肌断食で元のキレイな素肌へ。不安にならないための正しい始め方

2017.08.04

肌断食で元のキレイな素肌へ。不安にならないための正しい始め方

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

毎日のスキンケアやメイクを一切やめてしまうという「肌断食」が話題になっています。この肌断食にはさまざまな方法や種類があります。まずは正しい始め方を知ることが大切です。自分の肌にあったやり方を選び、無理なく始めてみましょう。

INDEX

目次

     

    肌断食の基礎的なポイント

    メイクで酷使している肌を休ませる美容法

    肌断食とは、今まで毎日行っていたメイクやスキンケア一切をやめて、肌を休ませるという美容法です。きちんとスキンケアをしているのに、肌トラブルに悩まされることってありますよね?肌をキレイにするはずのスキンケアが実は、肌に大きな負担をかけていることもあります。肌断食は、肌本来の持つ保湿力を活かし、何もしないでキレイな素肌を保つ、肌にとても優しい美容法です。

    多くの有名人や美容家が実践している

    肌がキレイだなと思う有名人や、美容家の間で実践されていることもあって、注目されているのが肌断食です。テレビや雑誌で注目を集めていると、興味を持つ方も多いと思います。肌の透明感や効果が目に見えてわかると、実践してみたくなりますね。肌が生まれ変わったという口コミも多く聞きます。

    肌トラブルの多い人ほど効果を実感できる

    敏感肌、ニキビ肌、オイリー肌のような、お肌にトラブルの肌質の方が、肌断食をするとどうなるのでしょうか?肌トラブルがあるということは、スキンケア商品の成分によって、刺激を感じている場合があります。そのため、肌トラブルが多い方ほど、刺激となるものを控えたほうがよいでしょう。

    肌を休めることで、よい効果が実感できる場合もあります。ただし、乾燥肌の場合は乾燥が悪化する場合があります。保湿が必要な場合は、しっかり保湿をし、肌トラブルを防ぎましょう。

    色々なやり方や考え方が存在する

    肌断食といっても、やり方はさまざまです。基本的には水洗顔のみ、という肌断食の方法もあれば、必要に応じて化粧水などで保湿をすることがOK、という肌断食法もあります。また、部分的に薄いメイクならOK、という肌断食法もあります。最初から肌断食をやることが抵抗のある方が多いと思いますが、無理をせずご自分の生活にあった方法で、続けて行えることが大切です。

    肌断食の種類

    一切何もつけない完全な肌断食

    肌断食にもいくつか種類があります。肌に何もつけない、負担をかけることをしないということが、肌断食の基本です。ほぼ毎日すっぴんで過ごすことで、肌本来の素肌に回復させます。メイクをしなくても、生活できる環境の方にはおすすめです。肌のことをきちんと知り、かなりストイックに、やりきらなければいけません。断食をやり始めた頃に、つらい肌荒れが起こることもありますが、この時期を乗り越える必要があります。

    寝ている時だけ何もつけない夜の肌断食

    寝ている間は肌細胞も回復力が高まります。寝ている間だけ何もつけないのが、夜の肌断食です。いきなり完全には肌断食をするのは難しい、という方におすすめです。仕事でどうしても、メイクをしなければならない方も多いと思います。そういう方は、日中のメイクを少しずつ薄くしながら、夜のスキンケアも徐々に減らしていくと良いでしょう。

    休みの期間だけ何もつけない週末プチ断食

    普段は普通にメイクやスキンケアをしますが、休みのときだけ何もつけないというのが、週末プチ断食です。休みの日にだけ集中して断食ができます。週末の数日だけですので、完全な肌断食に比べると、効果は低いかもしれません。スキンケアの方法や化粧品を、肌に負担がかからないものを選びながら行っていきます。

    自分の生活スタイルに合わせて実践する

    できる方は、基本の肌断食から始めることをおすすめしますが、いきなりは抵抗があったり、生活上難しい方も多いと思います。重要なのは継続して行えることなので、自分の生活スタイルに合わせて、やり方を選ぶのも大切です。最初は夜だけをメインにし、慣れてきたら週末の何日かだけをやってみるのも良いかもしれません。徐々にステップアップしていくとよいでしょう。

