顔の臭いの原因を知り、その対策法で体の内と外から改善していこう

2017.08.04

顔の臭いの原因を知り、その対策法で体の内と外から改善していこう

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

人間の体は年齢によってさまざまな体臭へと変化していきます。その臭いは、ワキなどの汗をかきやすい場所に限らず、顔から香っているという人もいます。顔がくさいという人は自分自身で気づくことが多いでしょう。そんな顔の臭いの原因や対応法を紹介します。

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目次

    世代によって変わりゆく世代臭

    20代は汗の臭い

    20代の多くは汗の臭いを感じる人が多いでしょう。20代の人はまだ若いので、活動的な人が多く代謝がいいことから汗をかきやすいです。また、食生活の面ではファストフードなどの揚げ物やお肉を好んで食べることが多いと思います。それらの影響で、汗特有の酸っぱい臭いやアンモニア臭がします。

    また、ストレスによる活性酸素の分泌が増えることで、皮脂の酸化が促進されます。それによって汗の臭いをさらに強めているのです。

    30代はジアセチルによるミドル脂臭

    30代になるとジアセチルという成分によってミドル脂臭が発生するようになります。ジアセチルとは、汗に含まれる乳酸が皮膚に付着している常在菌に分解されることで発生する成分です。ミドル脂臭はそのジアセチルと皮脂による中鎖脂肪酸が混ざり合って発生します。

    このミドル脂臭が30代頃に発生する理由は、女性ホルモンが減少することにあるようです。また、20代と同様に脂質の多い食生活やストレス、疲労なども原因となります。ミドル脂臭は古い油のような臭いが特徴です。

    40代からはノネナールによる加齢臭

    40代になってくるとノネナールという成分によって加齢臭が発生します。加齢臭は枯草のような臭いが特徴ですが、その匂いには個人差があるようです。その加齢臭の原因であるノネナールとは、皮脂の酸化やバクテリアの発酵によって発生しています。

    この加齢臭も食生活の乱れや運動不足が原因で起こりやすといわれています。またノネナールは水分に強く、シャワーなどを浴びただけでは臭いを落とすことができません。そのため臭いが肌にこびりつきやすいのです。

    顔の臭いを減らすには

    汗に含まれる乳酸を減らす

    汗には、良い汗と悪い汗というものがあります。良い汗は臭いを発生しません。逆に、悪い汗は不快な臭いが発生します。そんな悪い汗をかきやすい人は、運動不足の人です。

    日頃あまり運動をしていない人がかく汗には、疲労物質である乳酸が含まれています。その乳酸とアンモニアが排泄されることでくさい臭いが発生しているのです。その臭いを抑えるためには、乳酸を減らす必要があります。乳酸を減らすために、日頃から汗をたくさんかくようにしましょう。

    分解される皮脂や酸化される皮脂を減らす

    臭いが発生する原因には皮脂が多く関わっています。そんな皮脂を減らすことも臭いを抑えるために必要です。皮脂は本来、バリア機能として肌を乾燥や外的刺激から守る働きがあります。

    しかしその皮脂が何らかの理由で過剰に分泌されることがあります。その余分に排泄された皮脂が酸化することで臭いが発生するのです。増えすぎてしまった皮脂を減らして、正常な皮脂の分泌量に戻れば臭いを防ぐことができます。

    活性酸素を抑制して過酸化脂質を減らす

    加齢臭の原因であるノネナールを無くすためには、過酸化脂質を減らしましょう。過酸化脂質を減らすには脂肪を減らすことが大切です。また、過酸化脂質は活性酸素によって脂質が酸化されることで発生します。その活性酸素を抑制できれば過酸化脂質をさらに減らすことができるのです。

    活性酸素はたばこの喫煙や大量の飲酒などによって発生します。そのため、一日のたばこの喫煙量やお酒を飲む頻度を減らすように心がけましょう。

    顔の臭いを消す対応法

    脂肪分や糖分を控える

    顔が臭いを発生する原因は皮脂の過剰分泌が関係します。皮脂の過剰分泌が起きている原因はさまざまですが、そのような肌のことを脂性肌といいます。脂性肌になる原因の一つは偏った食生活にあります。

    お肉や脂っぽいものなどの脂肪分の取りすぎに注意が必要です。またケーキなどのお菓子の食べ過ぎも糖分が多いため、取りすぎると体内で脂肪へと変化されます。それらは、皮脂を作り出す原料であるため、皮脂の分泌を促してしまい脂性肌を悪化させてしまうのです。食生活を見直して体の内から臭いを抑えるようにしましょう。

