まつげ美容液を 眉毛に使って、薄眉からナチュラル眉へ

2017.08.03

まつげ美容液を 眉毛に使って、薄眉からナチュラル眉へ

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

ひと昔に流行った細い眉毛。頻繁に抜いたりと間違ったお手入れを続けていたばかりに、眉毛が薄眉に…。元のフサフサ眉に戻すため、まつ毛美容液でも効果はあるのかと気になるところですよね。お手入れ方法を知って憧れのナチュラル眉にしましょう。

INDEX

目次

    眉毛の役割

    目にゴミや汗が入らないようにする役割

    汗には塩分が含まれていて、目に入ってしまうと痛くなることがありますよね。そのような汗などの刺激から目を守るために、眉毛を生えています。

    眉毛は顔の外側に向かって生えているため、額や頭からかいた汗は眉毛を通って目と目の間か、目の外側に流れていくのです。上から落ちてくるゴミもガードしてくれるはたらきがあります。

    表情を豊かにする役割

    表情に欠かせない部位の一つです。例えば怒ったときは眉毛がつり上がり、悲しいときは眉毛が下がり、驚いたときは眉毛が上がります。目と同じように眉毛も動かすことによって、さまざまな表情を作り出してくれるのです。

    顔の印象を変える大事な部位

    顔のパーツで印象をがらりと変えてしまうところが眉です。スッピンでも眉を整えるだけでなりたい顔に近づけます。眉尻を短くすると若々しく元気な印象に、細めの眉毛に少し変えただけでも柔らかい印象にと大分違ってきます。

    最近の流行はナチュラル眉毛や太眉で整えすぎず、ありのままの自分の眉毛を生かしていることで、かわいらしい印象になり小顔効果も期待ができます。
    ▼さらに詳しい解説はこちら
    眉毛の正しいお手入れ方法。印象を左右する整え方と描き方のコツ

    眉毛が薄い原因

    眉毛ケアで頻繁に抜いていた

    眉毛をカットや剃っるとすぐに生えてしまうので、お手入れに手間がかってしまいます。楽にお手入れができるために、抜くことをしていた人は要注意です。

    眉毛を抜くと肌にダメージを与えやすくなることや、毛の成長に必要な毛母細胞まで一緒に抜いてしまうことにより、眉毛が生えにくくなってしまいます。毛母細胞とは抜くときに、眉毛と一緒に出てくる白いもののことです。

    毛穴にメイク汚れや角質が詰まっている

    毛穴に汚れなどが詰まっていても、眉毛が薄くなってしまいます。間違ったケアにより毛穴が閉じることなく開いたままでいると汚れが入りやすくなるからです。

    クレンジングや洗顔もおろそかにしてしまうと、毛穴に落としきれなかったメイク用品(アイブロウ等)で蓋をしてしまうことにより毛穴が詰まり毛が生えなくなりますし、生えてもよわよわしい毛が生えてしまいます。

    不規則な生活習慣や過度なストレス

    ストレスで毛が抜けるといえば円形脱毛があげられますが、髪だけでなく眉毛も抜けることがあります。ストレスをため込むことにいよって自律神経が乱れ、血液の流れが悪くなり眉毛にまで栄養がいきわたらず毛が生えにくくなります。

    ホルモンバランスの乱れ

    生活習慣などの乱れにより、毛に影響を与える男性ホルモンが乱れてしまい、はたらきが弱まることで生えにくくなってしまいます。女性は更年期や生理中は眉毛が生えにくい傾向となります。

    生理中は自然なことで終わってしまえば元に戻りますが、更年期は女性ホルモンのバランスが乱れ減少することにより、毛の成長が遅くなり新しい毛が生えるのに時間がかかることで薄毛の原因に。男性ホルモン、女性ホルモンの両方のバランスを整えることが必要です。