    肌断食に挑戦することで期待できるメリット

    小短期間で肌を健康な状態にできる

    肌は日々ターンオーバー(肌の再生)を繰り返しています。毎日のスキンケアやメイクをすることは、少なからず肌には負担や刺激を与えているので、間違ったスキンケアを続けてしまうと、ターンオーバー(肌の再生)が乱れてしまいます。そこで肌荒れやニキビなどの肌トラブルが起きてしまいますが、肌断食をすることで、肌本来の健康な状態に整わせることができるのです。

    肌が内側から潤ってハリが出る

    肌のハリには、皮膚の奥にあるコラーゲンやセラミドが大切です。皮膚の角質層にある水分と、皮脂のバランスが整えば、肌が内側から潤ってハリがでるようになります。肌断食をすることで、肌がもっている本来の力だけで、必要とされるうるおいをキープし、余分な皮脂を出すという状態になるのです。そうして肌のバリア機能が整ってくると、自然と肌にハリと弾力が蘇ってくるでしょう。

    適度に皮脂が分泌されて乾燥知らずに

    スキンケアの基本では乾燥肌の場合には、化粧水や乳液で保湿をしますし、脂性肌の場合は、油分を控えたスキンケアをしているかと思います。肌というのは、水分と脂分をバランスよく保とうとする働きがあるので、スキンケアをするとどうしても皮脂を分泌したり、しなかったりという働きがでてきます。何もつけないということは、肌本来の適度な皮脂が分泌されるようになるため、乾燥知らずの肌になっていくのです。

    毛穴が引き締まり角栓ができにくくなる

    肌断食をすると、スキンケアやメイクはしなくなるため、肌の呼吸がスムーズになります。肌に余計なものをつけないことで、肌の新陳代謝が上がり、肌の再生(ターンオーバー)も整うでしょう。今までスキンケアやメイクで、毛穴に詰まっていた汚れやカスがなくなっていくでしょう。

    お肌も乾燥しなくなり、余分な皮脂が減ることで、毛穴の角栓ができにくくなるのです。毛穴がキレイになると、毛穴も目立たなくなりますので、キメの細かい透明感のある肌に戻っていきます。

    シワやたるみが目立たなくなる

    化粧品に含まれる油分は、肌のセラミドを減少させ、乾燥を招き、シワやたるみを起こさせます。化粧品を肌につける際にも、肌には摩擦という刺激が加わりますが、このとき肌の角質層も傷つけてしまっているのです。そこから乾燥が始まり、毎日の刺激が加わり増え続けることで、シワやたるみになっていきます。そこで肌への摩擦や刺激を減らすことで、シワやたるみも目立たなくなっていくでしょう。

    肌のトラブルが起きにくくなる

    肌断食を始めた頃は、ニキビなどの肌トラブルが起きる場合があります。これは、肌が元に戻るときに起こる、好転反応が起きている場合があるからです。ニキビなどの肌トラブルは、皮脂の過剰な分泌によって起こりますが、この時期を乗り越えて、肌断食を続けていくと、肌は自分の力で再生(ターンオーバー)をするようになります。そうなると、肌が自ら皮脂の分泌を整えるようになり、ニキビが起きにくい肌に生まれ変わりるのです。

    化粧品代がかからない

    肌断食を始めると、今までスキンケアに使っていた、クレンジングや洗顔料、化粧水、美容液、乳液などにかかっていた化粧品代が一切かからなくなります。1ヶ月にかかる化粧品代は意外と多いものです。商品によっては、何万円とかかることもあります。肌断食では化粧品は使わないため、その分のお金が違うことに使えるようになりますので、肌断食はお財布にも優しいといえます。

    スキンケアに使っていた時間が自由になる

    毎日のスキンケアは、やり方や化粧品によって、かなり時間を取ってしまっていることがあります。肌のすみずみまで丁寧にスキンケアを行うことは、本当に時間がかかることなのですが、それが朝晩の2回となる方がほとんどだと思います。

    肌断食を行うと、今までかかっていたスキンケアの時間が、ほぼいらなくなるのです。今までに費やしていたスキンケアタイムに、何か他のことができるようになりますし、この自由な時間は、大きな余裕につながることとなるでしょう。

    肌断食のデメリット

    メイクを楽しむ時間が無くなる

    肌断食を始めると、メイクをしなくなるので、それまでメイクを楽しみながらしていた方にとっては、少し寂しくなるかもしれません。肌断食がある程度落ち着いてきたら、少しのメイクでも、お肌がとてもキレイに仕上がります。本来のキレイな肌に戻った自分を想像しながら、肌断食を続けてみるということもおすすめです。