    クエン酸や抗酸化物質を含む食材を食べる

    臭いを抑えるのに効果的な食べものは、クエン酸や抗酸化物質を含む食材です。クエン酸には、乳酸やアンモニアの発生を抑える働きがあります。クエン酸を含む食べ物といえば、レモンや梅干しなどの酸味が強い食べものが多いです。

    また、抗酸化物質は活性酸素を減らす働きがあります。抗酸化物質といわれる食材はポリフェノールを含む赤ワインや茶葉などです。ポリフェノールにはカテキンやタンニンなどの強力な抗酸化作用のある成分が含まれています。それらは即効性はありますが持続力が弱いです。そのため、継続して摂取するようにしましょう。

    食物繊維を摂取する

    アンモニアなどを発生させる原因はたんぱく質にもあります。腸の中でたんぱく質が悪玉菌によって分解されます。すると腐敗してアンモニアが発生するのです。

    それを防ぐためには、善玉菌を増やし臭いの原因となる物質を体外に排出することが必要です。そのために食物繊維を摂取しましょう。食物繊維を多く含む食材はゴボウやブロッコリーなどがあります。

    ストレスを溜めない

    ストレスを溜め込むとくさい臭いが発生することがあります。緊張や興奮などの強いストレスを感じたときに、自律神経が乱れることが原因です。自律神経には交感神経と副交感神経があります。ストレスによって活発化するのが交感神経です。

    交感神経が活発になるとその刺激によってアポクリン腺からの汗の分泌が増えます。アポクリン腺から出る汗は臭いの強い汗といわれており、その影響で体臭が強くなるのです。

    サプリメントを活用する

    臭いを抑えるために、食生活を変えるといっても簡単ではありません。無理な食生活は継続が難しく、ストレスを溜める原因にもなります。それでは、臭いをより悪化させてしまう可能性があるのです。

    そんな人は、サプリメントを活用しましょう。自分が一体どんな臭いなのかがわかっていれば、その原因もおのずとわかるはずです。あとは、その原因に効果がある成分をサプリメントで摂取しましょう。そうすることで、ストレスを溜めることなく臭いを抑えることができます。

    適度な運動で酸素を取り込む

    適度な運動で酸素を取り込むことで脂肪を減らし、良い汗を流しましょう。酸素を取り込む運動とは、有酸素運動のことです。その有酸素運動を臭い対策として行うときには気を付けてほしいポイントがあります。

    まず有酸素運動の中でも体に負担が少ない運動をするようにしてください。日頃あまり運動をしていない人が急に運動をすると、酸素を取り込みすぎてしまい活性酸素が増えてしまうのです。また、疲労物質である乳酸やアンモニアの分泌を促してしまうことにもつながります。

    臭いを抑えるためには、軽めのエクササイズやウォーキングをなどを取り入れるようにしましょう。

    皮脂をキレイに洗顔する

    顔の臭いは皮脂による汚れや雑菌の繁殖が原因です。その皮脂をキレイに洗顔することで外側からの臭い対策に努めましょう。洗顔をするときはしっかり泡立てて、Tゾーンなどの皮脂の分泌が多い部分を中心に洗うと効果的です。しかし、洗浄力の強すぎる洗顔料や力いっぱい肌をこすりつけるような洗い方は控えしましょう。そのような洗顔は皮脂を取りすぎてしまい過剰分泌を引き起こしてしまいます。洗顔は優しく丁寧に行うようにしてください。

    化粧水などで肌の乾燥を防止する

    洗顔で肌を綺麗にしたあとはしっかり保湿をしておきましょう。肌が乾燥しているとうるおいを与えるために、皮脂の分泌が促されます。それが皮脂の過剰分泌につながるのです。そレを防ぐために、化粧水や乳液で肌を保湿して乾燥を防止してください。

    皮膚科や病院にかかる

    顔の臭いがどうしても消えず不安なときは、皮膚科や皮膚専門の病院にかかるのをおすすめします。まれに、脂漏性皮膚炎などの病気の可能性があります。そのため、一度きちんとした診断を受けに病院に行ってみるのも大切です。診断によって自分の症状をより詳しく知ることができれば、正しい対処をすることができます。

    効果的な消臭成分

    植物から抽出されるスメルナ―ク

    スメルナークとは、木が放出するフィトンチッドという100%天然の植物成分から作られた消臭液です。スメルナークには、くさい臭いだけを消臭してくれるという特徴があります。果物や花などの植物本来が持つ心地よい香りは消さないのです。スメルナークはサプリメントとして販売されていることが多いので、取り入れやすいですよ。

