くすみを下地でしっかりカバー。透明感ある仕上がりになるコツ

2017.08.02

くすみを下地でしっかりカバー。透明感ある仕上がりになるコツ

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

疲れた印象に見えるくすみ…。メイクでカバーしたいと思っている人も多いはずです。くすみを隠すのに大切なのが下地。下地は、くすみの悩み事別に色を修正し、顔色を整えてくれる効果があります。くすみの原因や種類を知り、自分に合った下地をみつけて美肌を目指しましょう。

INDEX

目次

    顔がくすんで見える原因

    古い角質が溜まっている

    加齢により肌リズムが悪くなると、古い角質が肌に溜まり「黄色ぐすみ」の原因となります。本来角質は肌の正常なターンオーバーにより、自然と剥がれ落ちが、年を重ねるにつれ肌の再生能力が低下し、角質が肌の表面に蓄積。その結果顔全体が黄色くくすんで見えてしまいます。

    肌が乾燥している

    肌が乾燥することにより、肌のキメが乱れ、透明感のないくすんだ肌になります。肌のキメは油分と水分の適度なバランスによって保たれています。乾燥により肌の水分が失われると、皮膚は固くなり、キメが乱れます。キメの乱れた肌に光が反射して黒いくすみにみえてしまうのです。

    また、ターンオーバーの乱れにより、古い角質が皮膚に残った状態となり、肌に潤いがない状態となります。とくに目の周りなどの皮膚の薄い部分は乾燥しやすく、肌のカサツキが感じやすい部分なので注意が必要です。

    毛穴の汚れが酸化している

    メイク汚れが毛穴に詰まり、シミやくすみを引き起こします。落としきれなかったメイクの汚れは、皮脂とともに毛穴に蓄積。メイク用品に含まれる油分が酸化し、黒ずみへ。結果、黒ずみが悪化し、肌にシミやくすみを引き起こします。また、メイクをしたまま眠ったり、古くなった化粧品を使うことは肌くすみの原因となるので注意しましょう。

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    毛穴はこうして綺麗にする。くすみのない美肌を手に入れる方法

    メラニン色素が生成されている

    紫外線を浴び続けると、肌が褐色にくすんでいる状態になります。肌は紫外線を浴びると肌を守ろうとし、メラニンを大量に分泌します。その過剰に分泌された余分なメラニンが、皮膚に残ってしまい、肌のくすみ、そばかす、シミの原因となります。

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    メラニン色素を減らして肌のシミや顔のくすみを改善予防しよう

    生活習慣が乱れている

    肌は睡眠不足になると血流が悪くなり、血色の悪い顔色になります。目の下のクマや顔色が青白いのはこれが原因。寝る前にスマートフォンやパソコンで頭がさえてしまうなど、寝る前の行動で寝不足の原因をつくっているかもしれません。また、睡眠不足になると、肌の新陳代謝がうまくいかず、古い角質が肌に残り、肌くすみを引き起こします。

    ストレスを解消できずにいる

    ストレスや疲れが蓄積されると、自律神経が乱れ、肌トラブルにつながります。自律神経は血液を流したり、胃腸で食べ物を分解吸収するなどの、意識してもできない体の機能をコントロールする役割があります。自律神経が乱れると肌づくりに必要な栄養が肌まで届かなくなります。その結果、顔色がくすんだり、肌環境を悪くし、トラブルを引き起こす原因となります。

    不健康な食生活を送っている

    脂質の過剰摂取は毛穴詰まりを引き起こし、くすみの原因となります。揚げ物やお菓子など脂っぽいものを摂取しすぎると、皮脂が過剰分泌され、毛穴に蓄積され黒ずみ、シミの原因となります。

    また、お菓子やアルコールなどに含まれる糖質も摂りすぎには注意です。吸収しきれなかった糖はタンパク質と結びつき、黄ぐすみの原因となります。脂質も糖質も体にとっては必要な栄養素ですが、過剰摂取は注意が必要です。

    悩み別おすすめのコントロールカラー

    くすんだ顔には万能のイエロー

    日本人の肌色に馴染みやすい暖色系で、血色感ある明るい肌に見せてくれます。しみやそばかすなど紫外線のダメージや、乾燥などによりグレーがかったくすんだ肌に効果的です。白く浮きにくい色なので、迷ったときはイエローがおすすめです。