    乾燥やアトピー性皮膚炎

    乾燥をすると皮がめくれやすくなると同時に、これから育つ産毛も一緒に抜かれてしまうので眉毛が成長しにくくなり薄毛の原因に。他にもバリア機能が低下し、乾燥によるかゆみに耐えきれなく掻いてしまい、毛根にダメージを与えてしまうと、生えていた眉毛が抜け落ちそこから生えにくくなってしまいます。

    乾燥して毛穴に汚れが貯まりやすくなることでも、眉毛が抜けてしまう原因に。乾燥はさまざまなトラブルを起こしてしまいます。

    アトピーも同様に乾燥が原因で肌バリア機能が低下し、かゆみが発生してしまうので毛根にダメージを与えてしまうことや、毛穴を詰まらせることに。強いアトピー性皮膚炎で眉毛が薄い方が多いのは、これらが原因となっています。

    眉毛にまつげ美容液を使っても良いか

    眉毛にも使ってOKな商品もある

    薄くなった眉毛を生やして、はやりの眉毛にしたいですよね。既にお持ちのまつげ美容液で眉毛を生やすことができないかと考えている方もいらっしゃるかもしれません。

    基本、まつ毛美容液は目に入っても安全な処方となっているので、刺激が少なく使用することができます。しかし、眉毛に使えると記載されていなければ、眉毛に使用することは考えられていない処方となっているため、かぶれが赤みの原因になる可能性も。

    元々毛の無かった場所への効果は薄い

    まつ毛美容液は本来、ビューラーなどでダメージを与えてしまい弱いまつげになってしまうことや、毛が抜けやすく切れやすくなるところにはたらきかけて、ハリやコシを与えて強いまつ毛にします。

    育毛の効果が配合されている美容液は生えてこなくなった毛根にはたらきかけて生えやすくしてくれます。条件としては皮膚の中に毛の元となるものがあること。毛が生えていないところには効果が薄くなります。

    できれば眉毛専用のものを使う

    まつ毛美容液でも効果が素晴らしいものもあり兼用で使えるのでお手入れが楽ですが、やはり専用のものを使用することによって眉毛に対してのはたらききが得られるので、眉毛専用美容液を使うことをおすすめします。

    眉毛専用美容液を選ぶポイント

    ハリやコシを与える成分が配合されている

    ハリやコシがないと乾燥や切れ毛の原因となってしまい、せっかく生えてきた眉毛が伸びにくくなってしまいます。濃い眉毛を目指すためには、ハリやコシを与える成分が配合されているものを選ぶことが大切です。

    育毛効果のある成分が配合されている

    血流の流れが悪くなり必要な栄養が届かず、眉毛が生えにくくなることがあります。そこで育毛効果のある成分が配合された美容液を使うことによって、血液の流れをよくし健康的な眉毛を生やすはたらきがあります。

    抗炎症成分が配合されているもの

    眉毛は抜いたり、毛穴をふさいでしまったことにより炎症を起こしダメージを与えてしまいます。特にお肌が敏感な方はより強いダメージを与えることなので、抗炎症成分の配合されたものを選ぶようにしましょう。炎症を抑え、皮膚の環境を良好にすることによって強い眉毛が生えやすくなります。

    おすすめの眉毛専用美容液

    リット製薬 マユライズ

    薄い眉毛の方へ。眉毛を生やしやすくする卵の成分が配合された美容液。眉毛に栄養を与えるために欠かせない血流の流れを良くする成分や、まつ毛美容液にも使われるハリやコシを与える成分配合で、まつげにも使用可能です。

    グリチルリチン酸2K といった抗炎症成分配合でお肌を守りながら使うことができます。部分塗りができるチップ形で気になるところだけに集中的にケアをすることで、余分に液を使うことがないので経済的にも優れています。

