目次
唇も紫外線対策した方がいい
唇は刺激に弱い
唇の皮膚は肌の皮膚に比べてとってもデリケートで薄いんです。唇には元々皮脂を分泌して水分が蒸発してしまうことを防ぐ皮脂腺がないので、少しの刺激でも荒れてしまったり、乾燥してしまったり、きれいなプルプルの唇からはかけ離れてしまいがちです。紫外線の刺激はとっても強いので、顔やボディー以上に気を付けてケアをしましょう。
また唇のメイクも日焼けがひどいようなら控えたり、出来るだけ負担のかからないようなものを取り入れることで、唇の感想も防ぐことが出来ます。唇も顔もメイクをしなくてもいいOFFの日を作ってあげることも大切です。
顔用の日焼け止めは刺激が強い
顔に塗っている日焼け止めをしっかり唇に塗り込んだらいいのでは？という軽い気持ちは間違えです。というのも、顔用やボディ用の日焼け止めは刺激が強いものが多いです。そのため唇に使ってしまうと唇の荒れの原因となったり、乾燥や割れの原因にもなります。ですので、リップケアの場合には必ずUVカット配合のリップクリームを使用しましょう。
夜は保湿用を使う
夜寝る前のリップケアとしては、昼間に使用しているUVカットのリップクリームなどは避けましょう。理由としては、
- 1：唇への負担が多くなり荒れやすくなる
- 2：過剰保湿で皮膚の再生機能(ターンオーバー)を妨げてしまう
- 3：寝る前に色つきのリップが塗られてしまうと色素沈着を起こす可能性がある
というものです。かえってトラブルを招いてしまいますので、夜は保湿用に白色ワセリンや夜用リップ美容液、夜用リップクリームを使ってケアすることをおすすめします。
夜のリップケア方法
・顔と同様に唇もしっかりクレンジングをして、余分な油分や汚れをOFF
・低刺激の白色ワセリンやリップ用美容液などで保湿する
パウダーファンデーションも有効
リップクリームのUVカットだけでは不安がある…という場合には、パウダーファンデーションがおすすめです。UVカットリップでしっかりと保湿した上にパウダーファンデーションを乗せることでより紫外線から唇を守ることができます。
ただしこのままだと少々唇の色が悪くなるので、口紅やグロスなどをのせてメイクを仕上げると対策もばっちりの唇が完成します。気になる方はぜひ試してみてください。
帽子などで顔全体を紫外線から守る
こちらも大切なことですが日焼け止めを塗っていたって、帽子や日傘などを使って顔全体を守ってあげなければ話になりませんよね。出来るだけ紫外線の強いときにはそういった対策や、日陰に入るなどの行動をして顔全体を守ることで唇も一緒に守ることができます。
冬場の乾燥に比べて夏場は乾燥が少なく感じられると思いますが、乾燥していないからという理由で夏場にリップケアを怠っているなら要注意です。夏場は紫外線がとても強くなっていますので、逆に対策はしっかりしたいもの。今までにあげたことにまず気を付けたリップケアをしていきましょう。
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日焼けした唇に出る症状
乾燥してひび割れが起こる
先ほどもあげたように、唇には元々皮脂を分泌して水分が蒸発してしまうことを防ぐ皮脂腺がないのでとても乾燥しやすく、紫外線や日焼けによりさらに乾燥しやすくなり結果、水分や油分がなくなってしまいひび割れしてしまいます。
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ヒリヒリと痛む
日に焼けたため火傷と同じように赤くヒリヒリとして痛む場合があります。速やかに唇を冷やしてあげるとともにある程度落ち着いたら保湿をしっかりとしましょう。
水ぶくれや腫れ上がってしまう
火傷と同じ状態なので、水ぶくれになったり、赤くはれてしまったりするという人もいます。重症化してしまう場合もありますのでこちらの症状の場合は、速やかに皮膚科のある病院を受診しましょう。
くすみができる
顔やボディーよりもメラニン色素が少ないのですがまったくないわけではないので、くすみとして唇に現れてしまいます。そしてビタミンCが少なくなっているとメラニン色素が沈着しやすいので結果、唇に色素沈着が起こり、くすんでしまいます。
実際に日焼けをしてしまった場合、唇にはこのようにやけどのような症状が出てしまいますので、安易に考えずに、自分の状態を明確に見極めて対処方法を実践しましょう。
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唇が日焼けしてしまった時の対処法
皮は絶対に剥かない
唇の日焼けによって唇の皮が剥けてしまうことが良くありますが、絶対に剥いたりはしないでください。なぜなら、皮膚の再生を遅らせてしまうからです。また、剥けてきた皮と一緒に剥けようとしていないところまで剥けてしまうので、かえって唇へのダメージを増してしまっています。これは全身にもいえることですので、背中の皮や腕の皮など無理に剥いたりしないように注意しましょう。
美容液で徹底的に保湿
ダメージをかなり受けてしまっていますので、皮も剥けてきたりしてしまいます。リップ用の美容液をたっぷりと塗り保湿をしっかりしましょう。
