目次

気になるニキビ跡のタイプと原因
赤みが残ってしまう赤みタイプ
ニキビが潰れたり、腫れがひいてからしばらくたつのに、全く赤みが引かないということがあります。それは毛細血管が肌の炎症や傷を癒すために働いている証拠です。しかし、一年たってもなかなか消えないという時は、ターンオーバーの乱れが考えられます。
睡眠不足やストレスからホルモンの分泌が乱れ、肌の再生サイクルであるターンオーバーが乱れがちになります。そのため、毛細血管が一生懸命直そうと頑張っていても、なかなか赤みがひかずに残ってしまうというケースも。
しかし、赤みタイプのニキビ跡はわりと治すことは難しくないといわれています。すでに毛細血管が治そうと必死なので、それを基礎化粧品や、生活習慣を見直すだけで毛細血管の働きを助長できます。
色素沈着で茶色になっているシミタイプ
外に出ればあたたかい日差しを向けてくれる太陽。しかし、その太陽から降り注がれる紫外線は、ニキビ跡には大きなダメージを与えます。
ニキビ跡というのは肌組織が傷ついた後であり、いわば怪我に近い状態です。そこに紫外線が当たると、軽くやけどを負うような感じになるので、肌を守ろうとするメラニン色素が過剰発生してしまい、色素沈着を起こします。
メラニンと聞くと、シミの原因だと煙たがる方もいますが、実際のところは、肌を守ろうとする防御システムの一つ。メラニン色素を過剰反応させないためには、自分で紫外線から守る必要があります。
クレーターや肌が盛り上がってしまう凸凹タイプ
凹凸のあるニキビ跡の原因は、肌内部がダメージを受けてしまったことにより、コラーゲン組織が壊されたため。コラーゲンというのは年々低下していくため、肌に凹凸や月面クレーターのような状態がどんどんつくられてしまいます。
クレーター状になった肌を再生するのはとても難しいといわれています。というのも、コラーゲンが破壊された部分はへこんでしまっているので、化粧水や美容液ではどうにもならないからです。ホームケアでは完璧に治すことは難しいでしょう。
にきびが治ったはずなのに肌が隆起しているしこりタイプ
クレータータイプとは打って変わり、にきびが潰れて炎症も引いたはずなのに、中にしこりのような固い部分が残って盛り上がるニキビ跡もあります。
これは、ニキビの炎症が静まったものの、皮膚細胞が過剰反応して毒素がたまってしまっている現象であるため、ホームケアで治すことは難しいといわれています。しこりを取り去るには、専門家である美容外科や皮膚科での治療がおすすめです。
また、ニキビ跡がしこりになりやすい人はアレルギー体質の人が多いという統計も出ているようです。
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クレーターのニキビ跡はデコボコして見た目が悪い!ケア方法とは

範囲や目的で化粧品のタイプを選ぼう
広範囲を美白出来る化粧水
思春期からよくニキビができて、広範囲にニキビ跡が及んでいたり、顔全体に色素沈着を起こしてシミのようになるのを予防したいという場合は、たっぷり使える化粧水がおすすめ。
化粧水の良いところは、手のひら全体に化粧水をなじませてから、手を顔に覆いかぶせてたっぷりつけられること。皮膚には常在菌がいるので、所々につけても他の場所でアクネ菌が発生して毛穴に潜り込んでしまったり、オイリーと乾燥の二種類を併せ持つ混合肌の方も多いので、顔全体のケアができるのは化粧水の特権です。
美白化粧水といっても、元の肌の色よりワントーン明るくなるというのは不可能に近いようです。今現状より肌の色がくすんだり、色素沈着を起こさないための予防や、ターンオーバーを促し、少しでも元の肌の色に近づける効果があるので、過剰期待はしないようにしましょう。
ピンポイントを狙える美容液
ニキビ跡が数を数えるくらいの方や、このニキビ跡が大きいから色素沈着しそうで気になるという場合は、ピンポイントで使えるビタミン成分を多く含んだ美容液がおすすめです。
美容液は化粧水の何倍ものビタミンや美白効果を含んだ成分で作られています。テクスチャーもトロッとしていたり、化粧水よりは水っぽくないことも特徴なので、気になるニキビ跡に成分をとどまらせます。
ターンオーバーを促すピーリングアイテム
色素沈着やシミを薄くしていくには古い肌の角質を取り除き、ターンオーバーを促していくのがおすすめ。そのためにはピーリングアイテムを使って、古い角質を取り去りましょう。
ターンオーバーの周期はおおよそ28日と言われています。個人差もあったり、ホルモンや生活習慣の乱れ、加齢によってどんどん周期が遅くなっていくので、ピーリングアイテムで角質を取り除きながら正常なターンオーバーに導くことが大切です。
しかし、毎日ピーリングをしていいものではありません。肌の角質を取り除くということは、肌にとっても負担のかかること。一週間に2~3回程度、日に焼けたり肌にダメージがない時に行うのがベストです。
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美容液でニキビ跡の改善を。効果的なタイプ別お手入れ方法