    本当に肌に良いのか精神的に不安になる

    肌断食は本当に良いのか?不安からスタートする方もいらっしゃると思います。乾燥や日焼けなどの不安や、やってみてよいものだろうか?といった不安まで、肌が変わるまでの期間に不安になることがあります。肌断食をやり始めの頃は、肌トラブルが出る場合もあるかもしれませんが、段階的に乗り越えていきましょう。

    シワができやすくなり老け顔になる

    シワをできにくくするために、保湿のための化粧水や美容液をつけたり、日焼け止めをしたり、今まではいろいろな化粧品をつけていたと思います。肌断食では、その一切をやめてしまうので、乾燥からシワができてしまい、老け顔になったという方もいらっしゃるかもしれません。その場合の乾燥対策もありますので、きちんと行っていくと良いでしょう。

    紫外線の攻撃を直に受けてしまう

    肌断食では肌に何もつけないということで、日焼け止めも塗ってはいけないということになります。長期の肌断食では、肌の大敵である紫外線は、心配の元です。肌断食の期間は、なるべく外出を避けたり、帽子やサングラス、マスクなどで、紫外線から肌を守る対策も行いたいところです。

    肌断食をするのは控えた方がいい人

    生まれつき肌の弱い人

    生まれつき肌の弱いタイプの方や、敏感肌の方も肌がデリケートになっているため、無理な肌断食をすることで、肌トラブルを悪化させてしまうことがあります。また、好転反応も強くでてしまったり、肌トラブルを長引かせてしまう恐れがあります。生まれつき肌が弱いということは、リスクがあるということは心得ておきましょう。

    医療機関で肌の疾患の治療を受けている人

    アトピー性皮膚炎やアレルギー体質の方も、肌の水分(セラミド)が少ないという傾向にあります。デリケートな肌を悪化させる、メイクやスキンケアは、やめた方がよいといえますが、無理な肌断食はおすすめできません。治療として保湿をしないといけない場合、肌断食をすることで失敗してしまうこともあります。自分の判断で肌断食をする前に、皮膚科医に相談してからにしましょう。

    メイクがしたいという欲求の強い人

    肌断食は、スキンケアやメイクなど、肌に何もつけないことで肌を健康にする美容法です。メイクがしたいという、欲求の強い方には向いていません。また、濃いメイクやしっかりとメイクをする職業の方も、不向きかもしれません。ただし、夜だけ断食や週末プチ断食の方法で、自分の生活に合ったやり方を考えると良いでしょう。

    仕事上すっぴんでいることが難しい人

    仕事上どうしてもメイクをしなければならない方、すっぴんで過ごすことが難し方も、肌断食は向いていないでしょう。仕事をしていると、すっぴんが失礼にあたることもありますので、どうしてもメイクをしないといけない場合があります。仕事上だけのメイクであれば、夜だけ断食や週末プチ断食の方法で、行うことも可能でしょう。

    肌断食を始めるためのステップ

    ファンデーションをパウダーに替える

    今まできちんとスキンケアやメイクをしていた場合、いきなりすっぴんになることは、大きな不安や抵抗があります。肌断食を始めたからと、すぐに肌が元の健康な状態になるわけではありません。まずは、ファンデーションをパウダーに替えてみましょう。

    リキッドファンデには、油分や界面活性剤が含まれているものがあります。この油分や界面活性剤は、肌バリアを壊し角質内に付着します。毛穴をしっかりと埋めてしまうので、メイク上では便利な役割をしますが、肌への負担は大きくなります。なるべく軽くて薄くつけられる、ミネラルやパウダーファンデに替えるのがおすすめです。

    洗顔を純石鹸に替える

    いきなり水洗顔ではなく、無添加の純石鹸を使って顔を洗いましょう。純石鹸は、石鹸素地だけで作られたシンプルな石鹸です。肌に優しいので、肌バリアが壊れにくく、洗顔後もつっぱり感がありません。純石鹸は成分として「脂肪酸ナトリウム」または「脂肪酸カリウム」「せっけん素地」と表示されています。
    ▼さらに詳しい解説はこちら
    無添加仕様の石鹸で洗顔をしよう。嬉しい自然由来のメリットとは

