目次

コラーゲンを自分で手軽に補う方法
食事で補う
肌のかさつきが気になったらコラーゲンを摂取して潤いを補給しましょう。コラーゲンを含む食事の例をあげると、冷めたときにプルプルとした煮こごりができる手羽先の煮物や牛すじ煮込みやブリの煮つけなど。あのゼラチン状のプルプルがコラーゲンです。
コラーゲンは手羽先、鶏の軟骨、牛すじ、フカヒレ、鮭、ブリ、ウナギなど。魚は皮と身の間や骨にコラーゲンがたくさん含まれているのでなるべく皮も食べるようにしましょう。
▼さらに詳しい解説はこちら
コラーゲンが含まれているおすすめ食品は?肌と骨にハリを与えたい
サプリメントを飲む
外食が多い、料理をする時間がないなど、食事でコラーゲンを補うことが難しいのであれば、サプリメントを飲むことをおすすめします。最近では手軽にコラーゲンが補給できるサプリメントがいろいろと販売されているのでチェックしてみてください。
食事だけでコラーゲンをたくさん摂ろうと思うと高カロリーになりがちです。サプリメントは低カロリーなのにたくさんのコラーゲンを補給できるというメリットがあります。
▼さらに詳しい解説はこちら
コラーゲンサプリおすすめ6選。効果を高める栄養素で美肌を目指す
化粧品を使う
肌に潤いをもたらすためにはコラーゲン配合の化粧品を使うという方法もおすすめ。コラーゲン配合の化粧品を使用すると肌表面の保湿効果が上がるので、乾燥やシワなどから肌を守って潤いを保つ働きをします。
エイジングケアを気にするなら食事やサプリで体の中にコラーゲンを補いながら化粧品で外からも補給するとより効果的です。コラーゲン配合の化粧品にもいろいろな種類があり、肌表面に潤いをもたらすだけでなく角層まで浸透して肌内部の保湿効果まで上げるものもあります。

サプリに含まれるコラーゲンの種類
熱に強い動物性コラーゲン
コラーゲンにも種類がいろいろとあります。その中でも特に大きな違いがあるのは「動物性コラーゲン」と「海洋性コラーゲン」です。動物性コラーゲンとは、牛や鶏や豚などの動物から摂ることができるコラーゲンのことでゼラチンの材料としても使用されています。
食事でいうと鶏の手羽先や軟骨、牛すじなどがあり、身近な食材なので摂取しやすいということと熱に強いのでいろいろな料理に対応できるということが大きなメリット。一方で脂質やカルシウムなどが混ざっておりカロリーオーバーになりがちで吸収に時間がかかるというデメリットもあります。
吸収力が高い海洋性コラーゲン
海洋性コラーゲンは魚などの魚介類から摂取できるコラーゲンのこと。動物性コラーゲンと比べると脂肪が混ざりにくくカロリーが低いということが特徴です。
もう1つ大きなメリットは吸収力が高いということで、体に素早く吸収されるので胃腸への負担が少ないです。一方で食事として摂りいれるにはコラーゲンを含む部分が限られているので、肉類と比べると摂取量が少なくなったり、価格が高くなってしまうというデメリットがあります。