目的に合わせて成分を選ぶ
ターンオーバーを整えるレチノール
レチノールとは人間や動物が保有しているビタミンAのことをいい、エイジングケア化粧品として活躍している成分の一つです。多くはしわやほうれい線の緩和などに効果があるとされていますが、レチノールは粘膜や皮膚を健康に保つという性質があります。
レチノールは体内の酵素により代謝を受けるとレチナールに変化し、最後はレチノイン酸になります。このレチノイン酸というのがターンオーバーの活性化に役に立ちます。
レチノイン酸は肌の老化を防ぎ、新しく生まれ変わらせるという役割を持っているため、シミやニキビ跡の改善だけでなく、しわやたるみ、目の下のクマにも効果があります。よってレチノールを肌に与えることでレチノイン酸に変化をさせ、ターンオーバーを整える性質があります。
ピーリング効果が大きいグリコール酸
グリコール酸とは、ケミカルピーリングの代表として、皮膚への浸透性が優れている成分です。原材料はサトウキビ、パイナップル、テンサイで、フルーツ酸の一種と言われています。
グリコール酸を含んだピーリング薬剤は、分子が小さいため、皮膚の表面にある角質層に浸透しやすく、古い角質や毛穴に詰まっている角栓などを取り除く効果があります。ピーリングを行うことでターンオーバーが促され、皮脂の分泌量を調節できるようになったり、シミやニキビ跡の改善に役立ちます。
グリコール酸は、フルーツ酸、αーヒドロキシ酸(AHA)の二種類に分類されますが、どちらもピーリングの効果があります。
敏感肌の人は注意が必要
グリコール酸ピーリングは酸性で肌を溶かす性質があるので、敏感肌の方にとっては刺激が強いことがあり、ピーリングを行うことにより、肌荒れを引き起こす可能性があります。
副作用として、日焼けをしたように赤くなったり、炎症を起こして赤みを帯びて痛みを伴うほか、水疱を持った発疹ができることがあります。
グリコール酸は皮膚への浸透しやすいため、肌の改善効果もありますが、奥深くまで届くことで敏感肌の方には負担が大きくなりすぎてしまい、肌荒れの原因となるようです。「何事もほどほどに」を基本にしてピーリングを行いましょう。
メラニンに働きかけるビタミンC誘導体
ビタミンCと言えば、シミや黒ずみに効果があると人気が高い成分ですが、ビタミンCだけでは効果が少し控えめです。そこでメラニンに直接アプローチしてくれるのが、ビタミンC誘導体。
ビタミンCは非常に不安定で、化粧水に配合しても効果が薄いことがあるため、肌に浸透させるように人の手を加えて改良されたのがビタミンC誘導体です。このビタミンC誘導体は、抗酸化作用や炎症を沈める効果もあり、メラニンの生成を抑え、ターンオーバーを促してくれます。
またビタミンEと同時に使うと効果は倍増。ビタミンEは、抗炎症作用があるため、ニキビには効果的ですが、ビタミンEの栄養源がビタミンCなのです。ビタミンEは酸化しやすく、活性酸素から守った後無効化してしまいます。
しかし、ビタミンCから栄養をもらうことでビタミンEはまた元気になり、活性酸素に再度働きかけるので、抗酸化作用を促します。ビタミンEとビタミンCは相乗効果があるので「美容のビタミン最強タッグ」ともいわれています。
皮脂コントロール効果が強いため乾燥肌さんは注意
ビタミンC誘導体は、皮脂を抑える効果があるため、すでに皮脂量が少ない乾燥肌の方には余計に乾燥を促してしまいます。刺激が強くなり、肌荒れの原因にもなりかねないので、注意が必要です。
メラニンを出来にくくするフェルラ酸
フェルラ酸とは、ポリフェノールの一種であり、植物の細胞壁などに含まれている成分の一つです。こちらも抗炎症作用や抗酸化作用もあり、紫外線を吸収するので、メラニン生成を防ぎ、美白効果があります。
実験では、バナナの黒色をも防いでしまうという驚きの抗酸化作用を発揮するほど。もともと食品添加物であり、酸化防止剤としても使われています。メラニンの生成を抑えるので、シミそばかす、ニキビ跡を薄くする効果のほかにも、医薬品としてはアルツハイマーの方の薬としても使われている比較的安全な成分です。
抗炎症作用のあるプラセンタ
プラセンタとは、哺乳類の胎盤から抽出した胎盤エキスのこと。この胎盤には生きるために必要な栄養源が非常に多く含まれており、抗酸化作用や、抗炎症作用を併せ持ちます。
肌の新陳代謝を促してくれるため、シミやそばかすなどを排出してくれるほか、保湿成分もしっかりとあるので、炎症を起こしていても抗炎症作用から炎症を沈め、乾燥を防ぎつつ、みずみずしいきれいな肌へと導いてくれるのが特徴です。
プラセンタの保湿成分ももちろん素晴らしいのですが、セラミドやコラーゲンも保湿力は抜群。プラセンタもそうですが、セラミドやコラーゲンもアトピー性皮膚炎の方に効果が高く、皮膚トラブルのお助け役として使われています。
ビタミンCの10~100倍と言われるハイドロキノン
ハイドロキノンとは、古くから皮膚科でも採用されている「肌の漂白剤」ともいわれている成分です。それもビタミンCやプラセンタの美白効果より10~100倍もの効果があるとのこと。
日本国内ではまだまだメジャーではありませんが、2001年から薬事法の規制緩和により国内でもハイドロキノンの使用が可能になり、化粧品として成分配合することができるようになりました。
海外では日本よりももっと前からシミの治療薬として使われていますが、2%以下でないと刺激が強すぎる薬剤ともいわれています。濃度が強ければ強いほど効果が上がるというわけでなく、ただの刺激やダメージになる場合があるので、もし使用を考える場合は、ハイドロキノン2%以下のものを使用しましょう。
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ニキビ跡にビタミンCが効く。体の内と外から徹底的にニキビケア