    血色感のない顔にはピンク

    肌のトーンをアップし、健康的な透明感ある肌を演出します。血色不足により青白く、疲れた感じにみえる肌に効果的です。暖色系で使いやすく、血色感あるふっくらと柔らかな印象にします。

    黄ぐすみや赤みが気になる顔はブルー

    赤みを抑え、透明感ある肌に見せます。くすみやクマ消し、テカリや肌表面の水分不足によるごわつきに効果的です。肌と反対色なので、塗りすぎると白浮きする心配がありますので、部分用として使うのがおすすめです。肌の色が白い人は血色が悪い人に見えてしまう可能性があるので避けましょう。

    顔の赤みやニキビ跡が気になる顔はグリーン

    クールな印象にしてくれるグリーンは、赤ら顔や、ニキビ跡の赤み消しに効果的です。塗ったあとほんのりグリーンが残りますが、ファンデーションを塗ることで肌の色を均等に見せてくれます。寒色系のため塗りすぎると白浮きの心配があるので、部分使用がおすすめです。

    透明感がとにかく欲しい顔はパープル

    ブルーとピンクのコントロールカラーのいいとこどりをしたのがパープルです。顔の黄ぐすみを抑えつつ、血色の良いバランスのとれた自然な肌色に整えます。上質な透明感ある肌を演出します。

    くすみをカバーしてくれる下地

    イプサ コントロールベイス

    素肌に足りない光を補い、透明感を高める化粧下地。青、赤、黄の3色の光がバランスよく反射し、肌色をコントロールします。また、毛穴などの肌の凹凸を補正し、なめらかな肌へと仕上げます。血行不良や紫外線ダメージ、角質の水不足など、それぞれのくすみの種類によって使い分けできます。コントロールカラーはピンク、イエロー、ブルーの3色展開。紫外線防止効果があります。

    NARS ラディアンスプライマー

    つけた瞬間から肌のくすみを飛ばし、肌のトーンを上げ、透明感ある肌に導きます。下地はパール効果のあるほんのりピンク色。さわやかなつけ心地で、メイクの仕上がりを美しく長時間保ちます。カプセル状に包まれたUVカット効果のある成分の働きにより、紫外線から肌を守ります。肌にも優しいオイルフリー処方。

    THREE アンジェリックコンプレクションプライマー

    肌色をコントロールしながら、やわらかな透明感ある肌へと導きます。繊細なパールで毛穴や小じわまで自然にカバーし、プライマーが肌色を均一に整えます。天然由来成分が80%配合。シアバターや植物オイルが角質層にうるおいを与え、やわらかな肌質をつくりあげます。

    RMKベーシック コントロールカラー

    気になる肌の色ムラやくすみを補正。プルプルのテクスチャーで肌の毛穴や凹凸を整え、キメ細やかな肌質に仕上げます。4色のカラーバリエーションはそれぞれ肌の悩みにそってつくられていて、より透明感ある理想の肌にちかづけます。ファンデーションの密着とメイクの完成度を高める部分用下地です。

    ジルスチュアート ラスティング トーンアップベース

    毛穴も色ムラもカバーする透明感ある肌に導くメイクアップベース。ソフトフォーカス効果のあるトーンアップカバーパウダーを新配合、薄膜なのにカバー力のある仕上がりが実現します。ミョウバンを配合し収れん効果が高く、サラサラ仕上がりのままメイクを持続させます。また、毛穴や皮脂ケア成分により、余分な皮脂をしっかり吸収します。軽いタッチのテクスチャーでのびがよく、かわいい容器とクリスタルフローラルブーケの香りがメイク時間を癒します。保湿成分により乾燥から肌を守り、肌をふんわり明るくみせる下地です。

    SUQQU リファイニング プライマー

    ソフトタンジェリーカラーがくすみなどの肌色をコントロールし、生き生きした肌を印象に導きます。2種類の形のカバージェルが不規則な形の毛穴をしっかりカバー。やわらかくのびのよいヴェールネットが、時間がたってもファンデーションの毛穴落ちを防ぎます。紫外線防止効果があります。