市販されているコラーゲンサプリのタイプ
飲みやすいドリンクタイプ
手軽にコラーゲンを補給できる製品の1つにコラーゲンドリンクがあります。ドリンクタイプは液状なので吸収性が高く即効性が期待できるということがメリットです。サプリメントの中では高価な部類になります。
朝起きたら肌のコンディションが悪く、化粧ノリをよくしたいと思ったときは、即効性が期待できるドリンクタイプがおすすめ。30cc~150ccの1ビンもしくは1パックが1回分になっているタイプが多く、少量なので飲みやすいです。
▼さらに詳しい解説はこちら
自分に合うコラーゲンドリンクを選ぶために知っておきたいこと
美味しいゼリータイプ
味が美味しいのでデザート感覚で続けられるコラーゲンゼリー。ほとんどがスティックタイプになっていて食べやすいのですが、他のコラーゲンサプリと比べると1袋あたりのコラーゲンの摂取量は少なめです。
1回分ずつ袋に入っているので携帯しやすくどこでも食べられるというメリットもあります。商品によって味はいろいろで、どれも食べごたえがあって美味しいのに低カロリー。ダイエット中のおやつとしてもおすすめです。
持ち運びやすいタブレットタイプ
持ち運びやすくて携帯に便利なのはタブレットタイプのコラーゲンサプリ。味もニオイもないので飲みやすいです。
他のコラーゲンサプリと比べると価格が低いので試しやすいです。あえてデメリットを指摘するなら、飲むときに水やぬるま湯などの飲み物が必要になるので、外出時には飲みにくいということくらいです。
食べ物に混ぜられる粉末タイプ
好きな食べ物や飲み物に混ぜることができる粉末タイプは、コラーゲンを摂取しているという特別な感覚はなく普段の食生活の中に自然に摂りいれられることができます。味もニオイもないので何に混ぜても大丈夫です。
混ぜる食べ物や飲み物が必要で単体では摂取できないので、いつでもどこでも摂取することはできません。また個包装になっていないタイプは携帯しにくいということもいえます。しかし低価格で多くのコラーゲンを含んでいるということが大きなメリットです。

よりよいコラーゲンサプリの選び方
低分子化やナノ化されている
特殊な技術によってコラーゲンの分子を元の大きさよりも小さくした低分子化やナノ化されているコラーゲンサプリは、体の吸収率が上がるというメリットがあります。コラーゲンペプチドやナノ化コラーゲンともいわれているものです。
コラーゲンサプリは吸収率が重要なポイント。いくらコラーゲンや有効成分がたくさん含まれていても体に吸収されなくては意味がありません。低分子化やナノ化されたものは本来のコラーゲンよりも分子が小さく吸収率が高いので、肌への浸透性も高くなりより高い効果が期待できます。
原料が魚由来
コラーゲンサプリの原料は大きく分けて動物由来と魚由来があります。一般的に多く流通しているのは豚由来で、豚のアミノ酸の組織が人間に近いということがメリットですが、吸収性が低いという特徴もあります。
魚由来はスッポンのエンペラ部分やサメやタラやマグロなどの魚の皮やウロコや骨を原料にしており、水溶性でカロリーが低いうえに細胞を活性化させる作用が期待できるのでおすすめ。そして動物性コラーゲンと比べて吸収性が高いということがポイントです。
1日分の含有量が5~10g
コラーゲンサプリは種類によって含まれているコラーゲンの含有量が違うので注意しましょう。1日に必要なコラーゲンの量は年齢や体型によって違いはありますが目安は5~10gといわれています。そのため1日分の含有量が5~10gのコラーゲンサプリを選ぶことが理想です。
実際に普段の食事で摂っているコラーゲンの量は、日本人の平均で約1.9gだといわれています。食事だけで1日に必要なコラーゲンを摂取することは難しいので、コラーゲンサプリで補充しましょう。
添加物が含まれていない
サプリメントは飲んで体内にコラーゲンを補充するものなので、毎日安心して飲むことができるものであるということが第一です。そのために余計な添加物が含まれていないかをパッケージに記載されている原材料をよく見てチェックしてください。
中には飲みやすくするために人工甘味料を入れていたり、長持ちさせるために防腐剤を使用しているものもあります。体のためには無添加で安全な品質のコラーゲンサプリを飲むようにしましょう。
カロリーが低い
コラーゲンをたくさん摂りたいけれど、カロリーが高いと太ってしまいそうで気になります。美容だけではなく体型も気にしたいので、コラーゲンサプリはなるべくカロリーが低いものを選ぶようにしましょう。
ドリンク、ゼリー、タブレット、粉末と、コラーゲンサプリにもいろいろな種類がありますが、この中で比べるとドリンクタイプがカロリーが高めです。しかし吸収率が高いというメリットもありますし、ドリンクタイプの中でも製品によってカロリーが違うので、カロリーや有効成分量のバランスを見ながら自分に合う製品を検討するといいでしょう。