    1日朝晩の二回の使用で、においがなく着色料やアルコール、鉱物油が配合されていないので安心して使えます。

    ルチア 薬用・育毛ミニエッセンス

    育毛にはたらきかける成分が配合で眉毛が生えやすくし、脱毛予防にはたらきかける養毛効果のあるイノシトール配合で肌トラブルを防ぎ、うるおいを与えます。

    洗顔後、清潔な手で美容液をなじませることで衛生的です。まつげ毛にも使用可能。ホルモン剤不使用です。

    スカルプD ボーテ ピュアフリーアイブロウセラム

    スカルプDのまつ毛美容液と同様の美容成分をナノ化しカプセルに閉じ込めた、独自成分配合ラッシュDカプセルを配合。元々薄い眉や抜きすぎて生えてこなくなった眉毛にリデンシルやキャピキシルなどの眉毛の育毛にはたらきかける成分も配合されています。

    細い筆タイプでつけたいところだけに塗布ができ、なじませたところは薄茶色に着色されているため、塗った場所がわかりやすくなります。添加物の香料や鉱物油、パラベン、界面活性剤が不使用でアレルギーテスト済みですのでさまざまな肌質の方に使うことができます。

    グランフィクサー アイズワイズクリエイター

    眉毛とまつ毛兼用の美容液。生え際に塗りやすいチップとブラシを併せた、特殊な2wayブラシを採用でまつげエクステの上からも使用可能。アルコール、界面活性剤、シリコン、オイル、合成着色料、合成香料の添加物が不使用で目に染みず、肌の負担を和らげます。

    上向きカールにしてくれるダイヤモンドシルクや、ハリ、コシを与えるEGFなどの美容成分と人参エキス、昆布エキスなどの植物エキスが配合することで、刺激に負けない強い眉毛とまつ毛へ導きます。

    効果的な眉毛美容液の使い方

    元々眉毛が生えていた位置に塗り込む

    生えていないところには効果は薄いので、元々生えていた位置に塗り込むことが大切です。眉は目に近く、肌もデリケートな場所なので摩擦などのトラブルを防ぎ毛穴にダメージを与えないようにするため、優しく馴染むように塗布することが必要です。

    朝夜の2回に分けて使用する

    朝の洗顔後、夜のお風呂あがりの肌が清潔な状態で使用します。タオルでしっかりと肌の上にある水分をふき取ることで汚れと混ざってトラブルになることを防ぎはたらきもよくすることができます。

    肌が弱い方はパッチテストしてから

    肌が弱い方は成分によって刺激になることがあるので、パッチテストしてから使用すると安心です。アレルギーテスト済みなどお肌に優しい処方となっているものを選び、腕の内側に美容液を塗布し24時間置きます。

    そこで何も問題がなければ使用してみましょう。眉毛の近くには皮膚の薄いまぶたがあり刺激になりやすいので、はみ出さないように注意しましょう。

    毎日使用する

    毎日使うことで眉毛にハリやコシを与え、健康な眉毛に導いてくれます。眉毛美容液の育毛のはたらきは毛のサイクルによって効果が得られ、最低でも2カ月もかかるので途中でやめてしまわないで、根気よく続けていくことが大切です。

    眉毛を生やすためにしたいこと

    クレンジングでしっかり眉メイクを落とす

    クレンジングでメイクが落としきれていないと、汚れが毛穴に詰まりダメージを与えてしまい生えにくくなる原因に。メイクなどの汚れを落とすため、ゴシゴシ洗うことも眉毛にダメージを与えるので、丁寧に洗いつつしっかりと洗いましょう。

    栄養バランスの取れた食事をする

    タンパク質

    人間の毛はすべてタンパク質からできていて、その中のケラチンが毛の大部分を占めています。ダイエット中で野菜中心の食生活にすることなどによりタンパク質が不足すると、髪を作り出す成分が不足し毛が薄くなります。よってタンパク質を積極的に摂ることが必要です。肉、魚、ダイズなどに含まれています。

    ビタミンやミネラル

    タンパク質を眉毛にするときに重要な成分のビタミンB。不足すると切れ毛の原因に。特に育毛に大切なウナギやブタなどに含まれるビタミンB1 や牛乳やレバーなどに含まれるビタミンB2、イワシやタマゴなどに含まれるビオチンを積極的に摂取するようにしましょう。他にも血流の流れを良くするビタミンEもよいとされています。

