目次
ショートヘアで小顔効果のあるカット
動きのあるノームコア前下がりショート
小顔効果もあるショートカットは、顔を小さく見せてくれるシルエットのひとつ。襟足とサイドのバランスがよく、もっとも小顔効果があるのがノームコア前下がりショートです。
襟足とサイドをすっきりとさせたヘアは大人女子にもぴったりのヘアスタイル。軽さのある毛先は扱いやすく、スタイリングしやすいのが特徴です。
シルエットをひし形にする
小顔効果が狙えるひし形ボブは、長さが決め手となります。ひし形とは、目のラインあたりを幅広く、首に近づくにつれて、幅が狭くなっていくスタイルです。こめかみや襟足にボリュームがあると、重く見られがちなので、こめかみ部分と襟足は短めにし、すっきりとみせることがポイントです。
小顔に見せたいときは、前髪は目にかかるくらい、サイドは耳は少し見えるようにする、が鉄則です。
後ろ髪も使って前髪にボリュームを出す
ぺたんこ髪をボリュームアップするために、後ろの髪も活用しましょう。特に日本人は後頭部が絶壁の人が多く、髪にボリュームが出にくい人が多いからです。
髪を乾かすときに、後ろ髪から前髪までのラインを根元から乾かす工夫をしてみましょう。そうすることで、全体的にボリュームが出て、丸みのあるバランスのいい頭の形になります。
毛先を外はねにして遊ばせる
ショートヘアはさまざまなアレンジ方法が楽しめます。ワックスなどを使い、毛先を外はねにするだけで少しの小悪魔感と、海外セレブのような大人っぽさを醸し出してくれ、かわいさも大人っぽさも演出できます。
ヘアアイロンで軽く全体の毛先をワンカールし、ワックスをつけた手で、ほどよくくずすだけで簡単にできるのもうれしい要素です。ワックスをつけすぎると重いイメージになってしまうので、あまり固まらない、軽い使用感のものを選びましょう。
ミディアムで小顔効果のあるカット
分け目をセンターから少しサイドに変える
いつもは真ん中分けにしている前髪を、たまにはサイドに寄せてみましょう。たったこれだけでいつもと雰囲気が変わり、ぐっと大人っぽい印象になります。
前髪をブラッシングし、サイドに分けたら、根元をしっかりと押さえてドライヤーを当てます。この時に、ドライヤーの熱が冷めるまで髪は押さえたままにしましょう。髪は冷えたときに跡がつくので、その性質を利用します。少し前髪が伸びてきたときにも便利な方法です。
トップにボリュームを出す
しっかりセットしたヘアスタイルも、トップがつぶれてしまっていると台無しです。トップにボリュームがないと、重い印象を与えるだけでなく、顔を大きく見せてしまう効果もあります。
トップにふんわりとしたボリュームをもたせると、顔や髪形に立体感が生まれ、軽い印象になり、小顔効果も期待できます。
トップの髪を持ち上げたら、カーラーで軽く巻きます。そのままドライヤーを当てたら、冷えるまで放置してみましょう。カーラーを外し、全体を整えます。軽い使い心地のヘアスプレーやワックスを付けておくと、ヘアスタイルが長持ちします。
毛先にナチュラルカールを入れる
毛先な軽めのナチュラルなカールをいれるとふんわりとした女性らしい印象になります。少し気分を変えたいとき、毛先に動きが欲しいときにおすすめの方法です。
おでかけの前に、ヘアケア剤をつけたカーラーを巻いた毛先を乾かし、つやを出します。仕上げにあまり固まらないスプレーを軽くかけ、自然乾燥させて完成です。
目の上で前髪をカットして目を強調させる
短めボブは前髪も重要なポイントとなってきます。前髪を目もとギリギリの長さにカットすることによって目力を強調することができます。
左右で目の大きさが異なる場合は、小さいほうに合わせるようにカットすれば、影効果で目のバランスが整い、目が大きく見えます。また、目が左右同じ大きさだと感じる人は、利き目に合わせるとよいでしょう。
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セミロングやロングで小顔効果のあるカット
セミロングやロングで小顔に見えるポイントは、サイドとトップにあります。顔の大きさが気になる人は、髪のサイドを短めに、丸いシルエットになるようにカットすると、輪郭が隠れるので、小顔効果が狙えます。
また、姫カットもおすすめ。特にエラの張った人は、エラをサイドで隠すよう、タテのラインを出すのがベストです。トップもふんわりとまるみを帯びたフォルムにし、ボリュームはあまり出しすぎないようにしましょう。
黒髪の様にダークカラーで顔の印象を締める
髪のサイドをダークカラーにすると、顔全体が引き締まったような印象になります。白い服よりも黒い服を着たほうが、体が引き締まって見えますが、それと同じ効果が、黒髪でも起こるためです。
黒髪の前下がりボブなどは、顔の形を隠すことができ、小顔効果が絶大。また、手を加えていないという新鮮さから、黒髪は清楚な印象にみせてくれ、黒とのコントラストで肌が白くきれいに見えるという効果も期待できます。
レイヤーやパーマで曲線を出す
そのままストンと重くなりがちなショートも、レイヤーやパーマで曲線を出すことで、立体感が生まれ、小顔にみせる効果があります。レイヤーはその量によって、そんな顔の形にも合わせることのできる髪形です。
表面と顔周りにレイヤーやパーマをいれ、まとまり感を出しながら柔らかいひし形のシルエットにすれば、シンプルながらも小顔に見え、扱いやすいヘアスタイルの完成です。
顔周りに髪が掛かるカットとパーマをいれる
ヘアスタイルを決める際に、髪のアレンジのことも考えて決められるとなお良いでしょう。