これから跡を作らないスキンケア
洗顔は丁寧にすすぎをしっかり
石鹸やメイク落としなど使って洗顔をしますが、しっかりすすぎ切れていないと、肌の上で雑菌が繁殖する原因になります。洗顔は丁寧に、擦りすぎずゆっくりとぬるま湯などで優しく洗い流しましょう。
洗い流した後は、皮脂も少ない状態なので、保湿を必ずします。保湿の手を抜くことは、皮脂の分泌量が調節できなくする原因になり、ニキビを誘発する原因にもなります。
保湿は手を抜くことはご法度
顔を洗い流した後は、そのままにせず必ず基礎化粧品や季節によってはクリームや乳液など変えながら保湿をしましょう。洗顔後のお肌は油分を失っており、無防備状態。さらに乾燥を招くと皮脂量の調節ができないため、脂っこくなったり、乾燥肌になるというインナードライになります。
特に冬は乾燥する季節なので無防備な肌は攻撃を受けやすくなります。インナードライに注意して保湿を行い、お肌を守りましょう。
ピーリング後は刺激の少ない保湿
ピーリングを行うと、古い角質が肌から取り去られるので、いわばむきタマゴ状態。そこにいきなり刺激の強い化粧水や保湿剤を使うと肌荒れの原因になることがあります。
敏感肌用の基礎化粧品で保湿してあげると刺激も少なく、肌荒れの心配も軽減されます。少しでもピリピリすると感じたら刺激が少なからずありますので、使用を中断しましょう。
ターンオーバーの乱れに注意
睡眠不足や、食生活の乱れ、ストレスはターンオーバーの乱れを起こします。ターンオーバーの乱れは肌荒れを引き起こす原因となり、ニキビ跡を色素沈着へと導く敵となります。
適度にストレス発散や、今日は絶対休むという気持ちを持ちながら体を休めましょう。食事は体を作る基本です。バランスの良い食生活で肌も体も健康的になります。
UV対策はしっかりとする
UVと言えば紫外線ですが、紫外線は一年中太陽が出ても出なくても降り注いでいます。紫外線は色素沈着やシミの原因。外に出る場合は、紫外線対策をしましょう。
夏のほうが紫外線が強いと思われがちですが、さほど紫外線量に変わりはありません。曇りであっても、太陽が出ていても大差はないので、外に出る場合は、夏以外であっても油断をしないようUV対策を行いましょう。
もしニキビが出来てもつぶさない
ニキビ跡ができるのは、ニキビをつぶしてしまったり、正しいケアができなかった証拠。ニキビができて気になってもつぶしては結局跡が残ります。
跡が残らないように、市販の薬などを使いながら正しくケアすれば自然と小さくなり、ニキビも消えていきます。つぶして跡が残らないように正しくケアしましょう。
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ニキビを潰してしまったときの対策法。ニキビ跡にならないようにする秘訣