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唇をなめない
唇をなめる事によって、はじめから唇に少しある油分をなめ取ってしまい油分によるうるおいをなくしてしまいます。唇がガサガサになってしまって割れてしまい痛みが出てくる場合がありますので、唇をなめないように注意してください。特に癖になってしまっている人は意識していないといつの間にかしていたなんてことが多いと思いますので、より注意してください。
リップメイクを控える
唇の日焼けをして徹底的に保湿したからといって直っているわけではないので安心しないでくださいね。その上から口紅やグロスなどのリップメイクをしてしまうと、刺激を与えてしまい直りやすくなる様にしたのに、努力が水の泡です。どうしても色をつけたいのであれば、低刺激の色つきリップにとどめ、忘れずにクレンジングで洗い落としましょう。
食後には唇を洗う
食べ物によっては刺激のあるものも多いと思います。唇が荒れてしまっている場合は刺激をできるだけ与えないようにするのがベストですが、食べ物に含まれる塩分や香辛料も唇への刺激になりますのでできれば避けたいところですが、食後にしっかり唇を洗って、保湿していただくことでケアできますので、食事の後は唇を優しく洗ってあげましょう。
手作りの唇パックを行う
しっかり潤いを与えるためにも日焼けした唇にはもちろんですが、日ごろから定期的に唇の乾燥にこの手作り唇パックを行うといいですよ。ご自宅にあるもので出来ますので、ぜひ試してみてください。
手作り唇パックの方法
・唇より2センチほど大きめにラップを用意する。
・ワセリンとはちみつを用意して1：1の割合で混ぜて唇にたっぷりと塗る。
・その上に用意したラップをのせて唇をパックします。
・10分ほど置いてからラップをはがします。これで唇パックは終了です。
このような症状に日焼けをしてしまってなったときの対処法やケア方法をまとめみました。やってはいけない事もありますのでついやってしまわない様に注意して下さい。困ったときの参考にしていただけるように5つに分けてまとめましたので覚えておくと便利です。
UVカットするリップクリーム
Dr.ハウシュカ リップケアスティック
オーガニック製品ですのでデリケートな唇にぴったり。また「パラオキシ安息香酸エステル」と呼ばれ「パラベン」として知られる防腐剤も入っていないいわゆるパラベンフリーなのもうれしいですね。価格と見合うほどの効果が得られると使用した方にとても人気の1本となっています。
カントリー&ストリーム UVリップクリーム HM
SPF20 ?PA++で紫外線から唇をしっかりガードしてくれます。はちみつなど7つのうるおい成分によりくすみの予防やリップメイクの下地にお使いいただけます。
スック リッププロテクター
フィット感がとてもいい唇用のプロテクターです。乾燥や紫外線などの唇へのダメージをカットしてくれ、配合されているスクワランの潤滑効果により保湿をしっかりと行えます。またスクワランは人の皮脂膜にも含まれている成分ですので使い勝手がいいです。
オルビス リップサンスクリーン(R)
こちらのリップはUVカット専用のリップでありながら色つきです。シャクヤク、テンニンカ2つの植物性成分のエキスを配合していて保湿もしっかりできます。またSPF22 PA++でUVカットもばっちり。自然な赤みで簡単にリップケアができます。
エテュセ リップエッセンスa
唇のトリートメントにおすすめ。とっても高い保湿力で長時間唇を乾燥からガードしてくれます。また高保湿を生んでいるのが、リップクリームなのにグロスのようなつやを感じる「グロスオイル」が配合されている為です。もちろんUV もしっかりカットしてくれます。
アディクション リッププロテクター ＋ エッセンス
美容液のような保湿力が自慢の一本でリップ用サンプロテクターとしてしっかりと唇を守ります。べたつかずリップメイクの前に毎日使える下地としても便利で、リップメイクの仕上がりが長く続きます。
ドクターブロナー マジック オーガニックリップバーム(ベビーマイルド)
アボカドオイルやヘンプオイルなどの美肌成分配合。なんとアボカドオイルには天然のUVカット効果もあるんです。このリップはしっかりとオーガニック認定を受けており弱ったり敏感な唇の方におすすめの1本です。
UVカットするリップクリームをいくつかご紹介いたしました。日中の外出時などに紫外線対策ができるものを多く取り揃えましたので実際に悩んでいるなら参考の一つにしていただけたらと思います。リップクリームの塗り方も、唇のしわに沿ってなじませるとより効果的ですので優しく塗り込みましょう。
夜用におすすめのリップクリーム
ベキュア ハニーメルティコンク
贅沢な潤いを与えてくれる唇用エッセンスクリームです。ボリューム感のない唇をふっくらとした針間を与えてくれ、乾燥した箇所の部分的なスキンケアにも使えるほどみずみずしくべたつきません。
ジョンマスターオーガニック リップカーム オリジナルシトラス
乾いた唇になじみやすく潤いをキープできるリップクリーム。マンダリンなどのオーガニックアロマが配合されていて香りからも癒されます。唇の保湿、保護におすすめです。