美容成分豊富なドリンクのコラーゲンサプリ
ザ・コラーゲン ザ・コラーゲン<ドリンク>V
12種類の美容サポート成分を含んでいるコラーゲンドリンク。独自の美容成分(コケモモ+アムラ果実)を配合しており、内なるキレイをさらに生み出します。
脂質ゼロでカロリーが低く、さらにミックスフルーツ味で飲みやすいです。ノンカフェイン、保存料無添加で安心して飲むことができます。
HACCI 1912 ハニーコラーゲン
自社の高品質のローヤルゼリー&はちみつを配合したハニーコラーゲン。上質なフィッシュコラーゲンを5,000gも配合しており、吸収性と即効性に優れています。
さらに28種類もの美容成分もバランスよく配合されており、美と健康をトータルケア。自ら美しくなる力をサポートします。
天使の健康 おいしいコラーゲンドリンク
大手お菓子メーカーの森永製菓が手掛けるおいしくて飲みやすいコラーゲンドリンクで、味はフレッシュなピーチ味と甘さスッキリのレモン味など。持ち運びが便利で捨てやすい紙パックなのも嬉しいポイントです。
吸収しやすいコラーゲンペプチドが1本に10,000mgとセラミドも配合されており、うるおいたっぷりのツヤ肌に。脂質がゼロなのでダイエット中の方でも安心して飲むことができます。
アスタリフト ドリンク ピュアコラーゲン10000
わずか30mlの小容量の中に低分子ピュアコラーゲン10,000mgとオルニチンやビタミンCなどの美容成分をバランスよく配合。トータルでコラーゲンケアをして体のすみずみまできれいを届けます。
富士フィルムにしかできない独自の技術で高純度化に成功し、苦みや臭みを徹底的にカット。飲みやすいピーチヨーグルト味で、さらにノンカフェイン、着色料・保存料無添加なので、毎日でも安心して飲み続けることができます。

デザートにもなるゼリーのコラーゲンサプリ
アース・バイオケミカル 1か月もっちりうるおうコラーゲンCゼリー
吸収率が高い低分子コラーゲンペプチドを手軽に摂取できるスティックタイプの美容ゼリー。果汁配合で毎日おいしく続けられます。
グルコサミン、コンドロイチン硫酸、ビタミンC、マンゴスチンエキス、低分子ポリフェノールも配合。7つの美容成分によって肌をしっかりサポートして潤いをもたらします。
クラッセ コラーゲンプレケア α
コラーゲン1,000mgと、エラスチン、ロイヤルゼリー、米胚芽・大豆発酵抽出エキスを贅沢に配合。コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸のトリプルサポートで体の中からキレイを実感します。
コラーゲンを豊富に含みながらも1本わずか5kcalと低カロリー。熊本産の3種のベリー配合でおいしいのにカロリーも気にすることなく、お休み前でもお腹がすいた時でも手軽にコラーゲン補給ができます。
綺麗のススメ つやつやぷるんゼリー
独自に研究を重ねた美容アミノ酸(D-アミノ酸)を豊富に含む鹿児島産の熟成玄米黒酢、コラーゲン、ヒアルロン酸、食物繊維など、17種類の美容健康成分をバランスよく配合した美容ゼリー飲料です。
豊富な美容健康成分を含みながらも、1袋あたり18kcalとカロリーオフ。カロリーを抑えつつ美味しくキレイを育みます。
プレディア コラーゲンジュレ
マリンコラーゲン、アスタキサンチン、マリンプラセンタの海由来の美容サポート成分を配合したやわらかいゼリー状のコラーゲンジュレ。1袋当たりマリンコラーゲン1,000ml配合されています。
スッキリとした甘さのピーチ&ライチ味が定番ですが、季節限定でミックスベリー味やグレープフルーツ&マンゴー味など、限定販売される味もあります。すべてのバリエーションが続けやすい美味しさで、冷やすとより美味しいです。

