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キャベツ ダイエットとは?
キャベツダイエットと聞くとキャベツばっかり食べるダイエットではないかとイメージする人もいるでしょう。でも、キャベツダイエットはキャベツだけを食べるのではなくキャベツを利用して脳の満腹中枢を刺激して余計に食べてしまうのを防いでダイエットする方法です。
1日3回の食事の前に200g(6分の1個分程度)の生のキャベツを5cm角程度に切りしっかり噛んで食べるのがキャベツダイエットです。しっかり噛むことで脳の満腹中枢を刺激することができるのでその後の食事を食べ過ぎてしまうことを防ぐことができます。
キャベツダイエットは必要な栄養を摂りながら行うことができるダイエットですから正しく行えば失敗しにくく痩せやすい体づくりにも役立つダイエット方法となっています。1週間程度でも効果を実感することができますから実感しやすいということからも行いやすいダイエット方法となっていま。キャベツダイエットで重要なのは正しく行うということに限ります。
キャベツはダイエット中に食べても大丈夫?
キャベツダイエットは食事の前にキャベツを食べて食事を摂りすぎないようにするダイエットです。キャベツ6分の1個というと、かなりの量ですからそんなに食べてカロリーは大丈夫なのかなど心配になります。しかし、カロリーは39kcal程度とかなり低いものとなっています。
カロリーが低いということなら他の野菜でもよいのではないかとも思いますが、確かに葉物野菜であればキャベツ同様のカロリーの低い野菜はあります。しかしキャベツのような噛みごたえのある葉物野菜はなかなかありません。あわせてコスト面でもキャベツは他の野菜と比べて安くなりますからお手軽な食材でもあります。
キャベツに含まれる栄養素と効果
カリウム
カリウムに期待できるダイエット効果
キャベツに含まれているカリウムは人間が生きていく上で欠かすことができない栄養素です。さらダイエットの大敵となるむくみを解消してくれる働きがあります。塩分の摂りすぎなどで体内の塩分濃度の中和のために水分をため込んでしまっておきるのがむくみです。
カリウムには利尿効果があるため、水分と一緒に塩分も排出することができますからむくみにくい体づくりには欠かせない栄養素となります。利尿効果によって体の老廃物の排出にも役立つ栄養素です。老廃物を排出して体の代謝を高めることができればさらに痩せやすい体づくりに役立ちます。
ビタミンC
ビタミンCに期待できるダイエット効果
キャベツに含まれるビタミンCは美肌効果など美容や健康のために欠かすことのできない栄養素です。ビタミンCは腸内の善玉菌の餌になる栄養素でもあり、腸内環境を整えるためには重要な役割を持つものとなっています。
腸内環境が整っていると必要な栄養を吸収することができ、体の老廃物を排出することができます。そのために善玉菌を増やすことはとても重要なポイントとなるので、善玉菌の餌となるビタミンCも積極的に摂っていきたい栄養素です。ビタミンCは美肌にも欠かすことができない栄養素ですから積極的に摂りたいところです。
ビタミンU
ビタミンUに期待できるダイエット効果
ビタミンUはキャベジンとも呼ばれている栄養素。キャベツに豊富に含まれている栄養との一つで、ビタミンUには、脂質の代謝を助ける働きがあります。脂質といえばダイエットには大敵となりますが、食事で脂質をとっても体に吸収される前に代謝を行ってくれますから脂質の摂りすぎを防いでくれます。
この働きを知ると揚げ物にきゃべツの千切りを添えるのはとても理にかなっていることだということがわかります。キャベツダイエットに限らず揚げ物に添えられたキャベツの千切りは食べるようにした方がよいでしょう。
キャベツの種類とカロリー
春キャベツ
キャベツダイエットを行うのなら春キャベツがおすすめのキャベツとなります。春キャベツは春に摂れるキャベツではなく、甘味が強く和らかいため生で食べるのにとても適したキャベツとなります。カロリーもスーパーなどで見かける寒玉キャベツと同じ100グラム23lcalですから春キャベツの流通する3~6月ぐらいの間は春キャベツがおすすめです。
春キャベツは柔らかいので大き目にカットしてもしっかり食べることができ、甘味が強いのでドレッシングなどの量も少なく食べることができます。
寒玉キャベツ
寒玉キャベツは日本では最も流通しているキャベツとなります。カロリーも100gあたり23kcalと低いのと何よりも手に入りやすいキャベツということがあります。春キャベツと比較すると込みごたえがあり、しっかり身が締まっているキャベツになります。