    乳液やクリームをやめる

    スキンケアをする際に保湿にはかかせない、乳液やクリームですが、肌断食では必要がなくなります。乳液やクリームに含まれる成分が、角質層を破壊してしまい、肌の持っている保湿機能をなくしてしまうからです。化粧水をしたあと、必ず行っていた乳液やクリームですが、塗り重るほど肌には負担になります。いきなりやめられない場合は、まずはクリームからやめていきましょう。

    美容液をやめる

    美容液にも保湿成分や美白成分など、肌をキレイにする成分が、たくさん配合されています。スキンケアにおいては、肌の調子を整えるために使用しますが、美容液にも界面活性剤が含まれているものがあります。乳液やクリームと同じで、肌の負担になりますのでやめましょう。

    化粧水の量を減らす

    化粧水は洗顔後の肌に、しっかりと保湿をするために使います。乳液やクリームは、油分や界面活性剤が含まれることもありますので、肌断食を行う過程では少しずつやめていき、最後に化粧水を減らしていくとよいでしょう。

    肌にうるおいを与えてくれるといわれる、ヒアルロン酸やコーラゲン、セラミドといった成分であっても、時間の経過とともに蒸発します。肌にとって大事なことは、水分量を増やすことよりも、バリア(うるおいを守る)機能がすこやかで整っているということです。

    徐々に減らしていき最後は水洗顔だけの常態に

    今まで使っていた基礎化粧品を徐々に減らしていき、次はつける量も減らしていきます。少しずつ慣れていき、肌トラブルも減ってきたら、完全に肌断食に切り替えましょう。純石鹸と少量の化粧水から一気に、水洗顔と保湿なしのすっぴんです。

    必要に応じてワセリンを使ってもOK

    基本は何もつけないことですが、必要に応じて乾燥した部分には、ワセリンを少量使います。べっとり塗るのではなく、薄く保護する程度に塗りましょう。このときに使うワセリンは、ワセリンの中でも純度が最も高い、白色ワセリンを使いましょう。白色ワセリンは、ドラッグストアやネット通販などでも気軽に購入することができます。

    肌断食の経過で起きる副作用の特徴と原因

    肌の状態が悪化する

    肌断食を始めてからしばらくすると、肌の状態が悪化したかのようになります。肌断食では、化粧水や美容液を使わなくなるので、肌の状態がそのまま出てしまいます。このとき乾燥した肌は、ボロボロでカサカサした状態になるでしょう。もしかすると細かいシワが、目立ってくる場合もあります。

    今までスキンケアで肌にたくさん塗り重ねていた状態から、まったく何もつけない状態になると、最初は悪化したのでは?と驚いてしまいます。しかしこれが、自分の今の肌状態だと、まずは受け止めることです。

    角栓が大量に発生する

    肌断食を始めると、肌がザラザラしてきますが、これは大量にできてしまった角栓です。角栓は角質層の中の細胞と、皮脂が混じり合ってできたものです。肌の再生(ターンオーバー)が起こるときに、角栓はできます。角栓そのものは肌に悪いものではなく、毛穴の中に汚れや細菌などの、侵入を防ぐ役割もしています。

    肌断食を始めた頃は、肌の角質層も整っておらず、バリア機能も低下してしまっています。肌が健やかな状態になれば、この角質も自然と剥がれ落ちていきますが、途中ではザラザラとした角栓が大量に留まることが起こります。

    一時的なものでいずれは落ち着く

    肌断食の経過で一時的見られるのが、肌の悪化症状です。一時的な症状には、皮膚の乾燥をはじめ、ヒリヒリ感やほてり、皮がむける、粉がふくといったことが見られます。これは肌の悪化とも見えますが、実は本来の肌状態です。メイクをすることで、肌はキレイに見えるものです。肌断食をすると見えてくる一時的な症状は、直視すると辛いですが、きちんと続けて行くことでいずれは落ち着きます。

    肌が変化している兆しの好転反応

    スキンケアをいきなりやめると、乾燥したカサカサ肌やごわつき、ボロボロ感、角栓が目立つなどの症状が現れます。乾燥して一見荒れたような肌を見ると、失敗したと思いがちです。好転反応は、肌が元のキレイな素肌になっていく過程で、一時的に悪くなったような症状が起きます。肌のバリア機能が、回復している証拠だといえるでしょう。