毎日手軽に補える錠剤のコラーゲンサプリ
ザ・コラーゲン ザ・コラーゲン<タブレット>V
独自の美容成分(コケモモ+アムラ果実)を配合したタブレットタイプのコラーゲンサプリ。他にも低分子フィッシュコラーゲン、ヒアルロン酸、セラミド、ビタミンC、ローヤルゼリーなど、トータルで12種類の美容サポート成分が配合されています。
1日の摂取量の目安は6粒です。タブレットタイプで味が気にならないので毎日手軽に続けることができます。
チョコラBB 美 チョコラ コラーゲン
低分子コラーゲン、ビタミンB1、B2、B6、ビタミンC、ナイアシン、パントテン酸の7種の美容成分をバランスよく配合したタブレットタイプのコラーゲンサプリです。
美容や健康維持をサポートする美容成分がたっぷり含まれており、毎日に潤いとツヤとハリをもたらします。1日の摂取量の目安は3粒です。
アミノコラーゲン アミノコラーゲン ボーテ 濃密タブレット
コラーゲン1,000mlを中心に、若々しさと元気をサポートするコエンザイムQ10を60mlと高配合。コエンザイムQ10サプリとしても十分なほどの配合量です。
さらにヒアルロン酸、ローヤルゼリー、ビタミンC、ビタミンE、アルギニンも配合しており、豊富な美容成分を1粒にギュッと凝縮。濃密タブレットで時間と場所を選ばずに美を育むことができます。
ベネフィーク コラーゲン ロイヤルリッチ<タブレット>N
希少性の高いプラチナベリー(クロマメノキ)と独自美容成分(コケモモ・アムラ果実)を配合。さらに低分子フィッシュコラーゲン、ヒアルロン酸、コエンザイムQ10、シベリアニンジンなどの美容成分を16種類贅沢に配合しています。
いつまでもハリのある若々しい毎日を送りたい女性におすすめ。1日の摂取量の目安は2パック(8粒)です。

アレンジ自在な粉末のコラーゲンサプリ
タマチャンショップ こなゆきコラーゲン
一番搾りの上質なヴァージンドロップコラーゲンを100%使用しています。人間に近いコラーゲンを持つ鹿児島県産のアルカリ豚皮コラーゲンの一番搾りで、豚本来の糖質や脂質をすべてカットした純度100%の高品質コラーゲンを実現しました。
低分子化して吸収率をより高め、さらに良質なアミノ酸も配合。コラーゲンペプチドの吸収率と保水率にプラスαの美容効果をもたらします。
ニッピコラーゲン化粧品 ニッピ コラーゲン100
体に吸収されやすい低分子のコラーゲンペプチド100%の食べるコラーゲン。さっと溶けやすい粉末タイプなので、好きな食べ物や飲み物に入れて毎回の食事にコラーゲンを摂り入れることもできます。
無味無臭なので、どんな食べ物や飲み物に混ぜても味を損なうことはありません。コーヒーやミルクやジュースなどに入れて、ちょっとしたひと時に手軽に飲むのもおすすめです。
アミノコラーゲン アミノコラーゲン
吸収率が高い100%魚由来のコラーゲン1,000mg、新美容成分のミルクセラミド62.5mg、美容アミノ酸(アルギニン、グリシン、シスチン)500mgをバランスよく配合。さらにビタミンCとグルコサミンも加え、キレイを追求した濃密美容成分が手軽に摂取できます。
溶けやすいパウダーなので、コーヒーやミルクやヨーグルトやスープなどいろいろな食べ物や飲み物に混ぜることが可能です。リニューアルして進化しており、今までよりも1日の摂取量が7gから3gに減ったにもかかわらず実感はアップ。容器も一新して、環境に優しくコンパクトなエコカップになりました。
キューサイ ヒアルロン酸コラーゲン
年齢を重ねると失われていくヒアルロン酸とコラーゲンに加えてコンドロイチンも配合。いつまでも若々しくいたい、ハツラツとした毎日を過ごしたいという女性におすすめです。
味やニオイの癖がない粉末タイプなのでいろいろな食べ物や飲み物に混ぜて手軽にお召し上がりいただけます。独自製法により、冷たいものでも温かいものでも溶けやすいです。