    B.A デイセラムL ブライトアップ

    肌色にちかいピンクパープルがくすみを抑え、明るく自然な肌トーンに調整する化粧下地。頬の毛穴やお肌の凹凸を補正し、ふっくらなめらかな肌に整えます。ブライトアップ効果が、にじみ出るようなツヤと血色感を感じさせます。ビタミンC誘導体などの美容成分配合。みずみずしくなめらかで、ファンデーションのフィット感を高めます。

    エスプリーク CCベース カバー

    毛穴やくすみをしっかりカバーし肌のトーンをアップ。メイクそのまま長時間キープするCC下地です。どんな凹凸毛穴も毛穴ケア成分が補修し、黒ずみ毛穴カバーパウダーが光の反射であらゆる黒ずみ毛穴にアプローチします。保湿効果のあるハリ演出ポリマーが肌のハリ感と潤いを保ちます。

    美肌のための保湿

    下地の正しいつけ方

    使用量をきちんと守る

    下地は、基本的にはパール粒大くらいが適正量です。多く塗りすぎると白浮きやよれ、メイク崩れの原因となります。メーカーによって異なる場合もあるので、各商品の説明書を確認し適正使用量をチェックしましょう。

    顔の中心から外側に向かって塗る

    下地は肌にしっかり密着させながら、色ムラのないように均等にのばしていきます。下地を額、鼻、あご、両頬にのせ指で外側に向かって、優しく撫でるように塗っていきます。額やあごも顔の中心から外側へ向かって塗っていきます。色が均一で、凹凸のない、なめらか肌状態にすることでファンデーションが毛穴に入るのを防ぎます。

    指で伸ばした後にスポンジオフ

    スポンジで余分な下地を取り除き、よれやメイク崩れを防止します。また、スポンジで下地を肌により密着させることにより、ファンデーションののりを良くし、よりナチュラルな仕上げにちかづけます。このさい、フェイスラインや首の境目をぼかすことも忘れずに。スポンジは菌の繁殖や肌へのダメージを低減させるために清潔なものを使用しましょう。

    目元は丁寧に塗ることで華やかさアップ

    目の下やまぶたの上、まつげの生え際近くまで丁寧に塗ることで、より透明感を与え、健康的な印象を与えます。下地はのばすのではなく、指でポンポンと押さえつけながら馴染ませていきます。くすみやクマがキレイにカバーできれば、アイメイクもよりキレイにのり、発色します。

    透明感のある肌にする日常の習慣

    古い角質を定期的にオフする

    定期的なピーリングケアにより、肌の生まれ変わりをサポートし、透明感ある肌に導きます。肌に残っている毛穴の汚れや、角質を除去することで、ターンオーバーを正常化。ケアによりなめらかになった肌は柔らかくなり、化粧水などの浸透力を高め、潤いある肌を維持します。ピーリング剤は肌へのダメージが少ない、ジェルかクリームタイプがおすすめです。

    しっかりと保湿をする

    保湿をして、肌の水分と油分をバランス良い状態にすることで、キメ細かい肌を保ちます。洗顔後はセラミドやコラーゲンなど潤い成分が配合された化粧水をつかい、角質層にしっかり水分を補います。その後、乳液や美容液で肌に蓋をすることにより、水分が保たれ、くすみにくい肌をつくりあげます。

    またローションパックやフェイスマスクによるパックも肌の保湿効果を高め、ふっくらとした肌質に仕上げます。特に、紫外線をたくさん浴びた日や産毛処理後など、肌がダメージを受けた日は、必ずパックで肌の調子を整えるようにしましょう。

    お風呂に浸かって血行を良くする

    体を温めることにより、顔の血色を良くし、健康的な肌色にします。体が冷えることによって血行が悪くなり、肌は青白くくすんだ状態になります。ぬるま湯にゆっくり浸かることで体が芯から温まり、冷えも改善され、血流がよくなり肌も自然な赤みがでてきます。

    半身浴や、ホットタオルで血行を促すことも、青白くすみに効果があります。ゆっくり体を温めることは、体へのリラックス効果があり、質の良い睡眠につながり、肌改善につながります。

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    頻度を守ったピーリングでいつでもすべすべのくすみのない肌に

