目次
普段噛んでいるガムで二重あごを解消
二重あごの原因は表情筋とリンパ
まずはどうして二重あごになってしまうのか見ていきましょう。
二重あごの原因は表情筋とリンパにあります。
表情筋は顔の筋肉のことで、使用しないでいると衰えてたるみの原因となります。顔がたるむことで二重あごになりやすくなり、顔全体も老けて見える要因となります。
柔らかい食べ物ばかり食べていると、あまりあごを使わなくなり、表情筋が衰えやすくなります。また、スマホの普及で、下を向いてじっとしている時間が増えたこと、会話よりもメールやラインといった文字のやり取りが増え、あまり顎を使って話さなくなっていることなども、筋力の衰えにつながっています。
また、顔の筋肉の使用量が減ることで、リンパも滞りやすくなり、顎のたるみにつながるのです。
二重あごになりやすい骨格
また、どうしても二重あごになりやすい骨格というものもあります。肩こりがひどく、姿勢が悪く、身体が前のめりになっている人には二重あごのケースが多くみられます。
こういった骨格が原因の二重あごの場合はたるみが加わることによってさらにひどい二重あごになりやすいため、しっかりと対策する必要があります。
ダイエットで取れにくい理由
二重あごがダイエットでなかなか改善されない理由は、原因が脂肪だけではないことにあります。二重あごの原因として、太りすぎによる脂肪は確かに大きいですが、近年の二重あごに悩む方は必ずしも太っている方だけではありません。
痩せているのに二重あごのケースでは、筋力低下によるたるみと骨格のゆがみなどが原因である場合が多いのです。
そして、これらはダイエットによって解消できない原因であるため、あごの筋力を鍛えるといった別の対処法が必要になります。
痩せているのに二重あごになっているので、詳しく原因を知り改善をしたいという方には以下の記事がおすすめです。効果的な解消法ですっきりフェイスになるための方法について詳しく解説しています。

ガムを噛んで二重あごを改善
ガムを噛んで顔の筋肉を動かす
あごの筋肉を鍛えるのに非常に簡単で、よい方法があります。それはガムを噛むことです。
ガムは低カロリーで数粒噛む程度では体重増加を気にする必要もありませんので、ガムを噛むことを習慣づけることは、顔の筋肉を動かし鍛える非常に良い方法であるといえます。
また、ガムは空腹を紛らわしてくれるためダイエットにもおすすめです。以下の記事ではガムを活用した腹八分目ダイエットについて詳しく解説しています。
噛み方を工夫して筋肉の負担をあげる
さらに、ガムをただ噛むだけでなく、噛み方を工夫することで、さらに効果を上げることができるようになります。
例えば、筋トレのように噛んでる途中で動きを数秒キープするなど、顔の筋肉をしっかりと使う工夫をすることで、ガムを噛むことを顔の筋肉トレーニングへと昇華することができるでしょう。
噛むガムも、より噛みごたえのあるハードタイプを選ぶとより高い効果が期待できます。
表情を変えて表情筋も刺激
ガムを噛みながら表情を変えてみるのも効果的です。二重あごの改善のためには、できるだけ顔の筋肉をくまなく刺激したいので、ガムを同じ場所だけで噛まず、口のいろいろなところで噛むように工夫してみたりなど、顔全体を使えるようにしてみましょう。
噛みながら笑ってみたりすると、自然にいろいろな部分の筋肉を鍛えることができるので、おすすめです。
あごを傷めないように無理に続けない
どのようなエクササイズでもいえることですが、やりすぎて体を痛めてしまわないように注意しましょう。体を痛めてしまっては、続けることができなくなってしまいますので、もっとも気を付けるべき点といえます。
ガムを噛むことは二重あごの改善には有効ですが、無理をして1日中ガムを噛んでいると、あごを痛めてしまうことも考えられますので、ガムを噛むのは1日数粒程度にしておきましょう。
また、キシリトール配合のガムの場合は、より注意が必要です。
キシリトールには便通をよくする効果があるのですが、とりすぎるとおなかが緩くなるなどの悪影響が考えられます。キシリトール配合のガムを使用する際は特に、ガムのとりすぎに注意して、体調管理をしながら、二重あごの対策を無理なく行いましょう。
毎日少しずつ行う
以上のことからもわかるように、ガムによる二重あごの対策は毎日少しずつ行うことが好ましいです。継続することで効果も出やすくなるので、毎日少しずつしっかりと続けていきましょう。