コラーゲンが減少してしまう理由
紫外線から受けるダメージ
紫外線を受けると真皮を支えているコラーゲンやエラスチンが破壊されて肌にダメージを引き起こします。コラーゲンが減少することで真皮が薄くなってしまい、シワなどができて肌の老化が進んでしまうのです。
紫外線による影響はシミ対策や美白ケアに集中しがちですが、紫外線によってコラーゲンが減少してしまうことがあるので、エイジングケアも気にするようにしましょう。
過度なダイエット
過度なダイエットによってコラーゲンが減少することもあります。食事に制限をかけたダイエットをすると、それだけでコラーゲンの摂取量が減ってしまうからです。
コラーゲンは肉や魚に多く含まれているので、ダイエットのために肉や魚を避けた食事をしているとコラーゲン不足で肌に潤いやハリがなくなってきます。ダイエットをしながらコラーゲンの摂取量も増やしたいなら、低カロリーなコラーゲンサプリの摂取がおすすめです。
体の疲れや睡眠不足
コラーゲンは体の疲れや睡眠不足の影響により減少します。コラーゲンは肌だけではなく骨、軟骨、血管、臓器など、体の中のいろいろな場所に存在しており、存在する場所のすべての強さやしなやかさや弾力の劣化の影響を受けるのです。
さらにコラーゲンの減少は新陳代謝の低下ともかかわりがあります。体の疲れや睡眠が不足していると、新陳代謝が低下して肌が生まれ変わるサイクルを維持できなくなるので、生活習慣が乱れないように気をつけましょう。
精神的なストレスの蓄積
精神的なストレスを蓄積させると、新陳代謝が弱まってコラーゲンが減少していきます。さらに新たなコラーゲン生成の妨げにもなってしまうのでストレスを溜め込まないように注意しましょう。
体の中からコラーゲンをつくり出すためには、なるべくストレスを受けない生活をすること、ストレスを感じたら発散すること、そして良質な睡眠をとってリフレッシュすることが大切です。
タバコの吸いすぎ
タバコを吸うと活性酸素が大量に発生されます。活性酸素は真皮にある繊維芽細胞を弱らせてコラーゲンを減少させる原因になるのです。
さらに喫煙をすることで、コラーゲンの合成に欠かせないビタミンCが破壊されてしまうので、たばこの吸いすぎには注意しましょう。
加齢によるもの
コラーゲンは真皮にある繊維芽細胞から生み出されますが、年齢を重ねていくと繊維芽細胞の機能が衰えてしまいます。その結果コラーゲンが減少してしまうのです。
40代頃から急にコラーゲンが減少して肌の老化が目立ちやすくなる方が多いので、加齢で肌の老化が気になり始めたらコラーゲンを意識的に摂取しましょう。

コラーゲンが不足するとおきる症状
肌のハリや弾力の低下
コラーゲンは肌の奥で潤いや栄養を閉じ込めて肌のハリや弾力を保つ役割を担っています。そのためコラーゲンが不足すると肌のハリや弾力が低下してしまい、シワやたるみができやすくなるのです。
肌にハリや弾力がなくなってきたり、シワが気になり始めたら、コラーゲンを摂ると改善される可能性があります。
骨がもろくなる
骨を形成している主要成分はカルシウムで約70%を占めていますが、次に多い成分がコラーゲンで約20%を占めています。ちなみに残りは水です。
コラーゲンが不足することでカルシウムやリンなどのミネラルが結合できず、骨がもろくなってしまいます。骨粗しょう症を引き起こしたり骨折しやすくなるという症状があらわれることもあるので気をつけましょう。
髪の毛のパサつき
コラーゲンが不足すると髪の毛のパサつきや枝毛が増えることがあります。場合によっては髪の毛が細くなり薄毛に悩まされることもあるので、コラーゲンは髪の毛の健康を保つために大切な成分です。
真皮の70%はコラーゲンが占めており、コラーゲンによって肌は支えられています。頭皮も皮膚(肌)なので、コラーゲンが不足すると頭皮の新陳代謝が低下し、髪の毛まで栄養が届かなくなるのです。
爪が割れやすくなる
爪は表皮の角質が変化したものなので、皮膚を形成している成分の1つであるコラーゲンとの関りも深いです。肌に水分や必要な栄養素をもたらしてくれるコラーゲンは、健康な爪をつくり出すためには欠かせません。
コラーゲンが不足してしまうと爪がもろくなって割れやすくなります。また爪にシワができてしまうという症状があらわれることもあるのでコラーゲン不足にならないように注意しましょう。
ケガや傷の治りが遅くなる
コラーゲンは自然治癒力を高める作用が期待できる注目の成分です。コラーゲンが十分に満たされていると新陳代謝が活発になるので自然治癒力も高くなります。
コラーゲンはさまざまな組織を育てる働きがあり、ケガや傷を治すための調整や再生もその中に含まれるためコラーゲンがケガや傷の修復作用に関係してくるのです。
膝や腰の関節痛
膝や腰の関節痛が起こる仕組みは、軟骨が薄くなって骨と骨がぶつかり合い痛みを感じるということが多いです。コラーゲンは軟骨にもたくさん含まれている成分なので、コラーゲン不足になると軟骨がもろくなり関節痛を引き起こしてしまいます。
またコラーゲンは細胞と細胞をつなぎ合わせる役割を担っており、細胞分裂や再生を助けてくれる成分です。もろくなった軟骨を再生させるためにもコラーゲンは欠かせません。