    バリア機能が回復するまで我慢が鉄則

    今までのスキンケアやメイクによって、肌はたくさんのダメージを受け続けてきました。肌がダメージを受けるときに一番傷つくのは、肌のバリア機能です。ごまかすために保湿や美容液、メイクで隠したりすることで、更に肌状態を悪くしていました。肌断食をすると自然の肌の力で、バリア機能が回復していきますので、自分の肌力を信じて待ちましょう。

    肌断食中の紫外線対策

    外出を控えて家で過ごす

    肌断食中の心配事の1つは、紫外線対策です。紫外線に当たるのがよくないといっても、全く日光に当たらない生活は、体にはよくありません。しかし必要以上に紫外線に当たるような場所に、わざわざ行く必要はありません。出かける場合は、日陰を選んで歩くとよいでしょう。特に昼間は外出を控えて、紫外線量が減る時間帯(14時以降)を選んで、出かけるようにしましょう。

    遮光カーテンを活用する

    家の中で過ごしていても、紫外線は入ってきます。カーテンを遮光カーテンに替えるなどの工夫をしておきましょう。最近では、窓に紫外線をカットする加工が施された、フィルムシートを貼ることでも、紫外線の侵入を防ぐことができます。遮光カーテンよりは、室内の明るさが遮られることがなくよいでしょう。

    なるべく長袖で過ごす

    長時間外出する場合などは、夏でもなるべく長袖を着て、紫外線対策をすることが基本になります。日焼け止めを塗れないので、肌を直接紫外線に当てないことが大切です。洋服も黒に近い色のほうが、紫外線を通しにくいといわれています。着る素材も綿がよいでしょう。綿は紫外線を通過させにくい性質がある上に、紫外線を吸収しませんし、汗の吸水性もよいといわれています。

    何もつけないという鉄則を守る

    紫外線=日焼け止めという考えが、身についていると思います。しかし、肌断食の期間は、日焼け止めさえも肌には負担になります。日焼け止めにもまた、肌にトラブルを起こさせる界面活性剤の成分が入っていて、肌のバリア機能を壊してしまうためです。外出はしなくてはなりませんが、何もつけないという鉄則を守ることが、元のキレイな肌に戻るための近道になることでしょう。

    日傘や帽子で対応する

    夏場以外でも外出するときは、日傘や帽子をかぶって出かけましょう。帽子はツバの広いものを選ぶのがポイントです。日傘や帽子の色は、黒に近いほど紫外線を通しにくいです。ただし、日傘や帽子をかぶっても、地面からの紫外線の反射を防ぐことは、なかなか難しいもの。その場合はマスクや顔を隠せるような布製品を身につけることも一つの手です。

    肌断食中の生活で気をつけたいこと

    良質な睡眠をとる

    キレイな肌をつくることは、外から整えていくことだけではありません。肌は寝ている間に再生します。反対に睡眠不足になると、肌の再生(ターンオーバー)を遅らせ、肌の調子が悪くなり、肌が早く老化してしまいます。肌のくすみや、皮脂の過剰な分泌、毛穴が開くといったトラブルは、睡眠不足でも起こります。

    肌断食中は特に、肌の調子が現れやすいため、良質な睡眠を取れるように心がけましょう。キレイな肌は、寝ることで作られることを自覚して、最低でも6時間以上は寝ることをおすすめします。そして肌のゴールデンタイムと呼ばれる、眠りについてからの3時間は、キレイな肌をつくるために大切な時間帯です。ゴールデンタイム中に、肌は再生をしますので、この時間帯にはぐっすりと気持ちよく眠れるように、毎日の眠りのサイクルを整えていきましょう。

    運動やお風呂で汗を流す

    運動やお風呂で、健康な汗を流すということも、肌にとってよいことです。お風呂でしっかりと温まると、じわっと汗がでてきます。この汗と皮脂が混ざりあうと皮脂膜になり、お肌のうるおいを保ってくれます。汗をかくことは、老廃物を排出している、ということでもあります。運動やお風呂に入って、体から汗とともに悪いものを出し、肌を保湿させるということは、キレイな肌に近づくことなのです。

    アロマなどでストレスケアをする

    ストレスは肌の大敵です。仕事や生活のストレスはもちろんですが、スキンケアやメイクをしないことで、ストレスになっていくこともあります。ストレスケアを簡単にできるのが、アロマです。アロマの香りを嗅ぐことで、脳に直接刺激が届き、リラックスできるという簡単な方法です。