治るまでの間カバー方法
コントロールカラーを活用
赤みや色が目立つニキビ跡は、コントロールカラーを使って、普段の下地を部分的にチェンジしながら使うとベスト。いつもと同じ下地を使って隠そうとしても、浮き出て結局目立つことになりかねません。
できれば、ワントーン暗いコントロールカラーを使いながら、ニキビ跡をカバーしましょう。
カバー力の高いコンシーラーをポンポン置き
ニキビの跡が気になってファンデーションを塗り重ねても、毛穴を塞いで肌呼吸ができず、毛穴に余分な汚れが入りやすくなり、ニキビを作る要因となる恐れがあります。
気になる場合は、カバー力の高いコンシーラーを部分的につけてその上からおしろいやパウダーなどでカバーします。ファンデーションの重ね塗りを防ぐために、コンシーラーの固さや好みはカバーしたい規模に合わせて選びましょう。
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ニキビ跡をコンシーラーで上手に隠す方法は?選び方や正しい使い方

肌のSOSを見逃さない
肌が敏感な日はピーリングを控える
季節の変わり目や冬は特に空気も乾燥したり、肌だけでなくストレスを抱えやすき時期になります。肌が敏感になりやすい日は角質層を取り除く刺激となるピーリングは控えるようにしましょう。
デリケートな時期や乾燥している日は、お肌を守るために、保湿を中心にします。
肌が赤くなってしまったら元のケアに戻す
肌が赤くなる原因として、日焼けや化粧品が合わないこと、ピーリングのしすぎなどの刺激が強い可能性があります。赤くなっているということは、炎症を起こしているため、化粧品を変えたり、ピーリング後に赤くなった場合は、元のケアに戻しましょう。
自分に合わないのにもかかわらず、化粧品に配合されている有効成分をだけを信じて使い続けるのは肌にとってストレスを与え続けてしまいます。自分に合ったケアをしましょう。
本当は保湿を求めてる隠れ乾燥肌
脂っこいから保湿なんて必要ないと考えている方もいるでしょう。しかし、皮脂が過剰に分泌するということは、肌が乾燥を防ごうと防衛機能を働かせている証拠。実は乾燥肌であったということも多いのです。
保湿をすることで、自然と皮脂の分泌量の調節ができてきます。脂っこい、皮脂が多いと感じても保湿を肌は欲しているので、きれいに洗顔した後は保湿する習慣をつけることが大切です。
ピーリングのし過ぎでビニール肌に
ピーリングをして肌がすごくつるつるになったけど、化粧水さえも入らないようなツッパリ感をと異常なほどのテカリを感じる時はありませんか?それは、ピーリングのし過ぎで肌のキメが整わないまま表皮が形成されてしまったビニール肌状態です。
ビニール肌になると、化粧水が異常にしみてヒリヒリ痛くなったり、敏感肌になってしまう原因に。ピーリングはターンオーバーを促しますが、用法・容量を守って、頑張り過ぎない程度に行いましょう。