コラーゲンサプリを飲むときの注意
1日の摂取量を守る
肌の調子が悪いからといって、1日の摂取量よりも多い量のコラーゲンサプリを飲むと健康被害を起こしたりニキビができてしまうことがあります。1日の摂取量は必ず守るようにしましょう。
サプリメントは食品の一種ではありますが、過剰摂取はおすすめできません。
原料が体に合うかチェックする
コラーゲンサプリを選ぶときには、原料を必ずチェックしましょう。豚肉アレルギーやタンパク質アレルギーなど、アレルギー症状を起こしやすい方は特に原料が体に合うかを気をつけて確認してください。
大豆イソフラボンが配合されているコラーゲンサプリは、婦人系の疾患がある方や妊娠・授乳中の方は避けた方がいいといわれています。余計な添加物が入っていないかどうかなど、安全性の高い原料が使用されているかもチェックポイントです。
持病がある方や薬を服用している方は医師に相談する
持病がある方や薬を服用している方は、コラーゲンサプリを飲んでもいいかを必ず医師に相談するようにしましょう。コラーゲンサプリだけではなくそのほかのサプリでも同様です。
特にタンパク質の制限をしている肝臓疾患のある方は特に気をつけなくてはいけません。事前に医師に相談するか、薬の服用中もしくは病気が完治するまではコラーゲンサプリの摂取を控えるようにしましょう。
一緒に脂質や糖質を摂らない
タンパク質と糖が結合すると肌にダメージを与えるAGEという物質を生成してしまいます。この症状を糖化といいますが、タンパク質の一種であるコラーゲンと糖質を一緒に摂ると糖化を引き起こして肌にダメージを与えてしまうことがあるので注意しましょう。
脂質を一緒に摂ることも糖化を促す原因になります。さらに脂質は繊維芽細胞のコラーゲン合成を低下させる原因にもなるので、油っぽい食事は控えるようにしましょう。
飲むタイミングは夜が効果的
コラーゲンサプリは夜飲んですぐに寝ると効果的です。肌のターンオーバーが促進される22時~深夜2時には熟睡している状態が理想なので、コラーゲンサプリを飲んだらなるべく早く寝るようにしましょう。
コラーゲンサプリの種類によって飲み方は違いますが、1日1回であれば朝よりも夜飲むことをおすすめします。1日2回飲むタイプであれば朝と夜飲むことが理想です。

コラーゲンの摂取で悪化しやすいタイプのニキビ
思春期にできるニキビ
コラーゲンが直接ニキビを悪化させる原因にはならないとされていますが、思春期にできるニキビで悩んでいる方はコラーゲンを摂ることでそのニキビを悪化させる原因になることがあるので注意しましょう。
思春期はホルモンバランスを崩しやすい時期で、それが原因で皮脂分泌が増えてニキビができてしまいます。さらにコラーゲンも皮脂分泌を活発にさせる性質があるため、思春期にコラーゲンを摂るとニキビができやすい条件がさらに整ってしまうのです。
30代以降の脂性肌のニキビ
コラーゲンは皮脂を増やす性質があるので、脂性肌を悪化させてニキビができやすくなることがあります。しかしコラーゲンが直接関係しているのではなく、食事に含まれている脂質やサプリに含まれている別の原料による影響だということも考えられます。
30代以降のニキビは脂性肌が原因という方が多いです。その場合はコラーゲンの摂取を控えめにしたほうがいいでしょう。