フェイスラインを囲むように繊細にシャギーをいれ、髪におくれ毛を作りやすくしておくことで、まとめ髪にしたときにゆるくて軽いアレンジにります。顔のラインをレイヤーやゆるいパーマで包んでおくことによって、顔の輪郭があいまいに見せることができ、小顔が期待できます。
髪全体を軽くするのはちょっと、とお考え人は、顔周りを変えるだけでも印象はかなり変わります。
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顔のタイプ別の小顔に見えるカット
面長の人は前髪を斜めに流す
面長の人は、前髪をサイドに流し、髪全体にふんわりと動きをつけたヘアスタイルがおすすめです。前髪を分けるときは分け目に注意しましょう。
大体黒目と目じりの間くらいで分け目をきめるのがおすすめ。自然におでこに視線がいかなくなります。さらに斜めに流した前髪は自然にタテのラインをカバーしてくれ、顔の長さを目立たなくしてくれます。
丸顔はサイドにレイヤーを入れ輪郭をぼかす
丸顔が気になる人の小顔のポイントは、縦長シルエットと、輪郭をぼかすという点です。顔をサイドの髪で隠し、シャープな印象にします。
この際にサイドにレイヤーを軽く入れておくと、顔と髪形の境目がぼやけたような印象になり、顔の丸さが目立たなくなります。
小顔に見える簡単ヘアアレンジ
ルーズなお団子ヘアに後れ毛をカールする
お団子は、全体的に髪がすっきりとまとめられ、視線がお団子に行くので、小顔に見られやすいヘアアレンジです。
きっちりとまとめたお団子にはせず、ところどころにおくれ毛を残し、さらにゆるくカールをすることで、全体的に女性らしくやさしい印象になります。
緩く編み込んでアップする
ボブは編み込みでアップ風スタイルにアレンジすることができます。首回りがすっきりし、小顔効果が期待できますよ。両サイドから髪を編み込みにし、バックの残った髪を軽くピンでとめてまとめます。
全体的にアイロンなどで巻けばボリュームもアップし、堅くない、柔らかさをイメージしたヘアスタイルの完成です。ルーズ質感がポイントの手軽にできるアレンジです。
サイドの髪をカールし散らす
サイドの髪を軽くカールするだけで、優し気で、やわらかい印象にすることができます。サイドを大きめのカールで全体的に軽く巻いたら、ワックスを付けた指先で軽く散らしてみましょう。
この時に、根元からくずすのではなく、毛先のみを遊ばせるように毛先をほぐすのがポイントです。カールが顔周りに軽くかかることによって、輪郭をカバーし、小顔を演出してくれます。
小顔補正立体カットの特徴
日本人の骨格に合うカット方法
日本人は、欧米人などと比べて、顔の凹凸が少なく、全体的に平べったいのが特徴。ストンとした髪形よりも、少しカールなどして立体感を持たせた髪形にするのがおすすめです。
また、顔の形によっても、似合う髪型が異なってくるため、自分の顔をよく観察し、美容院などでアドバイスを受けて、自分に合う髪形を徐々に見つけていくのが良いでしょう。小顔補正立体カットは、髪形により西洋人のような骨格に見せるためのカット方法のひとつです。
日本人に似合わせるためには、骨格矯正カットが必要です。骨格をきれいに見せるカットをすることで、頭は小さく、首は長く見え、体とのバランスが整ってきます。
部分ごとにフォルムを作る技法
ブロックごと髪を分け、そこへレイヤーまたはグラデーションをアンダーから順番に乗せていくイメージでフォルムを作っていくカットの方法です。レザーも削ぎも入れないため、軽く仕上がるのが特徴です。
タイトさとボリュームを兼ね備えた、東洋人の平坦な骨格を、西洋人のような骨格に近づけることができます。 平面な顔に立体感をプラスすることで小顔に見せ、鼻を高く引き締め、バックサイドをタイトに引き締めます。
長さとボリュームの調整が可能
長さやボリュームを調整することによって、髪の広がりを防ぐなど、扱いやすい髪にすることができます。レイヤーを入れることによって、長さをあまり変えずに髪全体のボリューム調整ができるので、長さは変えたくないけど、全体的に軽くしたい、というときなどにおすすめしたい方法です。
また、毛先にレイヤーを入れると髪の量を調整しながら、毛先に動きを出すことができます。また、動きを出したくないときは、髪の表面は切らないように注意し、内側だけを切ることよって、長さをボリュームの調整ができるなど、様々なカットの仕方があります。
専用のハサミで髪へダメージを与えない
髪を切る際のはさみは、シザーという専門のものを使用します。髪を削ぐことなくカットをするので、髪を傷めることもありません。また、一緒に使用する専用カットローションは、髪に栄養を与え、摩擦を防いでくれます。
髪を切るというよりは、やわらかいバターを切るようなイメージで行うので、髪の組織を傷めることもありません。
自然なパーマがかかる
小顔矯正立体カットは、束間でカールを出すため、ゆるいパーマでもしっかりとしたパーマでも違和感のない、きれいな仕上がりになります。また、癖毛を生かしたスタイリングも簡単で、難しいテクニックは不要。髪を洗った後乾かすだけでもスタイルが出来上がります。
カットした後の崩れが遅く伸ばしやすい
髪がたまりやすい場所を見極めてカットを行うため、ヘアスタイルのが崩れにくく、長持ちします。髪を乾かすだけ、スタイリングをもみこむだけでも簡単にスタイルがきまります。また、髪を伸ばす上での手入れのしにくさも感じす、髪が伸ばしやすくなるもの特徴です。