悪化させないためにメイクで気を付けること
オイリー肌さんはコスメの油分に注意
パウダータイプのファンデーションに比べ、リキッドファンデーションやクリームタイプのコンシーラー、保湿特化や美容液配合の下地は油分が多いので、肌なじみもよく、伸びが良いのが特徴で使いやすいのですが、油分には注意が必要です。
特にオイリー肌の方は、油分の多い化粧品を使うと、皮脂と混ざり合い、朝はきれいにメイクで来ていても数時間でメイクが崩れたり、肌荒れを起こす原因となります。できるだけパウダーと合わせたりしながら油分の調節をしてメイクをしましょう。
メイクアップツールの洗浄
ブラシやパフなど、メイクアップツールにはたくさんの細菌が繁殖します。特に敏感肌の方は、メイクアップツールに住む細菌から肌荒れや感染症を引き起こす方も。
メイクをするたびに肌に塗り重ねる道具であるため、こまめに洗浄して、ニキビのエサとなる汚れがたまらないようにしましょう。
外に出ない日でもUV対策を忘れない
家の中にいるから紫外線に当たらないなんてことはありません。紫外線は窓を通して体に降り注ぎ、蛍光灯からも微量の紫外線が当たっています。
窓を閉めていているからといっても紫外線は降り注いでいるので、窓に紫外線防止をつけたり、肌にもUVケアをするなど対策を怠らないようにしましょう。
乾燥肌さんは乾燥しないように保湿を
乾燥肌さんは常に肌が乾燥していて外的攻撃を受けやすい状態になっています。そんなときは保湿でバリアをつけましょう。保湿をするだけで、花粉や砂ぼこりなどの攻撃から肌を少なからず守れます。
乾燥肌さんでアレルギー体質の方は、花粉が荒れた肌につきやすく、花粉でアレルギー性皮膚炎を起こす可能性も。外的要因を受けないために、保湿をしましょう。
クレンジングは帰宅してすぐ行う
外出先ではたくさんの刺激を肌が受けています。メイクによる負担や、風に乗って顔につく砂ぼこりや花粉、紫外線のダメージなど、沢山の攻撃をうけていることも。
メイクをしたまま寝てしまったら肌に常に存在している菌が悪さをして新しいニキビを作りかねません。汚れはすっきり落としてしっかり保湿を行い、お肌を守ってあげましょう。

ニキビ跡と別れるための化粧品
サンソリット スキンピールバーティートゥリー
AHA(フルーツ酸)配合の洗顔ソープです。AHAを2%配合した「ティートゥリー」にはTEA TREEオイルも配合しています。ティートゥリーはラベンダーに並ぶ抗感染症予防にも使われており、ウイルス、細菌、真菌と三つの有害菌に作用するという珍しい精油。フルーツ酸の作用によって、日々の洗顔で肌の古い角質を取り去って、肌のキメ細やかさを取り戻し、美白効果やみずみずしい肌へと導いてくれます。
あいび ベルブラン
洗顔後に使用すると、ブースター効果により他の美容成分も浸透しやすくなるという導入美白美容液。繰り返す大人にきびや、ニキビ跡の肌が気になる方におすすめです。気になる添加物である無香料、無着色、鉱物物油、パラベン、アルコール不使用で敏感肌の方でも安心して利用できます。
emione(エミオネ) 薬用プレミアムアクネケアローション
薬用であるこちらのローションは、ニキビ専用ローションとして口コミでも高評価を集めている人気の商品です。ワンステップケアでニキビケアができる優れもの。しみ・そばかすを防ぐ成分や、肌荒れを防ぐ成分もしっかり配合しており、美容液に近い化粧水としても使える万能型。無香科、無着色、・無鉱物油フリーで敏感肌の方も使える処方となっています。
濃厚本舗 ハイドロキノンクリーム(ホワイトクリーム) 日本製
純ハイドロキノンを2%配合しているこちらの商品は、気になるニキビ跡やシミに直接アプローチをかける保湿クリーム。「肌の漂白剤」と言われるハイドロキノン配合な上に、コスパがいいのでしばらく使える容量になっています。
添加物も無着色・無香料・無鉱物油で不使用。敏感肌の方はハイドロキノンの刺激が強すぎるようであれば、注意しながら使用しましょう。
パルクレール美容液
無添加・日本製の薬用ニキビあと用ケア美容液です。赤らみ・ボコボコ・クレーターといったニキビが治った後の悩みを解消してくれます。99.4%美容成分でできており、化粧水や乳液、下地としても使えるためオールインワンとしても利用できる濃厚美容液。
無着色、無香料、無鉱物油で肌に刺激の少ない優しい処方となっています。

ニキビ跡をケアしてなめらかな肌に
ニキビをつぶせば見た目を変えてしまうほどニキビ跡のリスクは高まります。ケアを怠らないことでニキビとも決別してすっきりクリアな肌に近づけるでしょう。
さまざまな化粧品がありますが、まずは刺激の少ないものから始めることがベスト。いきなり色素沈着を消すことはできないので、徐々に消えていくことを目指してゆっくり自分と向き合いながらニキビ跡をケアしていきましょう。