コラーゲンの摂取で改善しやすいタイプのニキビ
乾燥が原因のニキビ
コラーゲンを摂るとニキビを悪化させるともいわれていますが、一方でコラーゲンを摂るとニキビが改善するというまったく逆の情報も耳にします。情報がチグハグしている理由は、キビができる原因の違いです。
例えば脂性肌が原因のニキビはコラーゲンを摂ると皮脂分泌がより活発になってニキビが悪化することがあります。しかし乾燥が原因のニキビの場合は、コラーゲンが肌の水分不足を補ってくれるので乾燥によるニキビを改善させる効果が期待できます。
原因がホルモンバランスの大人ニキビ
生理前や生活習慣の乱れなどによってホルモンバランスを崩し、それが原因で肌の代謝が低下して大人ニキビができてしまう方も多いです。その場合はコラーゲンを摂ると改善できる可能性があります。
コラーゲンを摂取すると細胞の機能が活性化されて肌の代謝を促してくれます。そのためホルモンバランスが崩れたことが原因の大人ニキビには効果が期待できるということです。

コラーゲンの摂取でニキビが出来た時の対処法
サプリの摂取を止める
ニキビの改善効果やニキビ予防を期待してコラーゲンサプリを摂取している方もいるかもしれませんが、肌質やニキビができた原因によってはコラーゲンの摂取がニキビをできやすくさせてしまうことがあります。
もしコラーゲンサプリを摂取していてニキビができてしまったら、サプリの摂取を止めましょう。サプリの摂取が原因でニキビができたかどうかを見極めるためにも、やめてしばらくは様子をみることをおすすめします。
1日2回の洗顔を徹底する
コラーゲンを摂取したことでニキビができてしまったら、皮脂が過剰に分泌されて余分な皮脂が毛穴に残ってしまったことが原因の可能性があります。
1日2回の洗顔を徹底して余分な皮脂や汚れをきれいに洗い流すことで、ニキビの改善効果が期待できます。しかしスクラブ洗顔やゴシゴシとこすって刺激を与える洗顔方法は肌にダメージを与えて逆効果になるので気をつけましょう。
収れん化粧水で肌を引き締める
ニキビのケアには収れん化粧水をしてスキンケアがおすすめ。収れん化粧水は肌(毛穴)を引き締める効果があり、皮脂を抑えて肌のキメを整えてくれます。
肌を引き締めてニキビ肌もコントロールしてくれる働きがあるので、脂性肌や思春期ニキビのスキンケアに向いています。コラーゲンサプリでニキビができてしまった場合は、収れん化粧水を使用したスキンケアを試してみましょう。
油分の少ない美容液で保湿
コラーゲンの摂取によって大人ニキビができてしまった場合は、皮脂の量や肌の水分量が影響して毛穴が詰まっていることが原因の可能性があります。その場合は保湿をすることで肌を柔らかくして毛穴のつまりを改善するとがニキビのケアにも繋がります。
大人ニキビのケアには、油分が少ない美容液で保湿することがポイント。しっかりと保湿をして大人ニキビのない美肌を目指しましょう。

乾燥肌でもコラーゲンでニキビになってしまう原因
カロリーの高いコラーゲンドリンクの摂取
コラーゲンドリンクが原因でニキビになるということではありませんが、カロリーの高いコラーゲンドリンクを摂取すると肌質によってはニキビができることがあります。
美味しくて飲みやすいコラーゲンドリンクの中にはカロリーが高いものがあります。甘味料やできれば避けたい添加物が原因となり、乾燥肌でもニキビができてしまうことがあるので注意しましょう。
動物性コラーゲンの摂取
コラーゲンには大きく分けて豚などから摂れる動物性のものと魚介類から摂れる海洋性のものとあります。比較すると海洋性よりも動物性の方が皮脂を増やしやすい性質があるので、脂性肌の方は動物性のコラーゲンの摂取が原因でニキビができることがあります。
脂性肌の方やニキビが気になる方はなるべく海洋性のコラーゲンを選ぶようにしましょう。
砂糖の多いコラーゲンゼリーの摂取
コラーゲンゼリーは甘く美味しくするために砂糖が含まれているものがあります。砂糖の多いコラーゲンゼリーはニキビができる原因になるので気をつけましょう。
砂糖不使用や糖質ゼロのコラーゲンゼリーもあり、それでも美味しく続けられるものもあるので、ニキビが気になる方はコラーゲンゼリーの原料をよく確認しましょう。