身がしっかり詰まっていますから1個でも?持ちがよく価格的にも安いので安心して手に入れることができるキャベツです。甘味は春キャベツほどないので味を変化させると長続きさせることができます。
高原キャベツ
高原キャベツもよく流通しているものとなりますから手に入りやすく価格も安くなっています。カロリーも100gで20kcal程度となっています。夏の時期に流通し、甘味があるのでドレッシングなどを使用せずにそのまま食べるのもがおすすです。
春キャベツと比較すると髪ごたえのある種類ですからしっかり噛んで食べることを考えるとキャベツダイエットにピッタリのキャベツです。
グリーンボール
キャベツの中でもグリーンボールは比較的近年になって出回るようになったきたものです。
他のキャベツ同様に手に入りやすく手頃ですが栄養価は高めですからカロリーという点では多少高めと考えることができますが、それでもかなり低くく味もしっかっりしていますからキャベツダイエットにも向いている種類の一つとなります。
その他のキャベツ
キャベツの種類は実際にはかなり多くなっています。ケールやブロッコリーなども実はキャベツの種類の一つとなります。こういったものは葉キャベツと呼ばれるものとなります。他にも紫キャベツや芽キャベツなどもあります。芽キャベツなどが好みという人もいますがかなり限定した季節にのみで回る種類ですし、価格からもキャベツの中では高めになります。
手頃に手に入れることができるということからは少し違ったものとなってきますが、時には利用してみることもよいでしょう。
キャベツ ダイエットの方法
ポイントは食事の前に食べる
キャベツダイエットの方法は食事の前にキャベツを食べるというのが基本です。1日3食の食事の前に200g(キャベツ1/6個分程度)を5cm角程度に切り生のままで食べます。この際に重要なのが10分かけてしっかり噛んで食べることです。キャベツダイエットで失敗する人の多くがこの10分かかけてしっかり噛んで食べるということを行ないことが原因となっていますからしっかり噛むようにしましょう。
また、ポイントしてごはんの代わりにキャベツを食べるのではなくごはんの前にキャベツを食べるということになります。キャベツを食べた後には食事を摂りますがこの時には食べ過ぎないようにすること、さらに1日70gのタンパク質を摂ることです。タンパク質を摂ることで筋肉が減ってしまうのを防ぎ代謝が落ちるのを防ぎます。
食事の代わりにキャベツを食べることはだめですが、間食をしたくなった時などはキャベツを食べるようにするとダイエット効果は高まります。
キャベツ ダイエットのおすすめレシピ
基本は生のそのままキャベツ
食材
生キャベツ
ノンオイルドレッシング
作り方
キャベツダイエットの基本は生のキャベツを食べることです。とはいっても生のキャベツをそのままバリバリ食べるのは飽きてしまうそんな時にはノンオイルドレッシングをかけて味を付けえて食べると食べやすくなります。濃い味にしたりオイルの入っているものを使ってしまうとカロリーが高くなってしまいますからノンオイルドレッシングの味をいくつか準備して味を変えて食べるとよいでしょう。
塩麹でキャベツサラダ
食材
キャベツ
ごま油
塩麹
作り方
生のキャベツを5センチ程度の大き目の千切りにします。
塩麹とごま油をキャベツに混ぜて完成です。
飾りに刻みのりをのせてもおいしくいただけます。ごま油は風味付け程度の少量にしておきましょう。
1日3回キャベツを食べることを考えるとやはり味のバリエーションはほしいところです。せっかくのダイエットも飽きてやめてしまっては意味がありませんからドレッシングだけでなお気に入りの味を準備しておくとダイエットも成功しやすくなります。
塩こんぶキャベツ
食材
キャベツ
塩こんぶ
作り方
5cm程度にキャベツをちぎり塩昆布を混ぜてしばらく置いて完成です。
キャベツダイエットでは塩分の摂りすぎは厳禁ですから塩こんぶも少し味がつくていどに控えて使用しましょう。またもう一工夫ほしい時には小さじ1杯程度のごま油を混ぜるとおいしく食べることができます。
塩こんぶは時間をおいてしまうとキャベツに色がつききれいでなくなってしまいますから作ったらすぐ食べるぐらいにするとおいしく食べることができます。
ゆでキャベツ
食材
キャベツ
ドレッシングなど
作り方
キャベツをゆで、好みのノンオイルドレッシングなどをかける
キャベツダイエット基本は生のキャベツを食べることになりますが、生のキャベツはシャキシャキ感が強く味を変えても飽きてしまうこともあります。キャベツをさっとゆでることで生とは違った触感を楽しむことができます。生のキャベツを基本にゆでキャベツで時には変化を付けるようにするとダイエットも続けやすくなります。ゆですぎると噛みごたえがなくなってしまいますからさっとゆでてしっかり噛むことができる状態を残しておくことがポイントです。