    柿の成分の渋柿エキス

    渋柿エキスは、ポリフェノールやタンニンなどの抗酸化物質を含んでいます。そのため、活性酸素の抑制に効果があるのです。また、柿渋エキスには殺菌効果があります。体臭がキツくなる原因の一つは、雑菌の繁殖です。柿渋エキスの殺菌効果でその菌の繁殖を、抑えることができます。

    茶抗酸化物質も含むカテキン

    消臭剤などにもよく用いられているカテキン。カテキンには、臭いの成分と混ざり合うことで中和する働きがあります。そのため臭いの元を絶つことができるのです。また、殺菌効果や抗酸化作用もあるため、臭いの元となる菌の繁殖や酸化も防いでくれます。

    顔の臭いを抑える洗顔料

    天然美人 ベイビースキンソープ 80g

    顔の臭いを外側から直接消臭するためにおすすめの洗顔料を紹介します。

    まずは、天然美人 ベイビースキンソープ 80gです。こちらは固形石鹸タイプで、顔だけではなく体全身に使うことができます。また、クレンジングや泡パックも行うことができるのでこれ1つで毛穴ケアも簡単です。そのため、何度も繰り返し顔をすすぐ行為が減るので、肌への負担を抑えることにもつながります。

    ラブエル デリケートケアソープ 100g

    ラブエル デリケートケアソープ 100gは、デリケートゾーン専用の石鹸ですが、顔や全身にも使うことができます。デリケートゾーン専用であるため、とくに肌へ配慮して作られています。ヒアルロン酸やシアバターなどの10種類の天然由来ハーブエキスが配合されているのです。それらの有効成分をコールドプレス製法でしっかり石鹸に閉じ込めています。そのため黒ずみやにおいを抑えながらも保湿効果が高いのです。

    ユゼ薬用スキンケア からだのにおいを防ぐ薬用石? 110g

    ユゼ薬用スキンケア からだのにおいを防ぐ薬用石? 110gは、臭いの元を吸着して洗い流してくれる薬用デオドラント石鹸です。この石鹸には、葉緑素とフラボノイドという殺菌効果に優れた成分が配合されています。その効果によって、臭いの原因となる菌を殺菌し臭いの発生を防いでくれるのです。

    リアルメイト 柿渋石? 100g

    リアルメイト 柿渋石? 100gは、茶カテキンや柿タンニン、ユーカリエキスが配合されています。この3つには、ポリフェノールが含まれており、抗酸化作用に優れています。また、ユーカリエキスは保湿力も高いので臭いをケアしながら肌を潤してくれるのです。ユーカリ以外にも、ヒアルロン酸やスクワランなどの保湿成分も含まれている肌に優しいアイテムです。

    エコーレア 美顔石けん 100g

    エコーレア 美顔石けん 100gは、5津の植物エキスが配合されています。そのため、洗い上がりがすっきりとしているのに、肌はつっぱりません。そして、備長炭とクレイの力で肌の汚れや古い角質をしっかり除去します。

    自然ごこち 茶洗顔石けん 80g

    自然ごこち 茶洗顔石けん 80gは、天然うるおい成分である京都宇治茶エキスが配合されています。そのエキスには、カテキンやサポニンなどのさまざまな成分が含まれているのです。それらは抗菌・抗酸化作用に優れており、天然洗浄作用もあります。この効果によって臭いの元を抑えてくれるのです。

    自然ごこち はちみつ洗顔石けん 80g

    自然ごこち はちみつ洗顔石けん 80gは、先程紹介した自然ごこちシリーズの1つです。この石鹸にはあかしあはちみつとローヤルゼリーが天然うるおい成分として配合されています。それらは保湿効果が高く栄養素や有効成分を多く含んでいるため美肌効果も期待できるアイテムです。

    ハーブ研究所 なでしこデオソープDX 植物由来のデオドラントソープ 80g

    ハーブ研究所 なでしこデオソープDX 植物由来のデオドラントソープ 80gは、体臭を抑えることを目的として作られた全身用の固形石鹸です。厳選された素材から抽出された和漢エキスが配合されています。鉱物油や着色料を使用していない肌に優しいアイテムです。

    スキンケアだけでなく内側からも改善していこう

    顔の臭いを抑えるための対応法や洗顔料の紹介は以上になります。いかがでしたでしょうか?臭いを消すために、洗顔などのスキンケアを行うことは大切です。

    しかしそれだけでは、臭いを完全に抑えることはできません。顔の臭いを抑えるためには、その臭いの元を作り出さないようにしましょう。そのために、今回紹介した臭いに有効な成分を取り入れた食生活や運動などを行ってみてください。臭いに打ち勝つためには、外側からだけでなく内側からもしっかり改善していきましょう。

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