コラーゲンと一緒に摂ることでニキビ予防になる成分
脂質の代謝を活発にするビタミンB2
ビタミンB2は脂質がエネルギーとして燃焼される時に大切な役割をする成分です。脂質の代謝を活発にして皮脂の分泌を正常に保つ働きをするのでニキビの予防にも繋がります。
そのためビタミンB2が不足すると肌が姿勢になってニキビができやすくなったりできているニキビが悪化することもあります。
PMSに効くビタミンB6
ビタミンB6はPMS(月経前症候群)の症状を緩和する作用があります。生理前のPMS症状は人によってさまざまですが、PMSでニキビが出やすくなるという女性は多いです。
PMSによってニキビや肌荒れを引き起こしたときは、ビタミンB6を摂って栄養面からサポートすると効果的です。さらにコラーゲンも一緒に摂るとより美肌をサポートできます。
コラーゲンの生成を助けるパントテン酸
パントテン酸は水溶性のビタミンの1つ。糖質、脂質、たんぱく質の代謝と、エネルギーをつくりだす酵素を補助する役割があります。さらにコラーゲンの生成を助ける作用があるのでコラーゲンと一緒に摂るとより肌のために効果的です。
代謝促進とコラーゲンの生成を助けるビタミンCの機能を強化する働きもあるので、肌の健康と美しさを保ってニキビを予防することもできます。

コラーゲンと一緒に摂ることでニキビ予防になるサプリ
DHC ビタミンC(ハードカプセル)
肌の健康維持と抗酸化作用を持つビタミンCと、その働きを助けるビタミンB2が配合されたサプリメント。失いやすいビタミンCが1日1,000mgも補えます。
ビタミンCはニキビ予防やニキビ跡改善の効果も期待できる成分。さらにビタミンB2も脂質の代謝を助ける成分でニキビ予防に効果的なので、コラーゲンによるニキビの悪化が心配な方は一緒に摂取することをおすすめします。
チョコラBB チョコラBBローヤル2
ビタミンB2に加え、ローヤルゼリー、アミノ酸、タウリンも配合された疲れに効くドリンクタイプのサプリメント。肉体疲労時や風邪の時の栄養補給にもおすすめです。
脂肪の代謝を助けてエネルギーに変える力とニキビ予防の効果があるビタミンB2が入っているので、コラーゲンを摂ることでニキビができやすくなる肌質の方は一緒に飲むと安心です。コクの中にさっぱり感があって飲みやすいです。
ネイチャーメイド マルチビタミン
1粒で12種類のビタミンが摂れるサプリメント。さらにミネラル7種類もバランスよく含有されています。栄養バランスが偏りがちな方、外食が多い方は毎日の栄養補給に飲むことをおすすめします。
マルチビタミンをベースサプリメントとして飲み続け、肌の潤い不足が気になる方はコラーゲンサプリを併用するとより効果的。マルチビタミンには脂質の代謝を助けてくれるビタミンも配合されているので、ニキビ予防にもなります。
エビオス錠 エビオス錠
天然のビール酵母から作られた指定医薬部外品です。ビール酵母に含まれる40種の栄養素が弱った胃腸をやさしくいたわって元気にします。
ビタミンB群、ミネラル、タンパク質など、豊富な美容成分が含まれているので、肌の状態を健康にしてニキビを予防する効果も期待できます。コラーゲンと一緒に摂るとより美肌にアプローチします。

さまざまな成分の力を借りてコラーゲンの生成を助けよう
さまざまな成分がコラーゲンの生成を助ける作用をしています。コラーゲンだけを摂取しても美肌効果が十分に発揮されないことがあるのはそのためです。
コラーゲンが美肌にアプローチする力を最大限に発揮するためには、コラーゲンの生成を助けるさまざまな成分を一緒に摂取することがポイント。コラーゲンの力を最大限に引き出して、潤いとハリのある美肌を手に入れましょう。