キャベツスープ
食材
キャベツ
コンソメ
作り方
キャベツを5センチ角に切りキャベツが隠れるぐらいのお湯とコンソメを加えてさっと火を通す。
キャベツダイエットも長く続けているうちに徐々にキャベツを食べることに抵抗を感じてしまうこともあります。そんな時にはスープにして摂るようにするのも違った味になり飽き予防になります。
キャベツスープのポイントはスープをたっぷりにするのではなくキャベツがたっぷり入ったものにすることです。また味はコンソメが定番ですが好みで中華風などアレンジすることもできます。決して濃い味にしてしまうことなく薄味に心がけましょう。
スープの中にキャベツの栄養素も出ますからスープも飲めばお腹も膨れます。ただしこれはあくまでも生キャベツに飽きてしまった時の非常用と考えておくとよいでしょう。
キャベツ ダイエットで気を付けること
キャベツだけにするのはだめ
キャベツダイエットはあくまでも食事の前にキャベツを食べることで満腹感を得て食事の量を減らすダイエットです。食事の代わりにキャベツだけを食べるようなことは絶対にやめましょう。キャベツだけでは栄養が不足してしまい体が痩せにくい状態になってしまいますので気を付けましょう。
ダイエットを行う上で必要な栄養を摂ることは痩せやすい体を作るためにもとても重要なことになります。キャベツダイエットは決して置き換えダイエットではありませんから気を付けましょう。また、キャベツを切ってタッパーなどに準備しておけばちょっと間食したくなった時にもしっかり噛んで満足することができるので間食予防にもなります。
1日70gのタンパク質
キャベツダイエットでは1日70gのタンパク質を摂ることも大切です。ダイエットを行うと筋肉が落ちやすくなり、筋肉が落ちてしまうと代謝の悪い体になってしまいます。筋肉を落とさないために1日70gのタンパク質を摂るようにすることが重要なポイントとなります。70gのタンパク質というと鶏ささみ肉でだいたい330g程度となります。1日3回の食事の中で上手に摂るようにしましょう。
タンパク質は鶏のささ身だけでなく豚肉や卵、魚などにも含まれますし大豆製品にも多く含まれますからいろいろな食材を利用することでマンネリ化せずにダイエットを長引かせることができます。
キャベツを食前に食べると満腹感が出ますから食事はあまり食べなくなりますが、タンパク質を摂ることはとても重要なポイントになりますからこのポイントをおさておきましょう。
とにかくよく噛む
キャベツダイエットで失敗する人の場合にはよく噛まずに食べていることがあります。キャベツを食事の前に摂るのはしっかり噛んで食べることで満腹中枢を刺激するのが目的です。そのためには10分を目標によく噛むことが重要なポイントとなりますから早食いは失敗の原因となります。
しっかり噛むことができればキャベツ以外の食材でも問題ないということになりますが、食物繊維が豊富でしっかり噛むことができるカロリーの低いものという条件にはキャベツがピッタリです。価格的にも安く手に入りやすい野菜ですからダイエットにはとても利用しやすい野菜です。
キャベツダイエットを終了した後でもしっかり噛むことを意識することで太りにくい体を作ることができます。そういった意味でもしっかり噛む癖をつけることは大切なことになります。
夜キャベツでキャベツダイエット
キャベツダイエットの基本は1日3食、食事の前にキャベツを食べることになりますが、仕事などの関係からなかなか3食キャベツを食べることが難しいこともあります。そういった場合には夕食の前にキャベツを食べるようにする方法もあります。
3食行うよりも効果は少なくなりますが、夕食の前にキャベツをしっかり噛んで食べることでついつい食べ過ぎてしまう夕食を抑えることにつながりますからダイエット効果は期待できます。この時にもキャベツだけを食べるのではなく夕食の前にキャベツを摂るようにすることが大切です。
キャベツでリバウンドなしのダイエット
キャベツダイエットは正しい方法で行えば結果もかなり期待することができるダイエット方法です。またリバウンドしにくく健康的なダイエット方法となっています。置き換えダイエットのようにキャベツばかりを食べるようなことはせずに正しい方法で行うようにしましょう。
正しい方法でキャベツダイエットを行えば痩せやすい体を作ることができ早い人では2.3日で変化を感じることができます。1カ月程度続ければしっかり結果を実感することができる人が多くなりますから正しく行うことが何よりも重要なポイントです。