    アロマテラピーは、ストレスを感じたり、眠りに就く前の時間帯に行うとよいでしょう。自分の好きなアロマオイルの香りを炊いてみたり、テッシュに数滴垂らして、枕にしのばせておいたりしてもよいでしょう。アロマは人それぞれ心地のよい香りが違います。自分好みの香りだなと思うものを選んでください。

    アルコールやタバコはやめる

    アルコールやタバコは、ストレス発散になることもあります。しかし肌断食中は、肌にとってよくないものになります。アルコールは、肝臓で分解されるときに、大量のビタミンCを必要としますので、控えた方がよいです。タバコは、タールやニコチンという有害物質が体内に溜まります。体に必要な栄養素やビタミンの吸収が阻害されたり、血管を収縮させますので血行不良にもなります。肌の再生のためにもよくありません。

    こまめに水分を補給する

    うるおい肌になるためには、水分の摂取はとても大切です。スキンケアで保湿をすることはありませんが、水を飲んで肌や体に水分を届けることは、一番にしてほしいことです。喉が渇いたと感じた頃には、すでに乾燥が始まっています。一日に成人が必要な水分摂取量は、2リットルくらいです。乾きを覚える前に常に水分は補給をしておくことで、肌の乾燥も防ぐことができます。

    美肌に欠かせないスキンケアアイテム

    肌断食が終わった後のメイクの仕方

    徐々にスキンケアを戻していく

    肌断食が終わったら、すぐに元のスキンケアに戻してしまうのは、肌によくありません。断食後は、肌がキレイになり、自分の素肌がどういった肌質なのかがわかる時期です。せっかく素肌がキレイになっているのですから、スキンケアをするのであれば、徐々に戻していくほうがよいといえます。そのときの自分の肌質によって、無理なく使うものを選んでいきましょう。

    ファンデーションはなるべく使わない

    肌断食後は肌のバリア機能も正常に戻り、肌の再生(ターンオーバー)も整った肌になっていることと思います。毛穴もキレイになっている状態です。そこにファンデーションを使ってしまうと、毛穴にまた皮脂や汚れを溜めることにもなります。ファンデーションには、界面活性剤が配合されているものもありますので、肌への負担にもなります。終了後はなるべく使わずに過ごしましょう。

    オイルフリーで界面活性剤不使用の化粧品を使う

    化粧品の油分や界面活性剤というのは、肌への刺激になりトラブルの元になります。肌断食後に使う化粧品は、なるべく肌に刺激とならない成分が入っていないものを選びましょう。肌にプラスすることを考えるよりも、まずはオイルフリーで界面活性剤不使用のものを選ぶとよいでしょう。

    擦らず簡単に落ちるものがベスト

    洗顔で肌を擦ってしまうと、摩擦によって肌の余分な保湿成分や、皮脂まで落としてしまいます。また、擦り過ぎると、肌のバリア機能が壊れやすくなり、うるおいやキメが保てなくなってしまいます。せっかくの肌断食の後に、わざわざ肌を痛めつけるような行為はやめましょう。メイクをした場合は、擦らずに簡単に落ちる、ミネラル成分の化粧品がおすすめです。

    ミネラル成分の化粧品に替える

    ミネラルファンデーションは、肌に優しく刺激のない、ミネラルだけで作られたファンデーションです。優しい成分なので、つけていても肌に負担が少なく、クレンジングが不必要なので、肌に摩擦をかけることもありません。ミネラル成分配合の化粧品は、肌断食後にメイクをする場合は、おすすめのファンデーションです。

    添加物を減らして肌の健康を維持しよう

    今まで肌によいと思って行ってきたのが、日々のスキンケアやメイクです。化粧品に含まれる、添加物のさまざまな成分が、肌にはかなりの負担をかけてきました。肌はスキンケアで保湿するものだと、思っていた方がほとんどだと思います。しかしその正反対に、何もつけないことが、肌にとっては一番のスキンケアだということがわかりました。

    肌のバリア機能が戻ると、必要以上にスキンケアをして保湿をすることもなくなります。肌にプラスのスキンケアよりも、減らす肌断食によって、肌本来の機能を取り戻すことができます。これからは、肌に必要のないスキンケアはいりません。自分の肌の力を信じて、今後は有害な添加物を減らし、健やかな肌を維持していきましょう。

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