもできるボディオイル。乾燥やハリが気になる肌をトリートメントし、ツヤのある肌に。

    首やデコルテなどのざらつきにも効果があり、年齢の出やすいデコルテやバストのケアもできます。
    合成保存料を使用していないので、安心して使えますね。

    ビオレ プライムボディ ボディオイル

    大人のカサついた肌のために、天然由来の生花オイル(月見草・ラベンダー・ホホバ)で作られたオイル。
    フローラルな優しい香りが、肌全体を包んでくれます。

    首から足先まで全身に使え、柔らかい肌になります。3種類の美容保湿成分が高配合されているので、乾燥をケアしツヤ肌に。

    マカダミ屋 高精製ホホバオイル

    添加物未使用の100%天然のホホバオイルです。ホホバは分子構造が人の肌の構造と似ているので、肌なじみがいいオイルです。さらっとした使用感ですが、肌や頭皮まで水分補給力を高めてくれます。

    水分を蒸発させない効果があるので、しっかり保湿してくれます。赤ちゃんも敏感肌の人にも使えるのがおすすめです。

    おすすめのボディクリームを紹介

    ロコベースリペア ロコベースリペア クリーム

    ドライスキンの方のためのクリーム。そのため、高い保湿効果を発揮し、お肌を潤してくれます。無着色・無香料で、アレルギーテストはもちろん、乾燥肌・敏感肌の方によるテストも行われています。

    また、皮膚のバリア機能をサポートする3つの成分「セラミド3・コレステロール・遊離脂肪酸」がバランスよく配合されているので、保湿だけでなく肌も健康的にしてくれます。

    ニベア ニベアソフト スキンケアクリーム

    ボディクリームでおなじみのニベア。乳液のようなさらっとした手触りで、ウォーターベースが特徴のクリームです。

    ホホバオイルが配合されているので、肌の内側まで浸透し、潤いが長続きします。顔・腕・肘・膝・脚など全身に使用することができるので、これ1本で保湿ケアができますね。

    ユースキンA

    ひびやあかぎれ対処で有名なユースキン。黄色い色をしていますが、これは「ビタミンB2」の色。
    ビタミンCが配合されており、ビタミン系のクリームです。ヒアルロン酸が配合されているので、潤いが持続し保湿力を高めてくれます。

    また、ビタミンE・dlカンフル・グリチルレチン酸・グリセリンの4つの有効成分が配合されており、
    健康的な肌に導いてくれます。

    For fam(フォーファム)ボディローション

    スクワランをはじめとする5種類の植物オイルが配合されているほか、5種類のセラミドが配合されており、保湿をしっかりサポートしてくれるだけでなく、お肌の張りや弾力もサポートしてくれます。

    また、パラベンなどの添加物が未使用で、お肌と同じ弱酸性なのが特徴です。赤ちゃんや妊娠中の方にも使えるので、家族でボディケアができますね。

    ボディをしっかり保湿してモテ肌になれる

    いかがでしたでしょうか?保湿の効果や、方法、成分などを知ることで、効率よく肌の乾燥を抑えることができます。乾燥しているときだけこまめにケアするのではなく、持続的にケアすることでハリツヤのあるモテ肌に改善できます。

    入浴後のボディークリームの塗り方を変えるだけでも、肌の保湿力がぐんと変わります。たった1回行っただけでも、翌日の肌はずっとしっとり。入浴後は一番乾燥が進むタイミングなので、特に注意してケアしましょう。

    お気に入りの成分や効果・香りを選び、あなただけのボディケアタイムを楽しみましょう。

    当社は、この記事の情報(個人の感想等を含む)及びこの情報を用いて行う利用者の判断について、正確性、完全性、有益性、特定目的への適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者ご自身の責任において行っていただくと共に、必要に応じてご自身で専門家等に 相談されることを推奨いたします。

    記事のお問い合わせはこちら

    CATEGORIES

    アイケア&アイクリーム
    EYE CARE & EYE CREAM
    クレンジング
    CLEANSING
    コンシーラー
    CONCEALER
    ボディローション&ミルク
    BODY_LOTION&MILK
    まつげ美容液
    EYELASH_SERUMS
    化粧水
    SKIN_LOTION
    洗顔料
    FACIAL_WASH
    美容液
    ESSENCE
    SNSをフォローして
    最新の口コミをチェック!
    SNS ACOUNT