二重あごを招く悪習慣
悪習慣は二重あごの原因
そもそも二重あごになってしまう原因となる悪習慣がいくつか考えられます。この習慣をそのまま続けていては、せっかくガムを噛んで改善を図っても、効果が出にくいため、悪習慣がどのようなものか見ていき、あてはまるものがないか考えてみてください。
うつむく姿勢が長い
現在スマートフォンの普及により、うつむく姿勢が長くなっている人が増えています。うつむいてじっと画面を見続けることで、姿勢が悪くなるばかりか、顔の下の方に肉がよりやすくなり、たるみを引き起こしやすくなっています。
顔の表情も動かないことから、表情筋が低下し、目の疲れもたまりやすくなり、リンパの流れも悪くなりやすいです。こういったことから二重あごを引き起こしやすくなり、痩せているのに二重あごという現象を引き起こしやすくなります。
口呼吸をしていて口が開きっぱなし
知らず知らずのうちに口呼吸をしていることも考えられます。口が開きっぱなしになることであごの筋力もゆるみ、二重あごの原因となります。
固いものを噛まない
日本人の食生活は変化していて、日本人はどんどん固いものを噛まなくなってきていると、いわれています。以前であれば玄米や雑穀を主食としていましたので、必然的に毎日よく噛んで食べていました。しかし、白米、さらにパンに主食が変わってきたことにより、あごを使う回数が減ってきているのです。
おやつも干しイモやするめのような噛みごたえのあるものよりも、スナック菓子やケーキのようなほとんど噛む必要のない柔らかいものの方が好まれる傾向にあります。
このため、しっかりと噛む機会が減っており、あごの筋力が弱まってしまっています。その結果、二重あごに悩む人が増えてきているのです。
猫背など姿勢が悪い
猫背などで姿勢が悪いことも原因の一つに考えられます。姿勢が悪くなり前のめりな体形になってしまうと、首のところにたるみができやすくなり、二重あごになってしまいます。
二重あごをしっかり治したいのであれば、姿勢の矯正をすることも大切です。

早く効果を実感したいなら
リンパを流すマッサージをする
ガムを噛むだけでも十分に二重あごは改善できますが、もっと早く効果を実感したい場合はほかの方法も併用して行うとよいでしょう。
まずはあご周辺のリンパを流すマッサージを行ってみましょう。あごのラインを親指の腹でぐっと押し上げるように、あごから耳へと向かって押し流していきます。両手を使ってしっかりと圧をかけて行いましょう。耳まで5回くらいリンパを流したら、今度は耳から鎖骨に向けて、リンパを流していきます。
手のひらを使って、耳から鎖骨のラインをぐっと押して下に老廃物を流していくイメージで行いましょう。あごから首筋のラインがすっきりするまで何度か行うと効果的です。
顔面エクササイズを行う
顔面のエクササイズを行うのも効果的です。顔ヨガというものがあり、顔のいろいろな悩みに対応していて、顔のコリをほぐしてくれる効果があります。顔をぐっと動かすため、あごのシェイプや二重あごの改善にも効果が期待できます。
顔面エクセサイズとして有名なのは次に解説している舌回しトレーニングですが、その他にも姿勢を正すエクセサイズやペットボトルを活用したエクセサイズなど実は多くの種類があります。これらのエクセサイズは以下の記事で詳しく解説していますので是非参考にしてみてください。
舌回しトレーニング
舌回しトレーニングを行うのも、非常に効果が期待できます。口を閉じて、歯の表面をなぞるように口の中で舌をぐるぐるまわします。疲れて後頭部が痛くなるくらいまでやるのが効果的です。
だいたい10回位を1セットとして、1日に数回程度行うとよいでしょう。
小顔になるグッズを使う
小顔になるグッズを使用してみるのもよいでしょう。顔のラインをすっきりさせるローラーやマスクなど、使いやすいものを使用してみてください。
最近は百円均一ショップにも小顔グッズが置いてあることもあるので、気軽に試しやすいですね。

毎日のガム噛みですっきり小顔に
思いのほか簡単な方法で二重あごの対策ができることがわかりましたか?二重あごの改善はなかなか1日では効果が見られませんが、継続していくことで、確実にあごのラインが変わってくるはずです。
方法は毎日ガムを噛むだけという、手軽でお金もほとんどかからないものなので、ぜひ気軽に試してみてください。
また、そのほかの方法も併用して行うことで、お悩みの改善がより早くなるかと思います。毎日続けてしっかりと二重あごを改善して、すっきりとした顔のラインを手に入れましょう。