    紫外線の影響から肌を守る

    外出するときは、日焼け止めと日傘は必需品です。紫外線を浴び続けることによりメラニンが過剰分泌され、シミや肌の褐色につながります。紫外線をたくさん浴びた日は、ビタミンC誘導体やプラセンタなどの美白成分が配合された化粧品でしっかりケアしましょう。また紫外線は目からも入ります。紫外線がきつい日はサングラスやツバの広い帽子、UVカット効果のあるメガネなどで目を守ることも意識しましょう。

    産毛のケアをする

    定期的に産毛を処理することで、肌色をワントーンアップさせ、化粧ののりも良くします。また、古い角質も削り落としてくれるので、産毛処理後の肌はなめらか。化粧品の密着率を高め、化粧崩れを防止します。産毛処理はフェイスシェーバーの使用がおすすめ。カミソリよりも摩擦が低減され、肌への負担が少ないです。産毛処理後の肌はとても敏感。保湿成分配合の化粧水でしっかり保湿をしましょう。

    正しい洗顔方法で肌の負担を減らす

    摩擦や刺激の少ない優しい洗顔を心がけることで、肌のターンオーバーを正常にし、くすみの改善、防止につながります。洗顔料は低刺激性で肌に負担のかけないものを選びます。洗顔料はたっぷりのお湯でしっかり泡立て、その泡で肌を包み込み、すぐにぬるま湯ですすぎます。

    ゴシゴシと洗いすぎては余分な皮脂や角質まで洗い落としてしまい、乾燥を引き起こすので注意しましょう。洗い終わったら清潔なタオルで水分を抑えるようにふき取ります。毎日する洗顔。少し見直すことで、くすみのない、透明感ある肌が実感できます。

    肌をくすませない食生活

    アミノ酸を含むたんぱく質

    動物性たんぱく質は肌細胞をつくるために必要な成分です。主に肉や魚、卵、牛乳から摂取。動物性たんぱく質に含まれる必須アミノ酸は、コラーゲンの生成を助けます。コラーゲンは肌の内側、真皮層に存在し、肌に弾力やハリを保っています。コラーゲンがぎっしり詰まっていることにより、潤いのある透明感ある肌に導きます。

    ビタミンCを多く含むもの

    フルーツや野菜から摂取できるビタミンCは、黒ずみやシミ、そばかす予防に効果的。酸化から肌を守り、コラーゲン生成を促進、メラニンの沈着を抑える働きがあります。ビタミンCは熱に弱く、水に溶けやすいため、野菜は茹でずにサラダなどでそのまま食べるのがおすすめです。

    柑橘系のフルーツは色素沈着を引き起こす可能性があるので夜に食べるようにしましょう。ビタミンCは美肌づくりには欠かせない栄養素です。しっかり摂取すれば、ハリやツヤのある肌に導びいてくれます。

    血行を良くするために鉄分を含むもの

    プルーンやレバー、ひじきに含まれる鉄分は、顔の青白いくすみを改善します。鉄分は、血液が肌や体に栄養素を届けるために必要な成分です。鉄分が不足すると、血行不良になり、顔色が悪くなります。また、肌まで栄養が届かずターンオーバーが乱れ、顔のくすみの原因となります。鉄分をしっかり摂り健康的で血色の良い顔色にしましょう。ビタミンCやタンパク質と一緒に摂取することで鉄分の吸収を助けます。

    特に女性は生理などで鉄分不足となり貧血になりやすいく、顔の血色が悪くなりがちです。健康な体をつくるためにも鉄分はしっかり摂取しましょう。

    肌を整えるために食物繊維の多いもの

    肌づくりに必要な栄養素を肌まで送るためには、腸内環境を整える必要があります。海藻やイモ類などの食物繊維は腸内の掃除をする役割があり、腸の働きを活発にします。またビタミンやエネルギーの供給に必要な、腸内細菌のエサとなる役割もあります。腸内環境が整えばくすみのない健康的な肌づくりにつながります。

    肌がくすむ原因を知って自分に合った下地を選びましょう

    肌のくすみにはそれぞれ種類があり、原因や改善方法もさまざまです。下地で肌の色を補正しながら、生活スタイルや食生活を見直し、くすみのない素肌を手に入れましょう。素肌が健康的で、くすみのないきれいな状態あれば、下地もより効果を発揮し、あなたの憧れる、自然な透明感ある肌に近づけるはずです。

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