キュレル リップケアクリーム
植物由来成分モイストキープと潤浸保湿セラミド機能成分により、荒れてかたくなってしまった唇もふっくら滑らかにしてくれます。アルコールフリーで敏感肌の方にもおすすめできる1本です。
オバジ ダーマパワーX リップエッセンス
こちらはダーマパワーXセラムから生まれた美容液のリップクリーム。エイジングケアにも使えるコラーゲンやヒヤルロン酸までも配合されています。すっとなじみながらも潤いやボリューム感も与えてくれます。
シャネル イドゥラ ビューティ リップ バーム
潤いと弾むような弾力を唇に与えるシャネル独自のカメリアから抽出したオイルを配合。リップメイクが美しく生えるようなつやのある唇を作ることができます。1日中使うことはできますが、夜はリップラインに厚めに塗ることで朝には唇が整います。
ジルスチュアート フルーツ リップバーム N
保湿力の高いストロベリーエキスやはちみつなどたっぷりと配合されています。くすみやたて時和の気にならない透明感のあるふっくらリップにしてくれます。滑らかで広がりやすくしっとり感、みずみずしさを長時間キープし乾燥から守ってくれます。かわいらしいきらきらのパッケージでプレゼントにも喜ばれます。
リッツ リップエッセンス
1本で5役をこなす多機能リップです。その中でもエイジングケアにも使えるということで、りんご幹細胞エキス、メロンプラセンタこの2つが配合されており、ハリと弾力を与えてるので唇にボリュームを与えてくれます。またリップグロスや下地としてもお使いいただけますので、リップメイクも長持ちします。
ナチュラグラッセ リップ オイル
植物性オイルで乾燥しやすい唇も優しく保湿でくる美容液です。グロスとしてもお使いいただけナチュラルにつやめきます。またお色がクリアレッドですが、血色感をプラスしてくれるような優しい色合いとなっているので使いやすいです。
夜に使えるリップクリームをご紹介いたしました。先ほどまでにあげた通り、できるだけ昼間に使うUVケアのできるリップクリームを使わない方が、唇が優しくふっくらしますのでぜひ夜専用をお試しいただきたいです。
唇の荒れに効果的な栄養素はビタミンB2
肌や髪を綺麗にするビタミン
ビタミンB2の作用は主に、皮膚や粘膜の健康を維持するもので、もし不足してしまうと肌荒れやオイリー肌になったり、頭皮にフケが出たりにきびや口内炎などのできものが出来やすくなったり、唇のひび割れなど肌に関するトラブルが発生しやすくなります。逆にいえばしっかり摂取できれば「肌や髪を綺麗にしてくれる」のが、ビタミンB2なんです。
豊富に含む食材
ビタミンB2を豊富に含んだ食材はどんなものがあるのでしょうか。ビタミンB2が多く含まれる食材をご紹介いたします。まず含有量も高いのが肉類であるレバーです。豚、牛、鶏すべてのレバーが豊富に含まれています。魚介類ではうなぎやいかなご、ズワイガニなどに含まれ、他にも納豆や卵、まいたけ、なんと焼き海苔にも含まれています。日本の食卓で考えると、おにぎりやレバニラ炒め、納豆ご飯などビタミンB2を多く含んだ献立も割と簡単に組むことができます。
またビタミンB2の摂取量目安は1日に成人女性で1.2ｍｇ、男性で1.6mg決して難しいと感じる量でもありません。卵1個当たりビタミンB2が0.45mg含まれていますので他のものとあわせてもいつの間にか摂取できているそんなものです。
効率よく摂取するコツ
効率よく摂取するためには、このビタミンB2だけを取ろうとするのではなく、他のビタミンたちと一緒に吸収しましょう。そのほうがしっかりと体内に吸収されやすいという特徴がビタミンB群にはあるためです。
1、光の当たらない場所に保管する
ビタミンB2は弱点としてとっても光が苦手で、特に紫外線に弱いビタミンですのでビタミンB2が含まれている食材を保管する場合は光の当たらない暗いところで保管するようにすることでビタミンB2を破壊してしまわないようにしましょう。
2、水溶性ビタミンなので定期的に摂取する
水溶性なので水分に溶け出しやすい性質があります。料理の際には水洗いは手早く洗いましょう。また逆に熱には強いので煮物などにすると煮汁に溶け出したビタミンB2もしっかり摂取できます。
色々なリップや日焼けに対するケアなどご紹介いたしましたが、日ごろ食べ物として摂取するもので唇の荒れを効果的に直すのであればリップクリームとあわせてビタミンB2を摂取することが大切になってきますので積極的に摂取しましょう。食べ物から摂るのが難しい場合は、サプリメントやドリンクなどからも摂取できますので、バランスなどを見ながらうまく取り入れてください。
唇も日焼け対策を抜かりなく
毎年のことなのにどうしても忘れがちになってしまう唇の日焼けですが、保湿すること、夜とリップクリームは使い分けることを自分の毎日の習慣にしてしまえば簡単に出来るケアでもあります。食べ物からもビタミンをしっかりとって美しいぽってり唇を目指しましょう。うっかり日焼けをしてしまっても、焦らずに症状にあわせてしっかりケアをして美しい唇で楽しい夏場をすごしてくださいね。