    眉毛に必要な栄養素を運ぶため血流の流れを良くするレバーやアボカドなどに含まれる鉄分や、タンパク質を眉毛にさせるのに重要で、発毛に欠かせないカキやチーズなどに含まれる亜鉛で、毛の新しい細胞を作り出すはたらきがあります。

    オメガ脂肪酸3

    オメガ脂肪酸3は脂肪が含まれており悪いものに見えますが、血液をサラサラにし血流の流れを良くし必要な栄養素を届けてくれるはたらきがあります。

    エゴマ油やアマニ油、青魚があげられます。油や青魚に含まれるDHAとEPAは食事でも簡単に摂ることができますが、一日の必要量を摂ることは難しい量になります。このようなときは、DHAとEPAはサプリメントだとさまざまなメーカーから販売されているので、食事の補助として摂取すると良いでしょう。

    ストレスをためない

    先ほどお伝えしたように眉毛にはストレスの影響もあるので、ストレスを溜めないようにする工夫が必要です。

    睡眠をとることや適度な運動をする、湯船につかることによってストレスの緩和につながりますし、好きなことに没頭する時間をつくることで、楽しい時間を増やすこともできます。人それぞれですので、自分に合ったストレス解消法を見つけましょう。

    保湿をする

    保湿をすることで肌がうるおい、皮がめくれるといった症状が和らぎ産毛も抜けにくくなるので、眉毛が順調に成長してくれます。

    肌のバリア機能を高め、かゆみなどの肌荒れを防ぐことにより眉毛を掻くことが減少すると、毛根のダメージを抑えられるので眉毛が抜けづらくなります。毛穴も乾燥による古い角質を詰まらせることがなくなり、眉毛が生えやすい環境に整えてくれます。

    眉毛を育てる間のメイクのポイント

    眉毛用のペンシルは一段暗めを選ぶ

    髪の色より少し明るめの色のアイブローで描くと良いと言われていますが、薄眉からしっかりと生えている濃い眉毛に見せたいのであれば、本来の眉毛の色と同じような一段暗めの色を選ぶことによって自然な眉毛に仕上げてくれます。

    濃い色をベタ塗りしてしまうと不自然になってしまうので、自眉毛だと思われるように一度に塗らず薄く短く毛の流れに沿って描くようにしましょう。

    まばらに生えている時は眉毛パウダー

    まだらに生えていると肌の色が見えてしまい、そこの部分だけ薄い眉毛になり目立ちます。眉毛を書き終わったら、一度鏡で見てまだらなところに眉パウダーを使います。色味は自眉毛に合う色を選び、軽いタッチでつけることにより、自然で自眉のように見えることができます。

    もし眉パウダーのみでは隠しきれない場合は、ペンシルやパウダーを乗せたチップを使って描き足してください。

    伸びてきた部分はコンシーラーで隠す

    眉毛が伸びてきたのに今までと同じように処理してしまうと、せっかく生えてきた毛がなくなってしまうので眉毛は抜かないようにします。しかし、伸び始めの青い色味は気になりますよね。

    このような場合、コンシーラーで気になるところだけに筆を使いカバーします。肌色と同様の色味を使い、軽くたたくように薄く重ねながら塗布します。健康的な眉毛でいるために肌に優しいコンシーラーを選ぶことをおすすめします。

    憧れの太眉を目指してしっかり日々のケアを

    眉毛は間違ったケアや処理をしているといつの間にか生えにくくなり薄眉の原因に。その他に生活習慣の乱れもあげられるので規則正しい生活を送り、正しいケアをしていくことによって予防にもなります。

    まつ毛美容液でも眉毛に使えますが、より健康な眉が生えてくれるように育毛の効果があるもの、兼用できるもの、眉毛専用の美容液を使用しましょう。

    これであなたも薄眉で寂しい印象からさようならをして、美しいナチュラル眉になりましょう。

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